襲撃

エリオ(だんがん) 2012.12.05 [07:21]

「生きている限り...敗者ではない...」
ラキアードさんの言葉に、僕は顔をあげました。
これで二度目。
大事な人を斃され。
大事な荷を壊され。
それでも僕は、妖魔から生き延びている。
ならば。
「次は負けない。きっと」
誰に向かって言うでもなく、噛み締めた唇から言葉が漏れました。

今は生きて、三人で、ただ退こう。
誰よりも悔しいのは、まだ戦えるラキアードさんだとわかっているから。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
遅くなりました。
エリオも撤退を希望いたします。

ラキアード(はんく) 2012.12.04 [15:13]

どうやらゴブリンどもは、荷馬車の方へ向かったようだ。
気が向こうに行っている分、こちらは他に手を打つ余裕ができた。
だが、オート殿は気絶し、エリオの怪我もかなりある。
俺一人だけなら、まだ手はあるのだが、
こうも怪我人がいるのでは、完全にはかばいきれない。
それになによりも仲間を見捨てるわけにもいかない。

「エリオ、隙を見てここから脱出するぞ。
この状況では、なによりも生還が大事だ。
それに生きている限り敗者ではない。」
昔どこかで聞いた言葉を思い出し、伝える。

「安全な場所へ移動したら、オート殿の手当てをしなくてはならない。
手伝ってくれるか?
宿へ戻ったら、本格的な手当てと、ゴブリンたちの存在の報告もいるだろう。
それから、作成した地図ぐらいはあるだろうから、危険個所だけでもわかるだろう。」

PL:
まあ撤収は仕方ないですね。
チャット2のダイス目がいまいちでしたから。
こちらも最初に転落判定に失敗して、ダイスチャットを変更したぐらいです。
そういう意味では怪我の功名かもしれませんが。

「生きている限り敗者ではない」というのは、ロードスの黒衣の騎士のセリフですね。

オート(スキュラ) 2012.12.03 [23:14]

あのとき、これがそうなら死んでいた・・・
そういう事が、今までも何度か有った。

きっとこれからもあるだろうし、いずれ本当にもなるのかもしれない。

すまない、ウード。
間に合わない。

────────────────────────────────
-PLスキュラより-

申し訳ありませんが撤退に一票。
作業を片づけ、ゴブリンを倒して気持よく3人で凱旋したかったですが・・・
一番最初に回復役が気絶してしまったことを、お二人にはお詫び申し上げます。
済みません、軽率でした!

GM(Lain) 2012.12.03 [22:44]

 ラキアードはオートを手近な倒木の陰へと引き込む。

 手当を施すに十分な状況とは到底言えないが、少なくともこれ以上の負傷は避けられそうだ――今は。
 的を見失った妖魔どもの怒りとも落胆ともつかぬ呻きが聞こえてくる。

 入れ違いに遮蔽を飛び出したエリオが投石紐を振るい、ホブゴブリンに石を投げつける。
 だが、打ち上げるという悪条件のためか、傷の痛みによるものか、狙いがうまく定まらない。

 ホブゴブリンはそのまま川の上流、峠側へと歩を進めた。

 その先には荷車と、荷馬がいる。

 荷馬をほぼ直下に見下ろす位置へ移動したホブゴブリンがもう一声吠え、荷馬に石を投げはじめた。
 残る4匹のゴブリンどもが吠え声に従い、ばらばらと移動を開始する。

 荷馬を守ることは――つまり荷車とその荷を守ることは、どうにも困難なようだ。

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■GMから

 進行であります。

 PCの現況、先に位置取りをされている点、絶対的な頭数の差等々を考えるに、エリオとオートが無事なまま荷馬と荷車を守りきることは非常に困難と思われます。

 このタイミングで撤退し、荷馬と荷を諦めることを選択するのであれば、メタ的に、全員の安全を保障します

 ゴブリン側は一定の獲物を確保できればそれ以上危険な相手を直接追撃する必要はなくなりますので追撃はありません。
 オートは再度生死判定を行う前にレンジャー技能による応急手当を受けることができます。

 後日談として、山狩りをするなりしてゴブリンどもを掃討することは十分に可能でしょう――そもそも直接当たることができれば負ける筈のない相手です。

 ただし、輸送手段と作業に必要な資材の大半が失われ、これを所定の作業期間内に回復することは不可能であるため、ミッションは経験点上は完全失敗(=500点ベース)、NPCの評価(と報酬)としては一部失敗(≠完全失敗)の扱いとなります

 戦闘を続行するのであれば、『荷馬を殺された段階で経験点上は最大でも限定成功(=700点ベース)』、かつゴブリン側は『ゴブリンの知恵で可能なあらゆる手段でPC側の全滅を目指す』という戦闘となります。
 なお、死者が出た場合、全滅した/遺体を放置して撤退したケースはもとより、遺体を回収できても復活の可能性はない旨をここで明言いたします。GMが認識する限りにおいて調査組のPCには蘇生を可能とするコネもカネもなく、これらを可能にしうるNPCはおらず、そのあたりの背景をまげて救済に乗り出さねばならないほどの必要性をGMが認められないことがその理由です。

 GMとしては撤退を強めに推しておきます(先述のように荷馬を守りきることは困難、かつ経験点200点+金銭報酬の最大メリットに対して最大リスクが割に合わなさすぎるため)が、PLさんのお考えもそれぞれおありでしょうからPLさんの総意としての決定をお待ちいたします。

