第一層
カーツェナル(さの) 2011.05.19 [19:51]
【4R宣言】
・全員4部屋に集合し、荷物の移動
メガーヌ→カトラス入手の為、カーツにシミター返却
セリトはそのままアクアブルー所持→松明をカーツに渡す
カーツは松明と盾装備
・準備が整い次第、4部屋奥の探索
カーツェナル(さの) 2011.05.18 [01:16]
・通常武器無効mob対策にメガーヌ所持アクアブルーをセリトに。
・メガーヌ、トロンは2部屋でダークネス作成後、ボンサバ粉砕。
(トロンは部屋の外でメガーヌガ危なくなるまでは待機) 戦闘終了後に合流→探索。
・セリト松明2つ点火、開錠前の3部屋に投げ込み、様子を見る。
(動く物が入る事により罠やmobが発動する可能性を見る)
・3部屋の反応が何もない様なら、セリト、ガラフ、カーツは3部屋開錠→探索
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
このような3Rの流れとなります(゚w 。)
カーツェナル(さの) 2011.05.17 [02:39]
遺跡の内部に無事全員が転送された。
入って来た場所よりも広い部屋に、同じ魔法陣。
遺跡の中だというのに随分明るい。
見ると、天井のあちこちに、見た事のある光が灯っている。
魔法で生み出された光と良く似ている。
「潮の香り・・」
部屋の中の空気に潮の香りが混じり、湿気で淀んでいる。
周りは白い石造りの壁と床。
長い年月のせいかヒビが入り、艶を無くし、部屋の東側の壁面は崩壊している。
所々から水分が滴っている。
奥の部屋で何か居る。
ストーンサーバントが・・3体、立っている。
更にその奥に通路。
別の方向に視線動かすと、幅の広い鉄格子で仕切られている広間。
奥の方に二つの階段・・後は特に何も無さそう?
あ、右の壁に鍵穴と・・レバー?
この部屋の奥からも潮の香り。
そして、もう一つの部屋。
メガーヌさんが様子を見ようとしてるけれど、ちょっと届かないみたい。
ガラフさんに肩車して貰い、中の様子を見ている。
うふふ、仲良しさんなの。
>「ボーンサーバントってやつだねえ」
メガーヌさんから軽く説明を受ける。
失われた魔法を作りだされた、骨の従者・・
ストーンサーバントと似たような物らしいなの。
そんなものもいるのね。
>「いいねえ、トロン。
> うまいこと闇を使えれば、あのデクどもくらいならどうにでもできるよ。
> 闇の使い方はあんたに任せた。
> この照明を避ける方法くらい、思いつくんだろう?」
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
ドワーフ組とトロンさんが何やら魔術灯の場所で実験が始まった。
ふっと辺りが薄暗くなるけれど、これ位ならボクとセリトの目なら何て事は無い。
精霊さんの力を借りて辺りを見渡す。
> トロンが腰に提げたランタンのゆらめく炎の中に、炎の蜥蜴。
> 崩れた瓦礫の向こうに見える泥の中に、土の小人。
> 水袋や水溜りの中には水の乙女。
> 魔術灯の放つ光の中には光の、その光が作り出す影の中には闇の精霊。
> 精神の働きを司る精霊たちの姿も見える。
たくさんの精霊さんの気配。
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
実験は続いている。
> ふたたび【暗闇】の魔法をかけられた小石が、袋から取り出される。
> 光の払われた中で、トロンは【暗闇】の呪文を完成させた――と、少し離れたところにある魔術灯が消える。
トロンさんの魔法で闇が生み出される。
ボクとセリトの目でも、ベルさんの目でも見通せない闇・・
> ベルが不安そうに羽をゆする感触が、カーツの腕に伝わった。
「ベルさん・・大丈夫、ホラ、トロンさんのランタンがあるなの」
そっとベルさんを撫でる。
そういえばドワーフさんは暗闇の中を見通せるんだっけ。
サーバントは見えないらしい?
メガーヌさんが単身乗り込んで行くみたいなの。
「メガーヌさん」
腰に差した、"蒼月"・・アクアブルーを差し出す。
「このコがきっと、役に立ってくれると思うなの」
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
PL:内部突入から部屋捜索の流れ(゚w 。)
ボンサバ判定→さの@カーツ : 2D6 → 6 + 4 + (4) = 14 イチタリナイ!
