はじまり

オート(スキュラ) 2012.10.04 [23:32]

>「ああ、了解」
>「約束、だよ!」


これで心残りもなくなった。
クルリと踵を返してエリオとラキアードの側に向かう。


「...極星の導きのあらんことを」


めずらしく、仕事の成功を神に祈った。
自分の仕事にではない。
私の手の届かぬ所を行く、二人の仲間の安全を星々の王に祈っておく。


────────────────────────────────


「ほほう、よく整理されて...」


整然と並んだ道具類も見事なら、
それを取り出すテオバルト氏も手慣れた様子であった。


>「ひとまずこれでよろしいですか」


「はい。ではこれで作業にあたります。
 ...よくあるのですか、今日のようなことは」


ふと、そう思ったので聞いてみる。

.
.
.

テオバルト氏の回した車に、道具類を積み上げる。
消耗品や小物がたくさんあるので、山の轍で跳ねていかないように縛り上げる。
なにしろ私(だけ)には時間制限がかせられているのだ。
のんびりしては居られないので、手早く荷造りをすます。


「そうそう、自分の荷物と昼食も忘れずにな。
 多分、暗くなる前には帰ってこれると思うが...」


などとエリオ達に声をかけるのは、もちろん自分が忘れないようにするためだ。
ケアレスミスと忘れ物に関しては、私はとてもエレアノールに説教できない。


────────────────────────────────


などと準備を終えてみれば、すでに時刻は竜の刻ほどになっていただろうか。
街にいれば、仕事をはじめる職人たちを見かけるような時間だ。
我々が出発するにも、ちょうど良い頃合いだろう。


「じゃあ、エリオ、ラキ。
 行こうか」


同行の二人に声をかけ、荷役馬の手綱を引いて歩き出す。
歩き出す、のだが...

...言うことも祈りも、すべて済ませたはずなのに、
どうしても気になって後ろを振り返ってしまう。

峠への道に向かう護衛隊の面々。
その中でも特に、赤と青のマフラーをした二人。
我が仲間。

一つの仕事の間別れるだけ。
終わればまた合流して元通りだというのに。
なぜだか切ない。


「格好がつかんなぁ...」


30も間際の、大の男のなんと女々しいことか。
頭を二、三度小突いて気合を入れ直し、視線を下りの道に戻す。
他人の心配をしてる暇があったら、自分の仕事に集中せねば。
...結局はそれが、仲間と合流する一番の近道なのだから。

雨にぬかるんだ山道を、慎重に降りる。
目指すはこれより1刻ほど、問題の崩落地点だ。



-PL-
特に何をするでもない繋ぎ日記なのでした。
購入・アイテムのやり取り等は無しです。


オート個人メモ

・風邪気味
・ウード&エレアノールと別れた
・二人はブラード到着後、3日間待機する予定。その後はオランに帰る。
・それまでに合流できない場合は一人で帰るハメに!
・同行者エリオ。素直そうな少年系戦士。武装がシブい。
・同行者ラキアード。末恐ろしい系戦士。大剣使い。

GM(Lain) 2012.10.04 [20:44]

「道、決まった?
 こっちは話ついたよ」

 結論が出た頃合になって、キャロラインが戻ってきた。

「染料をね、ブラードの織物市に出したいって人がいてさ」

 聞けば、そこで捌くことが目的ではなく、糸を買い付けにくる染物屋との商談に使う予定だったという話のようだ。

「で、話がうまくいけばまとまった量の取引になるってことになってたみたい。
 持ってくのは染料と染めた糸のサンプル。
 市やってるのが1週間で、中日くらいまでに街に入れないと商談ができなくなるだろうから、最悪でもそれまでに届けてほしいってさ。
 6000で請け負ったけど、市が始まるまでに届けられれば5割増で払うって」

 太っ腹だね、と言って彼女は笑った。
 彼女にとっても大きな仕事なのだろう。

「で、市が始まる3日前にブラードに入る予定だったけど、雨のせいで、今もう予定から1日遅れてるって。
 だからいま猶予が2日。
 ここから側道が本街道と合流するとこまで、本街道が通れれば半日ってとこだろうから――」

 側道を2日半で抜けられれば市が始まるのに間に合う。
 5日半までなら商談に間に合う。

「5日半はかかんないと思うけど、まあ、天気崩れたりしたらどうなるかわかんないからねえ。
 食料はブラードまでの分入れて10日分くらい用意するよ。
 あとほかに、何かあるかな。
 無ければ支度してくるからちょっと待っててね。
 四半刻もあれば終わると思う」

※ ※ ※

 オート、エリオ、ラキアードの3人は、納屋に案内された。
 雑多な道具が整然と並べられているのは宿の主の手によるものか、あるいはテオバルト本人がそのようにしているのか。

 杭、ロープ、鉤、くさび、手斧、大小の槌、円匙、片手用の鶴嘴、短刀。

 必要な道具を手早く床へ並べてみせる。

「ひとまずこれでよろしいですか」

 昼食は宿の主人にいま用意してもらっています、と付け加えた。

「馬と荷車はすぐにこの前まで回しましょう」

 積み込んで準備して、で四半刻というところでしょうか、とテオバルトは見積もった。

※ ※ ※

 冒険者たちが準備を終えて宿を出るのは、日の出から数えると1刻半ほどが経った頃合になるだろうか。

 雲が低く垂れ込め、視程はさほど長くない。
 街道を下った先に見える筈のフーバー山も、峠から登った先のイステル山も、その上部は雲に隠れている。
 雨上がりの、ひんやりと湿った風が流れる。

 冒険者たちは、宿の前で二手に分かれた。

 オート、エリオ、ラキアードは下り道へ。
 ウード、エレアノール、リモーネ、アシュレイは峠へ上る道へ。

------------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「100_導入部」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

 すみませんちょっとばたばたとしておりまして遅くなりましたー!

 とりあえず別れるところまで進行。
 今後、カテゴリを分けてそれぞれのルートで進行いたします。

 通常の装備品などの購入はこのカテゴリにいる間に行ってくださいねー。


◆時間の表記について

 1刻=2時間
 半刻=1時間
 四半刻=30分
 小半刻=15分

 で換算してくださいませ。


>調査組の皆様

 上記に絡み、重要な訂正です
 崩落現場は宿から片道2刻としておりましたが、2時間(=1刻)の誤りです

 すみません自分でなんか混同しておりました(、、

 よろしくおねがいいたしますー!

エレアノール(ニカ) 2012.10.03 [23:46]

どっちの道に行くかだけど・・・
話だと、南の方の道のほうが岩とか森とかもなくて安全そう。
みんなもそう思ってるみたい。
 
 
>「罠の類には、注意した方がいいかもしれないわ。
>待ち伏せは十分ありえるし、そうでなくても、付近に山賊の根城でもあったら事だか>ら」
  
>「それが問題だな...警戒するに越したことはないだろう」
 
>「ま、杞憂かもしれないけどね」
 
 
山賊かー...会いたくないなあ。
 
 
 
 
「ねえウード、宿屋の人はなにか知ってた?」 
 
 
話を聞きに行ってたウードに聞いてみる。
 
 
>「もしかすると妖魔のねぐらがあるかもしれないけど、
> 川越えは面倒そうだから、南からブラードへ抜ける道でいいと思う」
 
 
 
「じゃあ南からだね。
アシュレイとリモーネもそれでいいよね?」
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
向こうでエリオやラキアードと話し合ってるオート。
...ほんとにしばらく会えなくなるんだなあ。
 
はあ...
 
 
>「おい、どうしたシャッキリしろ。
> らしくない」
 
 
「!?」
 
 
肩がガクンってなる。
 
オート...いきなりだからびっくりした。
 
 

>「聞いた感じ、お前が一番の手練れみたいだからな。
> みんなを守ってやれ」
 
 
「うん、わかってる」
 
 
肩に置かれたオートの手に手をのせる。

 
>「ただし、ムチャはするなよ。いつもの鎧じゃないんだからな。
> あと、ウードの言うことをよく聞いてだな...」

 
「うん、うん...」
 
 
いつもの長い話もしばらく聞くことができないんだよね。
 
だから、いつもよりもちゃんと話を聞くことにする。


>「・・・怪我なんてするなよ?
> ブラードでまた、な」

 
「うん、オートも」
 

>「じゃあ、下界で会おう」
 
 
>「ああ、了解」
 
 
 
「うん」
 
 
わたしも握りこぶしをつきだす。
 
 
「約束、だよ!」
 
 
?PL?
追加質問私は特にありません!
繋ぎの日記でございます。
 
サイゾウさんの日記と被ったためちょっと修正。
南側で大丈夫でしょう!
 

ウード(サイゾウ) 2012.10.03 [23:30]

「違いないね。冒険者の辛いところさ」


逗留を勧める店主に対して小声で笑いかけて、いくらかの銀貨を渡す。


「もしかすると妖魔のねぐらがあるかもしれないけど、
 川越えは面倒そうだから、南からブラードへ抜ける道でいいと思う」


皆のところへ戻り、そう結論付ける。

-----

>「コッチはだいたいまとまったよ。ソッチはどうだ?」


「ま、なんとかなるだろさ」


>「終わったらブラードで合流しよう。
> 3日待っても来なかったら、合流地点はオランに変更だ」

>「じゃあ、下界で会おう」


「ああ、了解」


こいつが三日でいいと言うなら、三日で来るに決まってる。
そして拳を出して、三人目を待つ。

-----
PL:
護衛側は特に反対意見なさそうなので、かってながら宣言してしまいます。

宣言:護衛側は南ルートでブラードへ向かいます。


宿の店主には謝礼として10ガメル渡しておきます。

GM(Lain) 2012.10.03 [01:38]

> 「とりあえず道具などは実物を見ておきたいのだが、外かな?
>  あと昼は現場で食べるだろうから、ソレと水を」

「ええ、外の納屋に。
 食事は宿のご主人に用意していただきましょう」

> 「スコップとピッケルもあれば頼む。

 ああなるほど、と頷きながら、

「ではそれもお持ちください」

> 「ゴブリンかなにかか?