 ここまでの戦闘の経過でおわかりのとおり、戦闘をする場合でも「単純に・直接・正面から殴り合う」というような戦闘にはならないであろうこと、自らを守る手段のない、または死までの距離が近いPCから順に死の危険に晒されるであろうことはGMとして付言しておきます。

 というわけで撤退であればその旨の宣言を、続行であれば第5ラウンドの宣言と判定をどうぞ。
 宣言はPLの総意として承ります。また、行動宣言&判定後の撤退宣言はこれを認めません

 なお、第5ラウンド、ゴブリン側の宣言は以下のとおりです。

 ・ホブ&ゴブD:荷馬に投石
 ・その他:移動してホブに合流

 端的に申し上げて、GMとしては、オートにとってはほぼ確実に/エリオにとってはそれなりの確率で、生還のラストチャンスという認識でおります
 リスクとリターン、PL・PCの意地や出目の予測などなど諸般の事情をまとめてご考慮のうえご判断くださいませ。

エリオ(だんがん) 2012.12.02 [21:17]

...目が霞む。

衝撃を受けた胸がとても痛い。

でも、まだ立てる。
そう、まだ戦える。


ラキアードさんが遮蔽にたどり着きました。
もちろんオートさんも無事です。

このままでは終われません。
せめて一矢...いや、一投報いたい!

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

4R目の行動宣言
 「静止」状態+遮蔽から一歩出て、スリングで投擲を行います。
 目標はホブゴブリン。(行動順的に移動する前の攻撃なので当たりますか?)
 
引き続きスキュラさん案で。
次Rはまた隠れます。
攻撃を引きつけて、(もしホブゴブリンを追われるようでしたら)ラキアードさんのサポートができれば...
 
 
21:16:54 だんがん@エリオ 命中判定(ホブゴブリン:回避11) 2D6+3 Dice:2D6[3,1]+3=7
 
次からダイスチャットを変えてみます^^;

ラキアード(はんく) 2012.11.30 [23:43]

エリオがゴブリンどもの攻撃前になんとか木陰に入ることができた。
そのため、エリオを狙っていた石が全部外れて見当違いの方向へ落ちた。
これでエリオはしばらくは安全だ。

一方、こちらはオート殿を運んでいる最中なので、もう少しかかる。
エリオへ向いていた攻撃がこちらにくるわけだ。
その一方で、指揮をしていたホブゴブリンとゴブリン1匹が、
投石をせずに違う場所へ移動し始めた。
何をするのかはわからないが、
今はともかくオート殿を隠すことと、投石を回避することだけだ。

そうこうしてると石が飛んできた。
1つだけ完全には回避しきれなかったが、鎧の防御力を信じることにする。

PL:
4R目のゴブリンたちからの投石回避判定です。
まだオートさんを運搬中、もしくは終わった直後で体勢が整っていない状況。
ということで回避-2なので、実質2d6+4

ゴブリンA  2D6 → 2 + 6 + (4) = 12
ゴブリンB  2D6 → 4 + 4 + (4) = 12 
ゴブリンC  2D6 → 1 + 1 + (4) = 6
ゴブリンE  2D6 → 3 + 2 + (4) = 9 

ゴブリンCの時だけ回避で1ゾロなので、防御判定。
鎧の防御力は9です。

ゴブリンCの投石からの防御判定  6 = 4 (4 + 5 = 9) + 【2】 キーNo. : 9
6点防御なので、おそらく防ぎ切るかと思います。

上から離脱して移動したホブゴブリンとゴブリン1匹の動きは気になるところですが、
次のターンまで行動できないので、様子見するしかありませんね。

GM(Lain) 2012.11.30 [17:58]

 ラキアードはオートの隣に屈み、脇から手を入れてその身体を支える。

 背負いはせず、肩を貸す形にもしない――その状態ではいざというとき、オートの身体を盾にすることになりかねないからだ。
 振り向いて遮蔽までの距離と経路をいま一度確かめる。

 ほんの5歩ほども退けば、ひとまずの安全は確保できることだろう。

 ラキアードとオートに一歩先んじて、エリオが遮蔽へと潜り込んだ。
 エリオの体力も限界が近い。
 さらに一人倒れたときの危険を鑑みれば、妥当な判断と言えた。

 まさに石を投じようとしていた妖魔どもが怒り、罵る呻り声を上げる。

 妖魔どものうち4匹はラキアードへ更に石を投げつけようという構えだ。

 だが。
 ホブゴブリンが太い吠え声を上げ、斜面の上を街道に沿って峠側へのしのしと動き出す。
 ゴブリンのうちの1匹もまた、それに続くようだ。

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■GMから

 進行でーす!

 ホブ1とゴブ1が街道に沿って峠側へ移動しようとしています。

 第4ラウンドの宣言&行動をどうぞ!


◆結果&ステータス:第3ラウンド

 A24:ラキアード オートを確保
 A16:エリオ 遮蔽の陰へ移動
 A13:ゴブA エリオへ攻撃→行動キャンセル
 A13:ゴブB エリオへ攻撃→行動キャンセル
 A13:ゴブC エリオへ攻撃→行動キャンセル
 A13:ゴブD ラキアードへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブE ラキアードへ攻撃(はずれ)
 A12:ホブ エリオへ攻撃→行動キャンセル

 エリオ HP:02/14
 ラキアード
 オート HP:00/10(気絶)


◆宣言:第4ラウンド

 A24:ラキアード ???
 A16:エリオ ???【遮蔽】
 A13:ゴブA ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブB ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブC ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブD 移動
 A13:ゴブE ラキアードへ攻撃
 A12:ホブ 移動

エリオ(だんがん) 2012.11.30 [07:40]

> 「エリオもはやく、急いで隠れるんだ!
>俺たちが木陰へ隠れたとわかれば、ゴブリンどもは下に降りてくるはず。
>降りてきたゴブリンどもが俺が相手をするから、
>しばらく身を隠しているほうがいい。」

オートさんを支えながらのラキアードさんから助言が飛びます。

僕は頷くと、盾を構えたまま、後退していきます。
たった数歩が長く感じられ...無事に物陰に飛び込んで、ほっと息をつきました。 
僕の姿を見失った妖魔は怒り狂っていることでしょう。

あとはお二人が無事に隠れられれば... 