メガーヌに教えて頂きます(゚ーÅ) ホロリ
GM(Lain) 2011.05.17 [01:31]
【暗闇】の呪文をかけられた小石が、袋から取り出された。
魔術灯の生み出す光が小石に当たり、小石の放つ闇が魔術灯を包む。
一瞬ののち、光と闇はともに消えた。
残ったのは迷宮の暗がりだ――だが、完全な闇ではない。
漏れ入る光で、手許と周囲の状況はなんとか確認できる。
魔術灯を見上げれば、それは天井に埋め込まれた半球形の水晶とわかる。
水晶の表面には燐光を放つ魔法文字が記されている。
魔術師が見れば、それは、改変を加えられた【光明】の魔法の術式と解るだろう。
ちらちらと不安定に光る術式は、しばらく待てば徐々にその光を増す。
不安定だった燐光が安定しはじめ、さらに光を増し、その光が魔術灯の本体、水晶の中へ導かれ――
四半刻ほどで、暗がりは再び拭い去られた。
※
薄暗がりの中にあっても、精霊使いがその場に働く精霊力を見る目が失われるわけではない。
カーツは己の友の姿をいくつか見出すだろう。
トロンが腰に提げたランタンのゆらめく炎の中に、炎の蜥蜴。
崩れた瓦礫の向こうに見える泥の中に、土の小人。
水袋や水溜りの中には水の乙女。
魔術灯の放つ光の中には光の、その光が作り出す影の中には闇の精霊。
精神の働きを司る精霊たちの姿も見える。
カーツが呼びかければ、彼らは彼らの力を使って応えてくれるに違いない。
※
ふたたび【暗闇】の魔法をかけられた小石が、袋から取り出される。
光の払われた中で、トロンは【暗闇】の呪文を完成させた――と、少し離れたところにある魔術灯が消える。 あとに残ったのは自然ならざる真の闇、梟や精霊使いの視覚をもってしても見通せない魔法の闇だ。
ベルが不安そうに羽をゆする感触が、カーツの腕に伝わった。
メガーヌとガラフの目は、しかし、その闇をも見通す。
――かくして準備は整った。
※
メガーヌは魔剣を提げ、【暗闇】の呪文のかかった小石を持って石の従者どもの待つ部屋へ。
セリトとトロンは施錠された部屋へ。
カーツとガラフは、魔法陣の広間へ。
3手に別れた冒険者たちが、それぞれの仕事に取りかかった。
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■GMから
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宣言受領いたしました。
ひとまずターン2、分割行動する前の描写です。
ガラフ(テッピン) 2011.05.16 [23:47]
>『万能たるマナよ...帳となりて、覆え』
メガーヌの提案を受け、トロンが小石に闇の魔法を付与する。
周囲が闇に閉ざされた―――闇を見通す目のない者にはたまらないだろう。
トロンが小石の内ひとつを差し出してきた。
>「小袋か何かに入れて持ち歩くといいよ。ただ、光の小石と近づけると
> 相殺しちゃうから気をつけて。」
「うむ、ありがたく拝領しよう。有効に使わせて頂きますぞ」
**************************************
まずは、侵入した階層の把握を目的に大雑把な探索が行われた。
セリト、トロン、メガーヌ。いずれも手馴れた様子で粛々と作業する。
自分は指示を受けながら後を追うのがやっとだ...
当然というか、守護者が配置された部屋があった。
3体の動く人型の石像。トロンからあれはストーンサーバントという、
古代語魔術の被造物であると教わる。
そして鉄格子の部屋の奥に潜む、トロンでも正体を判別出来ない骸骨らしき影!
もしやスケルトン!?と思い鉄格子を覗こうといきり立つ矢先に、
唐突に背中からよじ登られた...メガーヌに。
>「なんかいるんだろ、あたしにも見せとくれ。
> ホレガラフ、肩車しな。
> あたしが知ってる魔物かもしれないだろう?」
「な、突然...?うわっ!!」
悲鳴を上げ終わった頃にはすっかり肩車されていた。
『ね、姐さん!いきなり乗らんでくださいよ!びっくりするじゃないですか!
勘弁してください!そもそも、姐さん女性なんですから少しその辺
気をつけないと!俺だって男なんですから○×■△...』
錯乱してついドワーフ語でまくし立ててしまう。顔が真っ赤になっているのが
自分でも分かる...
で、ふと我に返ると、周りから幾つもの生暖かい視線を感じた。
「...う、うむ。さしものワシも、背後から不意を突かれると、弱くてな...」
我ながらしどろもどろで苦しい言い訳だ...
『こんな筈じゃあ、参ったなあ。調子狂うなあ...』
と、ついついドワーフ語でぼやいてしまった。
*************************************
いまふたつほど貞淑さに欠ける同族は、意外な見識を披露して皆を驚かせた。
>「ボーンサーバントってやつだねえ。
> スケルトンウォリアーよりだいぶ格は下がるね」
メガーヌとトロンを中心に、攻略の手順が組み立てられていく。
>「ふーむ、こんな感じか。ボーン・サーバントねぇ...確かにスケルトンとも、竜牙兵とも違う
> ように見えたけど。それに石従者が3体か...かなりの怪力で、
> 一撃が重いから気をつけないと」
>「うーん、どこも気になるねぇ。どちらも魔法生物が守ってる、となればそこには守るだけの
> 何かがあるとも考えられるし。上の階層もどうなっているのかさっさと知りたい所だよね」
>「いいねえ、トロン。
> うまいこと闇を使えれば、あのデクどもくらいならどうにでもできるよ。
> 闇の使い方はあんたに任せた。
> この照明を避ける方法くらい、思いつくんだろう?」
早速事前に準備した<闇>の魔法を込めた小石を使う事になった。
だが、その為にはこの魔法灯に照らされた空間で<闇>が正常に効果を発揮する為に
実験をしなければならない。
「では、お借りした小石をお返しせねばならないですな」
トロンに、小石を返す。
**************************************
トロンが更に作戦の手順を確認する。そして、素早く呪文を唱えた。
>「なんにせよ、鍵を開けるならば僕の開錠の魔法もあるよ。もし錆び付いてどうしようもない
> となれば、手早く魔法で開けてしまうのも手だね」
>「さて、その前に...『万能たるマナよ、我に汝を見る眼を与えよ』」
トロンとメガーヌ、セリトは準備万端だ。
自分に課せられた役割は、カーツェナルと共にこの魔方陣の部屋に残って捜索をする事。
「カーツよ、せいぜよい品を見つけようではないか!...と、先程から心此処にあらぬようだが、
大丈夫かな?」
見ていると、カーツェナルはトロンの使い魔のフクロウ―――名はベルと言うらしい―――と
じゃれ合っており、いまいち緊張感に欠ける気がする。
「動物と心を通わすのは結構な事だが、それにかまけて目の前の大事を疎かにするのは
些か感心はせんな。嬢の精霊を感知する力には期待しておるのだ。頼むぞ?」
一抹の不安が心をよぎりつつ、かくして迷宮の探索が始まったのだった...