「おそらくは。
 組織だった襲撃があったという話は今のところ聞きませんので、上位種がいるということはないと考えております」

> 「他は、手斧では難しい細かい作業が必要な場合、短剣がいるぐらいだろう。」

「短剣、ですか。
 作業用の小ぶりなものであればあったかと」

 一通りの要望に答えたあと、テオバルトはいま一度確認するように尋ねる。

「スコップにピッケル、短剣。
 それから食事に水、ですね。
 ほかに何か入用なものはありますか?」

 まあ、たかだか2刻の道ですから、今日足りぬものは明日行くときに持ってゆけばよいのですが、と付け加えた。

※ ※ ※

> 「やあご主人、ちょっといいかい?

 はいなんでしょう、と鳩小屋から戻った主がウードに顔を向ける。

>  この北と南のふたつの道なんだけどさ、なんかおかしなウワサとか聞いたことないかい?
>  妖魔が出るとか、山賊がいるとかさ」

「山賊は聞きませんなあ。
 妖魔は本街道でたまに見かけたという話を聞きますし、襲われたという方もおられます。
 妖魔のねぐらがどこかというのは存じませんが、北側から街道を襲うには川を越えねばなりませんから、まあおそらくは本街道の南でしょう」

> 「あと、クライバー川なんだけどさ、この雨で氾濫してたりする可能性はあるかな?」

「氾濫ですか――しているとすれば、崩れたところで川が塞き止められて、というところでしょうなあ。
 それにしても実際そのようになっていればテオバルト様がそうお伝えくださるでしょうし」

 ですから今のところは氾濫までは行っていないのではないですか、と彼は続けた。

「上流の小さな沢までは解りませんし、雨のあとですから川は水嵩を増しておりましょう。
 また南北どちらを通られるにせよ歩きにくくはなっていましょうが、おそらく通れぬほどでは」

 宿の主としては逗留されることを勧めますがね、と冗談めかして言い、どうかお気をつけてと付け加えて彼は仕事に戻っていった。

------------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「100_導入部」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

 質問への返答をお待ちということでしたので、進行は明日(10/3)夜といたします。
 進行の時点で買い物その他の事前準備は締め切りとしましょう。

 事前に買っておきたいもの、行っておきたい情報収集や判定などありましたらそれまでにどうぞ!

>調査組のみなさま

 物品に関する要望は受け入れられたようです。


>護衛組のみなさま

 南北のルートに関する情報は宿の主人が語ったとおりです。
 ほかに訊きたいことなどありましたら追加もおkでーす!

オート(スキュラ) 2012.10.02 [22:19]

>「スリングというものを持っています」

「ふむ、投石紐か。いいんじゃないか。
 私も持ってるよ」


>「もっとも、まだまだ練習中なのですが...」


「うーむ、この手の道具は単純なモノほど奥深いからなぁ。
 まあ、練習するしかないな」


私も使いこなせるようになるまでは大分掛かったクチだ。
・・・私にスリングの手ほどきをしてくれた大鷲の少年を、不意に思い出す。
彼は無事、姉を見つけて故郷に帰ることができただろうか。


>「遠距離からの牽制、少しはお役に立てるかもしれません」

「ああ、もしもの時は頼むよ」


────────────────────────────────

>俺のことは省略してラキでもかまわない。」

「私もオートでいい。
 こちらこそよろしく、ラキ」


ラキ・・・ラキ、か。
もしこっち側にエレアノールが居たら、彼のあだ名はきっとラッk


うん、やめておこう。


>「作業中も当然だが、夜の就寝のときにも見張りはいる
>夜の見張りは、3交代で行うのがいいかと思う。


「んー、夜営するかね?
 よほど作業が遅れなければ宿場に戻っておきたいな、私は...
 まぁ、その時はラキの言うとおりにしよう」


夏の頃にくらべて、最近は日の入りが早くなっている。
作業時間を延長するなら魔法の明かりがいくつか必要になるだろう。
居るかもしれない妖魔どもや、万一の怪我に備える意味でも
魔法は温存したいし、そのためにも夜はしっかり休みたい。
それも作業の進捗しだいではあるが・・・


>作業に関しては、オート殿とエリオで行う方がいい。
>野外作業に関しては、俺はあまり詳しい方ではないから。」


「ではそうしようか。エリオ君、頼むよ。
 ...その大剣を見れば、妖魔共も怯んでくれるかもしれないしな」


歳の頃はウードと大差ないと思うラキアードだが、普通の人間とは空気が違う。
こういうのを才能と言うのだろうか。戦闘となれば頼れそうだ。


────────────────────────────────


ひと通り話したところで護衛組の様子を見てみる。
向こうもだいたいまとまりつつあるようだ。
なにか注文しているらしいウードのそばにいってみる。


「コッチはだいたいまとまったよ。ソッチはどうだ?」

「終わったらブラードで合流しよう。
 3日待っても来なかったら、合流地点はオランに変更だ」


待ち合わせの店など、細かい所も詰めておく。
・・・ああは言ったが、できればブラードで合流したい。
せっかく3人で来てるのだし。

.
.
.

なにか考え事をしている風のエレアノールにも声をかけておく。


「おい、どうしたシャッキリしろ。
 らしくない」


肩を叩く。


「聞いた感じ、お前が一番の手練れみたいだからな。
 みんなを守ってやれ」

「ただし、ムチャはするなよ。いつもの鎧じゃないんだからな。
 あと、ウードの言うことをよく聞いてだな...」


いつものように『お前が言うな』風の小言を垂れる。
エレアノールとは最初の冒険でも同じルートだったし、
そういえば離れるのはこれが初めてかもしれない。


「・・・怪我なんてするなよ?
 ブラードでまた、な」


だが、まぁ、大丈夫だろう。
皆あれから多少とはいえ場数を踏んだし、なによりウードが付いている。
むしろ私の方が置いていかれないよう頑張らないといけないかもしれない。


「じゃあ、下界で会おう」


二人にむけて拳を突き出す。




-PL-
進行待ってから書こうと思ってたけどガマンできなかった!
作業組がんばりましょー&護衛組がんばれー
そしてツバメ組は再会できるのか|д゚)チラッ

アシュレイ(ゴースト) 2012.10.02 [18:14]

クライバー川の支流に沿って下り、急な岩場と森を抜ける北のルートか。

峠まで登り返したのち、草原を進む南のルートか。

護衛することになった商人の...ああ...あー
...
...うむう

そう!キャロラインだ!
そのキャロラインが言うにはその2つのルートがあり
どちらかを選択する必要があるということらしい。

私が護衛を選んだ理由は3つほどある

1つはオランへ帰ることが出来る、最速かつ、ある程度安心できる手段だから 
お金も手に入るし一石二鳥というやつだ

2つ目は...私はその、恥ずかしい話ながら高所が苦手だ。
計測するためには状況を広く確認するため高所に登らざるをえない
しかし高所の私は無様極まりない、そんな醜態を晒すのは嫌だ、絶対嫌だ。

3つ目は...

>「じゃあこれからよろしくね!

>アシュレイ、リモーネ!」


「え? ああ、握手ってやつだね、知っているよ、友好の証だね

それじゃあ...ああ!すまないね、手袋をつけたまま握手するのはマナー違反かな?」

差し出した左手を慌てて引っ込め、ボタンを外し両手を露わにする。

再度手を伸ばし、その時気づいた、気づいてしまった

彼女達の手は健康的な生きた人間の手で

私の手はまるで血の通わない死人のような手だ


それが、どうしようもなく、悲しかった

フン...我ながら下らないことを思いついたものだな
本当に...下らない事だ

「っ、すまない!あまり握手やコミニケーションを取ることがなくてね あはは...
ついうっかりして...そう、ぼんやりしていたんだ、左手で握手するのもマナー違反
だったよね?」

伏見がちに慌てて弁解をしつつ、右手を伸ばし、握手する。

「よろしく、エレアノール、ウドン、リモーネ
君たちに期待している、当然私も頑張らせてもらうよ」

できるだけにこやかに、組むことになった仲間と握手する、当然依頼主にも。

...先ほど一瞬だけ顔をがこわばった事を誤解されなければいいんだが
そそくさと手袋を付け直し、ため息をつきながら少し寝ぐせのついた髪をかき上げる


「とにかくルートを決めないとね...
と言っても普通なら南を選ぶだろうな、好き好んで岩場に行く奴など居ないだろう
岩場でいたずらに体力を消耗するのは好ましくない、と私は思う」


>「罠の類には、注意した方がいいかもしれないわ。
>待ち伏せは十分ありえるし、そうでなくても、付近に山賊の根城でもあったら事だから」

「それが問題だな...警戒するに越したことはないだろう」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
PL・(トラウマが)よみがえーる♪ なアシュレイ
そして、自然に名前を間違えるアシュレイ、これもグーグルIMEのお導き...! (すいません)