 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

描写についてはまた後ほど....
とりあえずは宣言だけ。
 
 
3R目の行動宣言
 遮蔽物に隠れます。
 「静止」の3m移動で届くのであれば「防御専念」しながら。
 距離が足りなければ、通常移動でお願いします。
 
スキュラ様の提案がベストだと思いました。
 
 
(追記)
描写を少し入れました。

ラキアード(はんく) 2012.11.30 [02:39]

気を失っているオート殿を、肩と腕と腰で支え、
一番手近な木陰まで運ぶ。
極端な大男でないのが幸いだが、それでもかなり大きさと重さがある。
身軽なら一気に駆け抜けることができるのだが、
これだけ大きさと重さがあると、全力でも歩く速度と変わらない。

「エリオもはやく、急いで隠れるんだ!
俺たちが木陰へ隠れたとわかれば、ゴブリンどもは下に降りてくるはず。
降りてきたゴブリンどもが俺が相手をするから、
しばらく身を隠しているほうがいい。」

たどり着くまであともう少しだ。

PL:
まずはゴブリンたちの投石からの回避ですね。
本来は、回避力6ありますので、判定は2d6+6なのですが、
オートさんを運んでいる最中で、回避に-2の修正がつくので、
実質、2D6+4ですね。

ゴブリンDからの投石回避
2D6 → 1 + 6 + (4) = 11 
ゴブリンEからの投石回避
2D6 → 2 + 5 + (4) = 11 
値は同じ平均値ですね。ともかく回避成功です。

次のラウンドで運搬は終わりですが、
まだ、体勢が整っていない状況なので、
やはり回避にマイナス修正は必要でしょうか。
それから次は、ゴブリンたちの投石攻撃は全部こちらにくるかと思います。

オート(スキュラ) 2012.11.29 [17:51]

立ち向かう、小さな戦士。


私を物陰へと引く、剣士。


ああ、そんな事はいいから。


私は置いていけ。


足手まといには、なりたくないんだ。


.
.
.
.



妖魔共の、下卑た笑い声。


肉を打ち、骨砕く音。


やめてくれ。


そんなモノは、見たくないんだ。


.
.
.
.


「・・・に・・・にげ・・ろ・・・
 わたし・・・は・・・いい・・・・・」



夢か現か。
ただ暗く、寒い。


────────────────────────────────
-PLスキュラより-

気絶中日記。
もしかしたら戦士ーズを誰かと間違えてるのかもしれません。
死にかけなので!

オート(スキュラ) 2012.11.29 [17:50]

一行にも書いたのですが、バラバラなので纏めてみます。
長いので、一番下のまとめだけ読んで頂いても構いません。


────────────────────────────────


・3R目の対応

エリオ君 隠れる
ラキアード 救出行動(2/3)


では、どうだろうかと思っています。

エリオ君に攻撃が集中していますが、これはエリオ君が身を隠すなり逃げるなりすれば
それらの行動を纏めてキャンセルさせる事ができるチャンスでもあります。
普段であれば防御専念で十分と思うところですが、なにしろ『次』は命に関わるので・・・・

5発中3発がキャンセルされ、ラキアードに向かう石弾はゴブリンからの2発。
基準値4の目標値9。出目5で回避でき、防御ロールも期待値ならノーダメです。
3R目は十分、耐えられます。


────────────────────────────────

・4R目の予想

エリオ君 遮蔽を出て反撃
ラキアード 救出行動(3/3)


ラウンド頭の段階でエリオ君が遮蔽をとっているので、攻撃がラキアードに集中します。
ですがラキアードは敏捷24でオートともども隠れています。攻撃は届きません。
『ラキアードは隠れられない』という裁定になった場合は若干危険ですが、
回避は5で成功・防御も期待値周辺でノーダメ。ゴブリンの攻撃は無視できます。

ホブゴブリンだけは危険ですが...出目6で回避・防御で7点弾けるのでダメージ3。
生命点19のラキアードなら、十分許容範囲なはず。
オートの搬送が終われば回避ペナルティも消滅し、敏捷ボーナス4で避けまくれます。
これが最後のダメージとなる可能性は高いです。

人生最後の見せ場だったのだと、ゴブリン共には後で教育してやりましょう。



エリオ君は遮蔽を出ましょう。
以後、敵のターゲットを引きつけたら隠れ、そうでなければ出て、あわよくば反撃も行う
パターンです。

いずれ見破られて『エリオ君が出てきたら投石』などの宣言をされるでしょうが、
奴らの知能は低いですし、多少の時間は稼げるのではないかと思います。

また、↑のような宣言でマークされたとしても、それはラキアードの負担が減ったという
事になります。そうなったら安心して釘付けにされましょう。
エリオ君を牽制してるあいだにゴブリン共は、ラキアードの反撃をもらうはずです


────────────────────────────────

・全員隠れる or 走って逃げる場合・・・?