======================================
PLより:調子と勢いに乗って作ったぞガラフの追加設定!さあ笑え!
・ドワーフ語だと年相応な若者口調
=普段慇懃な口調なのは東方語と共通語を上京してからラーダ神殿で学んだ為。
・純情で女性に弱い
→きっと故郷では「優しい人」として都合よく女性に使われてきたに違いない!
閑話休題。PC行動宣言としては、
・トロンからダークネス小石を1つ受領するがすぐに返却します。
・カーツェナル&ベルと一緒に1部屋を探索します。モールは構えます。
以下に怪物知識判定の結果を添付します。1ゾロ出してますが、宣言前に間違って
振ってしまったので無効とし、振りなおしてます...どの道知らなかったケドネ!(鬱)
...という訳でストサバはトロン、ボンサバはメガーヌから教えて貰いました。
ガラフ@テッピン : 怪物判定ストーンサーバント:目標値13
ガラフ@テッピン : 2D6 → 2 + 3 + (3) = 8
ガラフ@テッピン : ...知りませんでした。
ガラフ@テッピン : 2D6 → 1 + 1 + (3) = 5
ガラフ@テッピン : 今の1ゾロは無効。
ガラフ@テッピン : 打ち間違いでした。
ガラフ@テッピン : 怪物判定ボーンサーバント:目標値15
ガラフ@テッピン : 2D6 → 1 + 6 + (3) = 10
ガラフ@テッピン : どの道知りませんでした...(涙)
メガーヌ(たいまん) 2011.05.16 [18:49]
さぁて、まずはざっと見回りだ。
ストーンサーバント、あの鬱陶しいのが3体。
体力はあるわバカ力だわ、実に面倒なやつだねえ。
んでもって奥に道がある、と。
階段が二つある部屋、ね。
どっちかは罠か、もしくは二つともかね。
んで、
・・・・。
見えない。
届かないじゃあないか。
「なんかいるんだろ、あたしにも見せとくれ。
ホレガラフ、肩車しな。
あたしが知ってる魔物かもしれないだろう?」
ああ、あの劣化版の骨か。
「ボーンサーバントってやつだねえ。
スケルトンウォリアーよりだいぶ格は下がるね」
あの骸骨野郎。
二度も苦渋をなめてるんだ、次に会ったら今度こそ叩き壊してやるよ!
「よっこらせ」
ガラフから降りる。
「いいねえ、トロン。
うまいこと闇を使えれば、あのデクどもくらいならどうにでもできるよ。
闇の使い方はあんたに任せた。
この照明を避ける方法くらい、思いつくんだろう?」
にやり、とトロンに笑いかけ、腰のシミターをぽん、と叩いた。
-------------------
PLより:
コーラーの宣言通り、トロンから範囲拡大ダークネス石を受け取り、部屋4に行きます。
ストサバ戦は、まず闇に包んでから、順々に足狙いで通常攻撃を淡々と繰り返します。
魔剣は出した本人が自分で使うのはちょっと抵抗ありますが・・・(笑
でも使う!(笑
ダメージを期待値で通せるかどうかの瀬戸際だから!
