出発前の相談事
オート(スキュラ) 2012.10.01 [02:07]
>「あれ、仲間と離ればなれだけどおj――お兄さん、いいの?
「・・・おじさんじゃない、まだ20代だ私は」
なにか久しぶりに、このやりとりをした気がする。
しかしまだ20代といっても、後半年足らずで30かぁ...
パーティーを組んで以来、私は自分の歳が気になってしょうがない。
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>「崩れた箇所はまだ薄暗かったこともあり、はっきりと確認はできておりません。
> しかし幅は数十歩、崩落地点の上端から街道までは高さにしておおよそ10歩から15歩ほどかと」
「ふむ、横に数十・縦に十数と...」
頭の中で、崩れた山道を想像してみる。
それなりの規模で崩れた感じだろうか?
そこで我々が作業にあたり、図面の作成と移動ルートの確保を行う、と。
ぬかるんだ地面での高所作業となるだろうか。
「まぁ、道を修復しろという訳でもなし。
手早く片付けてしまおうか」
護衛組はブラードに向かうのに対して、こちらは崩落地点と宿場の往復だ。
モタモタしていると合流に遅れて、オランまで一人で帰るハメになるかもしれない。
それは悲しすぎる。
> ほかに必要そうなものがあれば何なりと仰ってください。
> ああそうそう、皆さんの持ち物で作業に必要な消耗品があれば、こちらで買い上げますよ」
「とりあえず道具などは実物を見ておきたいのだが、外かな?
あと昼は現場で食べるだろうから、ソレと水を」
テオバルト氏と話を詰めていく。
どうやらモノはほとんど揃っているらしい。他に必要そうな物といえば・・・
「スコップとピッケルもあれば頼む。
崩れかけを落とすときに使うかもしれない」
このぐらいだろうか?
「エリオ君、ラキアード。
そっちは何かあるかね?」
同行の二人にも聞いておく。
ウッカリの多い私にとって、他人の目は重要だ。
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>「ああそれと、その現場の近辺ですが、時折妖魔が出るという話が聞こえております。
> この天候ゆえ、そうそう大規模な群れが動いているとも思えませんが――」
「ゴブリンかなにかか?
この山地だし、居てしかるべきだろうが・・・ううむ」
野生動物の類なら火で追い払うなり、魔法で眠らせてしまえば・・・と思っていたが、
妖魔どもとなれば対処法も変わってくる。
テオバルト氏の言うとおり、大群とかち合うようなことは無いにしても。
(雨上がりのゴブリンども・・・昨日から閉じ込められていた巣穴を這い出して、
まずは空腹を満たしに餌探し?それとも先に縄張りの確認を?)
「・・・単独か、数匹のグループがうろつくぐらいかな?」
こちらは戦士二人にルーンマスター。負ける相手では無い。
だが仕事の最中にちょっかいを出されれば危険かもしれない。
ぬかるんだ高所での作業となれば、奴らが石を投げてくる程度でも命に関わりかねない。
「作業は二人でして、一人は警備に付いたほうがいいかもしれないな。
私は腕っ節には自信がないから、どちらか頼むよ。交代しながらでもいいし」
これもエリオとラキアードに話しておく。
「できれば飛び道具もあれば、地形から言って安心なんだが...」
エリオのショートスピアと私の魔法で事足りるだろうか。
・・・行けば分かるといえば、それまでなのだが。
-PL-
とりあえず
・スコップ
・ピッケル
の追加を願います。
保存食・水に関しては、テオさんからいただけると見てよいでしょうか。
持ち込みアイテムは、オートは変更ありません。
おれ、出発の段になったらウードとエレアにお別れするんだ・・・
※編集
テオさんと宿屋主人の言い間違いを修正。
飛び道具うんぬんが干渉的だったので縮小。
その他表現を修正。