全員隠れるのは、なんとなく不吉な予感(?)がするので避けたい気がします。
釘付け状態になったところで、左右から回りこまれて・・・なんて展開が予想されます。
遮蔽の優位を守るためにも、適時反撃を加えてこの状況を崩さずいきたいと思いました。

そう。
実は今の状況は、私はそう悪い形ではないと思うのです。、
乱戦を避けてダメージ管理もしやすい、街道上で乱戦になるより良い状態だと見えるのです。
オートさえ隠せれば、状況は逆転しえるはずです。


もう一つのプラン、走って逃げるですが・・・
エリオ君がここまで根性見せている事、ラキアードがようやく戦えることを考えると、
ちょっと逃げたくないです。
無用のリスクを犯している気はすごくするのですが・・・か、勝てば問題ないし!


────────────────────────────────

・まとめ

3R目
エリオ君 隠れる
ラキアード 救出行動(2/3)

4R目(現時点での予想)
エリオ君 出て反撃
ラキアード 救出行動(3/3)

5R目(現時(ry)
エリオ君 隠れる
ラキアード なにか反撃行動

6R目(現(ry)
エリオ君 様子を見つつ反撃
ラキアード 反撃反撃!


というような行動パターンを考えてみました。
見落とし情報の指摘や、別の行動パターンなど、
ご遠慮なくおっしゃっていただければ幸いです。

GM(Lain) 2012.11.28 [22:48]

 倒れたオートへの射線を切る位置へとエリオが移動し、ラキアードがかわってオートの傍らに寄る。

 エリオが掲げた盾をかすめるように飛来した石が、革鎧にめり込んだ。

 激痛とともに肺の中の空気が乾いた咳となって吐き出された。
 もしかしたら、血も少なからず混じっていたかもしれない。

 石を投げつけたホブゴブリンが、ふたたび嘲るような声を上げる。

 ゴブリンどもの投げた石は全て外れたものの、彼らもまた追従するように笑った。
 醜悪な顔だった。

※ ※ ※

 後退戦はあらゆる戦いの中でももっとも困難な部類に入る、と言われる。

 後退を強いられるということは既に敗勢に傾いているということでもある。
 その中で被害を抑えつつ戦いを畳むというのは、それだけでただ勝つことよりも余程難しい。

 戦いながら退くことは実質的に不可能であるゆえ、後退するということはより大きな隙を晒すということでもある。
 自力で動けぬ負傷者など抱えていればなおのこと。
 もともとの人数が少なければ更に。

 それは数多の将軍がそのような戦況に直面させられ、そのまま後退から壊走へと不可逆の移行を遂げたことが証明している。

 たったふたりで、負傷者を置き去らずに後退するということ、それ自体がある種の無謀である。

 それでも。
 人として、冒険者としての誇り。
 わずかな間であれ苦労をともにした仲間を捨てぬという矜持。
 あるいはかつて己が見た背中の記憶。

 ふたりの心の中にあるなにかが、その足を止めさせた。

 負傷したエリオにかわって、ラキアードがオートに近づく。
 規則的な呼吸は、まだ止まっていない――まだ。

 流れ弾を避けられる位置を確かめ、タイミングを計る。
 抱え上げ、物陰に隠れ、ひとまずの安全を確保するか。
 あるいは――?

------------------------------------------
■GMから

 進行でーす!

 エリオ君が大人気すぎる件について。
 救出に向かったラキアードに2体、残りはエリオへ投石です。

 第3ラウンドの宣言&行動をどうぞ!


◆結果&ステータス:第2ラウンド

 A24:ラキアード オート救出のため移動
 A16:エリオ 防御専念
 A13:ゴブA エリオへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブB ラキアードへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブC エリオへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブD ラキアードへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブE エリオへ攻撃(はずれ)
 A12:ホブ エリオへ攻撃(命中、8ダメージ)

 エリオ HP:02/14
 ラキアード
 オート HP:00/10(気絶)


◆宣言:第3ラウンド

 A24:ラキアード ???
 A16:エリオ ???
 A13:ゴブA エリオへ攻撃
 A13:ゴブB エリオへ攻撃
 A13:ゴブC エリオへ攻撃
 A13:ゴブD ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブE ラキアードへ攻撃
 A12:ホブ エリオへ攻撃


◆ダイス

 Lain@運び屋 調査組vsゴブs ラウンド3:攻撃対象決定。1-4:ラキアード 5-6:エリオ
 Lain@運び屋 ホブ: 1d6 Dice:1D6[5]=5
 Lain@運び屋 ゴブA: 1d6 Dice:1D6[5]=5
 Lain@運び屋 ゴブB: 1d6 Dice:1D6[6]=6
 Lain@運び屋 ゴブC: 1d6 Dice:1D6[6]=6
 Lain@運び屋 ゴブD: 1d6 Dice:1D6[3]=3
 Lain@運び屋 ゴブE: 1d6 Dice:1D6[1]=1
 Lain@運び屋 エリオまじ大人気。

ラキアード(はんく) 2012.11.28 [02:41]

なんとかオート殿を物陰に隠して、投石の攻撃を防がなくてはならない。
石が当たらない場所にいけば、ゴブリンたちも降りてくるだろう。
そうすれば、こちらも対処しやすくなる。
もちろん、攻撃されないように守る必要はあるが。