カーツェナル(さの) 2011.05.16 [03:51]
【ターン2宣言】
・ガラフの石で魔術灯の明かりの消滅と復帰時間を確認。
・メガーヌの石で再度魔術灯の明かりを消滅。
・ライトの範囲外となった空間でトロンがMP2消費して範囲拡大ダークネス石を作成。
(実験、石作成の引渡しはターン消費しない事前準備扱い)
・カーツ、センスオーラ発動、周りを確認。
・メガーヌはトロンよりダークネス小石、カーツよりアクアブルーを受け取り、部屋4で無双。
・セリトとトロンで部屋2の開錠。
・カーツ、ガラフ、ベルは部屋1を平目探索。(インフラビジョンで細かい変化がないかも確認)
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
PL:コーラーをハラハラしながらやって見る事に。
このような感じになりましたが、問題あればご指摘下さい。
トロン(リュート) 2011.05.14 [20:28]
どうもカーツはベルに興味が尽きないようだった。まぁ、されるがままの警戒感ゼロなフクロウなんてそうそう触る機会が無いだろうから、当然だろうか。
いでたちからするにかなり動物好きのようだし、無理もしないだろうから預けておくとしよう。
「うひゃっ」
たまに不意打ち気味な刺激が来たりするので割と落ち着かないけれど。
これ以上感度を落とすと接続に問題が出るし...ううむ、悩ましい。
「あ、そいつは肉なら割と何でも大丈夫だから。たまにどっかでネズミ狩ってきて食べてるし」
とりあえずベルに餌を与えようとするカーツにはそう言っておく。
* * * * *
『万能たるマナよ...光明となりて、照らせ』
遺跡へと入る前の晩のこと。僕はおもむろにそこらで拾った小石にライトの魔法を付与し始める。
効果時間を拡大したから、明日一日いっぱいは光り続けることだろう。
これを二つ作り、とりあえずの夜間照明に使う。
「なぁトロン。
あんたの魔力で、闇を作り出す石を作る事は出来るのかい?」「ドワーフは闇の中でこそ強力に戦える、ってことを、改めて思い知ってね。
もしあたしが単独で動く時にゃ、その方が都合がいい場合があるのさ。
頼めるかい?」
「なるほど、それは良い考えだね。ガラフの分も合わせて作ろうか」
メガーヌの提案を受け、僕は先ほど作ったライトの小石と効果の相殺が起きないように場所を移動してから再び集中を始める。
効果時間は4倍もあればいいかな。
『万能たるマナよ...帳となりて、覆え』
二つの小石への魔法の付与は問題なく成功した。
小石をメガーヌとガラフに一つずつ渡しておく。
「小袋か何かに入れて持ち歩くといいよ。ただ、光の小石と近づけると相殺しちゃうから気をつけて。」
* * * * *
「ふぅ...なんだろう、微妙に圧迫感を感じ――」
遺跡への転移を終え、微妙に身体全体にかかる圧迫感、その原因を見つけて頭を掻く。
「カーツ、大丈夫みたいだから」
カーツがベルを解放すると妙な圧迫感もスッと消えていく。よし、問題ない。
「魔法ってのは大したもんだねえ、トロン。
あんたもそのうちこんなことができるようになるんだろ?
未来の大魔道士様に、今からお近づきになれて光栄だねえ、ははは!」
「あはは。さてね、そこまで辿り着ければ僕も安泰なんだろうけど...まぁ、まずは無事にこの遺跡を攻略しないとね」
そう言ってから僕は未だ光を放ち続けているライトのかかった小石を一つ、セリトに渡す。
「照明代わりに使えるから、持っておいて。明日の晩くらいまでは光り続けるはずだから。もう一個は僕が持っておくよ」
そう言いつつ、念のためランタンにも火を入れて腰に括りつけておく。
いざという時に光源を失うことほど怖いものは無い。ここは明るいけれど、この先も明るいとは限らないし。
* * * * *
「ふーむ、こんな感じか。ボーン・サーバントねぇ...確かにスケルトンとも、竜牙兵とも違うように見えたけど。それに石従者が3体か...かなりの怪力で、一撃が重いから気をつけないと」
メガーヌが鍵のかかった部屋に居る怪物の正体を知っていた。あれも魔法生物の一種らしいが、僕はあんなのを見たことも聞いたこともない。
もしかしたら遺失魔法の一種だろうか? 興味が沸くなぁ...
「うーん、どこも気になるねぇ。どちらも魔法生物が守ってる、となればそこには守るだけの何かがあるとも考えられるし。上の階層もどうなっているのかさっさと知りたい所だよね」
「なんにせよ、鍵を開けるならば僕の開錠の魔法もあるよ。もし錆び付いてどうしようもないとなれば、手早く魔法で開けてしまうのも手だね」
「さて、その前に...『万能たるマナよ、我に汝を見る眼を与えよ』」
============================
・時間四倍拡大のライト石とダークネス石を二個ずつ作ります。
・メガーヌとガラフにダークネス石を一個ずつ渡します。
・セリトにライト石を一個渡します。
・トロンがライト石を一個所持します。
・トロンがランタンに火を入れ、腰に括りつけます。
・ベルはカーツの頭の上に陣取りました。
・センスマジックで一層の見える範囲を調査します。
PL欄
個人的にはストサバの守っている4の部屋が気になります。
あからさまに守っている場所には守るべきお宝もあるだろうという短絡思考(゚∀゚)
ボンサバの守る部屋でも良いですね。上記と同じ理由で。
知名度判定の難しい敵を配置しているということは、こちらの方が実入りが良いのではないかというメタ的思考。
鍵までかかってるしね!