南ルートに何が待ち受けているかは分かりませんが
きっと何とかなるでしょう(

北?高所?ちょっと何言ってるかわからないですね
高いところに連れてっちゃダメですよ!絶対に押しちゃダメですよ!(お約束)

リモーネ(くらりふぇ) 2012.10.02 [08:32]

>「じゃあこれからよろしくね!
>「よろしく、アシュレイ、リモーネ。それにキャロライン」

 差し出された手が何を求めているかを理解するのに数秒を要した。

「......ん? ああ、よろしくね」

 一人でいることが多いせいか、あまりこの手の慣習には馴染みがない。
 反応が遅れたのを、警戒していると勘違いされなければいいのだが。

(だからといって、あえて説明するのも面倒ね)

 結局怠惰な結論に落ち着く私である。
 まぁ、対人能力に恵まれていればこんな人間は出来上がらない、今更だろう。

>「ねえ、みんなはどっちに行きたい?」

 問われて、私は暫く地図を覗きながら思考した。
 どちらが平易な道かと問われれば、間違いなく南だろう。
 増水後の川の危険は言うに及ばず、荷を曳いて動くのに森は不都合だ。
 オマケに急な岩場もあるとなれば、もうそれだけで北の道は選びたくはない。

「......そう、つまりこの二つを比べた場合、きっと誰もが同じ判断をするということ」

 今回の依頼は荷の護衛。故に最初に想定される仮想敵は猛獣ではなく賊の類だ。
 それでも、自然の峻険さに比べれば、人の悪意はいくらか分かり易く、御し易い。
 冒険者四人も揃っているのだから、ここは正道でいくべきだろう、が。

「罠の類には、注意した方がいいかもしれないわ。
待ち伏せは十分ありえるし、そうでなくても、付近に山賊の根城でもあったら事だから」

 人手さえあれば、土手を切り崩すなりして、大雨を利用し街道を塞ぐことも考えられる。
 つまりは、襲い易い場所に引き込むために、人為的に道が断たれた可能性もあるということだ。

(正直、私が襲う側ならそのくらいはやっている)

 と、そこまで考えたところで私は頭を横に振った。
 いくらなんでも、思考があまりに悲観的というか、悪人をなぞり過ぎている気がしたのである。

「ま、杞憂かもしれないけどね」

 だから、そう言い繕って軽く微笑んでみる。
 本当に、杞憂であってくれればいいのだが。

―――――――
PLより

 折角唯一のシーフなので襲う側っぽい意見を述べてみました。

 北を選ぶ場合、雨、川、岩場、森、などの情報から積荷へのダメージが予想されます。
 報酬のリスク、というのがこちらを指している可能性があるかもしれません。

 反対に、戦闘自体は上記の通り猛獣、人間双方が考えられるので南が増えるかもしれません。
 しかしまぁ、折角構成を練ったのですし、南を上手くクリアすることを考えた方が楽しい気がしますね。
 ......え、単純に北が外れなだけ? それをいっちゃおしまいデスヨ?

ラキアード(はんく) 2012.10.02 [00:52]

ともかく自分は「調査」の方へ向かうこととなった。
「では、オート殿、エリオ、以後よろしく。
俺のことは省略してラキでもかまわない。」

それから、護衛を担当する人物もよく覚えておく。
ウード(男)、エレアノール(女)、アシュレイ(女)、リモーネ(女)
このうち、ウードという男とエレアノールという女性は、オート殿と同じ所属の人物らしい。

道の街道の普請を担当しているテオバルト氏から、調査に関する詳しい説明を受ける。
まずは、オート殿が、他に必要なものがないかどうか訊ねてきた。
「他は、手斧では難しい細かい作業が必要な場合、短剣がいるぐらいだろう。」

話によると妖魔も出没する可能性もある。
「作業中も当然だが、夜の就寝のときにも見張りはいる
夜の見張りは、3交代で行うのがいいかと思う。
作業に関しては、オート殿とエリオで行う方がいい。
野外作業に関しては、俺はあまり詳しい方ではないから。」

PL:
とりあえず説明の内容と調査メンバーでもやりとりですね。
野外作業に関しては、レンジャーのレベルが高いエリオさんの方が適任かな。
持ち込みアイテムは変更なしです。

ウード(サイゾウ) 2012.10.02 [00:19]

>「各自のできることからすると、これがバランスの取れた編成になるんじゃないかと思うんだが
> 皆、どうだ?」

へえ、オートのやつ別行動を取ろうってつもりかね。


「ま、いいんじゃない?考えあってのことだろ?」


なら特段言う事はないね。


>「じゃあこれからよろしくね!
>アシュレイ、リモーネ!」


エルが同行者ふたりに握手を求める。


「よろしく、アシュレイ、リモーネ。それにキャロライン」


雇い主にもね。

-----

>あたしちょっと話付けてくるから、その間、北と南、どっち回るか相談しといてほしいんだ」

>「ねえ、みんなはどっちに行きたい?」


さて、どっちの道に行ったもんかね?
到着の時間に差がないなら、そりゃ危険の少ない方だな。

ふーむ。
腰に手をあてて考えるのポーズ。

土砂崩れが起きるほどの雨、もしかすると土砂崩れの原因は雨じゃないのかもしれんが、
とにかく大雨の後で川沿いを歩きたくない気はする。
とすると南の道のほうが歩きやすいのかね?

朝だし、ミルクでも注文してちっと宿の主人に聞いてみるか。


「やあご主人、ちょっといいかい?
 この北と南のふたつの道なんだけどさ、なんかおかしなウワサとか聞いたことないかい?
 妖魔が出るとか、山賊がいるとかさ」
 
「あと、クライバー川なんだけどさ、この雨で氾濫してたりする可能性はあるかな?」

-----
PL:
同行する方々と握手大会。
わーいハーレム。

そして適当に何か注文しつつ、両方の道について危険な噂がないか宿の主人に聞いてみることにします。


【追記】
装備品等の変更はありません。(選択するほど持ってない!)
ルートの選択は主人の返答を待ってからにしたいですが、今のところ南回りでかまいません。

エレアノール(ニカ) 2012.10.01 [23:43]

オートとは別れなくちゃいけないんだ...

でも、オートが決めたことだから仕方ないよね。

 

どれくらい会えないのかな。

 

 

...いやいや、そんなこと考えるのはあと!

今は目の前のことに集中しないと。

 

 

 

「じゃあこれからよろしくね!

アシュレイ、リモーネ!」

 

 

そう言って、ふたりに手をさしだす。

まずは握手からだよね。

 

 

「えーと、北の方の道が森の中で・・・南の方の道が草原の道なんだっけ」

 

 

北の方はちょっと道が悪そうな気がする。

雨も降ってるし、足場とかが崩れたりしたら、危なそう。

 

なら、南のほうが安全、かなあ・・・?

 

 

「ねえ、みんなはどっちに行きたい?」

 

 

わたしにはわかんないことはいっぱいあるし、みんなにもちゃんと聞かないと。

 

?PL?

エレアノールの鎧はハードレザーにします。ハドレノールです。

 

 

さてさて、どっちに行きましょうか?

私は見たところ危険の少なそうな南の草原ルートがいいかなあと思っていますが、皆様どうでしょう?

 

エリオ(だんがん) 2012.10.01 [21:50]

オートさんの提案で、依頼の人員分けが決着したようです。
お見事な采配でした。
リーダーってこんな感じなんですね。格好いいなあ。

復旧をご一緒するのは、オートさんとラキアードさんです。
お二人とも頼りになりそうです。
「未熟者ですが、よろしくお願いいたします」
改めてご挨拶させていただきました。
ご迷惑だけはかけないようにしないと...


>「エリオ君、ラキアード。
>そっちは何かあるかね?」

意見を求められましたが、
「僕からは特にありません」
とだけお答えしました。
準備は十分のように思えます。


あ。
オートさんの飛び道具という発言で、ようやく思い出しました。
「そういえば...」
ご存知かもしれませんがと前置きして、
「スリングというものを持っています」
革製の紐を懐から取り出しました。
以前、弓使いの冒険者さんとご一緒した際、距離を置いて一方的に攻勢を仕掛けられる武器について感銘を受けたものです。
ただ、槍を振り回すというより、振り回されているような僕にとっては、弓なんて難しい武器を扱える技量があるわけもなく。
「これなら不器用な僕でも使えると、武具屋さんにおすすめされまして」
いろいろ試してはみたものの、弓よりはまだましだったという消極的な選択で、この飛び道具にたどり着いたという次第。
「もっとも、まだまだ練習中なのですが...」
はははと笑ってごまかします。
振り回す力で弾を飛ばすだけという至って単純な代物。
矢のように一点を狙うというのは難しいですが、相手が人くらいの大きさで『どこかに』『当てるだけ』でいいのなら、なんとかなりそうな気がします。
「遠距離からの牽制、少しはお役に立てるかもしれません」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
まとめ役の方がいらっしゃると助かりますねー^^
スキュラさま、ありがとうございます。

あと、武具類の購入許可をいただきましたのでスリングを導入してみました。
以前から飛び道具を検討していましたので、いい機会でした。
これでうまくサポートできればいいのですが...

オート(スキュラ) 2012.10.01 [02:07]

>「あれ、仲間と離ればなれだけどおj――お兄さん、いいの?

