森へ
バルカ(魔音) 2012.06.04 [23:38]
マーク(悪根) 2012.06.04 [20:22]
「チッ、思ったより早起きだったな。」
もうちょっと怠けててくれればいいものを。
>「行こう。
> 明かりなしで近付けるチャンスは、これが最後です」
「だな。敵さんはこっちより大所帯。その上、寝起きで短足だ。
背後を突くチャンスと見ておこう。」
実際、これはこれでメリットがある。
真っ先に潰したいのはシャーマンであって。
敵がここに居座っていれば奴は洞窟の奥にいたはず。
だが、今なら・・・
「バルカも弓は行けたよな?」
盾をしまい、弓を手に取る。
視界が効く内に射程内に捕らえなければ。
PLより----------------------------------------------
・現状もっともはっきりと見えている足跡の群れを追う
を推しまーす。
最初の一当てでシャーマン殺ろうぜ、なノリ。
橋から調べるより今のルートの方が不意打ちし易い、多分。
私はこっちのが好みですぞ。
ルーイ(たいまん) 2012.06.04 [10:49]
「―――吊り橋!」
明るいうちから行軍を開始しているとは、正直思ってなかった。
足跡は南東、吊り橋方面へ向かっている。
ちょうど暗くなった頃に橋を落とそうって腹だろう。
全部が橋に向かったかどうかは、もっと調べないと分からない。
だけど。
「行こう。
明かりなしで近付けるチャンスは、これが最後です」
状況次第では橋を落とされても仕方ないけど、10体ほどの集団の不意を打つのは、今しかない。
--------------
PLより:
橋近くから調べて行くのが正解だったようですw
というわけで、南東行きに一票です!
急いだら橋に到着前に追い付けるのか、それとも、橋が落とされる現場で追い付くのか。
村に戻って警告し、襲撃に備えるというのも手ですが。
GMに確認と質問でーす。
1.今からシルヤ川の吊り橋に向かって進んだら、明かりなしで到着できるでしょうか。
明かりのあるなしで、不意打ちできる可能性が著しく違うので。
2.フツーに睡眠している相手にスリープクラウドを撃った場合、目覚め判定用の達成値が上書きされるのでしょうか。
それとも、効果がないのでしょうか。
■思いつきによる今回の成功判断基準
・敵はおそらく足跡が判明している10―12体のみ。
・敵本隊を襲撃して全滅させることで大成功
・橋が落とされることで成功の度合いが下がる
・村で迎撃することで成功の度合いが下がる
っていう感じかなあと。
今橋を落とされる前に追い付くのが、大成功への最後のチャンスかなと思っておりますー。
もちろん全然違うかもしれないけどw
GM(Lain) 2012.06.04 [08:18]
一息入れる間もなく、行軍は続く。
南西へ。
シルヤ川近く、もっとも南の洞窟へ。
目的地ははっきりしており、足跡も見失うようなものではない。
迷いようのない道である。
日没にはまだ猶予があるが、フラナリー街道沿いの地域の、その西側にはエストン山脈が聳えている。
夕陽は一足はやく、山陰に隠れた。
とはいえ空はまだ明るい。
徐々に空の色は変化し、エストンの主稜がくろぐろとした影絵のように、茜色の空に浮かび上がる。
これから1刻か1刻半か、そのような時間をかけて、影はさらに濃さを増し、新緑と花の色彩を覆い隠してゆくことだろう。
その頃には冒険者たちも、今宵の宿に辿り着ける筈だ――この追跡行が成功裡に終わりさえすれば。
※ ※ ※
1刻弱の行軍を経て到着したそこは、またももぬけの殻だった。
だが、これまでの洞窟とは明らかに様相が異なる。
寝床の数。
焚き火の跡の数。
食滓の量。
すべて、これまでの洞窟よりも格段に多く、そして新しい。
そして、真新しく、くっきりとした足跡の群れが、南東へ向かっている。
始末されたものと思しき焚き火の跡は、土をかけられているものの、まだくすぶり、熱を持っている。
火を消されてからはおそらく、半刻と経過してはいまい。
刻々と変化する西の空の色が、日没までの時は残り少ないと告げている。
更に追うか。
留まって情報を収集するか。
一旦村へ戻るか。
――次に打つべき手はなにか。
迫るものは夕暮れだけではない。
決断すべき時もまた――。
-------------------------------------------------------
■GMから
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>みなさま
ポイントFもお留守であります。
ざっと見て、
・おそらく今日、ここで妖魔が野営していたらしい
・ここに来た妖魔の主力は南東へ向かったらしい
・妖魔がここを離れてから半刻以内と思われる
このくらいが判明しています。
ここで追加の判定や情報はありません――正確には、「時間を消費しない追加の判定や情報はありません」。
というわけで次の行動を決めてくださいませ!
大まかに、
・現状もっともはっきりと見えている足跡の群れを追う
・ポイントF周辺で判定を伴う情報収集を行う
・ポイントD、Eまたはその他の場所へ移動する
このくらいを想定しております。
バルカ(魔音) 2012.06.01 [23:31]
ルーイ(たいまん) 2012.06.01 [10:40]
杖を突く、一風変わったゴブリンの足跡。
「大型が2体、呪術師が1体、フツーのが7体、もしくは9体。
やり方次第ってところですね」
オレたちに足りないのは、敵を屠る決定力だ。
そして、オレという足手まといがいること。
一度に相手をするのだけは避けたいな。
「オレも、南西の洞窟に行くべきだと思います。
オレたちはタイミングが良かった。
今夜の襲来は、充分ありえます。
その前に奇襲をかけられれば」
充分、勝機はある。
--------------------
PLより:
悪根さんと同じ考えでございます。
Fへ通常移動、に一票でーす。
Fがもしハズレなら、吊り橋経由でカルナに帰りましょうってところも同意です!
で、僕らで橋の夜警に就くって流れになるかなー。
知名度判定は10でした。
ゴブシャならギリギリ知ってた!
いやまだゴブシャって言われてないですけど。
10:41:08 たいまんルーイ ゴブシャ知ってるか 2d+6
Dice:2D6[2,2]+6=10
マーク(悪根) 2012.06.01 [03:30]
「やっぱり、いるか・・・一連の行動もこいつの考えか?」
確かに知能は低くない。低くはないが。
ホブゴブリンは2匹で残りが7匹。
これにあちこち、うろついてた2匹が加わるか?
「総数12匹。こいつさえ片付けてしまえば...」
まぁ、何とかなりそうではある。本当にこれで全部ならば。
※※※※※
さて、ここからはどうするか。
ポイントFに移動してしまうと、日没までにカルナへ戻るのは難しくなる。
>......といったところでしょうか」
バルカが広げた地図に視線を落とし。
「斥候のような事をしている奴は足跡からみて2匹。」
二点を指し示す。
「ここ(ポイントE)とここ(ポイントB)の様子からして
街道沿いで目撃されてたのはこいつらなんだろう。」
古い足跡は街道方面に集中していた。
つまり、意図的に街道へ近づいたわけだ。
「街道の位置や様子を偵察して確かめる為か、な。
そして・・・その偵察は終わったと見るべきか。」
ではその偵察は何の為だ?
カルナ襲撃の為。これが一番ありそうで、最も警戒すべき事。
しかし、カルナに近いここやポイントCには留まらなかった。
「現時点での連中の標的は別にあるんだとすれば。」
地図上に指をつつ、と走らせる。
ポイントEからポイントF、更にその南、シルヤ川と街道が交錯する場所へ。
そう、ここにあるのはあの吊り橋だ。
「援軍の足止めとしては物凄く有効だろうなぁ。
正直言って、俺ならそーする。」
橋からカルナまでは徒歩でも1刻半。ならば・・・
「こうなったらポイントFまで追ってしまうか?
幸い、このポイントは街道からも近い。
帰る途中で日が暮れても街道に出てしまえば迷う心配はない。」
とは言え、ポイントFへ到着する頃には早くても夕方だ。
妖魔もボチボチ起き出す頃合いなのではないだろうか。
「それでも、ゆっくりとは行けない。日が沈めばもう、奴らの時間だ。」
PLより----------------------------------------------
ここまで来たらポイントFまで通常移動で行っちゃおうZE!
とマークは提案します。
ポイントFで何を見るかにもよりますが。
その後で、吊り橋が無事かもついでに見たいところ。
昨晩のうちに落とされてる可能性もありますしね。
なので、この場合は夜の街道を徒歩で3時間かけて帰る事に。
お二人がカルナへの帰還を主張された場合は従います。
カルナに戻った場合はそこから馬で吊り橋の確認には行けますね。
速歩で1時間、往復で2時間。日没までには帰ってこれますが・・・
その時、吊り橋が無事でも今晩落とされる心配をしないといけないという。
時間がっ!足りないっ!計算通りかっ!(クワッ
以下、怪物判定の結果を一応。
悪根@マーク : 怪物判定 2D6 → 2 + 5 + (5) = 12 (06/01-03:20:01)
GM(Lain) 2012.06.01 [01:32]
渡河点のロープを調べてみれば、それは意外に新しいものであることが解るだろう。
あまり切れ味のよくない刃物で叩き切った、蔦にはそのような切り口がついている。
斧か鉈か山刀か、まあそのようなものだ――ゴブリンにとってはどれであっても大差はない。
切り口はまだ完全に乾き切ってはいないようだ。
であれば、この蔦が切られてから1日内外。
おそらくは昨夜のことであろう。
蔦が切られ、渡河を容易なものとするためにここに張られ、妖魔どもが川を渡った。
そのように推測できる。
※ ※ ※
もはや繰り返すだけの作業にも思える捜索に、3人はいま一度取り掛かった。
足跡を調べ、野営の跡を検め、妖魔どもの痕跡を確かめる。
状況はおおよそ、マークの読みのとおりだ。
東から南にかけて往復する5組、計10の足跡。
およそ1週間から10日ほど前のものであろう。
マークの目は、それらが同一のゴブリン2匹のものであることをも見抜いた。
南西、シルヤ川方面へ向かう足跡は10。
ホブゴブリンと思しき大き目の足跡はふたつ、残りはゴブリンのもののようだ。
ゴブリンのうち1匹は杖をついているようだ――足跡の脇に、小さな窪みが点々と続いている。
さらに、新たな10の足跡でほとんど消えかけているものの、さらに2つの足跡が南西へ往復している。
こちらは古い――東から南へかけて往復している足跡と同時期のものだろう。
野営の痕跡、寝床は2体分。時期は古い足跡と合致する。
食滓の状況から見るに、ここで3泊か4泊はしていると考えてよいだろう。
また、この近辺で狩りをしたものではないようだ――獲物を引きずった跡はなく、血が地面に落ちた痕跡もない。
あらかじめ狩ったものをどこかから持ち込んだ、と推測できる。
全体に感じるのは周到さだ。
川を渡る折の工夫。
見つからぬよう気を払ってのことであろう、カルナ方面への往復。
現地調達でなく、どこかから持ち込んだと思しき食糧。
それは冒険者たちが聞き知るゴブリンどもの生態からはかけ離れたやり方でもある。
妖魔どもの行動の意味するところはなにか。
ただ無目的に村の周囲をうろついているのでないとすれば――?
-------------------------------------------------------
■GMから
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>みなさま
もろもろ調べて把握されているようです。
ゴブどもの数が判明しました。
ホブ2、ゴブ8です。ゴブのうち1匹は杖をついていたようです。
というところでもうだいたい想像がついていることと思いますが、杖ついてるゴブさんについて怪物判定をどうぞ!
>メモ
現在時刻:午後2時(午前6時出発、4刻経過)
>メモ2:Adv+INT/Adv+INT/Rng+INT
ルーイ:12/15/**
マーク:11/13/17
バルカ:12/10/14
バルカ(魔音) 2012.05.31 [23:23]
ルーイ(たいまん) 2012.05.31 [10:59]
「ここにも、いない」
カルナ、そして街道の位置は既に割れてるんだ。
でも、街道近くに滞在はしていない。
楽観的に考えるなら、人間との接触を避けようとして、人間の領域を確認している、とも思える。
けど、そんなことあるか?
