黄昏
ルーイ(たいまん) 2012.06.11 [11:34]
ゴブリンシャーマンは、こちらに気付いて毒づいた。
ただでさえ見るに堪えない顔してるくせに、余計にそれを歪めて。
さっきの一回で、だいぶ集中力を削られた感じがする。
意識が散漫だ。
これは、ちょっと頑張らないとな。
気合い入れろ、ルーイ!
詠唱が完成して、なんとか、残ったあいつも崩れ落ちた。
危ない、ギリギリだったなこれ。
『 おやすみ 』
ゴブリン語で、そう言ってやった。
* * *
マークさんは、ゴブリンを発見するまでずっと、極限まで神経を尖らせていたんだと思う。
弓はうまくいかなかったみたいだけど、先手を打てたから、結果的に楽勝だった。
この差は、大きい。
「オレの魔法も、あと1回が限界です。
バルカさん、お願いします」
そして、バルカさんの膂力があってこそ、眠りにも効果が出る。
一発で黙らせられないと、すぐ目覚めちゃうもんな。
「うまく、回りましたね」
バルカさんの一撃は、ゴブリンシャーマンを動けなくするのに充分だったみたいだ。
「呪術師以外はやっちゃいましょう。
情けをかけると、却って禍根を残します」
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PLより:
1R、スリクラは達成値+1に拡大し、ギリギリ11でした。
我ながら、素晴らしい読みであった!(自画自賛
MP5/20
08:08:51 携たいまん ゴブシャエリアにスリクラ、達成値+1 2d+6
Dice:2D6[4,1]+6=11
マークの不意打ちがあってこその結果です。
バルカの打撃力があってこその結果です。
それぞれ仕事出来た感じ!
ゴブシャ以外はころして埋めてしまいましょう。
昏倒さえしてもらえれば、トドメ作業参加しますよ、ダガー持ってるし!
あ、でもゴブリン一匹は残して、おかわりがいるのかの確認は早急に取りたいです。
目覚めた一匹に襲われて怪我してみるのもまた一興・・・(ジゼルに看病してもらう的な意味で(ぉ
で、シャーマンは拘束して、目覚めたら尋問。
村に戻ってからやることになるかな?
お目覚めまで何時間かかかるでしょうし。
とりあえずはTKOをもぎとったということでやっほう!
バルカ(魔音) 2012.06.11 [01:43]
マーク(悪根) 2012.06.10 [05:42]
「なんとまぁ・・・」
ルーイの魔法で敵の9割が沈黙した。
これが、ソーサラー。ルーンマスターオブルーンマスター。
俺の一射が何の成果もあげなかった事がどうでも良くなるくらいだよな。
良くならない?イヤ、スイマセンデシタ。
では、気を取り直し改めまして。
「どうだっ?!」
弓を引き絞り、再び杖持ちへ矢を放つ。
その手応えはなお、悪かった。
一射目をしくじった動揺を取り払う事は出来なかったらしい。
「悪い。後はもう、任せた。」
PLより----------------------------------------------
ゴブシャーに通常射撃です。ダイスは以下の通り。
05:37:05 悪根@マーク ≫ ゴブシャへ通常射撃 2d6+4 <Dice:2D6[1,2]+4=7>
ハズレ。
残念ながらお役には立てませんでした。
後は、お任せします。
GM(Lain) 2012.06.10 [00:13]
マークの放った矢は妖魔の呪術師が着る粗末な革鎧に阻まれた。
バルカの矢も命中はするものの、大打撃を与えるには至らない。
矢を受けた呪術師が唸り声とともに振り向こうとしたその瞬間。
ルーイの詠唱が完成した。
戦場を、広く、白い霧が覆う。
それはただの霧ではなく、魔法によるもの。
《眠りの雲》。
効果あやまたず、妖魔どもがばたばたと倒れた。
街道の石畳が、枯れ木や枯葉の散らばる傾斜した地面が、瞬時に寝入らされた妖魔どもを受け止める。
「この――!」
振り向いた呪術師の表情が醜く歪んでいる。
「クソどもが!