「・・・おじさんじゃない、まだ20代だ私は」

なにか久しぶりに、このやりとりをした気がする。
しかしまだ20代といっても、後半年足らずで30かぁ...
パーティーを組んで以来、私は自分の歳が気になってしょうがない。


────────────────────────────────


>「崩れた箇所はまだ薄暗かったこともあり、はっきりと確認はできておりません。
> しかし幅は数十歩、崩落地点の上端から街道までは高さにしておおよそ10歩から15歩ほどかと」


「ふむ、横に数十・縦に十数と...」


頭の中で、崩れた山道を想像してみる。
それなりの規模で崩れた感じだろうか?
そこで我々が作業にあたり、図面の作成と移動ルートの確保を行う、と。
ぬかるんだ地面での高所作業となるだろうか。


「まぁ、道を修復しろという訳でもなし。
 手早く片付けてしまおうか」


護衛組はブラードに向かうのに対して、こちらは崩落地点と宿場の往復だ。
モタモタしていると合流に遅れて、オランまで一人で帰るハメになるかもしれない。
それは悲しすぎる。


> ほかに必要そうなものがあれば何なりと仰ってください。
> ああそうそう、皆さんの持ち物で作業に必要な消耗品があれば、こちらで買い上げますよ」


「とりあえず道具などは実物を見ておきたいのだが、外かな?
 あと昼は現場で食べるだろうから、ソレと水を」


テオバルト氏と話を詰めていく。
どうやらモノはほとんど揃っているらしい。他に必要そうな物といえば・・・


「スコップとピッケルもあれば頼む。
 崩れかけを落とすときに使うかもしれない」


このぐらいだろうか?


「エリオ君、ラキアード。
 そっちは何かあるかね?」


同行の二人にも聞いておく。
ウッカリの多い私にとって、他人の目は重要だ。

.
.
.
.


>「ああそれと、その現場の近辺ですが、時折妖魔が出るという話が聞こえております。
> この天候ゆえ、そうそう大規模な群れが動いているとも思えませんが――」


「ゴブリンかなにかか?
 この山地だし、居てしかるべきだろうが・・・ううむ」


野生動物の類なら火で追い払うなり、魔法で眠らせてしまえば・・・と思っていたが、
妖魔どもとなれば対処法も変わってくる。
テオバルト氏の言うとおり、大群とかち合うようなことは無いにしても。


(雨上がりのゴブリンども・・・昨日から閉じ込められていた巣穴を這い出して、
 まずは空腹を満たしに餌探し?それとも先に縄張りの確認を?)


「・・・単独か、数匹のグループがうろつくぐらいかな?」


こちらは戦士二人にルーンマスター。負ける相手では無い。
だが仕事の最中にちょっかいを出されれば危険かもしれない。
ぬかるんだ高所での作業となれば、奴らが石を投げてくる程度でも命に関わりかねない。


「作業は二人でして、一人は警備に付いたほうがいいかもしれないな。
 私は腕っ節には自信がないから、どちらか頼むよ。交代しながらでもいいし」


これもエリオとラキアードに話しておく。


「できれば飛び道具もあれば、地形から言って安心なんだが...」


エリオのショートスピアと私の魔法で事足りるだろうか。
・・・行けば分かるといえば、それまでなのだが。



-PL-
とりあえず

・スコップ
・ピッケル

の追加を願います。
保存食・水に関しては、テオさんからいただけると見てよいでしょうか。

持ち込みアイテムは、オートは変更ありません。


おれ、出発の段になったらウードとエレアにお別れするんだ・・・



※編集
 テオさんと宿屋主人の言い間違いを修正。
 飛び道具うんぬんが干渉的だったので縮小。
 その他表現を修正。

GM(Lain) 2012.10.01 [00:15]

> 「あー、仕切るようで悪いんだが皆、聞いてくれ。

 テオバルトとキャロライン、ふたりの依頼主がオートに視線をやる。
 こういった場で口火を切れる人間は重要だ――仕事を引っ張って行ってくれる可能性が高い、という意味において。

>  何ができる、どういう人間なのか。最低限の情報は共有したほうがいいと思う。

 先ほどまでの少々険悪と言えなくもない雰囲気はどこへやら、ふたりしてうんうんと頷いている。

 オートの言い分は取り立てて目新しいものではない。
 順当な、悪く言えばありきたりなものだ。

 だが、ありきたりなことをありきたりにこなせる人物が実は貴重である、という事実はよく忘れ去られる。

 かたや役人として、かたや商人として、普段から多くの人間と接するふたりであればこそ、ありきたりなことを敢えて口に出して場をまとめたオートに目を留めたものだろう。

※ ※ ※

> 「各自のできることからすると、これがバランスの取れた編成になるんじゃないかと思うんだが

 オートの提案に反対する者はない。

「あれ、仲間と離ればなれだけどおj――お兄さん、いいの?
 いや、あたしは全然構わないけどさ無事ブラードまで下れれば」

 キャロラインが口にしたのはある意味で当然の疑問であった。

 しかし、彼女自身が言うとおり、編成にこだわる気は無いようだ。
 テオバルトも、彼の依頼に必要そうな人数が集まったとあって、口を挟む様子はない。

※ ※ ※

 じゃあ面子も決まったところで、と言いながらキャロラインが腰を上げた。

「えーと・・・・・・アシュレイ、リモーネ、エル、ウード、でいいんだよね。
 あたしちょっと話付けてくるから、その間、北と南、どっち回るか相談しといてほしいんだ」

 条件整理するね、とキャロラインは続ける。

landslide_01.png「北側はここからしばらくクライバー川の支流に沿って下りて、そのあと本流の脇を遡る形になるね。
 目の前、北西にあるフーバー山を巻くような形で流れてるから、クライバー川に沿って登って鞍部を越えて、あとはだいたい下るだけになるみたい。
 鞍部のところだけはちょっと急な岩場があるけど、あとはだいたい森の中を通るってさ」

「南側は峠まで登り返したあと、ここのすぐ南、イステル山の尾根筋を通ってくことになる。
 全行程、だらだらした登りと下りを繰り返す感じね。
 峠からしばらく上ると草原に出て、この絵図の区間はだいたい草原みたい」

「行程は南北どっちも半日行動で二日ってとこ。
 徹夜で歩けば一日で踏破できるかもだけど、あたしがちょっと無理かな。
 まあ、天気だなんだでトラブルがあっても三日か四日で踏破できると思う」

「あたしはどっちのルートでも普通に歩く分には行けると思う。
 どっちも実際に歩いたことないけど、まあ、話聞く限りは行けると思うんだ。
 連れてくのはラバが二頭。荷物は軽めにするつもりだから、実質一頭分くらいを分けて積む形になるね」

 飼葉とかも持ってかないとだし、と付け加え、

「まあだいたいそんな感じよ。
 野歩きに慣れてるなら――慣れてるよね?
 あたしよりマシな結論出せると思うんだけど、お願いしていいかな?」

 言うだけ言うと、キャロラインは商人の一団のところへさっさと歩いていく。
 冒険者たちの答えを待つ気はなさそうだ。

※ ※ ※

「オートさん、エリオさん、ラキアードさん、でよろしいですか」

 テオバルトは安堵した表情でそう切り出した。

「必要な道具はおおよそこの宿に置かせて貰っております」

 そちらはあとで見ていただくとして、と続け、

「先ほど、ブラードへ鳩を放ちました。
 今日中に届いたとして、人足を集めるのに最低でも二日。
 ブラードからここまでが五日。
 計一週間ほどが作業の期限です」

 それ以上かかると復旧作業が遅れかねませんのでね、とテオバルトは言う。

「とは言え、実際のところ二日三日もあれば終わるとは思います」

 現場への往復を含めてもその程度で、

「現場の近くに泊まるような形であればより短く済みましょうが――」

 なにぶんこの状況ですから、様子を見ながらがよろしいでしょう、と結論する。

「崩れた箇所はまだ薄暗かったこともあり、はっきりと確認はできておりません。
 しかし幅は数十歩、崩落地点の上端から街道までは高さにしておおよそ10歩から15歩ほどかと」

 つまりその部分の絵図を作成し、崩落の危険の有無を見極め、崩落部の上を巻いてブラード側とある程度の行き来ができるようロープを張る、というのが冒険者たちの仕事となる。

「杭や槌、ロープ、鉤、手斧などは申し上げたとおりこちらで用意いたします。
 現場へ行くにも量が多くては苦労しましょうから、荷車と馬を使えるよう手配します。
 ほかに必要そうなものがあれば何なりと仰ってください。
 ああそうそう、皆さんの持ち物で作業に必要な消耗品があれば、こちらで買い上げますよ」

 ほかにも何か聞きたいことやご希望があれば遠慮なく、とテオバルトは言った。
 協力を惜しむ気はどうやらなさそうだ。

「ああそれと、その現場の近辺ですが、時折妖魔が出るという話が聞こえております。
 この天候ゆえ、そうそう大規模な群れが動いているとも思えませんが――」

 どうか十分にお気をつけて、とテオバルトは話を締めくくった。

------------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「100_導入部」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。


>みなさま

 とりあえず分割については確定としましょうか。

 依頼人からいろいろ出てきましたが、

 ・各自の装備品

 については出発前(=このカテゴリを〆るまでの間)に確定させてください。
 特に記載がない限り、キャラシに書いてあるものをそのまま持ち込んだこととします。

 また、通常品質・通常材質の武具やその他の装備品については、ここに来る前に買っておいたという扱いで購入していただいて結構です。
 調査組が事前購入した物品については、テオバルトが言っているとおり、必要に応じて買い上げて依頼に利用する形となります(このへんが実質的な前金とお考えください)。

 なお、必要と思われる判定については特にGMに許可を取らずに宣言&判定をしていただいて構いません
 ただし、判定を行った場合、その宣言は取り消せなくなりますのでご注意ください。
 また、判定自体の要否・採否はPLさんの要望を汲みつつGMが判断いたします。


>護衛組のみなさま

 ルートの選定をお願いいたします
 キャロラインは、基本的にPCにマルナゲする方向です。

 ルートの選定にあたってキャロラインから出る情報は上述のとおりですが、その他PCが調べておきたいことややっておきたい判定などありましたら適宜宣言&判定をお願いします。


>調査組のみなさま

 杭30本
 ロープ100m
 鉤10個
 くさび50本
 小型ハンマー2つ
 杭打ち用の大槌ひとつ
 作業用のハンドアックス(必筋5)ふたつ

 このあたりが作業用の物品として提示されております。
 あと、荷車+馬1頭ですね。

 ほかに必要そうなものがあれば要望を出してやってくださいませ!