あの残虐でバカなゴブリンが、人を避ける為に人里近くに来るなんて。
ボスが臆病なタイプなら、そういうこともあるかもしれない。
悪く考えるなら、侵略の準備期間ってことだ。
街道や橋、街の場所を確認して、攻め込む段取りを取っているのかもしれない。
何がイヤって、あいつらの動きがどういうものか確信が持てるものが出てこないことだよ。
南西に向かった足跡。
でも、そろそろ日が傾き始める時間だ。
このまま二つの洞窟も回ることは出来る。
最後の洞窟に着く頃には、日が沈むだろう。
そうなると、あいつらの時間になっちゃう。
オレたちが着くまでは何もなかったんだ。
だから、急いで今日中にどうにかしなきゃいけないってわけでもないとは思いたいけど。
気ばかりが急く。
息を、大きく吸って。
吐いた。
「そうですね、まずはここを調べちゃいましょう」
もうひと踏ん張り、と言うマークさんに、答えた。
--------------
PLより:
またハズレ・・・なんということでしょう!
一応この結果次第ですかねえ。
今日中に1回くらいゴブリンと遭遇するつもりで動いてたので、このままカルナに戻っていいのか悩ましいです正直!(笑
川での判定は12
洞窟では15
レンジャーは1ゾロ!もともと役に立たないところで出た!わーいw
10:58:37 たいまん レンジャー 2d
Dice:2D6[1,1]=2
10:58:29 たいまん 冒険知力2 2d+6
Dice:2D6[3,6]+6=15
10:58:22 たいまん 冒険知力1 2d+6
Dice:2D6[4,2]+6=12
マーク(悪根) 2012.05.31 [03:35]
思わず溜息をつきそうになるのを堪える。
「ここも、なのか。」
それにしても、どんどん南下していくな。だが・・・
「シルヤ川はテナ川のように渡るのは難しいはず。
流石にこの先のポイントで止まっている、か?」
だが、何故?そのポイントに特別な何かがあるのか?
「ここまでのルート、連中には迷いがなかった。
まさか、こいつら・・・」
何度も同じ事を繰り返しているとか?
カルナとディマスの周辺の洞窟を巡りながら北へ南へ?
それ以前の足跡が雨で消えたとすると...
移動周期は1週間かそれ以上。
いや、北上するにしても同じルートを使う保証はない。
「出来上がるのは仮説ばかり、か。」
どれもこれも裏付ける要素を見つけられない。
いや、それとも気付いていないだけ?
※※※※※
まずはこのポイント、ざっと見てしまおう。
ここまでの傾向からして・・・
カルナ方面に往復する足跡と洞窟には寝床が2つ、はあるだろう多分。
ポイントDへの足跡は無くてもおかしくはない。
その場合、ポイントFからDへのそれはありそうだが。
さて、実際にはどうだ。
「もうひと踏ん張り、と行くか。」
集中、集中・・・
PLより----------------------------------------------
ダイスの結果は・・・
悪根@マーク : レンジャーLv+知力B 2D6 → 6 + 6 + (5) = 17 (05/31-03:23:34)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 冒険者Lv+知力B2 2D6 → 5 + 3 + (5) = 13 (05/31-03:23:19)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 冒険者Lv+知力B1 2D6 → 5 + 1 + (5) = 11 (05/31-03:23:13)
何故か2回に増えた冒険者Lv判定が気になりますが!
レンジャーの方はこれで問題ナッシングなはず。
特に大した事がわからなければカルナへ戻る感じでしょうかねぇ。
その前に試したい事もあるのですが、まずは今回の結果がどうなるか。
GM(Lain) 2012.05.31 [02:02]
冒険者たちはさらに南西へ進む。
歩調は緩めない――いまは慎重さよりも速度が重要であると、そう判断したがゆえだ。
四半刻ほども歩けば、テナ川に行き当たる。
妖魔どもが渡河した場所は、見てすぐにそれと理解できるだろう。
蔦を編んで作った粗末なロープが両岸の木に括りつけられている。
掴んで幾度か引っ張ってみれば、人が支えにして渡河するに十分な程度の強度はあるとわかる。
川面に触れてみれば、水は冷たいものの、耐えられぬほどではない。
人間よりもやや体格で劣るゴブリンには少々深いかもしれないが、それを補わんがための支え、ロープであろう。
ともあれ、並の背丈であれば膝を越えるかどうか、といった水深だ。
足許を濡らす覚悟さえあれば、どうというほどのこともない。
※ ※ ※
川を越えて一行は更に進む。
さきの洞窟から1刻弱、朝から数えれば4刻ほどになろうか。
疲労は感じていても、行動ができなくなるほどではない――いざというときに無理が利くのは冒険者としての必要条件のようなものだ。
洞窟は、だが、ここでも静かなままだ。
妖魔どもの気配はない。
10匹からの妖魔がいるとすれば、どのように隠れても気配まで消すことは難しい。
しばらく時間をかけて観察するにせよ、じりじりと接近して確かめるにせよ、確認すれば妖魔がいないことはすぐに解ることだろう。
追ってきた足跡は、更に南西へと続いている。
日は徐々に傾き始めた。
更に進むべきか、戻るべきか――?
-------------------------------------------------------
■GMから
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>みなさま
Eに到着しました。
途中、渡河点でゴブどもが渡したものと思われるロープ(?)を発見しております。
が、ここにもゴブはおりません。
Aから追っている大量の足跡については、ここでも追えているという扱いとしましょう。
この足跡は更に南西へ続いています。
だいたいFの方向になりますね。
その他の足跡などの痕跡については判定をどうぞ。
冒険者Lv+知力Bを基準に2回、レンジャーLv+知力Bを基準に1回、計3回です。
これまでどおり、平目もOKです。
>メモ
現在時刻:午後2時(午前6時出発、4刻経過)
■蛇足
この時点までの出目のみでミッションが失敗する、または失敗方向へ大きく傾く、ということはまずありませんのでご安心くださいませー。
ミッションが失敗する要因としては、
・致命的な場所で出目の悪さが複数回重なる
・戦略的判断のミスと出目の悪さが重なる
・戦略的判断において致命的な見落としやミスをする
あたりを想定しております。
要は、
出目だけで失敗するのは結構難しいです
ということですね。
敵の姿が見えない時間が続いておりますが、地味に重要な判断ポインツです。
行くか戻るか、敵が何を企図しているか、などなどじっくり考えてくださいませ。
バルカ(魔音) 2012.05.30 [22:45]
ルーイ(たいまん) 2012.05.30 [12:22]
マークさんが見つけた足跡は、カルナの方角を往復していたようだった。
マークさんの見解に、オレも異論はない。
「カルナの方に向かった足跡が戻ってきてるなら、やっぱり今日中に川を渡った方がいいですね」
後は時間の掛け方だけど。
川を渡る、というのは一番無防備な時だ。
移動に時間を割くか、現地調査に時間を割くか。
ちょっと難しいな。
昼にあいつらが動くとも思えないから、やっぱ現地で時間を割くか?
自分たちが使う道に罠を張るとも思えないけど。
ジゼル、大丈夫かな。
いや待て、そんなことを考えてるから注意力が散漫になってるんだ。
実際、ちょっとオレ集中してない気がする。
ぱちん、と両手で自分の頬を叩いた。
気合い入れろ、オレ。
「行きましょう。
あまり、時間はなさそうだ」
------------
PLより:
出目ェ
E行きで、移動方法は魔音さんの判断で確定ということで!(酷
決められない、ということなら通常移動にしましょう。
これでEもハズレだったら、根本的に何か間違ってるんだろうなあ・・・?
マーク(悪根) 2012.05.30 [03:14]
「偵察はされていたか。」
夜に乗じて偵察されればそう気付けるものじゃない。
目撃情報が無かったのはそれだけ慎重に行動していたが故か。
そうだよな。不自然なくらいに目撃情報ないしな。
「連中にカルナを襲撃するつもりがあるならば。
ここか、この先のポイントEで留まるのが普通だと俺は思ってる。
現時点でポイントEに留まっているならば、
今夜にもカルナは襲撃される可能性が高いと言えるんじゃないか。」
基本的に兵站は近い方が有利。
昨晩の内にそこへ移動したのなら、
今夜何もしてこないと考えるのは楽観が過ぎるだろう。
「逆を言えば。ポイントEも空だったなら。
カルナを今すぐどうこうしようとしている可能性は低い、とも。」
あくまで低い、であるけれどもと付け加え。
「そんなわけでルーイと同じく、
ポイントEまでは今日中に見ておきたい。
川を渡るルートになるが・・・
妖魔が起き出す時間になる前にポイントEへ着くなら
あまりゆっくりはしていられない。」
今のところポイントEに妖魔がいた場合、
余程の戦力が集結していなければ奇襲を提案するつもりでいる。
このタイミングで仕掛けなければ、今夜村を背に戦う事になりかねない。
こっちは妖魔相手にまともに戦えるのが3人・・・たった3人。
クラエスやジゼルを無理にカウントしても5人。
二桁以上を相手に防衛戦をやるにはつらい。
「まぁ、まだこの足跡がポイントEへ到達しているかはわからないが。」
PLより----------------------------------------------
16:00と言う時間は妖魔にとって朝みたいなものなのかどうか。
8時間睡眠だと仮定すると時間帯は8:00から16:00、とか。
なわけで、ぶちかます時に有利っぽい14:00に到着する通常移動が第一希望。
川渡りに何か仕掛けがあるかも、と言うのもありそうな話ですが。
私も多数決OKであります。
バルカさんがEポイントに行く事に賛同しますのでありましたら、
どちらの移動方法がいいか決めて頂ければいいかなーと思いまする。
GM(Lain) 2012.05.30 [01:15]
同じような作業も三度目ともなると、緊張感を保ち続けることは難しい。
見慣れる、ということはよいことばかりではない――慣れたがゆえに見えなくなるものもある。
そういったことの結果であったのかどうか、新たな手掛かりは容易には見つけだせない。
わずかにマークが、南東方向、すなわちカルナ方面へ往復した足跡を発見したのみ。
数は2匹ばかり――断言するにはやや不安が残るところではあるが、それ以上の数の足跡はなさそうだ。
北の洞窟から追ってきた群れの足跡からは、より詳しい数や新たな特徴を見出すことはできなかった。
野営の跡についても新たな発見はない――ここの野営の跡もまた、足跡よりは明らかに古いものだ。
南東へ進めばカルナ、南から西へかけて進めばテナ川に行き当たる筈だ。
足跡は南西へ続いている――おそらく、行く先にはまた洞窟があるだろう。
このまま足跡を追うか、それとも――?
-------------------------------------------------------
■GMから
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3人だと出目低いときのカバーが大変ですよねー(他人事
>みなさま
Cからカルナ方面へ往復した足跡を発見しました。
おそらくゴブのもので、数はたぶん2です。
ほか、Aから追ってきた足跡に関する追加情報はありません。
Aから(というよりはその北から)来た足跡は、南西へ続いています。
見る限り、おおむねEの方向と一致するようです。
>メモ
現在時刻:午後0時(午前6時出発、3刻経過)
>メモ2:Adv+INT/Rng+INT
ルーイ:09/07
マーク:12/09
バルカ:08/09
ルーイ(たいまん) 2012.05.29 [10:58]
今までよりも、妖魔の気配を強く感じてた気がしてたんだけど、
完全に気のせいだった。
「ここもハズレ。
とはいっても、今までの全部に妖魔のいた跡があるっていうのも、いやな感じだなあ」
目的を持って、洞窟間を渡り歩いている感じが、どうにも不気味だ。
「川向こうの洞窟に行ってみましょう。
--------------
PLより:
この判定で何が見つかるかにもよりますが、
出目が全員アレなのでアレな気がしますね(笑
夜まで後3刻。
川向こうのEまで慎重に2刻かけて進んで、残り1刻で一旦カルナに戻る、というプランはいかがでしょうか。
川を渡るときが一番危険かなあという考えです。
あるいは、Eで時間をかけて捜査するためにEまでは通常移動か・・・。
僕は最初のプランがいいかなと思いますが、多数決でおっけえです!
どちらにせよ決め手がないので(笑
指定ダイスは以下の通り!