人間風情が――!」
一瞬にして己以外の仲間を沈黙させられた呪術師が、杖を振り上げ、なにやら魔法の詠唱を始めた。
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■GMから
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■ラウンド0結果&ラウンド1宣言
◆R0(結果)
18 マーク:射撃→ゴブシャ 命中、ダメージなし
17 バルカ:射撃→ゴブシャ 命中、1点ダメージ
15 ルーイ:範囲3倍スリクラ→ゴブシャを除く全員 達成値14 → 対象者全員睡眠
◆R1(宣言)
13 ゴブシャ:G6を踏みつつマーク、バルカ、ルーイにウィスプ
◆状態
マーク:
バルカ:
ルーイ:MP11/20
ゴブシャ:HP11/12
ホブ1:睡眠(14)
ホブ2:睡眠(14)
ゴブ1:睡眠(14)
ゴブ2:睡眠(14)
ゴブ3:睡眠(14)
ゴブ4:睡眠(14)
ゴブ5:睡眠(14)
ゴブ6:睡眠(14)
ゴブ7:睡眠(14)
>みなさま
なにかすでに大勢が決している気がしないでもないです(*'-')
3倍スリクラお見事でありました!('◇')ゞ
ゴブシャのウィスプについては、ゴブシャが行動順まで生き残ってたら抵抗をどうぞ。
魔法強度は固定値(12)です。
騒音などによるスリクラの再抵抗判定は、寝た翌ラウンドから、ラウンドの終了時ごとに行います。
ところで、14とかどうすれば出るんでしょうか(、、
バルカ(魔音) 2012.06.08 [22:01]
マーク(悪根) 2012.06.08 [18:47]
いいポジションが取れた。
杖持ちまでを遮るものはない。
矢をつがえ、弓を静かに引き絞る。
一度、相手頭部へ照準を向け。
思い直し、胴に照準を合わせる。
この状況ならば、手下を壁にされる前に少なくとも2射は食らわせれる。
焦る必要はないはずだ。
残りの敵はこっちに近寄らせ、橋から離して殲滅すればいい。
「・・・」
静かに放たれた矢はそのまま相手に吸い込まれる。
残った手応えは・・・うーむ。
PLより----------------------------------------------
D1からGSに通常射撃です。ダイスの結果は以下の通り。
悪根@マーク : なん・・・だと・・・? (06/08-18:40:03)
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悪根@マーク : ダメージ! 5 = 1 (1 + 2 = 3) + 【4】 キーNo. : 18 (06/08-18:39:39)
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悪根@マーク : ゴブシャへ通常射撃 2D6 → 3 + 3 + (4) = 10 (06/08-18:38:45)
反動砲を食らいました。(ウボァー
次のラウンドも撃つ予定。
その後、バルカさんには接敵して頂いても私は問題ないです。
ルーイ(たいまん) 2012.06.08 [10:36]
バルカさんとマークさんは、弓でゴブリンシャーマンを射抜くつもりだ。
ならオレは。
今が、最初で、最高のチャンス。
橋も落とさせないし、村にも行かせない。
やるよ、ジゼル。
息を、大きく吸った。
ゴブリンたちの群れを見据える。
膝の震えが、止まった。
『変幻せし魔力の大気よ、汝を纏う者共に安らかなる眠りを。【スリープ・クラウド】』
孤独に残れ、妖魔の呪術師。
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PLより:
0R行動宣言は「範囲拡大3倍消費スリープクラウド、ゴブシャ以外の9匹全部巻き込み」です。
達成値は14!
やっほう!
これならなかなか起きれないはず・・・!
ゴブシャは任せた!
MP11/20
----ダイスログ(ダイチャ2)---
10:35:37 たいまん@ルーイ スリクラ範囲拡大3倍消費 ゴブシャ以外全部のせ 2d6+5
Dice:2D6[6,3]+5=14
GM(Lain) 2012.06.07 [22:17]
マークがハンドサインでバルカとルーイを制した。
妖魔どもに気取られず、冒険者たちは妖魔を襲撃しうる限界の線。
もう数歩踏み出せば、いかに川の水音があると言えども、妖魔の注意を引かずにはおれないだろう。
ここのほかにない位置、野伏の技の妙であった。
※ ※ ※
※ ※ ※
足跡から得た情報が、いま眼前で裏付けられている。
妖魔どもは総勢10。
呪術師である上位種、ゴブリンシャーマンが1匹。
大型の亜種、ホブゴブリンが2匹。
もっともよく知られた妖魔、ゴブリンが7匹。
ホブゴブリンを前に立て、橋に近づこうとしている。
シャーマンはこの集団の頭領であり、指揮者でもあるのだろう。
位置は後方のほぼ中央。集団全体を把握できる位置だ。
ゴブリンどもはやや前がかりではあるものの、全体に薄く広く布陣している。
隊列がやや広がり気味なのは意識してのことではあるまい――妖魔ども、とりわけ下級妖魔の指揮や統制とはその程度のものである。
むしろよくまとまっている方と言ってよいだろう。
彼らは手に手に(あまり真っ当でない造りの)斧を持ち、吊橋の主柱を指さして接近しつつある。
橋を支える綱を絶つ気であるのか、それとも主柱そのものを切り倒そうというのか。
いずれにせよ、橋を落とそうという意図は間違いのないところであるようだ。
眼前にある攻撃の目標に気を取られたためか。
自分たちは襲う側であり、襲われる側ではないという意識のゆえか。
妖魔どもはいまだ背を向けたままだ――こちらに気づいた様子はない。
奇襲はこのようなときにこそ、成功するものである。
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■GMから
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■マップについて
・図中、GSはゴブシャ、Hはホブ、Gはゴブです。
・ヘクスは直径1辺5mです。
・同一ヘクスにいる敵とは接敵状態にあるものとみなします。
・ヘクス内に入れる人数に制限はありません。
が、ややこしいのと見づらいので片方3人まで(計6人まで)としましょう。
・範囲魔法は隣接する任意の3ヘクスの敵味方のうち任意の敵5体までと、同数の味方を巻き込みます。
・移動速度は5mを最小単位とし、端数を切り捨てて処理します。
通常移動ならば移動速度10から14は2ヘクスまで、15から19は3ヘクスまで移動できます。
全力移動は、通常移動で移動できるヘクスの数を3倍します。
停止の場合、ヘクス移動はできません。
・ゴブ側の初期配置は提示したマップのとおりです。
・PC側の初期配置は、以下の条件に従ってください。
列:任意
行:1または2
・橋はE6、E7、E8の3ヘクスに位置します。主柱を攻撃するならばE6またはE8、綱を攻撃するならばいずれのヘクスでも可能でしょう。
・橋の主柱は防御点6、破壊点12の「木」製構造物とします。
・橋の綱は防御点4、破壊点12の「草木」製構造物とします。
※GM註:ヘクスを「1辺5m」としたのは誤りでした。「直径5m」が正しいです。訂正いたしましたさーせん!