リモーネ(くらりふぇ) 2012.09.30 [03:18]

> 「各自のできることからすると、これがバランスの取れた編成になるんじゃないかと思うんだが
> 皆、どうだ?」

 個々人の紹介が概ね終わった辺りで、オートと名乗ったソーサラーがそう告げた、
 彼の提案に聊か驚く。確かにバランスは取れている。いざというとき、プリーストがいれば心強いのは確かだ。
 けれど、正直なところ自分たち以外どうなろうと、知った事ではないのが冒険者という人種だと思っていたのだが。

(ふーん......何事もピンキリってことかしら)

 私のようなロクデナシが他人を量る事が間違いだ、ということだろう。
 意味のない思考は打ち捨てて、彼の言葉を検討する。
 この編成はこちらの希望とは違うが、正直それほど調査そのものに思い入れはない。
 よほど無茶でなければ、何事も、どうとでもなるものだ。
 そういう意味でいえば、護衛側の編成に不安を覚える要素は見受けられなかった。
 結論、反対する理由が特にない。

「ま、私はそれで構わないわよ。期待されても応えられないけどね」

 矢面に立つのはゴメンだが、コソ泥なりに、横からのフォローくらいはできるだろう。
 それも必要のなさそうな面子だが......そうなら、そうで構わない。
 楽に稼げるのなら大歓迎だ。精々無理しない程度にお仕事に勤しむことにしよう。

―――――――――

PLより
というわけでオートの提案の支持を宣言します。

方向性が素晴らしくアレな柑橘類ですが、きっと言動には出さないのでキニシナイデクダサイ

オート(スキュラ) 2012.09.29 [21:39]

>「挙手でもしてみますか?」

「うーむ、それでもいいんだが・・・ルーンマスターが3人かぁ」

筋から言えば、スワローテイルはまとまって行動するべき・・・というか分離する理由などに無いのだが、
そうなるともう一方の仕事は神官の居ないパーティーが当たる事になる。
いや、ルーンマスターの、ましてや神官のいないパーティーなど当たり前に存在するのだが・・・

(これで何かあったらなんだか、な)


それも夢見が悪い気がしてしまう。
まぁ、たまには変化球もいいだろう。うむ。


「各自のできることからすると、これがバランスの取れた編成になるんじゃないかと思うんだが
 皆、どうだ?」




-PL-
相談所案の宣言日記です。


【調査】
エリオ(レンジャー・セージ・ファイター)
オート(ソーサラー・セージ・シーフ・プリースト)
ラキアード(ファイター・レンジャー)


【護衛】 
アシュレイ(ソーサラー・セージ・レンジャー)
ウード(ファイター・プリースト・セージ)
エレアノール(ファイター・セージ・レンジャーあるけど重装)
リモーネ(シーフ・セージ)

エリオ(だんがん) 2012.09.29 [15:53]

以前...といっても、ほんの少し前ですが、山賊の類と対決したことがあります。
個々の実力は恐れる程でもないでしょうが、数が揃うと厄介という実感でした。
腕はそれなりでしょうし、地の利を生かし強襲という手も十分に考えられます。
もっとも、この付近に潜んでいるかはわかりませんが。
(「みなさん、腕が立ちそうですしね」)
まあ、冒険者がこれだけいれば大丈夫かな。

ふと。
もし旅人を襲う悪党が存在していたとして。
僕がその悪党ならどうするかなぁと、想像してみます。
――土砂崩れが雨で起きたように偽装して。
――街道を復旧しようとする関係者を妨害しつつ。
――待ちきれずに脇道を突っ切ろうとする旅人を待ちぶせて襲う。と。
おお。僕、悪党の才能がありそうです!
....まったく嬉しくない才能でした。

まあ、今回の土砂崩れは単純に雨のせいでしょうしね。


さて。
ひととおり自己紹介が終わったようです。
かりかり、と。
羊皮紙にみなさんのお名前や得意分野などを記していきます。
何か意味のある行為ではないのですが、癖ですね。

「どうやって決めていきましょう?」
自然、この場のまとめ役のようになっているオートさんにたずねてみます。
関係ない話ですが、身長の差がすごいのでかなり見上げるような体勢になってしまいました。むぅ。
「挙手でもしてみますか?」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
深読みしすぎてすいません^^;

ラキアード(はんく) 2012.09.29 [02:09]

オランに到着し、そこを拠点に今後活動することにする。
この街は人が多いようで、当然、いろいろな依頼・仕事もある。

まずは、頼まれた隊商の護衛でソーミーという街へ行き、
そこでの仕事を終えて、次の仕事ためオランヘ戻る道中、小さな村と宿屋があり、
そこの1軒の酒場兼宿屋に入った。
そこそこの大きさの店らしい。

ブラードの街の辺りは、さすがにかなり南の土地だけあって、気候よく日差しもかなりある。
故郷は季節豊かな場所なので暑い日もあったが、この辺りみたいに年中こういう気候なのは初見だ。

そして、その店で休息していると、ある会話が多いことがわかる。
どうやら、この街のさらに東の山の中で崖崩れが起きたらしい。
そこは東の大国のアノスへ通じる重要な街道だということだ。
復旧するまでしばらく時間がかかるようで、
その間どうするべきか、迂回するか、引き返すか、滞在するかで、いろいろ話し合っている。

そうこうしていると、オランの役人が急いで店に入ってきた。
その人は、街道の普請を担当している人物で、
今回の崖崩れの復旧に際し、現在の状況がどうなっているかの事前調査の依頼を頼んできた。

その説明が終わったあと、今度は別の人物が似たような依頼を出してきた。
こちらは女性の旅商人。
う回路の提案をしてきた。
先を急ぐ荷をこの場の商人から引き受けて、う回路を進むことになる。

まずは検討してみる。

調査の方に関しては、実際に崖崩れの場所や崩れてきそうな場所、
それから復旧工事が必要な場所などを調べるということだ。
普段なら大きな街道ゆえに、比較的安全なのだろうが、
今は通る人も馬車もなく、何が起こるかわからない。
それから今後のためにも、崖崩れが起きた原因も、可能な限り調べる必要がある。

う回路の護衛は、本来はう回路が実際に通ることができるかどうかを先に現地で調べておくのが筋だが、
どうやらあまり時間もないらしく、
街道の普請を担当している人物も、その女性の旅商人の話を信じるしかないようだ。
ならば、この依頼を受けたメンバーの中で、腕に自信のある人が一人、先行して調査するしかない。
その一方で護衛の任務もあるから、あまり離れることもできない。
投げた短剣が届く程度が最大限先行できる距離。
もう1つ、この依頼自体も十分に注意が必要かもしれない。

どうやら何人かの冒険者がこの2つの依頼をそれぞれ受けるようだ。
中にはすでにパーティを組んでいるメンバーもいる。

とりあえず人員がいるようだ。
前の仕事も終わったから、ここで新たな依頼を受けるのも悪くない。

「俺はラキアード。見ての通り流れの剣士だ。
護衛にしろ、調査にしろ、必要なら参加するぞ。どちらに加わればいい?」

PL:
では皆様よろしくお願いします。
基本、戦士(というより剣士=ソードマスター)のキャラなので、敵が来れば斬る、のがメインになりますね。
あと伏兵とか街の外での隠密行動も可能です。

依頼はどちらも、基本的にすることは同じなので、どちらでもOKです。

アシュレイ(ゴースト) 2012.09.28 [21:52]

「さて...もうすぐ来るか?予測では、あと5分もしないうちに来る」

ばたん、と音を立てて扉が開いた。
商人や旅人がこれは敵わないという顔でこの宿へやって来る。

ビンゴ、外はもう音が聞き取りにくいほどに雨が降り始めている
雨が静寂を生む、なんて真っ赤な嘘だな...でもそれじゃあ、真っ青な嘘...というのもあるのかな?。

そんな、どうでもいいことを考えながらぼんやりと、激しく打ち付ける外の景色を眺めていた

ーーーーーーーーーーーーー

>「...そういえばリオテーク、君は何しにこんな所に?
> 私は仲間と一緒に仕事で来たんだが」

「そうですねぇ...ソーミーへ...まあ観光のようなものですよ
メララさんも大変ですね、雨...直撃しちゃいましたし」

以前お世話になった、学院の先生...ではなく一応同じ生徒だ
それにしてもつらそうな顔をしている、どことなく中年の哀愁というやつを感じる。

私がここに来た理由が、観光というのは間違いではない
私が行きたくてきた行ったわけではない、厳密には父の望みだ
父は芸術とかそういうものに関心を持っていて、娘にも見て欲しかったというところか。

