ロープは味方に、弓は敵に

バルカ(魔音) 2012.05.16 [23:58]

 いつもと異なる高さの目線で見る騎馬の旅というのは、新鮮なものだ。
 借りたものとはいえ、馬と意思疎通を図りながら歩を進めた。傭兵隊で
少し扱ったことがあった程度ということもあり、馬を世話をする方法に
ついては同行者たちに積極的に聞くことで経験のなさを埋める。
 その代わりと言うほどではないが、傭兵、巡回神官の経験から、野営の
準備は率先して行うことにした。

    ◇

 ルーイの人懐っこい話術は、彼固有の魔術と言えそうだ。種火を起こした
のと同じように、野営の火を囲む時間に話題を提供した。

「ルーイの学舎は、この世界というわけですね。我々は仕事柄、
遺跡に出入りする機会が多いですしね」

「何を商うおつもりなんです? 冒険者にちなんだ品物なら、知人割引
を是非!」

「私の場合は、特にこれと言った理由はないんです。
 履いていた靴が破れたので、仕方なく裸足で街道の土を踏んだ時に、
これだってピンと来たんですよ。それが冒険者生活だったわけです。
 おかげさまで、その後の稼ぎで靴を買えるに至りましたよ」
 行儀悪くブーツを打ち鳴らしてみせる。
「ただね、始めてみて思ったのは、私にこの稼業が合ってるって
事です。なんというか、必要としている人間と、必要とされている人間の
間で繋ぎ役になれるところなんかが気に入ってます」

    ◇

「了解。そのやり方でいきましょう」
 橋の渡り方について、マークから話があった。
「それじゃ念の為、命綱としてマークにはロープを持っていってもらって、
向こう岸に渡ってもっていいですか?」
 どうというものではないが、あればそれなりに安心できるのでは
ないだろうか。
「馬たちがロープが邪魔だと怒らなければいいんですけど、その辺は
ルーイ、どう思います?」
 念の為確認。

 ジゼルは緊張している様子だったが、ルーイがうまく解きそうだ。
 クラエスの様子もうかがっておく。あまりに緊張が過ぎるようなら、
サニティの呪文をかけてもいいところかもしれない。

 私はその後弓を準備して、皆が渡り終えるまで見張りだ。

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魔音@バルカより
 指揮者など始めからいなかったとしたら ど う す る (押井調
 はいー。了解であります。着いたらまたジロジロするとします。

 ロープ(50m......どうやって持ってきたかは ヒ ミ ツ)を
マークせんせに渡してもらって良いでしょうかっ。

 ジロジロ索敵っ
 なんかえらくKIAIの入った出だしでした。真っ白に燃え尽き(ry
@チャ2
23:23:45 魔音@バルカ あらると3のイージスとはあたゐのこと (*' へ' )ノ?◇ 2d6 Dice:2D6[6,5]=11
 これにレンジャー+知力(4)を足すことが出来れば......クク(ぁ