ちなみに固定値勝負でストサバ1体でボンサバ2体を4Rで破壊できます。非常に安上がりです。
ただ、全員で突入すればMP使うまでも無いので、コストをかけるほどのことでもないでしょう(´・ω・`)
3の鉄格子をとっとと開けて上に行くのも手ですが、先に目の前にぶら下がってるエサに食いつきたい所存。
1の部屋探索は...時間が余ったらで良いかなって思ってます(''
私の優先度は4=2>3>1でありますね。
ライト&ダークネス
リュート : もう一個 2D6 → 6 + 2 + (6) = 14 (05/14-20:37:10)
リュート : 効果時間4倍拡大ダークネス 2D6 → 6 + 4 + (6) = 16 (05/14-20:37:05)
リュート : もう一個 2D6 → 1 + 3 + (6) = 10 (05/14-20:36:55)
リュート : 効果時間4倍拡大ライト 2D6 → 4 + 5 + (6) = 15 (05/14-20:36:46)
ダンジョン知識
リュート : だんじょん知識 2D6 → 6 + 6 + (6) = 18 (05/13-22:51:40)
センスマジック発動
リュート : センスマジック発動 2D6 → 1 + 5 + (6) = 12 (05/15-01:28:49)
怪物判定
リュート : ?の部屋の怪物判定 2D6 → 4 + 1 + (6) = 11 (05/13-20:31:23)
ガラフ(テッピン) 2011.05.14 [08:59]
トロンは爽やかな笑顔を湛えながら気の利いた事を口にする。
>「きっとラーダ神の加護がありますよ。何せ未知の遺跡に眠る叡智を探しに
> 行くわけですからね」
「素晴らしい事を仰いますな。では改めて、我らが星王の加護を祈る事に
しましょうぞ」
同族の年長者たる女性は相変わらずの豪放な態度で接してくる。
>「ガラフじゃあないか。
> このふたりに割って入るたぁ、なかなかのモノ好きだねえ?
> どこかの色男を思いだすよ、ははは!
> なぁに、心配なんざ必要ない。
> 心配するなら酒をおくれよ。
> それであたしの乾いた心も満たされるってもんさ」
「どこかの色男が何方なのかは分かりかねますが...
残念ながらワシも懐が苦しいので、酒は探索が終わってからで
よろしいですかな?」
*************************************
遺跡に向かう道中で野営を行う。
野営をするのはかれこれ5年ぶりになるし、経験があまりないので専らセリトや
メガーヌ姉の指示を受けながらやっている。
そのメガーヌだが、トロンにこんな話をしていた。
>「なぁトロン。
> あんたの魔力で、闇を作り出す石を作る事は出来るのかい?」
>「ドワーフは闇の中でこそ強力に戦える、ってことを、改めて思い知ってね。
> もしあたしが単独で動く時にゃ、その方が都合がいい場合があるのさ。
> 頼めるかい?」
魔法で暗闇を作り戦う。
確かに我々ドワーフは光の及ばない坑道に住んできたお陰で、
闇を見通す目を生まれもって授かっている。
その利点をこうして積極的に活用しようとは。
自分は文献を読み、魔術についても表面的な知識は得ているが、
それを自分の能力と結びつけて戦局を有利に導く、という
発想がまるでなかった。
同族の年長者であり冒険者としての先輩である女性の機転に、
ただ敬服するばかりであった。
*************************************
件の遺跡につくと、管理者らしき人間の若者が手続きと同時に色々と説明をしてくれた。
>「――結構です。
> どうやら転送先がそのたびごとに異なるようで、どこへ飛ぶかは
> 飛んでみなければわかりません。
> 飛ぶ先も魔法陣が『生きて』いなければならないので、飛んだ途端に石の中、
> ということはありません。ご安心を」
話を聞きながら、前回の無限の迷宮もそうだが、古代魔法王国では、こういう迷宮を
作り出すのが流行した時期があったのか?だとしたら、当時の建設者たちは
随分と退廃的な娯楽を欲していたようだ、などと些か不謹慎な事を考えてしまった。
*************************************
魔方陣は魔晶石に込められた魔力を代償に、無事起動した。
浮かび上がる文様、宙に浮くような独特の感覚―――
**************************************
着いた先はかなり痛んではいるが、石造の迷宮のようだった。
室内は明るい。初めて見るがどうやら魔法の灯りが点されているようだ。
セリトとメガーヌが、口々に言う。メガーヌのはいささか他人任せに過ぎるが。
>「さて、まずはざっと調べて方針を決めるとしようか」
>「さぁて、どう攻略する?
> とっとと深いところまで行って、がっぽり行きたいところだがねえ。
> 今回はスポンサーのあんたに一任だ、トロン」
「遺跡の構造にもよるだろうが、手分けした方がよいのか、それとも一塊で探索した方が
いいのか...皆はどう思われますかな?」
=====================================
PLより:個人的にはまず、
・1の部屋を探索する。
・2の部屋の怪物判定を行う。
・2の部屋の怪物が少人数でも何とかなりそうなら二手に分かれて
2と3の部屋を捜索。何とかなりそうもないなら2→3の順番に探索する。
・全員で4の部屋のストーンサーバント3体を排除する。
なんて風に考えてますが、皆さんは如何でしょうか?