いかようにしようかと回避しつつ考えていると、
エリオが提案をしてきた。
見ると、エリオも投石のダメージがかなりきている。
このままでは危険かもしれない。
「わかった、オート殿は俺が運ぶ。
エリオは投石を避けつつ、石の当たらない場所へ退避してくれ。」
幸い、まだ太刀を抜いていないので、すぐにでもオート殿を運ぶことが可能だ。

先ほど隠れていた木の陰がすぐ近くにあるので、
そこへ運ぶのが今は一番ベストだろう。
あとは、オート殿に石が当たらないように、極力かばう必要がある。

PL:
ともかくゴブリンからの投石攻撃の回避
2D6 → 4 + 6 + (6) = 16 
2D6 → 6 + 6 + (6) = 18
運搬中なので?2の修正で、
1回目が14
2回目は6ゾロなので全く問題なしですねw

こちらは全然大丈夫なのですが、エリオさんが危険な状況ですね。
うまく移動できるか。

エリオ(だんがん) 2012.11.27 [22:49]

僕の攻撃は外れました。 
間髪いれずに浴びせかけられた反撃を、二つほど避けきれず、少しよろめいてしまいます。

...血の味がする。
どうやら口の中を切ってしまったようです。 

>「エリオ! オート殿を木の陰などの安全な場所へ運んでやってくれ!
>その間の敵の襲撃はこちらが受ける!」
目の前には、飛び込んできてくれたラキアードさん。
確かに、僕よりも優秀な戦士である彼ならば、優秀な囮役を演じてくださるでしょう。

「ラキアードさん」
でもきっと。それじゃだめなのだ。
「オートさんはお任せします。...僕が、壁役を引き受けます」

人ひとりを抱えて背を向けて逃げる。そんな大きな隙を妖魔が見逃すとは思えない。
その後ろ姿に投石を集中されれば、僕の動きでは、今度こそ立っていられなくなるでしょう。
オートさんが倒れ、僕まで倒れる。そうなれば、ラキアードさんにまで塁が及ぶ。たぶん、生きては帰れない。

ならばどうすればいい?
答えは簡単。一番可能性の高い選択肢を選べばいい。
オートさんを保護するのは、戦士としての技量に長けるラキアードさんに。
そして、真っ先に攻撃をしかけたことで敵に狙われている僕なら、殿にはちょうどいいはず。

「大丈夫です。お二人が隠れたら、すぐに後を追いますから」
そう。可能性は高いです。
『オートさんとラキアードさんが生き残る』可能性は。
 
怖くない、と言えば嘘になります。
でも不思議なことに、気持ちが高揚するのを感じていました。
誰かの盾になる。いつか見たあの背中に、僕は追いつこうとしているのですから。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2R目の行動宣言
 「静止」状態で防御専念。
 ラキアードさん&オートさんへ可能な限り近づき(後退し)ます。
 
(エリオの生命点:10/14 → 2/14)
 
 

23:09:33 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンA:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[6,5]+4+2=17
23:09:23 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンC:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[3,1]+4+2=10
23:09:01 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンE:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[6,5]+4+2=17
23:08:47 だんがん@エリオ ひどい出目だ...
23:08:18 だんがん@エリオ 防御判定(ホブゴブリン:打10) R8+2 Dice:R8[1,2:0]+2=2
23:07:27 だんがん@エリオ うぐぐ...
23:07:09 だんがん@エリオ 回避判定(ホブゴブリン:攻撃10) 2D6+4+2 Dice:2D6[1,1]+4+2=8
23:06:55 だんがん@エリオ 2R目

オート(スキュラ) 2012.11.26 [21:57]

「(どうせ魔法を使うなら・・・!)」


間近に迫る襲撃の時を少しでも安全に迎えるためにと、
私はズルリと滑った足元に逆らわず、身を丸めてガケを転げ落ちた。

"落下制御"で踏みとどまっても危険な状況に変わりはなく、
むしろ転落の傷を"癒し"の奇跡で塞いだほうが、よい状況で戦えると踏んだからだ。

だが・・・

.
.
.
.


ドン!
という鈍い音を、どこか遠くで聞いたような気がした。

どこか打ったのかと確かめようとするが、体が動かない。
手も足も、ひどく重い。
二人を呼ぼうとしても声が出ない。
息が、できない。


「・・ぁ・・・・っ・・・・」


首筋に、生ぬるい液体が伝う感覚。
プンと漂う鉄錆めいた臭いで理解できた。
ああ、私はこれから・・・


「・・・・・・・・・・エ・・ル・・」


・・・死ぬのかもしれないな、と。





────────────────────────────────
-PLスキュラより-

ご迷惑をお掛けしておりますスキュラでございます。
はんくさん、色々ゴネ回しましてすみませんでした。
だんがんさんも何から何までフォローいただき感謝の言葉もありません。

ようやくルルブ見れる環境に復帰しまして、ゴブリンとホブゴブリンのデータを確認したのですが、
エリオ君も集中攻撃さえ避けられれば戦える相手で、
ラキアードなら一人で全滅も十分可能と見ました。
ゴブリンの攻撃力は9で、ラキアードの回避値6なら1ゾロチェックでしかありません。
(奇しくも転落判定の目標値と同じですね...)


さすがに今から崖を登るのは大変でしょうし(ハードレザーを脱ぐの時間掛かるはず)
相手の弾切れを待つか、こちらが全員隠れて敵を誘い出すかしないと行けないでしょうが
まだまだ勝機は残っていると思います。


皆生きて帰れるよう頑張りましょう!

