どこかで見たような
バルカ(魔音) 2012.05.30 [22:45]
既視感にも似た感覚にとらわれ、あぁそうだ、これで今日は3度目
だったのだと、地面にしゃがみ、入り乱れた足跡を眺めながら思った。
気が散じてしまっているな。思うまでもなく、3度目の探索の結果は
いまひとつだった。
膝についた土埃をはたき、立ちあがろうとして目眩がする。やれやれ。
ぎゅいんと頭を締め付ける痛みが去った後で、首をもみながら私は
渡河に賛成する。
「Eに行くので賛成です。こうなったらどんどん行きましょう」
ただ、と付け加える。
「例えば、我々の知らない拠点がフラナリー街道の東側にできていると
すれば、西側であるEに誰もいないことだってあり得ますからね。
──とは言え、見てからでないと何も言えません。先ずは、安全な
渡河を成功させましょう」
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魔音@バルカより
Eへは通常移動で良いかと! ( ・`ω・´)o彡゜ゴゴゴ