ダメでした!(きりっ
基準値が6も違うのに達成値は2しか違わないこの事実。
冒険者+知力B=9
レンジャー=7
10:57:45 たいまんルーイ 平目 2d
Dice:2D6[2,5]=7
10:57:39 たいまんルーイ 冒険知力 2d+6
Dice:2D6[2,1]+6=9
マーク(悪根) 2012.05.29 [03:13]
「ここまで全てのポイントに同じような野営の跡があるなぁ。
どうも妙なコミュニティが出来ていたような。」
今はちょど正午あたり。もう2刻もすれば夕方、か。
「川の向こうのポイントへ向かったように見えるが・・・
実際に川を渡ってるかどうかは行ってみないとわからんよな。」
一度、カルナへ戻るのも一手。
だが、俺としてはまだ足跡を追って行きたいところだ。
PLより----------------------------------------------
現状ではポイントEへの通常移動推しではありますが。
考えが変わるような発見があるか否か。
ダイスの結果は?!
悪根@マーク : レンジャーLv+知力B 2D6 → 2 + 2 + (5) = 9 (05/29-03:11:24)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 冒険者Lv+知力B 2D6 → 6 + 1 + (5) = 12 (05/29-03:11:10)
保険になってないなぁ。情けない。
バルカ(魔音) 2012.05.29 [01:05]
GM(Lain) 2012.05.28 [23:27]
主のいない洞窟を後にしてみたび歩くこと1刻ばかり。
朝から歩いた道ほどに、その道程は辛いものではない。
それなりの数の足が踏み均した跡は、立派とは言えないまでも道の役割を果たす。
獣道のようなものであっても、ただ山林の中を歩くよりはよほどマシなものだ。
日が中天に差し掛かるころ、一行はみたび洞窟を視程に収めた。
ここにも妖魔の姿はない――痕跡だけがある。
南西、テナ川方面へ続く足跡。
野営の痕跡。
北の洞窟と似たような状態――もぬけの殻だ。
-------------------------------------------------------
■GMから
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予想通り(?)ポイントCもゴブさんたちは不在です。
>みなさま
Cへ通常移動、了解です。
みたび特に支障なく移動できました。
敵との遭遇はありません。
ここまで足跡を追えているので、ひとまず向かった先は判明しました。
南西、川の方です。
その他細かいことは調べてみなければわからない、としましょう。
では、2回判定をどうぞ。
冒険者Lv+知力Bを基準に1回、レンジャーLv+知力Bを基準に1回です。
いずれも平目OKです。
>メモ
現在時刻:午後0時(午前6時出発、3刻経過)
バルカ(魔音) 2012.05.28 [20:16]
ルーイ(たいまん) 2012.05.28 [10:55]
ホブゴブリン!
オレが殴られたら、一発でやばいやつだ。
足跡は錯綜してて分からない。
眠らせられるような状況に持って行かないと、数で押されたらホントすぐ死んじゃう。
ぞわぞわするな。
「マークさんの言うとおり、川近くの洞窟に行きましょう。
そこで、出撃の準備をしているかもしれないですよね。
もしそこがカラなら、一回カルナに戻った方がいいですし、
カラじゃないなら、ゴブリンたちの規模を確認するいい機会です。
昼で10体くらいなら、工夫次第で殲滅できるかも」
にしても、ゴブリンの生活の痕跡を生で見られるとは思わなかったな。
まったく嬉しくないけど、面白い知識だ。
---------------
PLより:
魔音さん、悪根さん、考察ありがとうございます!
まずはCに行くに一票でーす。
Cでカルナ襲撃隊がお休み中、っていうのがありそうな線ですよね!
足跡通りの10体くらいなら、各個撃破でどうにかなりそうです。
ホブゴブとゴブシャは眠らすのに出目6必要なのがダイス運的に不安ですがまあなんとかなるだろう!
昼間だから徘徊まではしてないという予想のもと、通常移動でいいと思います。
Cがもし襲撃用基地だとすると見張りが徘徊してる可能性もあるとは思うのですが昼間だしなあ。
まだ10時だから、カルナに戻るつもりなら警戒移動でもいいかもしれないですね。
夜になったらDEFからおかわりが到着するとかそういう流れもあるかも?
仮にCに襲撃部隊がいて、夜にDEFから別部隊が合流するとします。
Cの襲撃部隊がPCたちによって全滅させられていた場合、その別部隊はどういう行動をとるかなあ。
やべえと思って逃げるか、許さんムキーとなって村に来るか。
もしCに襲撃部隊がいたら、Cを拠点に迎撃を考えた方がいいかもしれないですがそんなことはCに着いてから考えればいいな!(笑
マーク(悪根) 2012.05.28 [04:00]
「北から・・・ちょうどディマスの方面か。
あっちの斥候は3日、じゃない。4日先に出たからなぁ。
向こうで何かあって逃げてきたのかもしれない。」
そうなると、だ。
これまで縦に広く分布していた妖魔が集まってしまったか?
ちょっとずつ狩って減らすのが理想だったんだが。
戦力が集中した状態だと村に向かわれた時が怖い。
決着を急ぐべきか否か。
「俺としては、まず追ってみたいとこだ。
これだけの足跡なら見失う事はないだろうし。」
まずは見つけない事にはその先が組み立て難い。
Cで留まっているか、テナ川を渡ってしまったか。
狼煙は・・・出てないよな?
PLより----------------------------------------------
Cポイントへの通常移動に1票です。
>雨が降った日
ご回答ありがとうございます>GM
GM(Lain) 2012.05.28 [01:09]
3人は洞窟とその近辺を検める。
足跡は数多く、また入り乱れており、ひとつひとつを判別することは難しい。
だがその中から、どうにか読み取れた情報もいくつかはある。
まず、来た方向と向かった先。
北からここへ来て、南西へ――テナ川の方へ向かったようだ。
足跡の時期は正確には解らないが、さきほど検分した洞窟付近のそれよりも幾分新しいもののように思える。
古くとも数日。もしかしたら昨日か――昨夜か。
バルカは入り乱れた足跡の中から、ゴブリンのそれとは異なる足跡、やや大きいそれを見つけ出した。
仲間を呼んで確認すれば、ホブゴブリンのものだと確かめられることだろう。
数は定かでない――総数も、ゴブリン・ホブゴブリンそれぞれの数も。
総数は5より少ないということはなく、10を大幅に超えることもないだろう。
野営と食事の跡も残されてはいたが、マークとルーイは、それが足跡よりも明らかに古いことに気付く。
単純な比較は難しいものの、先刻検めた洞窟のそれと似たような時期か、それよりもやや古いと思える――およそ1週間程度。
野営をした数は足跡の数よりも少ないだろう――おそらくは2匹――これは食事の跡からの推測だ。
妖魔どもの残した痕跡は数多く、だが、妖魔の姿は見えない。
気がつけば太陽は一層高く上っている。
かすかな風に合わせて地面に映る梢の影がゆらゆらと揺れる。
風の音。
鳥の声。
長閑な初夏の山の情景だ。
だがこの山中、そう遠くないどこかに、妖魔が潜んでいる――おそらくは。
妖魔どもの居所も目的も、いまだ判然とはしない。
ならば、次に何をすべきだろうか?
-------------------------------------------------------
■GMから
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良し悪しが割れる出目ェ。
>みなさま
もろもろ判明したりしなかったり、です。
ご不明の点などあれば遠慮なくご質問くださいませ!
そしてそろそろ次の行動を決めていただくお時間でございます。
・移動する場合は行き先と移動方法
・移動しない場合は行動とその意図
あたりを宣言してくださいませー。
>悪根さん
雨が降った日、というのは足跡の鮮度を知りたい、という意図と思われましたので、鮮度のほうをある程度絞り込めたという形にしております。
足跡が消えるかどうかは雨量とか降り方にもよると思いますので、ここでは「1週間前よりも前」が足跡が消える程度に降った最後の雨の日、ということにしておきましょう。
>メモ
現在時刻:午前10時(午前6時出発、2刻経過)
>メモ2:Adv+INT/Rng+INT/Sag+INT
ルーイ:12/06/12
マーク:14/08/11
バルカ:11/10/04
バルカ(魔音) 2012.05.28 [00:06]
マーク(悪根) 2012.05.26 [19:34]
巣だと見ていた場所には一見して気配が感じられない。
「ふむ?」
足跡を見るにいた事はいた、らしい。
寝床を転々としているのか?
あるいはここも中継点なのか?
「こっちの接近がバレて姿を隠した可能性もある。慎重にな。」
小声で伝え、洞窟に近づく。
足跡の方向は?
東にクルシュ川の橋、南西にポイントC、一番近い川辺は東北東。
もっと山を登った方向にあったりすると面倒だ。
カルナ側で把握していないポイントがあるのかもしれない。
最後に雨が降ったのは何時だったか。足跡はそれ以降のものかな。
多くの足跡がゴブリンによるものなら、
それ以外の足跡は目立ちそうだが、どうだ?
あったとしても、それはあまり歓迎できない情報だが。
「・・・・」
盾とメイスを構えて洞窟を覗きこむ。
PLより----------------------------------------------
最後に雨が降ったのは何日前だったか思い出しておきます。
肝心のダイスは、と。
悪根@マーク : 怪物判定 2D6 → 3 + 3 + (5) = 11 (05/26-19:32:03)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : レンジャーLv+知力B 2D6 → 1 + 2 + (5) = 8 (05/26-19:31:53)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 冒険者Lv+知力B 2D6 → 5 + 4 + (5) = 14 (05/26-19:31:43)
レンジャー判定はバルカさんに任せました!
GM(Lain) 2012.05.25 [22:48]
一行は北西、地図に記されたもっとも北にある洞窟へ向かう。
先ほどまでいた洞窟を出た足跡は、おおよそ同じ方向へ続いているようだ。
下草が踏みしだかれ、ところどころで切り払った跡もある。
誰かが一度通った道というのは歩きやすいものだ。
たとえ先行したものが妖魔であったとしても。
※ ※ ※
日は高く上り、鬱蒼とした森の中、落ち葉の積もる地面にも木漏れ日が差し込む。
人が夜の闇を怖れ、嫌うように、妖魔は日の光を嫌う。
妖魔にはいささか活動しにくい時間帯であるのかもしれない。
そのためもあってか、道中、妖魔は現れなかった。
歩くこと1刻弱、3人はいまふたたび洞窟を目にしている。
前回と同様、ここにも(すくなくとも見る限りは)妖魔の気配はない。
慎重に近づいてみれば、ここももぬけの殻と確認できる。
だが、先刻の洞窟とは明確に異なるところに、冒険者たちは気づくだろう。
洞窟の付近の地面。
踏み荒らされている――足跡がある。
1匹2匹のものではない。
もっと数多くのそれ。
何者が、どこから来て、どこへ向かったか。
ここで何をしていたのか。
そういったことは、いま少し調べねばわかるまい。
だが、ここに、誰かが――先刻の洞窟よりも明らかに数の多い誰かが、居たことは間違いないだろう。
-------------------------------------------------------
■GMから
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ジゼルが出なくなると途端にサツバツ度が上がりますね!
>みなさま
Aへ通常移動、了解です。
ふたたび特に支障なく移動できました。
敵との遭遇はありません。
では、3回判定をどうぞ。
冒険者Lv+知力Bを基準に1回、レンジャーLv+知力Bを基準に1回、怪物判定を1回です。
いずれも平目で試行可能です。
なお、この判定に要する時間は移動時間に含まれるものとします(=この判定で得られる情報を得て、B地点から1刻経過です)。
>メモ
現在時刻:午前10時(午前6時出発、2刻経過)
ルーイ(たいまん) 2012.05.25 [11:53]
「すごいですね、この残骸からよくわかるなあ」
鹿は・・・かろうじてわかるかもしれないけど狸とかね。
やっぱり狩猟経験者は違うなあ。
「いいですよ、次の洞窟に行きましょう」
まずは、全体を掴んでからだ。
オレたちの仕事は、偵察だもんな。
------------
PLより:
というわけで一応日記もかきました。
A行きましょう!
