いつか見た...
エリオ(だんがん) 2012.11.27 [22:49]
僕の攻撃は外れました。間髪いれずに浴びせかけられた反撃を、二つほど避けきれず、少しよろめいてしまいます。
...血の味がする。
どうやら口の中を切ってしまったようです。
>「エリオ! オート殿を木の陰などの安全な場所へ運んでやってくれ!
>その間の敵の襲撃はこちらが受ける!」
目の前には、飛び込んできてくれたラキアードさん。
確かに、僕よりも優秀な戦士である彼ならば、優秀な囮役を演じてくださるでしょう。
「ラキアードさん」
でもきっと。それじゃだめなのだ。
「オートさんはお任せします。...僕が、壁役を引き受けます」
人ひとりを抱えて背を向けて逃げる。そんな大きな隙を妖魔が見逃すとは思えない。
その後ろ姿に投石を集中されれば、僕の動きでは、今度こそ立っていられなくなるでしょう。
オートさんが倒れ、僕まで倒れる。そうなれば、ラキアードさんにまで塁が及ぶ。たぶん、生きては帰れない。
ならばどうすればいい?
答えは簡単。一番可能性の高い選択肢を選べばいい。
オートさんを保護するのは、戦士としての技量に長けるラキアードさんに。
そして、真っ先に攻撃をしかけたことで敵に狙われている僕なら、殿にはちょうどいいはず。
「大丈夫です。お二人が隠れたら、すぐに後を追いますから」
そう。可能性は高いです。
『オートさんとラキアードさんが生き残る』可能性は。
怖くない、と言えば嘘になります。
でも不思議なことに、気持ちが高揚するのを感じていました。
誰かの盾になる。いつか見たあの背中に、僕は追いつこうとしているのですから。
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でも不思議なことに、気持ちが高揚するのを感じていました。
誰かの盾になる。いつか見たあの背中に、僕は追いつこうとしているのですから。
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2R目の行動宣言
「静止」状態で防御専念。
ラキアードさん&オートさんへ可能な限り近づき(後退し)ます。
(エリオの生命点:10/14 → 2/14)
23:09:33 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンA:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[6,5]+4+2=17
23:09:23 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンC:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[3,1]+4+2=10
23:09:01 だんがん@エリオ 回避判定(ゴブリンE:攻撃9) 2D6+4+2 Dice:2D6[6,5]+4+2=17
23:08:47 だんがん@エリオ ひどい出目だ...
23:08:18 だんがん@エリオ 防御判定(ホブゴブリン:打10) R8+2 Dice:R8[1,2:0]+2=2
23:07:27 だんがん@エリオ うぐぐ...
23:07:09 だんがん@エリオ 回避判定(ホブゴブリン:攻撃10) 2D6+4+2 Dice:2D6[1,1]+4+2=8
23:06:55 だんがん@エリオ 2R目