>「まぁ、降りるときは気をつけてな。
> 何かあったら故郷の家族が泣くぞ」

それにしても遠いところまでやってきたな...遠い故郷ラムリアース
嫌なこともあったがそれでもあの場所には家族がいる、父がいる
ラムリアースを出て何ヶ月たったのだろう...
父さんは寂しくないかな...私はすこし寂しいよ...。

椅子の上で足を抱え込み、ゆらゆらと揺れる

イカンな...このままでは人の前で泣くなんてバカなことをしてしまう。

椅子から立ち上がり、メララさんの背中を優しく擦る
なんとも言えない気分...ホームシックなんて馬鹿らしいと思っていたが、案外、馬鹿にならないな。

「メララさんもお体には気をつけてくださいね、私はもう部屋に戻ります、それでは...」



その日は宿泊している部屋で父さんへの手紙を書いて終わった、雨は未だ降り続けている
早くオランへ戻りたいな...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雨はまだ降っている、しかし、もうすぐ降り止むような気がする
私は雨が好きだ、豪雨ならなお良くて、曇も好きで、雷も好きだ
快晴だけは嫌いだ、太陽も何が楽しくて輝いているんだか。

「はぁ...何だかなぁ」
食事を取りつつ、ため息をつきながら窓の外を眺める...
気分転換に本でも読もうかと思っていたら何か騒がしいことに気付いた

...街道が土砂崩れ?ツイてないな...

>「ああ、わたくし、テオバルトと申します。
>街道の普請を仰せ付かる者でして。
> 少々お力をお借りしたいことがあるのですよ」

>「あ、もうひとついい話あるんだけど、こっちに乗らない?」

撤回だ、これはツイている...かも

>「あー、仕切るようで悪いんだが皆、聞いてくれ。
>ひとまず自己紹介といかないか?」
>「僕は、エリオと申します。オランに帰る途中の駆け出し冒険者です」

メララさんとエリオという少年を皮切りに冒険者達の簡易的な紹介が始まった。
私も名乗るか...失礼だし仲間になるわけだからな、何より視線が痛い。

「私はアシュレイ、野外活動は少しできるが高いところは勘弁して欲しい...」
「見ての通り、魔術の心得は多少有る、今回は知識くらいしか役に立てそうにないがね」

「個人的な理由から、護衛に就きたいと思っている、だが復旧作業の人手が足りないなら
そちらに回る、正直な話復旧作業の方が向いているとは思うからな」

どちらに回るにせよ、上手くやれればここに缶詰になる期間を大幅に短縮できるだろう。
少しばかり本気を出してみるか

ーーーーーーーーーーーーーーー
PL・遅れましたー セフセフ!

一応希望は護衛ですが、状況によって臨機応変に動くつもりです。

リモーネ(くらりふぇ) 2012.09.28 [02:39]

 何時からだろう。
 私は耳障りな雨音を胡乱な視線と共に聞き流しながらで、頬杖をついて朝早くから時間を怠惰に食いつぶしていた。
 この宿に辿り着いたのは一昨日の夜。一泊して翌日の昼、オランに戻ろうと外に出た時、嗅ぎ慣れた雨 の気配を察して宿へと踵を返した。
 案の定、夕方には大雨だ。強行していたなら今頃私は屋根のない岐路で濡れ鼠。
 故に判断は正しいと分かっていても、無駄な金を使ってテンションは右肩下がりだ。元々少なかった仕事の実入りが、これで完全に露と消えた。

「ハァ......」

 溜め息の一つも吐きたくなるだろう。
 そうしている間にも時間は過ぎる。
 私は意図的に意識を外から切り離して、ただ漫然と雨音にたゆたうように身を任せていた。

(......うん?)

 元々テーブルの隅っこに陣取って色々遮断していいたから気付かなかったのだろう。
 軽く見渡せば、食堂は何時しか人でに賑わっていた。
 気付けば、周囲には何やら似た雰囲気の連中が集まっている。
 世間一般では冒険者は隔絶の対象だ。
 そう深刻なモノでないとしても、一般人と一箇所に集まれば、こうして分かれるのも必然か。

>「ああ、わたくし、テオバルトと申します。
> 街道の普請を仰せ付かる者でして。
> 少々お力をお借りしたいことがあるのですよ」

 そして、そのテーブルにやってきて、何やら告げている男がいる。
 どうやら臨時の依頼らしい。更に後から女がやってきて、別の儲け話を話し出した。

>「あー、仕切るようで悪いんだが皆、聞いてくれ。
> ひとまず自己紹介といかないか?」

 誰かがそんなことを言っているのをぼんやりと聞き流す。
 雨はまだ止んでいない。席を立つ理由はない。
 だからずっと私は黙って座っていた。

>「ひとまず、私はオートという魔術師だ。」
>「僕は、エリオと申します。オランに帰る途中の駆け出し冒険者です」
>「んじゃ次は俺。俺はスワローテイルのウード。旅の歌うたいだ」
>「ウードも言ってたけど、わたしの名前はエレアノール。エルでいいよ。」

 暇潰しに、口々に聴こえる言葉を半分眠った思考で咀嚼していく。

(へぇ、冒険者のパーティーか。......あっちの子は、学者の出かしら。いいわね、キラキラしてて)

 ああ、それにしても長いな。何時この雨は止むのだろう......ん?

 もう何度目かも分からない溜め息を吐いた時、不意に周囲が沈黙していることに気付く。
 何故だか、その内の誰かと目があった。はて、当然その顔に見覚えはない。
 知り合いと間違えているのだろうか、なんてことを考えていると、

「............ああ、私も?」

 一拍遅れて、大体の状況を把握した。
 パーティーの三人はともかく、他は単独の冒険者。
 それも込みで依頼人は話しているのだから、その場にいる私も話の内という訳だ。
 正直色々と面倒くさい。けれど、どうせオランについても酒場で依頼を探す羽目になる。
 ならば、今はこの成り行きに任せる方が、まだ効率が良いだろう。

「あー......そうね、リモーネよ。まぁ少し手癖が悪い学者ってところ」

 盗賊だ、と臆面もなく言い放つよりは多少穏やかな表現で告げてみた。

「大して腕が立つ訳じゃないからね。護衛云々の方は遠慮しておくわ」

 元々それなりに身軽な方だ。私はロープ張りとやらで軽く稼がせてもらうとしよう。

―――――――
PLより
思ったより気だるげな冒険者って難しいと悟りました
誰だ死んだ魚の目なんて設定を入れたやつは!

とまぁカクシカ了解でアリマス。
護衛側の方が人気のようなので、自分は人数合わせに回りますネ。

エレアノール(ニカ) 2012.09.27 [23:53]

「んー...ねむい」
 
 
外の雨は少しはよわくなってきたかなあ。
 
ずっとジメジメしてるのは槍がさびそうだからやだ。
 
 
 
 
>「...エレアノール、空はどうだ。
> いつ頃晴れると思う?」


>「さっさと晴れてほしいもんだね。
> エル、晴れそうかい?」
 
 
外をじっと見てみる。
 
 
「うーん...すごく弱くなってきたし、きっともうすぐ晴れるんじゃないかな」
 
 
わたしもはやく雨が止んでほしい。
ずーっとここで雨宿りをしてるのはたいくつだし。
 
 
昨日は雨が強かったから、あっちこっちで大変なことになってるみたい。
 
 
 
ーーーーーーーーー
 
そして、その大変なことを何とかするのはだいたいわたしたち冒険者で、やっぱり依頼を頼まれちゃった。
 
テオバルトっていう太ったおじさんと、キャロラインっていう赤い髪のお姉さん。
二人の人から頼まれてるから、ここにいる7人を2つに分けなきゃいけないんだよね。
 
 
 
オートがまず自己紹介をして、その後エリオっていう男の子が自己紹介をしてくれた。
背の高さもわたしとそんなにかわらないし、年もそんなにかわらないと思う。
 
 
そうだ!わたしもはやく自己紹介しないと!
 
...と思ってたら、ウードに引っ張られた。
 
「ウード?」
 
なにをするのかなーと思ったらいつもの様にわたしの頭を強めになでてくれた。
やっぱり気持ちいいなあ。
 
「えへへ、ありがと、ウード」
 
ーーーーーーーーー
 
ウードの自己紹介終わったかな?
 
 
 
「じゃあ、次はわたし!」
 
そう言って手を上げて...えーとなんて言えばいいのかな。
 
「ウードも言ってたけど、わたしの名前はエレアノール。エルでいいよ。
戦ったりするのはけっこうできるし、エリオみたいに野外活動もすこしできるよ。
それでわたしは護衛のほうに行こうかなって思ってる」
 
「よろしくね、みんな!」
 
 
そして座って他の人の自己紹介を待つ。
他にはどんな人がいるのかなあ。
 
 
 
ーPLー
まずは自己紹介を!
 
