選択の時 森と草原

アシュレイ(ゴースト) 2012.10.02 [18:14]

クライバー川の支流に沿って下り、急な岩場と森を抜ける北のルートか。

峠まで登り返したのち、草原を進む南のルートか。

護衛することになった商人の...ああ...あー
...
...うむう

そう!キャロラインだ!
そのキャロラインが言うにはその2つのルートがあり
どちらかを選択する必要があるということらしい。

私が護衛を選んだ理由は3つほどある

1つはオランへ帰ることが出来る、最速かつ、ある程度安心できる手段だから 
お金も手に入るし一石二鳥というやつだ

2つ目は...私はその、恥ずかしい話ながら高所が苦手だ。
計測するためには状況を広く確認するため高所に登らざるをえない
しかし高所の私は無様極まりない、そんな醜態を晒すのは嫌だ、絶対嫌だ。

3つ目は...

>「じゃあこれからよろしくね!

>アシュレイ、リモーネ!」


「え? ああ、握手ってやつだね、知っているよ、友好の証だね

それじゃあ...ああ!すまないね、手袋をつけたまま握手するのはマナー違反かな?」

差し出した左手を慌てて引っ込め、ボタンを外し両手を露わにする。

再度手を伸ばし、その時気づいた、気づいてしまった

彼女達の手は健康的な生きた人間の手で

私の手はまるで血の通わない死人のような手だ


それが、どうしようもなく、悲しかった

フン...我ながら下らないことを思いついたものだな
本当に...下らない事だ

「っ、すまない!あまり握手やコミニケーションを取ることがなくてね あはは...
ついうっかりして...そう、ぼんやりしていたんだ、左手で握手するのもマナー違反
だったよね?」

伏見がちに慌てて弁解をしつつ、右手を伸ばし、握手する。

「よろしく、エレアノール、ウドン、リモーネ
君たちに期待している、当然私も頑張らせてもらうよ」

できるだけにこやかに、組むことになった仲間と握手する、当然依頼主にも。

...先ほど一瞬だけ顔をがこわばった事を誤解されなければいいんだが
そそくさと手袋を付け直し、ため息をつきながら少し寝ぐせのついた髪をかき上げる


「とにかくルートを決めないとね...
と言っても普通なら南を選ぶだろうな、好き好んで岩場に行く奴など居ないだろう
岩場でいたずらに体力を消耗するのは好ましくない、と私は思う」


>「罠の類には、注意した方がいいかもしれないわ。
>待ち伏せは十分ありえるし、そうでなくても、付近に山賊の根城でもあったら事だから」

「それが問題だな...警戒するに越したことはないだろう」

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PL・(トラウマが)よみがえーる♪ なアシュレイ
そして、自然に名前を間違えるアシュレイ、これもグーグルIMEのお導き...! (すいません)

南ルートに何が待ち受けているかは分かりませんが
きっと何とかなるでしょう(

北?高所?ちょっと何言ってるかわからないですね
高いところに連れてっちゃダメですよ!絶対に押しちゃダメですよ!(お約束)