次の日記は月曜だから、またビリです(キリッ
土日は、意見とかダイスとかは一行に書きますので、必要に応じて進めちゃって下さいねっ。
バルカ(魔音) 2012.05.24 [21:35]
マーク(悪根) 2012.05.24 [21:04]
「これは鹿か。こっちの足の骨は、この長さと毛皮の色からして...多分、狸。
ゴブリンが狩る対象として不自然はないなぁ。」
鹿を解体した痕跡がないのは狩ったその場で解体したから、として。
一部を自分らで食って残りを巣に持ち帰ったかな。
東へ続く足跡のどれかを辿れば鹿の残骸を見つける事になりそうだ。
鹿と狸の残り部分の量だけで群れ一つを数日食わせるのには足りない気がする。
あれの群れは小規模でも10匹位はいるんじゃなかったかと思うし。
食料調達班が他にも出ていると見るべきか。
東で行われたのが狩りではなかった、となるとまたややこしくなるのだが。
>「やっぱりゴブリン以外の何かがいそうですね」
「ああ。ゴブリンシャーマンならこれくらいは考えつくかな。」
ソレ以外でゴブリンを従える奴、となると他にはアレがいる。
「それとD(ダークエルフ)って可能性もあるか。」
撃ち漏らしたんだよなぁ、前は。
「どっちも面倒な相手だが後者のが嫌だな、俺は。」
頭良い奴は敵にすると面倒なのだ。
PLより----------------------------------------------
お二人が追加調査を主張する場合は反対しません。
その場合は一人が見張りですね。
G、みたいな言い方でDって呼んでそうなイメージ。
GM(Lain) 2012.05.24 [18:33]
> 「大丈夫、絶対帰る。約束するよ。
> あくまでも、万が一、ってことだからさ。
> オレだって死にたくないもの」
「絶対に、絶対ですよ」
半信半疑の態ながら、ジゼルは納得した様子だ。
そして思わず掴んでしまった手に気付いたか、あ、と小さく声を上げる。
俯き、恥ずかしそうに――そして心なしか名残惜しそうに、手を離す。
手がほどけ、強く握られた痛みが去る。
剣を扱う手。
すこし硬くなった指先。
その感触だけがルーイの手に残った。
> 「行ってくる」
言葉と一緒に髪に伸ばされた手を、ジゼルは避けなかった。
そのかわり、身を縮めるようにして視線を逸らす。
切り揃えられた髪が指先からこぼれ、細い首筋が顕になった。
「――気をつけて」
小さな声で言い、ジゼルはルーイに背を向けた。
視線は、最後まで合わせないままだった。
※ ※ ※
マークは獣の骨を仔細に検分する。
大きさや形、わずかに残った毛皮から、たとえ一部分の骨であっても、おおよそ何の骨であるかは判別がつくものだ。
特に、注意深い、手慣れた冒険者であれば。
マークが蓄えた知識は期待を裏切らなかった。
骨は2種類、片方は狸、もう片方は鹿の骨と知れる。
狸のほうは左右の後ろ足、鹿は左の脇腹だろう。
少なくとも鹿はこの場で解体されたわけではなさそうだ――2匹のゴブリンには少々重い荷であるし、解体を行ったような痕跡もない。
おそらく、どこかで解体されたものをここへ持ち込んで食べた、ということだろう。
それが意味するものが何であるかは、いまだ定かではないが。
-------------------------------------------------------
■GMから
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ぷちれす。
+20%あざとい描写(当社従来品比:感じ方は人により異なります)。
>たいまんさん
> 最新の足跡がどちらに向かっているのかまでは分からない、ということですね?
はい、微妙なところですが現段階ではわからない、とします。
半刻の追加調査でなにかわかるかもしれません。
>悪根さん
> 獣の骨が元は何だったか判別はつくでしょうか?
その達成値ならば判別できたと言わざるを得ません・・・!
というわけで、狸と鹿を食っていたようだと判明しました。
大きさ的に、狸はこの場で解体されたとしても不自然ではありませんが、鹿がここで解体されたとするには不自然さが残ります。
また、獣の骨は他に残されていませんでした。
ルーイ(たいまん) 2012.05.24 [10:57]
ぎょっ
少し冷たい、剣を握っているにしては柔らかい手が、オレの手を握っ――掴んで―――
ぎゅー
いててててて!
手折れる折れる!
だが、
やせがまん。
「ジゼル」
両手を掴まれて大変なことになってるのはジゼルが強いわけじゃなくてオレが貧弱な以下略。
笑みを絶やさないようにやせ我慢しながら、ジゼルに言う。
「大丈夫、絶対帰る。約束するよ。
あくまでも、万が一、ってことだからさ。
オレだって死にたくないもの」
冒険者なんて人種の約束が、どれほどの重さを持つだろう。
羊皮紙よりも軽い命、その覚悟で冒険者になったんだ。
クラウスさんは言った。
ジゼルは、ああは言っても割り切れるから、って。
キミは、きっと大丈夫。
「行ってくる」
ジゼルの髪に軽く触れて、オレは同じことをもう一回言った。
* * *
野営のあとがある。
焚火もしている。
ふうん?
マークさんとバルカさんが確認した足跡によれば、多く出入りしているのはもうひとつの洞窟の方角。
あとは川の方に向かってちらほら、ってとこか。
なんでわざわざうろついてるのか、ってのがなあ。
マークさんは足跡の多い方へ向かおうと言う。
足跡の新鮮さが分かるなら、それを追いたいけど・・・。
「あっちから来るゴブリンとはち合わせる可能性はありそうだなあ。
でも二匹ひと組が基本みたいだから、どうとでもなりそう」
ある程度、動きがパターン化しているみたいだ。
ってことは、それを指示する、ボスみたいなのがいることは予想出来る。
「やっぱりゴブリン以外の何かがいそうですね」
---------------
PLより:
>れいんさん
現段階では、最新の足跡がどちらに向かっているのかまでは分からない、ということですね?
>皆さま
出来れば最新の足跡を追いたいところですが、それを調べるのに時間をかける必要がある、とかなら、悪根さんの提案通り「Aに通常移動」でいいかなーと思います。
ああもうジゼルかわいいよジゼル
フラグ建立楽しいです(^q^)
マーク(悪根) 2012.05.23 [20:13]
>「3日後の朝までに一度も戻らなかったら、エリクセンさんに伝えて。
> オレたちがヘマしたって」
「・・・・・・」
妥当なところだ。
まぁ、そうなるつもりはない。全くない。
全力で杞憂にして差し上げるとしよう。
※※※※※
足跡から見て、妖魔の正体がゴブリン種である事はほぼ間違い無い。
>火を焚いた跡、鳥や魚、獣の骨、木の葉と草で作られた寝床らしきもの。
残った残飯はどれも狩猟で得られるもののようだ。
北東から南東にかけては狩場?
足跡の先には狩猟用の罠でもしかけているか。
定期的に巡回し、獲物がかかれば巣に持ち帰っているとして。
前に使われたのが数日前。そこまで新しくはない。
もう巣に帰っていると見るべきかな。
「北西のポイントがどうもソレらしい。まずは確認に行くか?
東の方も気にならなくはないが。」
あのポイントはクルシュ川の橋にも近い。
向こう側に出た奴らもそこから出ているのかも。
少数の班で手分けして狩猟範囲を広げているのなら
巣の方が手薄になる時もありそうだ。
「もう日も大分、高い。妖魔は寝床へ引っ込んでいる時間だ。
蜂合わせる可能性は低いはず。」
俺達が来た痕跡は一応、軽く隠蔽してしまうか。
足跡消し消し。
PLより----------------------------------------------
ルーイ君の返答に期待(ぇ
ポイントAを妖魔の巣(1つ目)。
ここは狩りの為の中継点、と見れますでしょうか。
実際に東で何をやっていたかは行ってみないとわかりませんが。
マークはAポイントへの移動に一票を投じます。
移動方法は通常移動。
狩場をここまで広げている事から見て、
Aポイント付近に罠はないと推測しています。
時間も既に8時なので妖魔も徘徊しとらんだろうと。
ポイントCは同じく中継点?
そして中継点でも寝泊まりしているならば、
巣に1日帰らなくてもそう不自然に思われない?
だとすれば捕縛と尋問をするのに有利な状況と言えますね。
>GMへ
獣の骨が元は何だったか判別はつくでしょうか?
一応、ダイス目は下記の通りですが。
(セージ+知力Bとレンジャー+知力Bはどっちも2d+5です)
悪根@マーク : 骨? 2D6 → 5 + 6 + (5) = 16 (05/23-20:12:36)
無駄打ちしたくさいでぇ。
GM(Lain) 2012.05.23 [18:15]
> 「3日後の朝までに一度も戻らなかったら、エリクセンさんに伝えて。
> オレたちがヘマしたって」
クラエスは生真面目な顔で頷いた。
当然の――そう、当然の措置だ。
敵が、妖魔がいる場所での偵察。
無論失敗することもある。
逃げ帰れればまだしも、最悪の場合は。
それを想定しないわけにはいかない。
だからこそ、少しでも失敗の目を減らすために、冒険者を雇ったのだ。
であれば、これはいわば前提の話である。
だが――。
「いっ・・・・・・」
ジゼルは。
「嫌、です」
拒絶した。
「嫌です、そんな。
戻ってこられないような失敗なんて。嫌」
わかっている。
理解はしている。
だが納得できない――したくない。
そんな表情だった。
「そんな報告なんて、」
一度は引っ込めた手で、ルーイの両手を握った――というよりは、掴んだ。
「嫌です。
約束してください、戻ってくるって」
そのままの姿勢でルーイの目を正面から見据え、そう口にする。
クラエスが、礼儀正しく視線を逸らした。
※ ※ ※
「彼女ね、優秀なんですけど、優しすぎるって言うかなんていうか」
ひととおりのことが収まったあとで、クラエスはルーイに話しかけた。
「あれでわかってはいますし、いざとなれば腹を括れます。
そういう奴です。でも、」
そういうふうに割り切れる自分をあんまり好いてないみたいで。
複雑ですね。
兄が年頃の妹について語るような口調だった。
「まあ、本当になにかあったら俺が蹴っ飛ばしてでもなんとかさせますから安心してください」
人の悪そうな笑顔で言い、
「でも、俺からもお願いしますよ。
無事戻ってきてください」
最後は生真面目な表情に戻って、そう続けた。
※ ※ ※
たどり着いた洞窟の周辺。
3人はそれぞれに、妖魔どもの痕跡を見出すべく調査を始めた。
洞窟の手前やその付近、地面を仔細に調べれば、そこにはいくつもの足跡が残されていることがわかる。
加えて、野営の跡。
火を焚いた跡、鳥や魚、獣の骨、木の葉と草で作られた寝床らしきもの。
寝床の数は2つ。
荒れ具合から察するに、最後に使われた時期は数日前といったところだろう。
1週間は経っていない筈だ。
焚火の跡には、どうやら斧で切り、割って使ったものらしい薪が炭になって残っている。
切り口がささくれているところを見るに、さほど切れ味のよい得物ではあるまい。
大雑把に砂をかけて火を始末しているあたりはいかにも妖魔のやりようだ。
まだわずかに肉の残った骨は悪臭を発し、虫がたかっている。
妖魔が食べる量を考えれば、2匹が一日ここで過ごしたとするには多すぎる。
足跡をさらに調べれば、いくつかのことがわかるだろう。
まず、足跡は妖魔、ゴブリンのものであろうと推測できる。
数は少々複雑だ。
北西へ往復している足跡が2つ。
北東から南東にかけて、5箇所へ、計10の足跡が往復している。
5箇所へ進む5組の足跡はおおよそどれも同じ2体のもののように見えるが、完全に同定することはできない――日が経ってしまっていることもあり、曖昧な部分が大きいためだ。
もとより、種が同じであれば当然のように足跡は似てくる。
人間が2匹のゴブリンを見分けることは、2人の人間を見分けることよりもよほど難しい。
足跡についても同じことが言える――よほどの条件に恵まれなければ、個体の識別は困難なものだ。
今や住むもののない洞窟とその周囲の検分をひとまず終えて腰を上げれば、太陽がだいぶ高く上っていることに今更ながら気付くことだろう。
時刻は日の出からおよそ1刻、といったところだ。
調査に使える時間は無限ではない――そろそろ、次に何をすべきか決めるべき頃合だろう。
-------------------------------------------------------
■GMから
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女子力を上げる作業。
いや、メインは洞窟近辺の情報ですよ!ほんとですよ!(力説
>みなさま
洞窟近辺から得られた情報については上述の通りです。
時間の管理が面倒なので「移動+基本的な調査」で1刻という流れ。
北西への足跡はおおむね、A地点の洞窟の方向と一致します。
足跡から追加情報を得つつA地点へ移動するのであれば警戒移動(時間倍付け)、ざっくり跡だけ追いつつ移動であれば通常移動扱いです。
ほか、北東から南東にかけての足跡を追ったり、追加で情報を得ようとするのであればさらに時間が必要でしょう。
時間をかけるのであればだいたい半刻単位、ということになります。
――というあたりで次の行動方針をどうぞ!