>みなさま
不意打ち成功です。マークお見事!
では、
・初期配置
・第0ラウンドの行動宣言と解決
をどうぞ!
宣言の取り消しは、GMのレス前かつダイスを振る前であればいつでも・任意に可能です。
逆に言うと、ダイス振っちゃったら取り消せないってことですね!
では宣言をお待ちいたしまーす!
バルカ(魔音) 2012.06.06 [22:22]
ルーイ(たいまん) 2012.06.06 [11:06]
段々薄暗くなってきている。
山脈のふもとだ。
西側に山があるから、そりゃあ日の落ちるのも早いよな。
気が急く。
くそっ、橋が危ないってのは分かり切ってたじゃないか。
なんで気付かないんだよ、オレ。
バカか。
バカなのか。
間に合わなかったらお前、どうしてくれんだよ。
「はぁっ、」
「はぁっ、」
息が切れる。
キツいな。
だけど。
「――――!」
マークさんが、制した。
黙って頷く。
いた。
多い。
そうか、10体ってのは、実際目の前にすると、あんなに多く見えるんだ。
―――囲まれたら、死ぬ。
手に変な汗が出た。
杖を持ち直す。
シャーマンと、ホブゴブリン。
あいつらを最優先に。
橋を落とされたらどうしようもないけど。
あの三体をどうにかしないと、それこそどうしようもない。
くそっ。
魔神に比べたら雑魚じゃないか。
たかがゴブリンだぞ。
なんで、膝が震えるんだ。
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PLより:
キャーマークサーン!!!!!!
いざって時に出目がいいのはダイス神に愛されている証拠!
かっこいい!
不意打ち判定は平目で7でしたっ。
橋落とされる前にどうにかできるかなあ?
マーク(悪根) 2012.06.06 [02:30]
「・・・」
いた。間に合った。橋はまだ無事だ。
一度、二人と顔を合わせ頷く。
ここで仕掛けない理由はないはずだ。
PLより----------------------------------------------
不意打ち、判定!
悪根@マーク : 不意打ち! 2D6 → 4 + 5 + (5) = 14 (06/06-02:28:54)
ドヤァ・・・
戦術は次回の情報次第ですな。
GM(Lain) 2012.06.06 [00:38]
日没まで1刻――太陽は既にエストンの山陰に隠れ、あたりは薄暗い。
だが、行動に支障を来すほどではない。
もとより深い森の中は昼間でもそう明るいわけではない。
歩くうちに徐々に目も慣れることだろう。
無論、だからといって、焦らずにおれる理由もない。
妖魔どもの当面の目的地と推察される吊橋には、妖魔どもが先行している。
橋を落とされれば援軍は当面期待できない。
報告をするにも上流、離れたところにあるという丸木橋を使わざるを得ないとなれば、報告それ自体も遅れ、対応は一層困難を増すであろうことは想像に難くない。
自然、追跡は足早なものとなる。
※ ※ ※
歩くことおよそ半刻。
川の水音が急に大きくなり始めた。
川に近付いているようだ。
なだらかな斜面、樹々の向こうに街道の石畳が見えてくる。
丸一日にわたる追跡行は、ここでようやく報われた。
吊橋と――その手前に妖魔の群れ。
一部は橋のたもと近くにまで進出している。
数はざっと10匹といったところだろう。
ゴブリンのほかにホブゴブリンが2匹、杖を手にしたゴブリンが1匹。
川に近付いていたことが結果として幸いした――接近する冒険者たちの足音に、妖魔どもはいまだ気付いていない。
今ならば。
背を向けた妖魔どもの不意を衝くことができるかもしれない――!
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■GMから
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>みなさま
お待たせいたしました遭遇であります!
まずは不意打ち判定をどうぞ。
目標値は14です。
彼我の位置関係、敵の配置などなどについては次のGMにっきで記述する予定であります!
とりあえず今回は不意打ちの成否を確認しましょう。