カーツェナル(さの) 2011.05.14 [06:31]
セリトを先頭に、遺跡へと向かう。
オランから蛇の街道を北に2日。側道へ入り、さらに半日。
エストン山脈の南のはずれ、険しい山の中腹にその遺跡はあるらしい。
セリトはこの周辺の地理を記憶しているらしく、
野営に良さそうな場所や、湧き水などの位置も確認してくれていたなの。
お陰でスムーズに野営の準備にも取り掛かれ、狩って来てくれた獲物を調理する事も出来た。
シャロー村で手に入れた蜂蜜を少し混ぜよう。
蜂蜜は上手く使えば、加熱によって肉が縮み過ぎるのを防ぎ、固くならないようにしてくれる。
そして、肉汁が流れ出すのも防いでくれる優れた品。
甘くなるんじゃないかと言う心配も、実はない。
皆の口に合えば良いけれども。
ベルさんには生肉が良いかな?
処理して置いた内臓などもあるし、ベルさんが興味を持つならあげても良い。
ただ、トロンさんはどんな反応するかな。
どの部位のモノか分からないようにしてあげれば、大丈夫なのかな?
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
やがて遺跡が見えて来た。
管理者さんらしき方が、読んでいた本に栞を挟んで立ち上がり、出迎えてくれたなの。
>「また来た、今回もよろしく頼む」
セリトが軽く挨拶を交わして、遺跡内部へと進む。
管理者のコンラートさんが説明をしながら遺跡へと案内してくれる。
> 通路の突き当たり、金属製の扉の前で立ち止まり、扉の脇の金属板に指で魔法文字を描いてゆく。
> ――と、金属板が光り、重そうな扉が音もなく開いた。
コンラートさんの一連の動きをじっと見つめる。
> 開いた扉の先、そこは円形の広間。
> 床に魔法陣が描かれ、ぼんやりと光を発している。
> 脇には床と同じ材質の台座、その上に石盤。魔法装置のようだ。
確か、セリトの話ではここで転送が行われるとの事。
>「さて、準備はよろしいですか?」
コンラートさんが魔法装置の前に立つ。
> 受け取った魔晶石を魔法装置に嵌め込み、指を石盤に滑らせて魔法装置を起動させる。
> 魔法陣がその輝きを急速に増した。
> 魔法文字が床から浮き上がり、回転し、組み換えられ、空中に新たな魔法陣を形成する。
落下とも浮遊ともつかない感覚を覚え、
「――ベルさん」
梟を抱き締めた。
器官の優れた動物では、怯えてしまうかも知れない感覚。
> ふっと周囲の光景が消え――
次の瞬間には、別の場所に転送されていた。
「ベルさん、大丈夫?」
腕の中のベルさんの様子を見て、無事を確かめる。
うん、大丈夫みたい。
飛行出来る鳥類は、あんな感覚は平気な部類なのかな?
ボクは空を飛ぶ感覚なんて分からないから、想像が付かない・・
でも、ベルさんが平気なら、それ良いなの。
辺りを見回すと、さっきとは違う部屋・・微かな潮の香りがする。
>「さて、まずはざっと調べて方針を決めるとしようか」
そしてセリトは動き出した。
――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――
PL:だんぢょんだんぢょん!(゚w 。) 潮の香りと塔の予感!
早速センスオーラで周りの精霊力チェックっ
怪物の正体は何かしらっ わくわくでする(*ノwノ)
ベルさんと絡む図。楽しい。うふふ。動物はイイネやっぱり(゚w 。)
メガーヌ(たいまん) 2011.05.13 [20:41]
「なぁトロン。
あんたの魔力で、闇を作り出す石を作る事は出来るのかい?」
遺跡までの道中。
思ったより遠いねえ。
「ドワーフは闇の中でこそ強力に戦える、ってことを、改めて思い知ってね。
もしあたしが単独で動く時にゃ、その方が都合がいい場合があるのさ。
頼めるかい?」
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「へーえ、こんなものがねえ・・・」
転移の魔力を持つ魔方陣、とか言われてもピンときやしないねえ。
「で、これに乗りゃあいいのかい?
うぇ、
こりゃあ・・・」
コンラッドとかいうボウヤが何かしたら、急に内臓が浮き上がるような感覚が来たよ。
うへえ、気持ち悪いったらないねえ。
んでもって、いきなり景色が切り変わるわけだ。
「魔法ってのは大したもんだねえ、トロン。
あんたもそのうちこんなことができるようになるんだろ?
未来の大魔道士様に、今からお近づきになれて光栄だねえ、ははは!」
もう遺跡の中ときたもんだ。
随分と明るいねえ。
それと・・・潮の香り?海でも近いのかねえ?
「もしかすると、こりゃあ、闇の魔法が使えないんじゃあないか?
残念だねえ」
大袈裟に天井を仰ぐ。
「さぁて、どう攻略する?
とっとと深いところまで行って、がっぽり行きたいところだがねえ。
今回はスポンサーのあんたに一任だ、トロン」
ばん、と魔術師のボウヤの尻を叩いて、あたしはこの遺跡を見回した。
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PLより:
メガにはトロンに一任と言わせてますが、もちろんPLとして意見は出します(笑
まずGMに質問です。
ダークネスをかけた石を袋に入れて持ち歩けば、闇をもらさずにいる事は可能でしょうか。
また、ライトの効果範囲内でも、袋に入っていれば相殺せずに済むでしょうか。
それが出来るならば、事前にトロンにダークネス石を2つほど作っておいてほしいのです。
ドワーフが2人もいるので、ダークネス戦術が使えればかなり有効です。
既にライトがかかってる遺跡なので出鼻をくじかれてますが(笑
さて、攻略ですが。
僕としてはすぐに上の階層に行ってしまいたいと思っております。
階段がふたつってのがいやらしいですね(笑
ですので、3に全員で、というのを提案。
しらみつぶしにするならば、とりあえず3は後回しでしょうか。
分散については2のモンスター次第、ですね!