GM(Lain) 2012.11.24 [23:48]

 飛来した石礫が、街道の敷石に当たって砕ける。
 さらにいくつかが降り注いだ――エリオは盾を掲げてかわそうと試みるが、いかんせん数が多い。
 ひとつ、ふたつと石礫が鎧に当たる。

 落差と膂力で加速された石塊は、存外に重い衝撃を残した。

 だが、幸いに、と言うべきだろう、妖魔どもはすべてエリオを狙っていた――倒れたオートよりも、投石紐を構えるエリオを先に倒すべきと考えたようだ。
 目先のことに囚われがちな妖魔であっても、その程度に働く頭は持っているらしい。

※ ※ ※

 飛び出したラキアードを、妖魔どもは新手と受け取ったらしい。

 だが。
 自分たちのもとへ届かぬ武器しか手にしていないラキアードに釣られた妖魔は2匹のみ。

 石を撃ち返したエリオへの攻撃の手は、いまだ緩められない。

------------------------------------------
■GMから

 進行でーす。

 ダイスの結果、囮になろうとしたラキアードに2匹が釣られました。
 残りは引き続きエリオへ投石です。

 第2ラウンドの宣言&行動をどうぞ


◆結果&ステータス:第1ラウンド

 A24:ラキアード エリオの前へ進出
 A16:エリオ ホブゴブへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブA エリオへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブB エリオへ攻撃(命中、3ダメージ)
 A13:ゴブC エリオへ攻撃(命中、1ダメージ)
 A13:ゴブD エリオへ攻撃(はずれ)
 A13:ゴブE エリオへ攻撃(はずれ)
 A12:ホブ エリオへ攻撃(はずれ)

 エリオ HP:10/14
 ラキアード
 オート HP:00/10(気絶)


◆宣言:第2ラウンド

 A24:ラキアード ???
 A16:エリオ ???
 A13:ゴブA エリオへ攻撃
 A13:ゴブB ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブC エリオへ攻撃
 A13:ゴブD ラキアードへ攻撃
 A13:ゴブE エリオへ攻撃
 A12:ホブ エリオへ攻撃


◆ダイス

 Lain@運び屋 調査組vsゴブs ラウンド2:攻撃対象決定。1-2:ラキアード 3-6:エリオ
 Lain@運び屋 ホブ: 1d6 Dice:1D6[5]=5
 Lain@運び屋 ゴブA: 1d6 Dice:1D6[3]=3
 Lain@運び屋 ゴブB: 1d6 Dice:1D6[1]=1
 Lain@運び屋 ゴブC: 1d6 Dice:1D6[3]=3
 Lain@運び屋 ゴブD: 1d6 Dice:1D6[1]=1
 Lain@運び屋 ゴブE: 1d6 Dice:1D6[4]=4

ラキアード(はんく) 2012.11.24 [19:11]

陰から様子見すると、どうやらゴブリンが5匹いて、
さらに上位ともいえるホブゴブリンもいる。
どうやらホブゴブリンが指揮しているようだ。

その一方で、崖の方を見ると、
オート殿が降りるのに失敗して、落下してしまったようだ。
見た目、大怪我はしていないようだが、気を失っている。
こうなっては仕方ない。
「エリオ! オート殿を木の陰などの安全な場所へ運んでやってくれ!
その間の敵の襲撃はこちらが受ける!」

距離からすれば近いので、二人の前面に出ることは素早くできる。
とはいえ、すぐには間に合いそうもない。
その間、二人が無事なことをいのるだけだ。

PL:
前回の分の怪物判定は、ホブゴブリンに使用。
2d6 <Dice:2D6[6,3]=9>
今回の分はゴブリン用です。
2D6 → 5 + 1 = 6 
どちらも成功ですね。

敏捷度順からすれば、真っ先に行動できます。
普通の移動で24m移動できるので、
次ターンからは前面に出て、攻撃を受けることは可能です。
あとは向こうのゴブリンたちがどう行動するかですね。

エリオ(だんがん) 2012.11.24 [04:52]

――――――オートさんが、落下した。
目の前でぐったりと横たわる姿に、思わず駆け寄ろうと――――――

>醜悪な顔をさらに歪めて不愉快極まる声を漏らした。

その時頭上から降ってきたのは下卑た声。
それを、僕はよく知っています。

(「...懸命に努力した者を嘲笑ったな?」)
妖魔。
僕にとっては、因縁浅からぬ相手。
投石紐を握る手が一瞬強張ります。

しかし。

落ち着け、と。
自身に言い聞かせながら深く息をつきました。
今、やるべきことは何だ?
できることは何だ?

小盾を掲げ、改めて、僕は数歩前に進み出ます。
投石の構えを見せる妖魔と、オートさんと
の間に割って入る位置。

たとえ勝ち目が薄くても、
「来るなら来い!」
そこに守るものがあるのなら、大声を上げて迎え撃たねばなりません。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

むむ、多勢に無勢ですね。オートさんを連れて退避する前にやられてしまいそうです。
むしろ次ラウンドからは防御専念しないとまずいかも。
リーダーを追い込めば退却してくれるのではないかと思うのですが...いかんせんエリオではレベルの差が。攻撃当たらない^^;

 

◯1R目の行動宣言:
 「静止」状態で移動
 オートさんを庇う位置まで前に出て、ホブゴブリンへスリングで攻撃

(エリオの生命点:14/14 → 10/14)

 