・移動する場合は移動先と移動方法
・移動せず、情報をさらに収集する場合は何を目的にどのあたりを重点として調べるか
このへんを宣言してくださいませー。
ルーイ(たいまん) 2012.05.23 [11:50]
「3日後の朝までに一度も戻らなかったら、エリクセンさんに伝えて。
オレたちがヘマしたって」
ジゼルにそう言ってほほ笑む。
もちろん、ヘマする気なんてない。
でもクラウスさんもジゼルも兵士だから。
万一のことは伝えておかないと。
村の人にこんなこと言ったら不安がられちゃうけどね。
「行ってくる」
そう言って手を振った後、バルカさんを見た。
バルカさんは、立派な金属鎧に着替えていた。
金属製の重い鎧は、それだけで安心感があるよね。
あんなの着てても、オレよりよっぽど動けるんだから、戦士のひとってすごい。
>「私も体力で貢献します」
そう言ったバルカさんは、肩でマークさんとオレにごん、と。
ごん。
「ギャー」
何度目だ、転ぶの。
* * *
歩けオレ。歩け歩け。
道なき道。
草原は慣れてるけど、山は。
うおお、歩け歩け歩け。
ぜぇぜぇ。
やばい。
歩くのに精いっぱいで、まったく周りに気を配れないぞ。
バルカさんもマークさんも、オレより速いのにものすごく周りの様子を見てる。
2時間。
長い・・・これと同じような道のりをあと7か所だよな。
ふふふ、ゴブリンと会う前に、死にそうだ。
ぜえぜえ。
その洞窟は、一見使われた様子はなかった。
棲んでなくても、何かに利用されていたら、手がかりになる。
「マークさん、頼りにしてますよ」
茂みに潜んで、杖を握る。
----------------------
PLより:
ひくいでえ・・・
11:46:54 たいまんるーい RN+知力平目 2d
Dice:2D6[1,3]=4
11:46:42 たいまんるーい 冒険+知力 2d+6
Dice:2D6[5,1]+6=12
マーク(悪根) 2012.05.23 [05:53]
>「ゴブリンの言葉は話せますから。
> なんとか一匹でも捕まえられれば、結構な情報が引き出せるんじゃないかと思うんです」
「あの言葉、解読できるのか。じゃ、その際は頼む。」
学問てのは色々とやってるよな、ほんと。
>「上流の方で何かあって追い出されて来た、って割には切迫感を感じないですよね。
> 自活できる程度には豊かな場所だってことかなあ」
「だとしても今のうちだけだろう。すぐ増えるし、アレは。」
>「それじゃ、私は鎖で編んだよそ行きでお出かけするとします」
「戦闘になれば数的不利は必至だしな。隠密面は俺の方で何とかするさ。」
※※※※※
>「皆さんは、夜の間は戻られないのですか?」
「戻るのが理想です。理想ですが。
それを見越して予定を立てても得てしてその通りにはならないものです。」
軽く肩をすくめ。
「もちろん、予定通りに行くならそれに越した事はないのですが。
今日中に戻らない事もある、と思っていてください。」
※※※※※
>「ご武運を」
>「どうか――ご無事で」
「そちらも。変わらぬ姿で再開致しましょう。」
ここからが本番だ。
※※※※※
最初のポイントは空。少なくとも今は。
>「あとは、足跡などの確認ですかね」
頷き、捜索を始める。
この時間に空っぽなら巣としては使われていないとは思うが、さて。
PLより----------------------------------------------
ジゼルんの女子力は53万です(ぁ
以下、ダイス目です。
悪根@マーク : レンジャーLv+知力B 2D6 → 2 + 5 + (5) = 12 (05/23-05:48:59)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 冒険者Lv+知力B 2D6 → 3 + 4 + (5) = 12 (05/23-05:48:43)
なーにか見っつかるっかなー♪
バルカ(魔音) 2012.05.23 [01:22]
GM(Lain) 2012.05.22 [23:06]
> 「最悪の想定はできるところまでやっておいた方が、いよいよと
> なって神々に責任を押しつけるとき、気迫がこもるというものです」
バルカの台詞にジゼルは目を丸くし、クラエスはあーあ、という表情で小さく笑った。
> 「もしもの時は、生き残るよう最善を尽くしましょう。少しでも粘れば、
> いくらでも活路は見出されるでしょうから」
ジゼルははい、と頷いた。
クラエスはやや考え込み、こう答える――
「生き残れるよう、また生き残らせることができるよう、最善を尽くすつもりです」
その顔は、兵士の表情をしていた。
※ ※ ※
> 「狼煙が見えれば我々は急いで戻ります。
> それが必要な事態にはまだならないと私は見てはいますが。」
「はい、もし村が襲われるようなことがあれば、すぐに烽火を上げます」
ふたりは答える。
武器を持つことの出来る村人と力を合わせても、妖魔の数によっては支えきれない場合はあろう。
無理をせず、急を報せることを優先する、というのはひとつの判断と言えた。
> 「妖魔にその気と準備があるならとっくに来ているはずですからね。
> まぁ、夜間の見張りは交代でしっかりとしておくよう指導してあげて下さい。」
その助言にはやはりふたりして頷き、そのようにします、と答える。
それはそうと、とジゼルがマークに問うた。
「皆さんは、夜の間は戻られないのですか?」
妖魔がいるであろう森でたった3人、野営する、ということを案じている様子だ。
※ ※ ※
> 「避難場所には、2日分くらいの水と食料の蓄えがあるといいですね。
> あと、可能であれば......」
見る者が見れば些か過保護にも思えるような助言にも、クラエスとジゼルはいちいち頷き、それらを心に留めている様子だ。
そんなやりとりは結局、出立の直前まで続いた。
「ご武運を」
クラエスは短くそう言い、ほら、とジゼルを促す。
「あの」
3人の顔をかわるがわる見回し、言葉を選びかねて口をつぐむ。
「どうか――ご無事で」
押し出すようにそう言い、手を伸ばしかけて――そのまま手を引き戻した。
※ ※ ※
村からしばらく、四半刻程度であれば、どの方向へ歩いてもさほど歩くに難くはない。
日常的に薪や焚きつけを採る場所であるし、また最近まで放牧も行われていたからだろうか、下草は少なく、潅木や落ちた枝、折れた木なども取り除かれている。
そこから先、村から離れるほどに、山は徐々にその深さを増す。
藪あり倒木ありと障害物の多い林の中は、たしかに騎馬での移動など不可能だろう。
下草を、時には落葉や枝を踏みしだいて3人は北へ向かう。
カルナの直近、北にあるという洞窟までは1刻ほどの道のりである筈だ。
※ ※ ※
小休止を挟みつつ、苦労の多い行軍を続けること1刻ばかり。
ともあれ、妖魔どもに遭遇することもなく、一行は洞窟を視程に収める位置までどうにか辿り着いた。
動くものはない――少なくとも、見える場所には、ない。
静かな山の中である。
動くものがあれば、たとえそれが犬猫ほどの大きさであれ、何がしかの気配は伝わるであろう、その程度には静かな山の中である。
いま少し近付いてみるならば、洞窟にいま住むものはないと確信できることだろう。
だが、今いないことと、痕跡が残っていないことは別の話だ。
誰かが何かを――たとえば足跡を――残していないとは限らない。
-------------------------------------------------------
■GMから
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>みなさま
基本的に行動は昼間、ということにすると、朝6時から夕方6時までの12時間(=6刻)が行動時間です。
Bへ通常移動、了解です。
カルナからBまでは特に支障なく移動できました。
ここまで、敵との遭遇はありません。
ひとまず、2回判定をどうぞ。
冒険者Lv+知力Bを基準に1回、レンジャーLv+知力Bを基準に1回です。
バルカ(魔音) 2012.05.22 [21:16]
ルーイ(たいまん) 2012.05.22 [11:29]
バルカさんもマークさんも隙がない。
勉強になるなあ。
ふんふんと頷きながら、二人の話を聞く。
「それにしても、妖魔の目的がよくわからないですね。
ひとを狩るつもりならさすがに被害が出ていそうなもんだし。
村から食糧を奪うつもりでもないみたい。
なんなんだろ」
状況を聞けば聞くほど、よくわからない。
やっぱり、直接捕まえて聞き出したいところだ。
「ゴブリンの言葉は話せますから。
なんとか一匹でも捕まえられれば、結構な情報が引き出せるんじゃないかと思うんです」
脅したりなだめたりしても口を割らないゴブリンとかがいたら、むしろ、相当ヤバいのがいるってことだ。
「上流の方で何かあって追い出されて来た、って割には切迫感を感じないですよね。
自活できる程度には豊かな場所だってことかなあ」
仮に自活できても、そんな勤勉な種族かな、あいつら。
謎だ。
-------------------------
PLより:
フフフ・・・まだオレの出る幕ではない・・・・(フラグ
2回連続ビリ・・・だと・・・!?
こんなのはじめてだw
バルカは金属鎧でガチガチで!どうぞ!
通常徒歩でB行きましょう!さあ行こう。
B以降臨機応変で異論ございません!
朝は日の出から行きましょう。6時なら6時ってことで。
朝一は遭遇可能性ありそうですね、フフフ。
寝る前に持続時間4倍(48時間)のライト石を2つ作っておきます。
達成値16と11のライト!
11:43:00 たいまんるーい ライト持続時間4倍を2つ 4d
Dice:4D6[6,5,3,3]=17
マーク(悪根) 2012.05.22 [11:13]
「ふむ。川魚でも捕っていれば何か痕跡が来てないかとも思ったが。」
そう都合良くはないか。
※※※※※
>「やはり朝方夕方が多いようです。
> 真昼はほとんど――」
ならば連中の狙いは街道の人々ではないのだろうか。
狩りを行なって生活。少数の内はそれでも成り立つかもしれないな。
で、数が増えて足りなくなると人里へ出てくる。
仮説その一、としておこう。
>「はい、細々と、ではありますが。
> 変化、ですか――いや、これといっては」
生態系が乱れるような乱獲は行われていないようだ。
狩猟を行なっているとしたら妖魔の数はそう多くないな。
「ありがとうございます。参考になるお話を頂けました。」
>ヤバい、ヤバいぞオレ。
>アイデンティティの危機だ。
焦っているな、ルーイ。
質問すべき事は後になるほど減る。
悪く思うな。これも処世術なのだよ。
※※※※※
「狼煙が見えれば我々は急いで戻ります。
それが必要な事態にはまだならないと私は見てはいますが。」
クラエスとジゼルを前に。
「妖魔にその気と準備があるならとっくに来ているはずですからね。
まぁ、夜間の見張りは交代でしっかりとしておくよう指導してあげて下さい。」
あれやこれやの詳細についてはバルカの方が熱心で詳しそうだ。
軽く村の外周を回ってから寝るか。
PLより----------------------------------------------
移動先はB!
移動方法は通常移動に一票。
出発は朝6時位にしときます?
移動できるのは18時くらいまでかな。
>重い鎧
危険感知と罠発見/感知は装備制限無いですしそれでいいかと。
バルカ(魔音) 2012.05.22 [02:32]
GM(Lain) 2012.05.22 [01:15]
> 「へぇ。シルヤ川に比べると流れが穏やかですね。これはいつもの事なのですか?」
マークが村人に問えば、こっちはいつもシルヤより大人しいんですよ、と答えが返ってくることだろう。
流れ着くものについての質問には、そんな変わったもんなんてあったかねえと首を傾げるだけだ――ない、という返答と考えてよさそうではある。
> 「この時間に申し訳ありませんが、早速土地に詳しい方々を集めて頂けませんか?」
バルカの要請に、イェステルは、ではすぐに、と答えた。
しばし待てば、狩人や牧童の数人が集められることだろう。
妖魔にとって居心地の良さそうな場所がいくつか示されるが、特に身を隠せる場所――たとえば洞窟――となると、やはり提示されている6箇所以上のものはないようだ。
> クルシュ川の向こうでも目撃情報があると言う事で宜しいですか?」
「はい、詳しくは存じませんが」
村長、イェステルは頷いてそう答えた。
川の向こうは村人にとって別天地にも等しい。
普段行きかうことはなく、旅商人を通じて話を聞くだけだ。
自然、情報は曖昧に、朧になってしまう。
> 朝、昼、夕での偏りは見られますか?」
「やはり朝方夕方が多いようです。
真昼はほとんど――」
妖魔は夜の生き物である。
とはいえ、日が暮れれば人が皆すぐに眠りに就くというわけではないのと同様、日が昇ったあと・日が沈む前に行動する者もある、ということだろう。
無論、人を狩る気であれば人が往来する昼間、ということになる――狩りのために夜の森へ罠を仕掛ける狩人と似たようなものだ。
> また川の下流の方へは入っているのですね。
> 何か変化が報告されていますでしょうか?獲物が減った等と。」
「はい、細々と、ではありますが。
変化、ですか――いや、これといっては」
獲物が増える、減る、といったことは日によって変わるし、ほんのちょっとした変化――たとえば、常よりも暖かい・寒いといったことでも大きく変わる。
そういった変化を覆い隠してしまうような大きな変動はない、そういう話である。
> 「後は、そうですね。この辺は霧が出ますか?