ダークネス石が作れるようなら、ターン消費前の段階で、一回取り出してみたいとか思ってます。
天井のライトと相殺したあとに、ライトの魔法がすぐ復活するのかどうか試したい・・・!
セリト(彩月) 2011.05.13 [20:30]
オランから蛇の街道を北に2日。側道へ入り、さらに半日。
エストン山脈の南のはずれ、険しい山の中腹にその遺跡はある
とは言え、以前にも通った道だ、前回の行き帰りに野営に良さそうな場所や湧き水などの位置も確認してある
夜を徹して歩くほどの急ぎの旅でもなく、陽が落ちる前には野営の準備をする
ガラフとトロンにテントの設営を頼み、私とメガーヌが野生動物を狩り、カーツが料理する
そのついでに、前回空っぽになった薪箱の中にちょうど良さそうな薪も十分に補給できた
やがて遺跡が見えてくると、管理者の魔術師が読んでいた本に栞をはさんで立ち上がって出迎えてきた
前回もそうだったが、よほど暇なのだろうな...
「また来た、今回もよろしく頼む」
軽く挨拶を交わして、遺跡内部へと進む
ここまではまったく以前と変わってはいない
やがて以前と変わらぬ魔法陣の転移によって、見知らぬ場所へと辿り着いた
かすかな潮の香りは、この遺跡が地表へと顔を出している事を示しているのだろう
「さて、まずはざっと調べて方針を決めるとしようか」
GM(Lain) 2011.05.13 [19:56]
――気がつくと君たちは、先ほどと同じような魔法陣のそばにいる。
だが、別の場所だ。コンラートはおらず、魔法装置もない。
広間の形も異なっている。入口の広間より幾分広いようだ。
魔法陣は強い光を発している――ここに足を踏み入れれば、もとの魔法陣へ帰れるのだろう。
石造りの壁や床、天井の色調は白っぽく、魔法陣と魔術灯の放つ光を冷たく反射している。
床や壁の石材は、だが、少なからず劣化しているようだ。
ところどころにヒビが入り、表面のツヤは失われ、くすんだ表情だ。
東側の壁面は大きく崩壊し、白い石材と石塊や泥が無秩序に折り重なっている。
しかしこれは、むしろ入口の保存状態が良すぎると見るべきなのだろう。
いま目の前にある現状、この状態こそが、500年を超える歳月を忠実に表しているように思われた。
広間の空気は湿気に澱んでいる。壁や天井からは、水が滴ってもいる。
潮のような臭いがするのは、海が近いせいだろうか。滴る水は、海水かもしれない。
広間を見渡せば、天井に魔術灯が設置されているのが見て取れる。
白い無機質な光は、魔術師の使う【光明】の呪文とよく似ている。
広間から続く部屋も、同じく無機質な魔術灯の明かりに照らされている。
ひとまずここを動くにせよ、明かりは必要なさそうだ。
1:魔法陣の広間
◆描写
魔法陣のある広間だ。
魔法陣は強い光を放っている――トロンが調べれば、それは転送の魔法陣であり、確かに起動状態にあることがわかるだろう。
床の魔法陣と、そして天井のところどころに設置された魔術灯の光が広間を照らしている。
床の石畳も、石組みの壁も、くすんでひび割れ、放棄されてからの歳月を思わせる荒れようだ。
東側の壁と天井は大きく崩壊しており、その先に何があるのか/あったのかはよくわからない。
いずれにせよ、そちらに進むことは不可能だろう。
ざっと見たところ目ぼしいものは見当たらない。
だが、探せば何か出てくるかもしれない。
◆判定
この部屋を探索するならば、ターンを消費してシーフ技能による捜索判定(シーフLv+知力B)を行うこと。
2:鍵のかかった扉の部屋
◆描写
やや錆びの浮いた鉄製の扉の顔の高さ――メガーヌは手を伸ばして何とか届くあたりだろう――に、小さな鉄格子が嵌っている。
扉には鍵がかかっており、そのままでは開けることができない。
鉄格子越しに中を覗いてみれば、そこに怪物が2体、いるのが見えるだろう。
怪物の近くの床には、白骨死体が転がっている。どうやら人間の骨のようだ。
部屋の床には浅い水溜りができている。壁や天井の僅かな割れ目、隙間から入り込んだものだろう。
調度はみな、朽ち果てている様子だ。
◆判定
望む者は怪物判定を行ってもよい。この判定はターンを消費しない。
※5/14 21:00追記
この部屋の怪物はボーン・サーバントです。メガーヌが遭遇済みでした。
鍵を開けようとする者は、ターンを消費して鍵開けのための判定(鍵開け判定またはアンロックの発動判定)を行い、これとは別に2d6を2回振ること。
3:鉄格子の広間
◆描写
この広間は、魔法陣のある広間とは幅の広い鉄格子で仕切られている。
広間自体はがらんとした様子で、特に目ぼしいものは見当たらない。
見える範囲では動くものもなく、静まり返っている。
鉄格子に向かって右側の壁には小さな鍵穴があり、鍵穴の脇にはレバーが突き出ている。
レバーは動かそうとしても動かない――傍らの鍵は、どうやら、レバーを固定しているもののようだ。
