姐御に敷かれて...

ガラフ(テッピン) 2011.05.16 [23:47]

>『万能たるマナよ...帳となりて、覆え』

 

メガーヌの提案を受け、トロンが小石に闇の魔法を付与する。

周囲が闇に閉ざされた―――闇を見通す目のない者にはたまらないだろう。

トロンが小石の内ひとつを差し出してきた。

 

>「小袋か何かに入れて持ち歩くといいよ。ただ、光の小石と近づけると

> 相殺しちゃうから気をつけて。」

 

「うむ、ありがたく拝領しよう。有効に使わせて頂きますぞ」

 

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まずは、侵入した階層の把握を目的に大雑把な探索が行われた。

セリト、トロン、メガーヌ。いずれも手馴れた様子で粛々と作業する。

自分は指示を受けながら後を追うのがやっとだ...

 

当然というか、守護者が配置された部屋があった。

3体の動く人型の石像。トロンからあれはストーンサーバントという、

古代語魔術の被造物であると教わる。

そして鉄格子の部屋の奥に潜む、トロンでも正体を判別出来ない骸骨らしき影!

もしやスケルトン!?と思い鉄格子を覗こうといきり立つ矢先に、

唐突に背中からよじ登られた...メガーヌに。

 

>「なんかいるんだろ、あたしにも見せとくれ。
> ホレガラフ、肩車しな。
> あたしが知ってる魔物かもしれないだろう?」

 

「な、突然...?うわっ!!」

 

悲鳴を上げ終わった頃にはすっかり肩車されていた。

 

『ね、姐さん!いきなり乗らんでくださいよ!びっくりするじゃないですか!

 勘弁してください!そもそも、姐さん女性なんですから少しその辺

 気をつけないと!俺だって男なんですから○×■△...』

 

錯乱してついドワーフ語でまくし立ててしまう。顔が真っ赤になっているのが

自分でも分かる...

で、ふと我に返ると、周りから幾つもの生暖かい視線を感じた。

 

「...う、うむ。さしものワシも、背後から不意を突かれると、弱くてな...」

 

我ながらしどろもどろで苦しい言い訳だ...

 

『こんな筈じゃあ、参ったなあ。調子狂うなあ...』

 

と、ついついドワーフ語でぼやいてしまった。

 

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いまふたつほど貞淑さに欠ける同族は、意外な見識を披露して皆を驚かせた。

 

>「ボーンサーバントってやつだねえ。
> スケルトンウォリアーよりだいぶ格は下がるね」

 

メガーヌとトロンを中心に、攻略の手順が組み立てられていく。

 

>「ふーむ、こんな感じか。ボーン・サーバントねぇ...確かにスケルトンとも、竜牙兵とも違う

> ように見えたけど。それに石従者が3体か...かなりの怪力で、

> 一撃が重いから気をつけないと」

 

>「うーん、どこも気になるねぇ。どちらも魔法生物が守ってる、となればそこには守るだけの

> 何かがあるとも考えられるし。上の階層もどうなっているのかさっさと知りたい所だよね」

 

>「いいねえ、トロン。

> うまいこと闇を使えれば、あのデクどもくらいならどうにでもできるよ。

> 闇の使い方はあんたに任せた。

> この照明を避ける方法くらい、思いつくんだろう?」 

 

早速事前に準備した<闇>の魔法を込めた小石を使う事になった。

だが、その為にはこの魔法灯に照らされた空間で<闇>が正常に効果を発揮する為に

実験をしなければならない。

 

「では、お借りした小石をお返しせねばならないですな」

 

トロンに、小石を返す。

 

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トロンが更に作戦の手順を確認する。そして、素早く呪文を唱えた。

 

>「なんにせよ、鍵を開けるならば僕の開錠の魔法もあるよ。もし錆び付いてどうしようもない

> となれば、手早く魔法で開けてしまうのも手だね」

 

>「さて、その前に...『万能たるマナよ、我に汝を見る眼を与えよ』」

 

トロンとメガーヌ、セリトは準備万端だ。

自分に課せられた役割は、カーツェナルと共にこの魔方陣の部屋に残って捜索をする事。

 

「カーツよ、せいぜよい品を見つけようではないか!...と、先程から心此処にあらぬようだが、

 大丈夫かな?」

 

見ていると、カーツェナルはトロンの使い魔のフクロウ―――名はベルと言うらしい―――と

じゃれ合っており、いまいち緊張感に欠ける気がする。

 

「動物と心を通わすのは結構な事だが、それにかまけて目の前の大事を疎かにするのは

 些か感心はせんな。嬢の精霊を感知する力には期待しておるのだ。頼むぞ?」

 

一抹の不安が心をよぎりつつ、かくして迷宮の探索が始まったのだった...

 

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PLより:調子と勢いに乗って作ったぞガラフの追加設定!さあ笑え!

     ・ドワーフ語だと年相応な若者口調

      =普段慇懃な口調なのは東方語と共通語を上京してからラーダ神殿で学んだ為。

     ・純情で女性に弱い

      →きっと故郷では「優しい人」として都合よく女性に使われてきたに違いない!

 

     閑話休題。PC行動宣言としては、

 

     ・トロンからダークネス小石を1つ受領するがすぐに返却します。

     ・カーツェナル&ベルと一緒に1部屋を探索します。モールは構えます。

 

     以下に怪物知識判定の結果を添付します。1ゾロ出してますが、宣言前に間違って

     振ってしまったので無効とし、振りなおしてます...どの道知らなかったケドネ!(鬱)

     ...という訳でストサバはトロン、ボンサバはメガーヌから教えて貰いました。

 

ガラフ@テッピン : 怪物判定ストーンサーバント:目標値13


ガラフ@テッピン2D6 → 2 + 3 + (3) = 8


ガラフ@テッピン : ...知りませんでした。


ガラフ@テッピン2D6 → 1 + 1 + (3) = 5


ガラフ@テッピン : 今の1ゾロは無効。


ガラフ@テッピン : 打ち間違いでした。


ガラフ@テッピン : 怪物判定ボーンサーバント:目標値15


ガラフ@テッピン2D6 → 1 + 6 + (3) = 10


ガラフ@テッピン : どの道知りませんでした...(涙)