04:03:03 だんがん@エリオ 残念...
04:02:44 だんがん@エリオ 1R目エリオ(「静止」+投石→ホブゴブリン:回11) 命中判定 2D6+3 Dice:2D6[1,6]+3=10
03:59:29 だんがん@エリオ 防御判定(ゴブリンB:打7) R8+2 Dice:R8[2,3:2]+2=4
03:59:04 だんがん@エリオ 防御判定(ゴブリンC:打7) R8+2 Dice:R8[6,3:4]+2=6
03:56:33 だんがん@エリオ ゴブリンBとCの攻撃が当たってますね。あと、1ゾロ10点いただきます
03:51:52 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンA:攻撃9) 2D6+4 Dice:2D6[6,3]+4=13
03:51:41 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンB:攻撃9) 2D6+4 Dice:2D6[1,1]+4=6
03:51:29 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンC:攻撃9) 2D6+4 Dice:2D6[2,2]+4=8
03:51:15 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンD:攻撃9) 2D6+4 Dice:2D6[1,4]+4=9
03:51:04 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンE:攻撃9) 2D6+4 Dice:2D6[4,6]+4=14
03:50:48 だんがん@エリオ 回避判定(ホブゴブリン:攻撃10) 2D6+4 Dice:2D6[4,6]+4=14
03:50:28 だんがん@エリオ 知名度判定(ゴブリン:6) 2D6+4 Dice:2D6[3,5]+4=12
03:50:14 だんがん@エリオ 知名度判定(ホブゴブリン:8) 2D6+4 Dice:2D6[3,6]+4=13

GM(Lain) 2012.11.24 [00:17]

 その瞬間、冒険者たちの対応は三者三様であった。

※ ※ ※

 エリオは投石紐を取り出し、いつでも石を放てるよう準備する。
 姿を現すであろう敵への即応の構えだ。

 ラキアードは手近な倒木の陰へと隠れた。
 まずは相手の出方を窺おうとする。

 オートはそのとき、もっとも危険な位置にいた。
 音のした鳴子のあたりと地上のちょうど中間、高さにして10歩ほどになろうか。
 まずは体勢を整えねば何も出来ない――だが、慌てたためか、身体の平衡を崩してしまう。

 【落下制御】の呪文を行使するか否か。
 一瞬の逡巡ののち、呪文の行使を諦めて体を重力に委ねる。
 中途半端にこらえて立ち往生するよりは、という判断であった。

 だが。

 滑落し、幾度か泥や倒木、石に身体を打ち付けて弾み、街道へ落ちる直前。
 オートの身体は背中から巨石に叩き付けられた。

 濡れた敷布を地面に落としたときのような、鈍い音が響く。
 その音はふたりの仲間の耳にも間違いなく届いたことだろう。

 それきり、オートは動かなくなった。

 立ち上がる様子もなければ痛みに声を上げることすらない。

 辛うじて上下に動く胸だけが、彼の生存を伝えている。

※ ※ ※

 その直後、鳴子の音の主たちが緩斜面の際に現れた。

 エリオやオートとの距離は20歩ほど、ラキアードはもう数歩離れているだろうか。

 妖魔どもだ――数は6匹、なかに1匹、大柄な妖魔がいる。

 彼らはエリオを認め、倒れたオートを指差し、醜悪な顔をさらに歪めて不愉快極まる声を漏らした。
 どうやら笑ったらしい――言葉は通じずとも、その意味するところは明確だ。
 彼らの目に映る二人は、倒れた男と少年のような戦士。
 自分たちが遅れをとる筈がないと侮り、嘲っている。
 弱いと見た相手にどこまでも増長し、残虐になることができる、それが妖魔の妖魔たる所以とも言えた。

 ひとしきり笑い終えたのち、大柄な妖魔が石を取り出した。
 にやにやと笑いながら、何事かを妖魔どもに告げる。
 残りの5匹が追従するように石を構え――。

 行くぞ、そう言うようにエリオを指差し、にたにたと笑った顔のままで妖魔どもは投石を始めた。

------------------------------------------
■GMから

 進行でーす!

 まずセージ技能による怪物判定をどうぞ。
 平目でもチャレンジ可能です。

 敵はゴブリン×5ホブゴブリン×1で、冒険者たちの20m上方に位置しています。
 とりあえず1R目は全員でエリオに投石(攻撃)を行いますね。

 この戦闘において、下から上へ打ち上げる射撃・投擲にペナルティはかかりません。
 同様に、打ち下ろしの射撃・投擲についてもボーナスなどはありません。

 また、戦闘は原則としてすべて固定値で行います。
 例外は敵が魔法を使ったときのダメージロールとスリープクラウド等の再抵抗判定で、これらはGMがダイスロールを行います。
 まあこちらのルートには今のところ魔法を使う敵もスリクラを使う味方もいないわけですが!

 というあたりで第1ラウンドの行動宣言&判定をどうぞ


>だんがんさん


 そのようなわけですので、6回分の回避と、必要であれば防御ロールをどうぞ。

 以前ご質問いただいていたことでレスを失念しておりましたが、オートはエリオの静止移動圏内(3m以内)に落下してきたものとしましょう。


>はんくさん

 既に振っていただいている怪物判定のダイスについては、ホブとゴブのいずれに適用するか決めてください。
 そのうえで、残りのもう片方分を振っておいてくださいませ!

 オートを手近な物陰(いちばん手近なのは自分がいま隠れている樹木の陰になるでしょう)に引きずってくるためには、(1)移動(2)確保(3)移動 の3ラウンド分の行動が必要です。確保後は攻撃ができず(両手が塞がります)、オートの重量を支える必要があるため回避に-2のペナルティが課せられます。


>スキュラさん

 出目ェ・・・・・・(、、
 とりあえず生きててよかった!