「は」
意図を量りかねたか、イェステルが首を傾げる。
> 以前、もっと向こうの...エフライム川の上流辺りだと
> 日中でも霧が出ていたのですが。」
付け足した言葉を聞いたイェステルは、ああ、と頷いた。
「季節によりますが、この時期はほとんど出ません。
春先と秋口にはかなり出るのですが」
いずれにせよ、森に入ってしまえば樹々や下草によって視界は遮られてしまう。
霧が出ず、せめてもの視界が確保されるのは妖魔と人間、いずれに幸いするのだろうか。
※ ※ ※
クラエスとジゼルは、バルカに促され、手始めに村の防備を確認しはじめた。
まずは防柵、次いで吊橋の確認。
武器を扱える村人の確認。
いざというときに逃げられそうな場所の確認。
それだけでも手間と時間はかかるだろう。
だが、いざというときとはつまり、そのときに手間と時間を使えない、ということでもある。
前もって備えておくことが重要である所以だ。
-------------------------------------------------------
■GMから
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>悪根さん
ゴブリンのことを知っていれば、
・狩猟を行うことはある(人間もその対象となりうる)
・飛び道具、簡単な罠、群れによっては集団での狩りなど、方法は様々
ということを知っているものとして差し支えありません。
>たいまんさん
> 速歩
常歩・速歩・駈歩はすべて騎乗の状態での馬の歩法です。
馬がいないとダメなんですが、山の中には馬が入れません。
というわけで、街道を外れた場合、移動は徒歩のみとなります。
> 判定
判定は普通の乗馬判定です(完全版p128)。
坂道の街道上なら速歩で7、駈歩で9というところでしょうか。
わりと急カーブもあるので、そのあたりも含めての目標値です。
失敗したら足りなかった分の回数落馬ってことで。
落下距離は速度も加味して、速歩なら2m、駈歩なら3mとしましょう。
> ライト石
はい、革袋などに入れておけば光は漏れないものとして構いません。
ルーイ(たいまん) 2012.05.21 [11:25]
カルナの村は、思ったより平常運行だった。
うん、よかった。
「こんばんはー。
いい村ですね。
オレは草原の出ですけど、ふるさとの村を思い出します」
妖魔におびやかされちゃう辺りなんかもね。
* * *
村長さんちでは、ごはんが出た。
スープが温かい。
生き返るなぁ。
聞いた情報は、ローナムでのものと大差なかった。
つまり、エリクセンさんにはしっかり情報が伝わってるってことだ。
これもひと安心。
バルカさんとマークさんが的確な質問をしてるから、オレにはもう聞くことがない。
ヤバい、ヤバいぞオレ。
アイデンティティの危機だ。
------------------
PLより:
アイデンティティの危機だ!(笑
<捜索ルート
Bからで行きましょう!
基本通常移動で8地点、16時間、一日で回るのは難しい感じかしら。
暗くなったら野営したいですよね。
魔音さんのご提案ルートが効率よさげでお気に入りです。
C-Eの川を渡るルートは警戒しながら進む、って感じでどうかなと思ってます。
>GMさま
山の中は速歩とか出来ない、て感じでしょうか。
出来るなら、必要な判定がどんなものか教えていただけると参考になりますです。
また、持続時間拡大のライト石を作って革袋に入れておいた場合、光は漏れない、と考えてもいいでしょうか。
もし夜襲を受ける事態になった時に役に立つかなーみたいなー。
バルカ(魔音) 2012.05.21 [01:04]
マーク(悪根) 2012.05.20 [01:06]
「まずはここまで何事も無く。」
通りすがら村人に会釈しつつ、村を進む。
>村の中央を流れるテナ川は、水量こそそれなりにあるものの、
>流れの急さ加減からみて渡渉不能というほどでもなさそうだ。
>手近な村人に問えば、渡れないほどでもねえですが、との返事が返ってくるだろう。
「へぇ。シルヤ川に比べると流れが穏やかですね。これはいつもの事なのですか?」
そうでないなら上流を調べないといけなくなるのだが、さて。
「最近、変なものが流れ着く、なんて事はありませんよねぇ?」
※※※※※
>「イェステルと申します――遠路をよく来てくださいました。
> 先ごろこの先のディマスへ向かわれた方々から、よろしく協力するようとの書状をお預かりしております」
「マークです。おもてなし頂き感謝致します。」
>「シルヤ川の手前から、あとはディマスの方へ至る街道のあちこちで出ています。
> この村の近くでは、見たという話はほとんど聞きません」
「と、言う事は。妖魔はテナ川を渡って行き来しているか、
拠点が2ヶ所以上ある、またはその両方と考えて良さそうですね。
クルシュ川の向こうでも目撃情報があると言う事で宜しいですか?」
まぁ、街道の橋を使われれば行き来は容易いのだろうが。
「で、その目撃情報なのですが。日中に目撃されているようですね。
朝、昼、夕での偏りは見られますか?」
ゴブリンは基本的に夜行性。
街道を通る人を狙うなら日中に動かざるを得ないか。
>「ですから、狩人たちにもひとりで山へは入るな、というのは徹底しております。
> 特に川の上流側、エストンの奥の方へは行くな、と」
「狩人の方についてなのですが。
常の状態であれば川の上流側へも行かれるのでしょうか?
また川の下流の方へは入っているのですね。
何か変化が報告されていますでしょうか?獲物が減った等と。」
妖魔がどこから食料を調達しているのかは気になっている。
狩りを行なっているのか?そうでないならどこから?
「後は、そうですね。この辺は霧が出ますか?
以前、もっと向こうの...エフライム川の上流辺りだと
日中でも霧が出ていたのですが。」
霧が出ていると隠れやすいが見つけにくい。一長一短だ。
あの時の霧はそう大したものではなかったけれども。
天候予測は随時、やっておいた方がいいな。
PLより----------------------------------------------
クラエス君とジゼルんとは一先ずお別れ。
数日後に再会出来るとイイナ。
日が落ちてから移動するのは出来れば避けたいですね。
暗視持ちやシャーマンもいませんし、照明使えば目立ち過ぎ。
野営を行うなら捜索して空っぽである事を確認した
各ポイントのどこかを使うのが良いでしょうか。
カルナへ戻れればそれが一番良いのですが、時間が気になります。
CからEへも渡れるので戻らないまま捜索でも、と思っております。
・どこへ向かうか
最初はB辺りでどないでしょう?
・森の中へ入るのであれば進み方をどうするか
質問の回答次第。
朝の目撃情報が特別多くなければ通常移動したいとこです。
村の近くは目撃情報無いですし。
◆GMへ質問
ゴブリンが狩猟を行うかどうか。
するとしたらどのような方法で行うかを
マークは知っているでしょうか?
GM(Lain) 2012.05.19 [21:39]
> 「これで次からは大丈夫そうですね。」
マークのかけた言葉に、はいもう大丈夫です、と頷く。
もとより落ちるような橋でもない。
自信さえ付いてしまえば、どうということもないだろう。
※ ※ ※
シルヤ川を渡ったのち、一行はそのままカルナへ向かった。
徒歩であれば1刻半、騎乗の常歩で1刻ほどの行程だ――速歩ならば半刻、駈歩であれば四半刻強といったところだろう。
夕暮れに差し掛かるころにはカルナの木戸をくぐり、村へ入ることができる。
山間の小さな村で、村人たちは忙しく立ち働いている。
夕餉の支度をする者、農具を片付ける者、家畜たちを囲いに追い込む者。
みな、騎乗の一団に気付くと手を止め、どこへゆくのかと見守っているようだ。
ある者は不安げに、ある者は頼もしげに、といった違いはあるにせよ、
村の中央を流れるテナ川は、水量こそそれなりにあるものの、流れの急さ加減からみて渡渉不能というほどでもなさそうだ。
手近な村人に問えば、渡れないほどでもねえですが、との返事が返ってくるだろう。
橋があるのになんでわざわざ、という表情ではある。
※ ※ ※
村に入った一行を、村人と村長は歓迎した。
「イェステルと申します――遠路をよく来てくださいました。
先ごろこの先のディマスへ向かわれた方々から、よろしく協力するようとの書状をお預かりしております」
まずは、と厩へ案内され、その後は家に招じ入れられて食事を供される。
小さな村のことゆえ豪華なものとはいかないが、新鮮な食材を使った暖かい食事は数日ぶりだ。
ライ麦の入った黒パンに肉と山菜・根菜の入ったスープ。
山で狩ったものだという猪の肉のスープはほどよく身体を温めてくれる。
質素な食事があらかた済んだ頃、さて、とイェステルは話を切り出した。
「妖魔どもを見たという話についてですが――」
地図を見せられれば、ふむふむと頷きながら地図上に指を走らせる。
「シルヤ川の手前から、あとはディマスの方へ至る街道のあちこちで出ています。
この村の近くでは、見たという話はほとんど聞きません」
村そのものの襲撃は、妖魔にとっても危険が高い。
群れから離れた獲物を狙う、というのは野生動物の狩りにおいても鉄則のようなものだ。
「ですから、狩人たちにもひとりで山へは入るな、というのは徹底しております。
特に川の上流側、エストンの奥の方へは行くな、と」
ローナムでもちらりと聞いた話ではあるが、フラナリー街道よりも主稜側の目撃例が際立って多いのだという。
「目撃の報は主に、狩人や牧童、街道をゆく旅商人からもたらされています」
近づかぬうちに見かけ、そのまま人間の方が逃げてしまうことが多いのだという。
「ですから、妖魔、という以上の情報はなかなか・・・・・・」
数は単独から2・3匹程度。
「大きな群れということでもなく、出会い頭に鉢合わせて怪我人や死人が出るということでもなく、まあ今のところはそのような状況ですな」
しかしこれだけ頻々と遭遇するとなるとやはり影響は避けられないものです、とイェステルは嘆息した。
狩人も牧童も、村の外へ出られないでは商売にならない。
旅商人もフラナリー街道を敬遠してしまい、このところめっきり数が減っているのだという。
「方々、どうぞよろしくおねがいいたします」
村人の暮らし向きを慮らずにはいられない村長の、それは本心であるのだろう。
-------------------------------------------------------
■GMから
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おそくなりましたすみません!
ジゼルが人気なようでよかったです^^
>みなさま
◆時間単位
1刻=2時間 で換算してやってください。
半刻=1時間
四半刻=30分
小半刻=15分
です。
◆所要時間など
シルヤ川の吊橋からカルナまでは、
徒歩:1刻半(=3時間)
常歩(ウォーク):1刻(=2時間)
速歩(トロット):半刻(=1時間)
駈歩(キャンター):四半刻強(=40分くらい)
だいたいこんなかんじです。
常歩:判定不要、休息不要。徒歩の1.5倍の速度。
速歩:要判定、休息不要。常歩の2倍の速度。
駈歩:要判定、要休息。速歩の1.5倍の速度。
このセッションではそれぞれこんなメリット/デメリットがあります。
実際にはこの上に襲歩(ギャロップ)があるのですが、突撃とかするときの短距離走用ということでひとつ。
◆目撃された妖魔
ゴブっぽいもの、程度でそれ以上の情報は得られません。
だいたい遠目に見てそのまま逃げちゃう感じなのでじっくり観察しない、できないということのようです。
◆目撃地点
地図上のシルヤ川吊橋付近から北のフラナリー街道北西側でほぼ均等に目撃情報が出ているようです。
目撃情報のある範囲では、どこかが際立って多いということはありません。
通る人の数の関係から街道沿いが多いようですが、分布としてはだいたい均等にバラけているようだ、とご理解くださいませ。
ただし、カルナから街道沿いに徒歩30分くらいの圏内では目撃情報がありません。
◆各地点間の距離・所要時間
カルナ ― B、C、E
A ― B、C
B ― カルナ、A、C
C ― カルナ、A、B、E
D ― E、F
E ― カルナ、C、D、F
F ― D、E
これらすべて、徒歩でざっくりと1刻かかる、とします。
足跡を探したり、周辺を捜索しながら(つまりは警戒しながら)進むのであればその倍としましょう。
こういった索敵・警戒行動は、ゲーム的には道中の不意討ちの可能性に大きく影響します。
(仮にゴブが洞窟にいた場合、移動中の警戒行動は不意討ちの可能性に影響しません――PC側が明示的にヒャッハーしない限り、敵の拠点と想定される場所の近くでは相応に警戒しているものと見なします)
◆というわけで
明朝以降の行動について決めてくださいませ!