 

ウード(サイゾウ) 2012.09.27 [21:32]

雨はいやだ。あーやだやだ。


>「...エレアノール、空はどうだ。
> いつ頃晴れると思う?」


「さっさと晴れてほしいもんだね。
 エル、晴れそうかい?」


雨がやむまで楽器を鳴らす気にもならん。
時間つぶしにとほかのテーブルを見回してみる。
冒険者風の奴は、俺たちを除くと四人ほど。


浅黒い肌の柔革鎧の女がかったるそうにしてるのが目に入る。
しゃんとすればべっぴんなんだろうに...なんてな余計なお世話だな。

視線を動かすと、賢者の杖を携えた娘さん。
こちらの娘さんは、まっかな目と白い肌が特徴的だね。
どうやらオートと面識があるらしい。

むこうの曲刀を下げた男は、物静かそうだけどなんか迫力があるな。
背は高く肉は厚いけど、鈍そうな感じはまったくしない。

最後のひとりは背の低い少年。
槍を持ってるし、同世代みたいだし、エルと話が合うかもしれないな。

-----

>「あー、仕切るようで悪いんだが皆、聞いてくれ。
> ひとまず自己紹介といかないか?」


テオバルトとキャロラインの話を聞いて、オートが話し出す。


>「誰がどちらを受けるにしろ、一人で行くわけじゃあない。
> 何ができる、どういう人間なのか。最低限の情報は共有したほうがいいと思う。
> 特に野外活動やロープワークが得意な者は教えて欲しい」

>「ひとまず、私はオートという魔術師だ。
> 体力に自信はないが魔法が多少使えるし、あとロープや高所も扱える」

>「個人的な希望を言えば護衛を受けたい。
> 最近物入りでな...とりあえず、以上だ」


少年が続けて口を開く。


>「僕は、エリオと申します。オランに帰る途中の駆け出し冒険者です」
>「お役に立てるかどうかわかりませんが、少しだけ野外活動の心得があります。荒事は自信がありません」


そして丁寧に頭を下げるエリオ。
自分のできることとできないことをちゃんとわきまえてる。こういう奴は強い。


「んじゃ次は俺。
 俺はスワローテイルのウード。旅の歌うたいだ」


べんべん。
ここで楽器を取り出して短く鳴らす。
ついでにエルを引っ張り出して、頭をがしがししつつ紹介する。


「さっきしゃべったオートと、このエレアノールと組んでる。
 歌以外にはちっとは剣を使えるよ。あとは芸術神サマへいくらかの奇跡が願える。
 すまんが絵図面やらロープやらはからきしだから、
 俺は護衛のほうが役に立てるんじゃないかな」

-----
PL:
ぼけっと同業者である冒険者たちを見てます。
そして場面が変わったら自己紹介してみるのでした!

【追記】
だんがんさんと書き込みが被ったので少し修正。

エリオ(だんがん) 2012.09.27 [21:20]

それは、ある日の午後のこと。

「これは――」

すっかり行きつけになった安食堂。
大勢が押し合いへし合いしながら昼食をかきこんでいます。
僕はといえば、座る場所もないくらいなので、壁際でパンをかじりながら雑多な会話に聞き耳を立てるのが趣味だったりします。
今日耳に入ってきたのは、遠方から出稼ぎに来ているという人の言葉。
曰く、故郷では秋になると蝶が舞う。
一匹や二匹ではなく、それこそ、空が一面覆われるくらいに。と。

賢者の学院に向かい、植物や昆虫についての文献を読み漁ること数刻。
果たして、とある地方で、そのような現象が存在するらしいとの記述にたどり着きました。
集団で、同時に、蝶が羽化し、いずこかへ飛び立ってゆく。
ただし、実際に見られるのはまれであり、原因も理由も不明であるとのこと。

「――興味深いですね」



さて。
そんな珍しい蝶の生態を見物し、夢見心地のまま帰途へついたのが一昨昨日。
今回は、何事もない平和な旅だなと油断していた僕をあざ笑うかのように。
折からの豪雨に降られ、命からがらたどり着いた宿。そこに昨夜から閉じ込められているという有様なのでした。
天候も読めないなんて学者失格ですね。

しかし、雨は、もう小降りになってきました。
周りを見回すと、同じように足止めを食っていた人々の顔も晴れていくのがわかります。

さあ出発の準備だ。

編上靴を履き直していると、
>「ブラード側へは通れません。この下で崩れておりますな」
食堂の面々がざわついています。
? どうしたのでしょう。
>「?本街道は通れぬと?」
どうやら、街道の様子を見に行かれていた方の報告だったようです。
しばらくオランへは帰れないのかな。路銀がちょっと厳しいんだけどな...


.....
.......
.........


お役人さんと、旅商人の女性。
二人から舞い込んだのは思いもかけない仕事の依頼でした。
街道の復旧に関する調査と、道無き道をゆく商人の護衛。

さてさて。
僕以外にも、冒険者らしき人たちがいらっしゃいます。
みなさんはどうするおつもりなのでしょう。

ちらりちらりと周囲をうかがっていると、
>「?ひとまず自己紹介といかないか?」
身長の高い男性が立ち上がりました。
>「?何ができる、どういう人間なのか。最低限の情報は共有したほうがいいと思う。?」
場馴れしてらっしゃいますね。無駄のない考え方で、好感が持てます。

うーん。
僕に何ができるのかを考えてみます。
野外活動については素人よりましといった程度ですし、だからと言って腕っ節に自信があるかとえば...足手まとい確実です。
うわあ。僕、役立たずだあ。

軽く自己嫌悪に陥りながらも、
「僕は、エリオと申します。オランに帰る途中の駆け出し冒険者です」
せっかくなので口火を切ってみました。
「お役に立てるかどうかわかりませんが、少しだけ野外活動の心得があります。荒事は自信がありません」

もしお邪魔でなければお手伝いさせてください。
そう締めくくって、ぺこりと頭を下げました。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
プレイヤーのだんがん、です。改めてよろしくお願いいたします。
振り分けは、基本的にみなさまの決定にお任せしたいと思います。
ただ、このキャラで護衛ルートは...少し能力不足のような気がします^^;

カクカクシカジカ、了解です。当キャラの情報はご自由にどうぞ。

オート(スキュラ) 2012.09.27 [01:05]

どうでも良い話だが私は寒さに弱い。


「ふあっくしょい!あ゛ー...」


気温に由来するくしゃみを一発。
狭い寝台の上で、薄い毛布を手繰り寄せる。

8月の暑さが今となっては恋しいこの時期。
山越えの仕事と聞いて、秋冬用の装備を揃えて本当に良かった。
いや、これでもまだ足りなかったかもしれない。
昨日からの雨もあいまって、山の夜は『冷える』どころの話ではなかった。
もう少し太るか筋肉がつくかすればいいのだが。


「ウードとエレアノールは風邪など引いて...は...は...は...ックション!」


仲間の心配をしようとしたが、あえなくかき消される。
このタイプのくしゃみが連続で出るのは風邪をひく前兆だ。
30年近くも風邪っぴきをやっていれば、くしゃみ一つで予測が付いてくる。
どうやら他人を気にしている場合ではないようだ。


「う゛ー...とにかくメシだな」


食べるものを食べないと体が冷えきったままだ。
薄いなりに暖まっていた寝床に別れを告げ、食堂に向かう。


────────────────────────────────


体温の維持のために消耗していたのか、朝に弱い私としては珍しく
腹いっぱい朝食を食べることが出来た。
熱いスープで体がポカポカと温まってくる。これで風邪も回避できるだろうか。


「...そういえばリオテーク、君は何しにこんな所に?
 私は仲間と一緒に仕事で来たんだが」


なぜか学院の、ラムリアース留学生組の片割れを発見したので声をかける。
もしかして彼女も冒険者なのだろうか。
遠く西方からオランまで来て、それから更にこの地の果て・天との境界のような
グロザムル山脈までやってくる...コレが若さというものだろうか。

ちなみに私はこの山道で、何度も休憩を申し出てはパーティーの足を引っ張った。
体力がつくより先に倒れてしまいそうだ。


「まぁ、降りるときは気をつけてな。
 何かあったら故郷の家族が泣くぞ」


夜間のゴウゴウという音から、すでにシトシト雨へと移行しつつある空を見ながら
食べ終わった食器を片付けに席を立つ。
二人と合流せねば。


────────────────────────────────


なにかと騒がしい商人たちのテーブルを避けて隅に陣取る。
こんな場所で商人以外となれば、それはだいたい冒険者ということになる。
山深い宿の片隅に、にわかに冒険者の集まるテーブルができていた。


「...エレアノール、空はどうだ。
 いつ頃晴れると思う?」


マグカップを両手持ちに握り締めながら聞いてみる。
街を離れての自然の中だ。エレアノールの感覚も、大分当てになると思うのだが...

.
.
.
.

そうして天のごきげんを伺っていると、
来客と話し終えた風の宿の主人がこちらを見、話しかけてきた。


>「冒険者の方々、でしょうかな。
> 商人ともただの旅人とも見受けられませんが――」


どうやら、仕事が一つ増えたようだった。


「ふむ、ここでこうしていても生活費は掛かるわけだし...
 ウード、やるか?」


ほぼ答えは決まったようなモノだとは思うが、一応聞いておく。
ウードの判断力や注意力は明らかに私やエレアノールを凌ぐ。
相談事と決定事で、ウードに尋ねない理由はない。


────────────────────────────────


結局、増える仕事は一つではなく、二つであった。
宿の主人だけでなく、行商人(...とはいうが)の一人が儲け話を持ちかけてくる。
どちらも4人程度までを欲しているらしい。


「.........作業と護衛、か」


周りを見渡す。
我々スワローテイルの他にも何人か、冒険者風の者が居るようだった。
全員参加するなら、どちらも受ける事ができるだろう。
となれば誰がどちらに行くかだが...


