カルナへGo

ルーイ(たいまん) 2012.05.17 [11:12]

リプレイス・サウンドは、予想以上にジゼルを驚かせちゃったみたいだ。
ジゼルがこっちに飛び退る。


 「わ」


勢いに負けて倒れた。


「イテテ」


しこたま尻を打つ。
うん、悪戯の罰だなこれ。


「ごめんごめん、そんなに驚くとは思わなくて」


笑いながら立ち上がった。
それにしても、鎧も着てない女の子がぶつかった程度でコケるオレってどうなの。
貧弱にもほどがある。

 

* * *


「馬の視界に入らないように気を付ければ、全然問題ないと思います」


ロープのことをバルカさんに聞かれて、答える。
訓練された軍馬だから、余程のことがない限りは動じないとは思うんだ。


「エスコート・・・あれですね、パーティとかで女性をおもてなしするアレですね」

都会の習慣だから、聞きかじってるだけだけど。

「あれ、むしろ、マークさんがエスコート役ってことじゃないですか?」


先陣切って渡って見せるわけだもんね。

 

* * *

 

マークさんの提案通り、マークさんが先頭を行く。
どうやら、橋はしっかりしていたみたいだ。
よかった。
杖に籠めた力を抜く。


「マークさんが渡れたから大丈夫。
 あっという間だよ」


ジゼルが渡り切って、笑顔をくれた。
オレもそのあとにすぐ渡って、右手を上げた。
ぱん、とジゼルの上げた右手に軽くハイタッチ!

 

* * *


マークさんもバルカさんも、襲撃の気配はなさそうだって言った。
じゃあ、まずは現地に行くことを優先した方がいいな。


「暗くなっちゃうと、やつらの時間ですから。
 まずはカルナに行って、目撃情報を収集したいです。
 行きましょう」


そう、提案する。

 

 

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PLより:

行動宣言:行く


ジゼルの女子力堪能しております(はぁはぁ←

しかし現実的に考えて、吊り橋で尻込みする兵士は役に立つのだろうか!(笑