GMが必要とする情報は、
・どこへ向かうか
・森の中へ入るのであれば進み方をどうするか(=警戒するか否か)
です。
もちろん、朝になってから聞き込みをするなりジゼルやクラエスときゃっきゃうふふするなりでも構いません!
>たいまんさん
女子力が高くてかつ有能そうなひとってなかなか難しいですよね。
ジゼルはいざというときにはできる子。きっとそう。
>悪根さん
なんかスイッチが入ると兵士モードに切り替わるみたいな。
バルカ(魔音) 2012.05.17 [21:10]
マーク(悪根) 2012.05.17 [18:24]
>「もっと北のほうの領主様は、もっと大変なんじゃないですかね。
> 国境のあたりとか、戦支度してるって聞きますし」
「諸々の都合上、プリシスには頑張って欲しいところですが。
いよいよとなるとここも慌ただしくなりそうですね。」
領地は動かせない。その領主となれば如何程の重圧か。
「今回の件を解決して、子爵の肩の荷が少しでも軽くなればよいのですが。」
※※※※※
>「何を商うおつもりなんです? 冒険者にちなんだ品物なら、知人割引
>を是非!」
「何をやるかはまだはっきりとは決めていないよ。」
どんなコネがこの先、手に入るかわからんしね。
「その暁にはサービスさせてもらうさ。
で、お得意さんになってくれ。」
※※※※※
ルーイの魔法実演はジゼルにとって少々、刺激的だったか。
>「や、ちょ・・・・・・すみませんっ」
ジゼルに押されてルーイがひっくり返る。まぁ、頭打ってないし大丈夫だろう。
>我に返ったジゼルもルーイのところへ戻り、取り乱してごめんなさい、と詫びる。
「フフフ...魔法には馴染みないのが普通ですよ。
ルーンマスターは冒険者でもそうゴロゴロいるわけではないですし。」
俺が初めて魔法見たのはいつだっけか。
何時の間にか当たり前な感覚になってるけど。
その時はどう思っていたのか、もう思い出せないなぁ。
※※※※※
>「それじゃ念の為、命綱としてマークにはロープを持っていってもらって、
>向こう岸に渡ってもっていいですか?」
「わかった。大丈夫だとは思うが、もしもの時は宜しくな。」
>「あれ、むしろ、マークさんがエスコート役ってことじゃないですか?」
「側でやるのが正しいやり方さ。俺のはただの先導。」
さて、橋の向こう側はFポイントに結構近い。
何事も起きてくれるなよ。
※※※※※
>さほど長くもない橋の向こうで振り返り、にっこりと笑って握り拳を作る。
>オレもそのあとにすぐ渡って、右手を上げた。
>ぱん、とジゼルの上げた右手に軽くハイタッチ!
「これで次からは大丈夫そうですね。」
もしもの時は一人で渡ってもらわないといけない。
馬に任せてしまう事を覚えればもう心配ないだろう。
そうして、全員無事に渡り切る。特に周囲に不審なところもない。
>「暗くなっちゃうと、やつらの時間ですから。
> まずはカルナに行って、目撃情報を収集したいです。
> 行きましょう」
「そうだな。カルナでの情報収集は今日のうちに済ませてしまいたい。
それなら明日は早朝から出発できるし。」
どこを先に調べるかはカルナで聞く話次第だ。
PLより----------------------------------------------
カルナへ行こうぜ!へ1票。
魔法見たことないって人の方が多数派なんでしょうね、こんな世界でも。
ジゼルんは本番になったらデキる子なんです、きっと。
ルーイ(たいまん) 2012.05.17 [11:12]
リプレイス・サウンドは、予想以上にジゼルを驚かせちゃったみたいだ。
ジゼルがこっちに飛び退る。
「わ」
勢いに負けて倒れた。
「イテテ」
しこたま尻を打つ。
うん、悪戯の罰だなこれ。
「ごめんごめん、そんなに驚くとは思わなくて」
笑いながら立ち上がった。
それにしても、鎧も着てない女の子がぶつかった程度でコケるオレってどうなの。
貧弱にもほどがある。
* * *
「馬の視界に入らないように気を付ければ、全然問題ないと思います」
ロープのことをバルカさんに聞かれて、答える。
訓練された軍馬だから、余程のことがない限りは動じないとは思うんだ。
「エスコート・・・あれですね、パーティとかで女性をおもてなしするアレですね」
都会の習慣だから、聞きかじってるだけだけど。
「あれ、むしろ、マークさんがエスコート役ってことじゃないですか?」
先陣切って渡って見せるわけだもんね。
* * *
マークさんの提案通り、マークさんが先頭を行く。
どうやら、橋はしっかりしていたみたいだ。
よかった。
杖に籠めた力を抜く。
「マークさんが渡れたから大丈夫。
あっという間だよ」
ジゼルが渡り切って、笑顔をくれた。
オレもそのあとにすぐ渡って、右手を上げた。
ぱん、とジゼルの上げた右手に軽くハイタッチ!
* * *
マークさんもバルカさんも、襲撃の気配はなさそうだって言った。
じゃあ、まずは現地に行くことを優先した方がいいな。
「暗くなっちゃうと、やつらの時間ですから。
まずはカルナに行って、目撃情報を収集したいです。
行きましょう」
そう、提案する。
--------------------
PLより:
行動宣言:行く
ジゼルの女子力堪能しております(はぁはぁ←
しかし現実的に考えて、吊り橋で尻込みする兵士は役に立つのだろうか!(笑
GM(Lain) 2012.05.17 [00:42]
> 「そうそう。
> 自分の身を守れればいいんだ。
> それが、キミの仕事」
「足手まといになってちゃ、いけませんしね」
肩の力の抜けた表情で、彼女はそう答えた。
※ ※ ※
> 「エストン山脈は向こう側はプリシスやロドーリルなんですね。
> ミード経由だと結構な距離なんですが。まだ戦争続いてるんでしたっけ?」
ええまだ続いてます、とクラエスは頷いた。
「もっと北のほうの領主様は、もっと大変なんじゃないですかね。
国境のあたりとか、戦支度してるって聞きますし」
北方、プリシスの戦況が芳しくないことはオランの国内にも噂となって伝わってくる。
クラエスの話は、それを裏付けるものと言えた。
※ ※ ※
> クラエスさんもジゼルも。
> 大切なひとがいるんでしょう?」
まだそういうのはよくわからないんです、とジゼルは答える。
教練のとき。
こういった軍務のとき。
思い浮かべる顔がないではない――たとえば家族、たとえば親しい知人。
親兄弟は大切に思っているけれど、家族のためかと言われるとなにか違う。
そのようなことを訥々と語り、もう一度、だからまだよくわかりません、と恥ずかしそうに笑った。
※ ※ ※
ルーイが話す馬の扱い方を、ジゼルは熱心に聞いた。
> 「でも、その辺は騎士のひとたちとは感覚が違うかもね」
そんなこと、とぶんぶんと首を振る。
「大事にします――騎兵は馬がいないと、役に立てませんから」
※ ※ ※
> 「魔法に興味あるの?
> ちょっと面白いのがあるんだ」
ルーイの言葉に、え、なんですかなんですかとジゼルは興味深げだ。
市井の者にありがちな魔法への偏見、魔術師への恐怖感はその態度からは読み取れない。
興味と関心がそれらに勝っていることが大きいのだろうが、同年輩で親しく話をするルーイが相手であるということも理由のひとつではあるだろう。
> 『音よ、大気の振動よ、魔力の導きに従いてその発するを転じよ。【リプレイス・サウンド】』
聞きなれぬ古代語の詠唱と、複雑な印を結ぶ手、運足、舞うような動き。
それらを驚きと感心の入り混じった表情で眺め――
> 「音だけ、場所を移動するんだ」
真後ろから聞こえたその声に、ちいさく悲鳴をあげて飛び退いた。
音のした方から遠ざかるように。
――つまりは前に。
小柄なジゼルの身体が、ルーイにぶつかった。
「や、ちょ・・・・・・すみませんっ」
顔を真っ赤にして叫ぶその声も少し離れた場所、先ほどまでジゼルがいたその背後から聞こえる。
成り行きを眺めていたクラエスが爆笑した。
余程おかしかったのだろう、腹を抱えて笑うクラエスに、なかば涙目のジゼルが手近な小物を投げつける。
やめろ痛ぇよ、と言いながらさすがに悪いと思ったのか、クラエスはあっさりとジゼルに詫びた。
我に返ったジゼルもルーイのところへ戻り、取り乱してごめんなさい、と詫びる。
俯いた耳が赤い。
消え入るような声だった。
※ ※ ※
> 「吊り橋かあ。えーと、ここはシルヤ川か。
> クラエスさん、この川に架けられている橋って、ここだけですか?」
「この近辺ではここだけの筈です。
もっとずっと上流へ行って川幅が狭くなってるところには丸木橋とかあるって話ですけど」
猟師や樵が使うもので、普段旅人だの商人だの俺らみたいな兵隊が使えるようなもんじゃないですね。
言い終えたあとで川面を眺め、これはあんまりいい気分しないなあ、と独語する。
> ここは私が先に渡りきってしまおうかと思いますが如何でしょう。
> その後はお二人がルーイを護衛しつつ渡って頂いて。
> で、最後がバルカ。」
マークの提案には、じゃあそれでお願いしますと頷く。
先に渡る者があればその渡り方を見て倣えばよい、そう考える程度には余裕があるようだ。
> 「騎乗者が不安になると、乗馬に伝染するから。
> 馬を信頼して、ささっと渡っちゃいましょう。
> 間違って落ちても、オレが助けます。
> 便利な魔法があるんです」
魔法、と聞いて、野営のときの一騒動を思い出したのか、ジゼルはなんともいえない表情を浮かべた。
ルーイの手に持つ杖、自分が握る手綱、ルーイ、荒れる水面、かすかに揺れる橋。
その順に、二度、視線を巡らせた。
深呼吸して、ルーイを見つめる。
「じゃあ、渡ります。
もしものときは、お願いしますね」
鞍の上で背筋を伸ばし、思い切ったように前へ進み――あっさりと渡りきった。
さほど長くもない橋の向こうで振り返り、にっこりと笑って握り拳を作る。
それが彼女の、素の笑顔なのだろう。
※ ※ ※
橋の手前側にも向こう側にも、敵――妖魔の気配は感じられない。
馬上から見てそれと解るような足跡などの痕跡もない。
馬を降り、森の中まで踏み込んで捜索すればまた別の収穫がないとも限らないが、それには少なからぬ時間を要することだろう。
初夏の太陽は少しずつ傾き、日差しも徐々に柔らかくなってゆく。
-------------------------------------------------------
■GMから
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女子力ェ・・・・・・。
とりあえず吊橋理論的なアレを。
>みなさま
吊橋近辺に今のところ敵影はないようです。
周辺を捜索する/足跡追跡を行う、などは当然可能ですが、実行した場合夕暮れまでにカルナに到着するのは難しくなるでしょう。
>たいまんさん
> ・橋は他にもありますか?
この近辺にはありません。
離れた場所にはあるようですが、地元民専用という趣のようです。
> ・見張りというか監視する人はいない?
いません!
> ・リプレイスサウンドでジゼルの女子力を試す(ぉ
い、いかがでしょうか(dkdk
>悪根さん
順番了解でーす。
クラエスは先に渡ったマークの動きを見てきっちり渡りきりました!
