1.まずは

ラキアード(はんく) 2012.09.29 [02:09]

オランに到着し、そこを拠点に今後活動することにする。
この街は人が多いようで、当然、いろいろな依頼・仕事もある。

まずは、頼まれた隊商の護衛でソーミーという街へ行き、
そこでの仕事を終えて、次の仕事ためオランヘ戻る道中、小さな村と宿屋があり、
そこの1軒の酒場兼宿屋に入った。
そこそこの大きさの店らしい。

ブラードの街の辺りは、さすがにかなり南の土地だけあって、気候よく日差しもかなりある。
故郷は季節豊かな場所なので暑い日もあったが、この辺りみたいに年中こういう気候なのは初見だ。

そして、その店で休息していると、ある会話が多いことがわかる。
どうやら、この街のさらに東の山の中で崖崩れが起きたらしい。
そこは東の大国のアノスへ通じる重要な街道だということだ。
復旧するまでしばらく時間がかかるようで、
その間どうするべきか、迂回するか、引き返すか、滞在するかで、いろいろ話し合っている。

そうこうしていると、オランの役人が急いで店に入ってきた。
その人は、街道の普請を担当している人物で、
今回の崖崩れの復旧に際し、現在の状況がどうなっているかの事前調査の依頼を頼んできた。

その説明が終わったあと、今度は別の人物が似たような依頼を出してきた。
こちらは女性の旅商人。
う回路の提案をしてきた。
先を急ぐ荷をこの場の商人から引き受けて、う回路を進むことになる。

まずは検討してみる。

調査の方に関しては、実際に崖崩れの場所や崩れてきそうな場所、
それから復旧工事が必要な場所などを調べるということだ。
普段なら大きな街道ゆえに、比較的安全なのだろうが、
今は通る人も馬車もなく、何が起こるかわからない。
それから今後のためにも、崖崩れが起きた原因も、可能な限り調べる必要がある。

う回路の護衛は、本来はう回路が実際に通ることができるかどうかを先に現地で調べておくのが筋だが、
どうやらあまり時間もないらしく、
街道の普請を担当している人物も、その女性の旅商人の話を信じるしかないようだ。
ならば、この依頼を受けたメンバーの中で、腕に自信のある人が一人、先行して調査するしかない。
その一方で護衛の任務もあるから、あまり離れることもできない。
投げた短剣が届く程度が最大限先行できる距離。
もう1つ、この依頼自体も十分に注意が必要かもしれない。

どうやら何人かの冒険者がこの2つの依頼をそれぞれ受けるようだ。
中にはすでにパーティを組んでいるメンバーもいる。

とりあえず人員がいるようだ。
前の仕事も終わったから、ここで新たな依頼を受けるのも悪くない。

「俺はラキアード。見ての通り流れの剣士だ。
護衛にしろ、調査にしろ、必要なら参加するぞ。どちらに加わればいい?」

PL:
では皆様よろしくお願いします。
基本、戦士(というより剣士=ソードマスター)のキャラなので、敵が来れば斬る、のがメインになりますね。
あと伏兵とか街の外での隠密行動も可能です。

依頼はどちらも、基本的にすることは同じなので、どちらでもOKです。