 今後しばらくはPL相談所での活躍を期待いたします!

オート(スキュラ) 2012.11.22 [00:20]

「暗くなってきたな。
 まだ残ってるんだが・・・」


結局、現場の下調べを全て終えることは出来なかった。上のほうが丸残りである。
下ではエリオ君がロープ張りを始めたようだが、これでは明日の午前中にも
追いつかれてしまうだろう。
エリオ君をあまり高い場所には登らせたくないし・・・


「ううむ、組み立てを誤ったか」


ラキアードになら一人で上を担当してもらえるのだが、彼は警備から離れられない様子。

しかたがない。多少遅れるとしても、
明日の午後一杯は掛けるつもりで作業をすすめるとしよう。

.
.
.
.


「おーい二人共、そろそろあがろう!
 宿に・・・」


宿に帰ろう、と続けようとしたそのとき。


>その直後、鳴子ががらがらと音を立てる。
>鳴子の音に被さるように、喚くような声が響く。


「!!」


反射的に声を呑み込み、崖を見上げる・・・鳴子にかかった『何者か』の姿は見えない。
だが獣の鳴き声とも違う、この『声』。
噂の妖魔共か?


「(登って『剣』か、降りて『杖』・・・・・・・『杖』だ!)」


斜面を登って迎え撃ちにいくか、降りて魔法で戦うか一瞬迷った。
だが下には二人の戦士がいる。
私はあくまでもサポートに回るべきであろう。
そう思って、崖を降りる。


「下につくまで、出てくるなよ...」


可能な限り急いで崖を下る。
ああ、だが間に合いそうにない...!


────────────────────────────────
-PLスキュラより-

とにかく魔法を使える体勢に、ということで崖を降ります。
10m→5mへ。


00:12:32 スキュラ@オート 滑落判定・目標値7 2d6+3 Dice:2D6[1,2]+3=6
00:12:39 スキュラ@オート ふ
00:13:37 スキュラ@オート キュア代5点支払って下まで降りるか、フォリコン3点で現状維持か...
00:14:54 スキュラ@オート よし落ちよう。どうせ崖に居ても的だ。
00:15:19 スキュラ@オート 滑落による10点ダメージを防御 R5+2 Dice:R5[1,1:*]+2=0
00:15:22 スキュラ@オート ふ



まさかの気絶なのでした。
すみません、あとお願いします。


泣いていい?(´;ω;`)



00:17:52 スキュラ@オート 忘れてた。生死判定のお時間だよー
00:18:28 スキュラ@オート ピッタシ気絶なので、目標値7の基準値3 2d6+3 Dice:2D6[3,1]+3=7
00:18:40 スキュラ@オート ...どうなってるのいったい


生死判定もギリギリだった...
いや助かったけど、それにしたって。
うごごごご



※追記 見づらいので日時を修正

エリオ(だんがん) 2012.11.21 [23:08]

>鳴子ががらがらと音を立てる

ロープを張る作業に没頭していた僕は、その音で、ようやく事態に気づくことになりました。

何か近づいてきている?
動物か、あるいは...  


横目でラキアードさんをうかがえば、気配を殺して、まだ見えぬ敵の方へ移動を始めておられました。
さすがです。

僕は、もう少し様子を見てみることにします。
とっさに背中に背負っていた小盾を構えると、投石紐と弾丸に手を伸ばしました。

この状況でもっとも危険なのは、斜面上に居るオートさん。
降りるにしろ、登るにしろ、敵の格好の的になってしまいます。

何とかしなければ...



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

戦闘前のラウンド。盾とスリングを装備です。

また、ラキアードさんが忍び足で近づいていますので、エリオは邪魔しないように静かに様子見します。
敵の姿が見えたら、大声を上げて投石し、敵の注意を自分に引きつけ囮になる作戦を検討中です。いかがでしょうか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

もう二ヶ月も経っていたんですね...^^;

延長につきましては、希望します。
せっかくだから最後までやりたいなあと。

ラキアード(はんく) 2012.11.20 [22:27]

夕方に近くなり、あともう少しで今日の作業が終了というところで、
上から板が鳴る音がした。
何かが近づいてきたらしい。
何か声らしき音もする。

すぐに行動を開始した。
ここは足音を立てずに、なるべく近づいて、相手の様子を見ることにする。
数やどいういう相手かを知ることは、
戦術を立てるときに対応がしやすくなる。
はたしてどの程度なのか。

PL:
忍び足
2d6+5 <Dice:2D6[2,3]+5=10>
カモフラージュ
2d6+4 <Dice:2D6[5,3]+4=12>
怪物判定
2d6 <Dice:2D6[6,3]=9>

成功すれば、こちらの位置はすぐには把握されないでしょう。
まあ1ターンかそこら程度でしょうが。

GM(Lain) 2012.11.19 [10:06]

 日も傾き始めた頃。

 周囲を警戒するラキアードの耳が、複数の足音を捉えた。
 その直後、鳴子ががらがらと音を立てる。

 何かが近づいてきているようだ。

 鳴子の音に被さるように、喚くような声が響く。
 意味するところは解らない――だが、好意的な響きでないことは明らかだ。

------------------------------------------
■GMから

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 進行です。
 ターン5あたりで、ラキアードが足音に気付きました。

 上から、複数です。
 また、鳴子に引っ掛かり、なにか言葉を喋っている様子です。

 まだ相手の姿は見えません――見えるまでに1ラウンド程度の1アクションが可能としましょう。
 まず何をするか、を決定してくださいませ!