>魔音さん
クラエスはひとりでできる子なのでほっといて大丈夫です。
ジゼルはお察しのとおりルーイ君がうまくやりました(誤解を招く表現
バルカ(魔音) 2012.05.16 [23:58]
マーク(悪根) 2012.05.16 [14:42]
時折、周囲に目を光らせつつ道なりに進む。
特に気配はない。至って平和である。
「エストン山脈は向こう側はプリシスやロドーリルなんですね。
ミード経由だと結構な距離なんですが。まだ戦争続いてるんでしたっけ?」
左手にそびえる山脈の頂上を見上げてみる。
妖魔達は山脈を越えて来たのだろうか。
※※※※※
>ティンダーで火を点けてみたりして。
「庶民的な魔法だよなぁ、それ。」
未だに魔法に対する悪感情は存在する。
太古からの教育の賜物という訳だ。
もうちょっと受け入れられてもいいと思うんだが。
>「バルカさんもマークさんも、どうして冒険者に?」
「即物的な話で悪いんだが、稼ぐためだな。
将来的にはまた商人に戻るつもりなんだ。
それも自分の店を構える形で。
そうなると資本金として纏まった額が必要になる。」
理由の半分はソレ。
もう半分は通常では得にくいコネの獲得だ。
そんなわけでひょんな事から大金を得たとしても、
ある程度は続けるつもりではいる。
「そこまで生き残れるかは賭けだなぁ。」
死ぬ時はあっさり死ぬのがこの稼業。
どうなることやら。
※※※※※
>橋の下は、岩を削るように流れる渓流。
>エリクセンの言葉のとおり、雪解けの水で増水しているのだろう。
>腹に響くような音を発し、白く泡立って流れている。
>渡渉は困難、というよりも不可能であるように思われた。
「なるほど。これはテナ川も似たような感じかな。」
>ジゼルが不安そうに冒険者たちを見回す。
>ジゼルよりは幾分か馬の扱いに慣れているクラエスも憮然とした表情だ。
「渡ってる最中は他が疎かになりやすいですし。
ここは私が先に渡りきってしまおうかと思いますが如何でしょう。
その後はお二人がルーイを護衛しつつ渡って頂いて。
で、最後がバルカ。」
どちらかに敵襲があれば面倒ではある。
が、俺とバルカを前後に置く形ならば。まぁ、何とか。
先に渡って見せれば2人の不安もいくらか解消もされるだろうし。
「つまり君がエスコート役って事だ、ルーイ。」
小声で伝え、ニヤッと笑う。
さて。周囲の安全確認はしておかないとな。
ぐるりと周囲を見渡し、気配を探る。
PLより----------------------------------------------
マーク→騎士二人とルーイ→バルカの順番で渡る事を提案。
マークは渡った後、向こう側の監視をする形で。
まずは索敵ダイス!
悪根@マーク : 索敵(レンジャー+知力B) 2D6 → 2 + 1 + (5) = 8 (05/16-14:40:57)
二人して3ですよ。バルカさん、お願いします!
ルーイ(たいまん) 2012.05.16 [12:29]
自分の身なら守れる、というジゼルに笑いかける。
「そうそう。
自分の身を守れればいいんだ。
それが、キミの仕事」
オレたちが全滅しようがどうなろうが、情報をエリクセンさんに伝えること。
* * *
街道とはいっても、完全な山道だ。
ライトもなかなか大変そう。
さすがに兵隊さんというだけあって、クラエスさんもジゼルも、顔つきが違う。
馬を並べて警戒してくれている、横顔を見る。
この辺もゴブリンの目撃情報はあるんだろうか。
* * *
夜は、焚火を囲んで話が弾む。
ティンダーで火を点けてみたりして。
オレは、自分の魔法に誇りがあるから、火口箱は持たない。
魔法で出来ることは魔法でやる。
そうやって、魔術を冴えさせてきたんだ。
「バルカさんもマークさんも、どうして冒険者に?
オレは、魔術を極めるのに一番の近道だと思ってるからです。
呪文書は作った。
あとは、それを使いこなすだけの研鑽が必要なんですけど。
机にかじりついてっていうのは、オレにはちょっと違ったんですよね。
何より、色々なものを見るっていうのは、わくわくします。
あー、お湯がうまいなあ」
沸かしたお湯をすすりながら、他愛もない話し。
山行で飲むお湯は、砂漠で飲む水の次にうまいと思うんだ。
どうでもいいけど。
「オレには国がないから、愛国心とかは分からないけど。
守るべきものを守るための職業って、立派ですよね。
クラエスさんもジゼルも。
大切なひとがいるんでしょう?」
オレには、誰もいない。
とうさんはどこの誰だかも知らないし、かあさんは死んじゃった。
だから、出会ったひとにはみんな元気でいてほしいと思うけど。
守るべきもの、っていうのとは、違う気がするんだよな。
銀月のみんなは、それになるんだろうか。
* * *
「馬の扱いかあ。
信頼すること、心を砕くこと、かなあ。
こっちが相棒だと思って接すれば、馬もそうしてくれるよ。
世話をひとに任せてるようじゃ、ダメ」
ライトに餌をやって、ブラッシングしながらジゼルに言う。
「でも、その辺は騎士のひとたちとは感覚が違うかもね」
そう言って、笑った。
「魔法に興味あるの?
ちょっと面白いのがあるんだ」
手を休めて、杖を片手に詠唱する。
『音よ、大気の振動よ、魔力の導きに従いてその発するを転じよ。【リプレイス・サウンド】』
「音だけ、場所を移動するんだ」
ジゼルの後ろに音を発生させる。
オレの口はただぱくぱく動くだけ。
「面白いよね」
そして、すぐに解呪した。
そのままだと、おかしな状況のままでジゼルが混乱しそうだから。
魔法が、多くのひとから忌み嫌われているのは知ってる。
ジゼルが、今のをどう思うかは分からないけど。
それで距離を置かれても、まあしょうがないかな、とも思う。
冒険者のひとたちはそういうことは気にしない。
それもあって、オレは冒険者をやっているんだ。
* * *
渓流を眼下に望む。
流れは速い。
冷たそうだ。
流されたら死ぬかな。
「吊り橋かあ。えーと、ここはシルヤ川か。
クラエスさん、この川に架けられている橋って、ここだけですか?」
見張りもいないみたいだ。
ここが唯一の橋だとしたら、これが落ちたら大変だ。
とりあえず橋を吊っている柱を見るけど、大丈夫なんだかそうじゃないんだかさっぱり分からない。
「騎乗者が不安になると、乗馬に伝染するから。
馬を信頼して、ささっと渡っちゃいましょう。
間違って落ちても、オレが助けます。
便利な魔法があるんです」
落下制御さえかければ、渓流に落ちないようにすることは出来るはずだ。
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PLより:
9割5分フレーバー!(キリッ
・橋は他にもありますか?
・見張りというか監視する人はいない?
監視を付けた方がいい気がします。
・妖魔の気配や橋の様子についてはマークとバルカにお任せします!(ダイス3だった)
・とっとと渡っちゃおうZE!という意見です。
・フラグっぽいものを建設。
・リプレイスサウンドでジゼルの女子力を試す(ぉ
のろしは、悪根さんの案でいいと思いますー。
(というかのろしの使い方をよく知らない罠)
ダイチャ転載
13:15:26 たいまん@るーい 橋の点検 2d
Dice:2D6[2,1]=3
GM(Lain) 2012.05.16 [02:52]
> 「へえ、マルドルさんとガラフさん、どんな感じだったんですか。
> きっとマルドルさんは涼しい顔でゴブリンを斬って、
> ガラフさんはドワーフなのに駆けずり回ってたんだろうなあ。
> お礼なんて気にする人たちじゃないと思いますけど、やっぱりまた会えるとうれしいですよね」
「マルドルさんが戦っているところは見てませんが、勇敢に戦われたんじゃないかな。
ガラフさんは・・・・・・ええ、まさに。危ないところへ駆けつけてくれて。
お礼はともかくとして、やっぱりもう一度お会いしたいですねえ」
恩人として、ということもあろうが、戦士として話をしたいという部分もあるのだろう。
※ ※ ※
> 「やってみれば案外、なんて事なかったりするものです。
「だと、いいんですけど」
半信半疑の態ではあるが、それでも幾分力付けられはしたようだ。
> それと...」
「それと?」
釣り込まれるように視線を合わせる。
> 「元が商人の時の習性と言うか職業病と言うか。
> お客さんやそれに準ずる人へは自然と口調がね。
> あれだ、酒場の給仕さんに接客される感じで聞いてくれればいいさ。」
「・・・・・・!」
さっと頬に朱が差す。
口の中で小さく、もう、と呟いたのが聞こえたかもしれない。
> 「誰だって最初は初めてだしね。
> 大丈夫、少なくとも、キミはオレより強いんだから。
> オレ、最初に魔物に会った時はすくんで足が動かなかったんだ。
> すぐ、慣れるよ」
同年輩と見えるルーイの言葉は、ジゼルにどう響いたのか。
そうですよね、と小さく口にし、
「伝令ですけど、いざとなったらちゃんと戦えますから!
自分の身くらいなら・・・・・・あ、あとルーイさんくらいなら!」
だから大丈夫です、と続けた。
※ ※ ※
馬を使えば、カルナまでは4日の行程になるという。
「村ごとに潰す気で走ればその半分にはなろうが」
着いてからいざというときの足がないのは困るだろう、とはエリクセンの弁だ。
ローナムを出発し、勾配が徐々にきつくなる坂道の街道を並足で進む。
初夏の日差しは強いが、木陰や山陰に入ればそう暑いものでもない。
旅をするにはよい季節である――たとえそれが仕事であったとしても。
従士のふたりは、ローナムで見せた素顔を、すくなくとも行軍中に見せることはない。
彼らにとっては往復の旅程も軍務の一環、ということなのだろう。
ジゼルは隊列の中央にいるルーイの隣の位置を保ち、周囲に目を配りながら馬を進める。
クラエスは、多少なら土地勘がありますから、と言い、先頭に立った。
※ ※ ※
行動中は軍務、という意識があるにせよ、宿営のために止まれば話は別だ。
休息も食事も軽い酒も、昼間の行軍の緊張をほどよく解きほぐしてくれる。
となれば口も滑らかになるのはある意味で当然の成り行きだ。
クラエスもジゼルもオランの様子を聞きたがり、また彼ら自身も請われれば請われるままに子爵領の近況を話してくれることだろう。
ジゼルはまた、ルーイの馬の扱いが気になる様子だ。
ミラルゴの草原の出自と聞くと、あれこれと馬の扱い方を聞き出そうとする。
普段見かけることのない魔術師であることも、興味を惹く一因であるのかもしれない。
※ ※ ※
4日目の午後になって、一行はシルヤ川に架けられた橋を渡った。
渓谷に架けられた吊橋は、軽い荷馬車であれば通れそうな頑丈な作りだ。
だが、揺れる。
橋の下は、岩を削るように流れる渓流。
エリクセンの言葉のとおり、雪解けの水で増水しているのだろう。
腹に響くような音を発し、白く泡立って流れている。
渡渉は困難、というよりも不可能であるように思われた。
幅はそう広いものではないが、おそらく渡る前に流される。
そして、雪解け水――氷のように冷たい水。
流されて命が助かれば幸運な部類と言ってよい筈だ。
揺れる吊橋の上で馬を御しきれなくなったら、というのを想像してしまったのだろう。
ジゼルが不安そうに冒険者たちを見回す。
ジゼルよりは幾分か馬の扱いに慣れているクラエスも憮然とした表情だ。
ここを渡ってしまえば、カルナまではほんの1刻か1刻半、その程度であるはずだが――。
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■GMから
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ローナム出立から旅程をすっ飛ばしてシルヤ川の吊橋に到着いたしました。
道中は適当に描写してやってください(まるなげ)。
・吊橋で女子が怖がってるんでなんとかしてあげてください
なんか皆さんレス早くてリアル日程的に余裕が出そうな気がしてきたので余分なイベントを挟んでみるテスト。
>魔音さん
カルナの現地指揮者は いません 。
といいますか、まあ、普通に山中の寒村なので普通に村長がいるわけです。
兵隊さんは今のところカルナにはおりません。
村長をはじめ、村人は協力を要請すれば危険のない範囲で協力してくれる程度には友好的ですが、自発的にやってくれるのは宿とごはんの手配くらいです。
その他のことは要するに「何をしていいのかよくわからない」という状態ですので、冒険者側からある程度具体的にお願いする必要がありますね。