「あー、仕切るようで悪いんだが皆、聞いてくれ。
 ひとまず自己紹介といかないか?」


席を立ち上がって呼びかける。


「誰がどちらを受けるにしろ、一人で行くわけじゃあない。
 何ができる、どういう人間なのか。最低限の情報は共有したほうがいいと思う。
 特に野外活動やロープワークが得意な者は教えて欲しい」


「ひとまず、私はオートという魔術師だ。
 体力に自信はないが魔法が多少使えるし、あとロープや高所も扱える」


「個人的な希望を言えば護衛を受けたい。
 最近物入りでな...とりあえず、以上だ」


再び席につく。
さて、どうなるだろうか。



-PL-
どちらの仕事を受けるかは、PLBBSの相談を待ちます。

ということで自己紹介をしてみました。
よろしければカクカクシカジカで能力や技能を知ってることにさせていただけると幸いです。

GM(Lain) 2012.09.26 [22:01]

 雨は大方あがったようだった。
 戸口なり窓辺なりに立って外を覗いてみれば、空が明るくなってきているのがわかることだろう。

 昨日の夕方から降り出した雨は夜半にかけて強くなり、一時は屋根と壁を叩く雨音で会話にも不自由するほどだった。

 冒険者たちは、夕刻には雨を凌げるこの宿に到着していたのだから、ある意味幸運であったかもしれない。

 秋口のこの時期とはいえ、山の中であれば朝晩は相応に冷え込む。
 濡れてしまえば風邪をひくこともあるかもしれない。
 そうならずとも、服やら装具やらが濡れれば乾かすのには一苦労であるし、鎧の手入れも面倒なものだ。

※ ※ ※

 ここはクライバー峠。オランとアノスの事実上の国境、グロザムルの山中だ。
 ソーミーとブラードを結ぶ雲の上の街道は、ここでグロザムルの主稜を越える。

 旅人や商人向けの宿は、峠をややオラン側――ブラード側に下った場所にあるここにしかない。
 あとは樵や狩人が寝泊りする小屋がいくつか。
 この近辺にある人家はそれだけだ。
 何軒かある宿屋は、どこもそれなりに賑わっているようだった。

 冒険者たちがここにいる理由は、人それぞれだろう。

 護衛や遺跡探索、でなければ山賊や妖魔退治の帰り道。そんなところだ。
 誰にも共通するのは、さして美味い仕事ではなかった、ということだろうか。
 帰りの路銀と道中の食事でどうにかこうにか足が出ない程度の仕事を終え、オランへの帰途、というわけだ。

 上がりかけの雨とあって、冒険者たちも商人たちも、先を急ごうという者はない。
 わざわざ雨の中へ出て行かずとも、もうあと一刻もすれば雨は上がるのだ。
 なにも好きこのんで濡れることはない、という空気で、皆のんびりと朝の時間を過ごしている。

※ ※ ※

 ばたん、と音を立てて扉が開いた。

 入ってきた人物に、冒険者たちは見覚えがあるかもしれない。
 丸顔でよく肥えたその男は、ブラードに滞在するオランの役人であるらしい。
 昨夜はここに同宿し、今朝は暗いうちから街道の様子を見て回っていた。

「いかがでしたか」

 外套を外し、遠慮がちに水を落とす彼に、乾いた布を差し出しながら宿の親父が訊ねた。

「ブラード側へは通れません。
 この下で崩れておりますな」

 返答に、宿の食堂がざわついた。

「軽装の旅人なら越えられるやもしれませんが、それでもひどく危険でしょう。
 まあ、馬だの馬車だのは無理ですなあ。通りようがありません。
 随分と手ひどく崩れておりましたゆえ、通れるようにするだけでも幾日かかるか。
 1週間や10日は――」

 ああ、と思いついたように顔を上げ、

「そのようなわけですから、これから峠を越えてゆかれる方がおられましたら、行き会う方に本街道は通れぬと伝えてはいただけませんか」

 幾人かが頷く。
 この先に真っ当な商人が通れる道はない。
 オランへ向かうのであれば、ここに留まって街道が通れるようになるのを待つか、でなければソーミーまで戻って側道を通るか。
 いずれにしても相当の遅延は避けられそうにない。
 他の宿へも報せてきます、と下働きの若い男が外へ出て行った。

 商人たちも口々に今後どうする、というようなことを話し合っている。
 ある者は宿への逗留を決め、ある者はソーミーへ向かうことに決め、だが大多数はどちらとも決めかねている様子だ。

 騒ぎをよそに役人はなにかを羊皮紙の小片に書き付け、これを、と宿の親父に手渡した。

 さらにしばらく考え、随分と騒がしくなった食堂を見渡し、冒険者たちが集まるテーブルで視線を止める。

「冒険者の方々、でしょうかな。
 商人ともただの旅人とも見受けられませんが――」

 近づいてきて、人の好さそうな笑顔でそう言う。

「ああ、わたくし、テオバルトと申します。
 街道の普請を仰せ付かる者でして。
 少々お力をお借りしたいことがあるのですよ」

※ ※ ※

 テオバルト曰く、力を借りたいこと、というのはおおよそ次のような話であった。

 この先、オラン側に2刻ほど降りたところで土砂崩れが起き、街道が塞がっている。
 道が通れないとなれば大事であるので、早急に復旧作業にかかりたい。

「あなた方に人足の真似事をしていただこうというわけではありません」

 ただ、大きく崩れているゆえに、どこからが危険で、どこまでが安全か、が一見して解らないのだという。
 まだ崩れそうな部分は先に土砂を落としてしまう必要があるし、安全と見て作業を始めたら崩れたというのでは目も当てられない。

「ただまあ、そのあたりの見極めをのんびりとやっていてはそれこそ何日かかるか解りませんで」

 今のうちにできることは今のうちにやってしまいたいのです、とテオバルトは言った。
 わたしがやればよいというのはまあ、その通りなのですが、この身体ではねえ、と続ける。
 視線を落とした先に、見事に突き出た腹があった。

「そのようなわけですので、いくつかお手伝いをいただきたいと――ああ無論、報酬は用意しておりますよ」

 人数としては2人から4人程度、報酬はしめて2000ガメル。
 作業内容はみっつ。
 現場の絵図を作成すること、危険箇所を示す杭を現場とその上部に打ち込むこと、現場の上を人足が迂回できるようにロープを張り渡すこと。

「作業に必要なものと食糧の類はこちらからお渡しします」

 いかがですか、ひとつご協力願えませんか。

 テオバルトはそう言って、話を締め括った――締め括ろうとした。

※ ※ ※

「あ、もうひとついい話あるんだけど、こっちに乗らない?」

 いささか軽い口調で割り込んできた者がある。
 赤毛に鳶色の瞳の若い女だ。

「そんな露骨に厭そうな顔しないでよおじさん、儲けになりそうな人数ったらこっちも3人か4人だと思うからさ」

 話に水を差された格好のテオバルトに軽口を叩く。
 だからそっちはそっち、こっちはこっちでいいじゃない7人もいるんだから。

 キャロラインと名乗ったその若い女――旅商人であるそうだ――の語るところによれば、いい話、というのは概略以下のようなものだ。

 曰く、本街道を通らず、この近辺を迂回する道はある。
 馬車は無理だが荷物を積んだ荷馬やラバなら越えられなくはないだろう。
 先を急ぐ荷をこの場の商人から引き受けてブラードなりオランなりへ運ぶことができれば――。

「崩れたのがええと、どのあたりだって?」

 峠近辺の絵図をテーブルに広げ、キャロラインが問う。

landslide_00.png
 このあたりだ、とテオバルトが指さした。

「要はそこ通らなきゃいいわけよね。
 だったらあるよ、道。こっちとこっち」

 言いながら彼女は絵図の上を指でなぞった。

「ま、普段人の通らない道だからそりゃあ危ないだろうけどさ」

 だから金になるし、そういうときのために一緒に仕事しようっていうわけでさ、と彼女は続ける。

「道中の雑費はこっち持ち、儲けは折半てとこで、どう?」

------------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「100_導入部」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。


>みなさま

 みなさまよろしくおねがいしまーす!

 オランから離れた場所での依頼ですが、この場にいる理由は適当にでっち上げてやってください。マルナゲ!

 さて、さっそくルート(というか仕事)分けのお時間でございます。

 ・土砂崩れで埋まった街道の復旧作業の下準備(報酬総額2000ガメル)
 ・街道を迂回する商人の護衛(報酬総額儲けの1/2)

 のふたつですね。
 あ、「儲けは折半」は「冒険者と依頼人を含めた全員で等分」ではなく、儲けのうち半額を依頼人が取り、残りの半額を冒険者で分配」の意です。念のため。

 どちらの依頼も3人から4人程度の冒険者を求めています。

 メタ的に申し上げると、

 ・危険度は前者<後者
 ・期待される報酬は前者<後者
 ・報酬に関するリスクは前者<後者
 ・人数の振り分けは自由
 ・ただし、単独での依頼受領は不可

 というあたりです。

 振り分けについてはPL相談所などをご活用いただき、合意のもとに決めるのがよろしいかと存じます。
 振り分けの確定期限は29日一杯とし、その時点で確定した宣言がない場合はそれまでの希望状況等をもとにGMの一存で確定させることとします。

 よろしくご検討くださいませ!

 なお、出てきた地図の×印が崩れた箇所、峠を抜ける道は本街道(実線)のほか、2本の山道(破線)です。