魔法陣に降り立ったときに感じた潮の臭いは、鉄格子のそばまで来ると心なしか濃くなっているような気がする。
広間の奥、西側の端には2つの上り階段が見える。
階段を上れば、上層に出ることができるだろう。
◆判定
鍵を開けようとする者は、ターンを消費して鍵開けのための判定(鍵開け判定またはアンロックの発動判定)を行い、これとは別に2d6を2回振ること。
4:石の従者の守る部屋
◆描写
この部屋には扉がない。短い通路がそのまま部屋に繋がっている。
広間には3体の石像が立っている。ソーサラーであればその正体が解るだろう。
石の従者――ストーンサーバントだ。
ストーンサーバントの向こうには、さらに奥へと進む通路が見えている。
3体すべてを倒せば更に奥へ行くことができるだろう。
◆判定
特になし。戦闘を行うならば1ターンを消費する。
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■GMから:
この記事への返信は「100_第一層」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。
少々早めではありますが投下してしまいましょう。
ターン1は第1層の情報開示です。
皆さんはターン2の行動を決定してください。
提示したいずれかの場所へ移動し、移動した先でGMが提示した判定を行うなど、自由に行動してください。
自己申告で判定を試みることもできます。GMは状況に応じてこれを拾い、行動の結果として反映させます。
戦闘を行う場合は、行動のパターンを申告してください。
行動はパーティでまとまって行っても構いませんし、分散しても構いません。
明かりについては、誰が何を持っているかを確定させておいてください。
GM(Lain) 2011.05.13 [19:52]
オランから蛇の街道を北に2日。側道へ入り、さらに半日。
エストン山脈の南のはずれ、険しい山の中腹にその遺跡はある。
遺跡の前に建てられた小屋の外、木製の椅子に腰掛けて、魔術師風の若者が暇そうに魔術書のページをめくっていた。
君たちに気付くと開いていたページに栞を挟んで立ち上がる。
名を聞けば、彼はコンラートと名乗るだろう。
「冒険者の方ですか?遺跡へ?
ああはいはい、じゃ書類見せてください」
「――はい、確認しました。
中へどうぞ」
遺跡の地上部はありふれた小さなものだ。
聞けば、どうやら古代王国期の魔術師の住処だったようだ、と教えてくれる。
「ここのね、地下なんですよ。
地上はとっくに調べつくしてて、研究者の現地調査がたまにあるくらいだったんですが。
しばらく前に地震で崩れて、それで地下があることが解りましてね」
石組みの頑丈そうな床が割れ、地下にぽっかりと空洞が覗いている。
降りやすいようにという配慮か、梯子が掛けられている。
降りた先はひんやりとした石造りの遺跡だ。
壁も床も天井も、磨かれた黒い御影石。壁の天井近く、ところどころに設置された魔術灯が無機質な白い光を放っている。
通路の突き当たり、金属製の扉の前で立ち止まり、扉の脇の金属板に指で魔法文字を描いてゆく。
――と、金属板が光り、重そうな扉が音もなく開いた。
開いた扉の先、そこは円形の広間。
床に魔法陣が描かれ、ぼんやりと光を発している。
脇には床と同じ材質の台座、その上に石盤。魔法装置のようだ。
魔術師であればそれが転送の魔法陣であると解るだろう。その魔法陣が『生きて』いることも。
「この魔法陣が入口です。
ここから転送によって遺跡へ入ることになりますが、魔晶石はお持ちですね?」
「――結構です。
どうやら転送先がそのたびごとに異なるようで、どこへ飛ぶかは飛んでみなければわかりません。
飛ぶ先も魔法陣が『生きて』いなければならないので、飛んだ途端に石の中、ということはありません。ご安心を」
「帰るとき、ですか?
あちら側からは魔晶石を使わずに戻ってこられます。・・・・・・少なくとも今まで戻ってきた方は皆そう言っていました」
「それと、遺跡自体に何らかの魔法的な防御結界が施されているようです。
転送の際に結界を中和する魔力が働くため、ある程度の時間は問題が無いようですが、それを過ぎると強制的に遺跡から弾き出されることがわかっています。
時間はまちまちですね。おおよそ半日から1日程度、なのですが、詳しいことはなんとも」
「さて、準備はよろしいですか?」
君たちの返事を確認して、コンラートは魔法装置の前に立った。
受け取った魔晶石を魔法装置に嵌め込み、指を石盤に滑らせて魔法装置を起動させる。
魔法陣がその輝きを急速に増した。
魔法文字が床から浮き上がり、回転し、組み換えられ、空中に新たな魔法陣を形成する。
落下とも浮遊ともつかない感覚。
ふっと周囲の光景が消え――