姐御に敷かれて...
ガラフ(テッピン) 2011.05.16 [23:47]
>『万能たるマナよ...帳となりて、覆え』
メガーヌの提案を受け、トロンが小石に闇の魔法を付与する。
周囲が闇に閉ざされた―――闇を見通す目のない者にはたまらないだろう。
トロンが小石の内ひとつを差し出してきた。
>「小袋か何かに入れて持ち歩くといいよ。ただ、光の小石と近づけると
> 相殺しちゃうから気をつけて。」
「うむ、ありがたく拝領しよう。有効に使わせて頂きますぞ」
**************************************
まずは、侵入した階層の把握を目的に大雑把な探索が行われた。
セリト、トロン、メガーヌ。いずれも手馴れた様子で粛々と作業する。
自分は指示を受けながら後を追うのがやっとだ...
当然というか、守護者が配置された部屋があった。
3体の動く人型の石像。トロンからあれはストーンサーバントという、
古代語魔術の被造物であると教わる。
そして鉄格子の部屋の奥に潜む、トロンでも正体を判別出来ない骸骨らしき影!
もしやスケルトン!?と思い鉄格子を覗こうといきり立つ矢先に、
唐突に背中からよじ登られた...メガーヌに。
>「なんかいるんだろ、あたしにも見せとくれ。
> ホレガラフ、肩車しな。
> あたしが知ってる魔物かもしれないだろう?」
「な、突然...?うわっ!!」
悲鳴を上げ終わった頃にはすっかり肩車されていた。
『ね、姐さん!いきなり乗らんでくださいよ!びっくりするじゃないですか!
勘弁してください!そもそも、姐さん女性なんですから少しその辺
気をつけないと!俺だって男なんですから○×■△...』
錯乱してついドワーフ語でまくし立ててしまう。顔が真っ赤になっているのが
自分でも分かる...
で、ふと我に返ると、周りから幾つもの生暖かい視線を感じた。
「...う、うむ。さしものワシも、背後から不意を突かれると、弱くてな...」
我ながらしどろもどろで苦しい言い訳だ...
『こんな筈じゃあ、参ったなあ。調子狂うなあ...』
と、ついついドワーフ語でぼやいてしまった。
*************************************
いまふたつほど貞淑さに欠ける同族は、意外な見識を披露して皆を驚かせた。
>「ボーンサーバントってやつだねえ。
> スケルトンウォリアーよりだいぶ格は下がるね」
メガーヌとトロンを中心に、攻略の手順が組み立てられていく。
>「ふーむ、こんな感じか。ボーン・サーバントねぇ...確かにスケルトンとも、竜牙兵とも違う
> ように見えたけど。それに石従者が3体か...かなりの怪力で、
> 一撃が重いから気をつけないと」
>「うーん、どこも気になるねぇ。どちらも魔法生物が守ってる、となればそこには守るだけの
> 何かがあるとも考えられるし。上の階層もどうなっているのかさっさと知りたい所だよね」
>「いいねえ、トロン。
> うまいこと闇を使えれば、あのデクどもくらいならどうにでもできるよ。
> 闇の使い方はあんたに任せた。
> この照明を避ける方法くらい、思いつくんだろう?」
早速事前に準備した<闇>の魔法を込めた小石を使う事になった。
だが、その為にはこの魔法灯に照らされた空間で<闇>が正常に効果を発揮する為に
実験をしなければならない。
「では、お借りした小石をお返しせねばならないですな」
トロンに、小石を返す。
**************************************
トロンが更に作戦の手順を確認する。そして、素早く呪文を唱えた。
>「なんにせよ、鍵を開けるならば僕の開錠の魔法もあるよ。もし錆び付いてどうしようもない
> となれば、手早く魔法で開けてしまうのも手だね」
>「さて、その前に...『万能たるマナよ、我に汝を見る眼を与えよ』」
トロンとメガーヌ、セリトは準備万端だ。
自分に課せられた役割は、カーツェナルと共にこの魔方陣の部屋に残って捜索をする事。
「カーツよ、せいぜよい品を見つけようではないか!...と、先程から心此処にあらぬようだが、
大丈夫かな?」
見ていると、カーツェナルはトロンの使い魔のフクロウ―――名はベルと言うらしい―――と
じゃれ合っており、いまいち緊張感に欠ける気がする。
「動物と心を通わすのは結構な事だが、それにかまけて目の前の大事を疎かにするのは
些か感心はせんな。嬢の精霊を感知する力には期待しておるのだ。頼むぞ?」
一抹の不安が心をよぎりつつ、かくして迷宮の探索が始まったのだった...
======================================
PLより:調子と勢いに乗って作ったぞガラフの追加設定!さあ笑え!
・ドワーフ語だと年相応な若者口調
=普段慇懃な口調なのは東方語と共通語を上京してからラーダ神殿で学んだ為。
・純情で女性に弱い
→きっと故郷では「優しい人」として都合よく女性に使われてきたに違いない!
閑話休題。PC行動宣言としては、
・トロンからダークネス小石を1つ受領するがすぐに返却します。
・カーツェナル&ベルと一緒に1部屋を探索します。モールは構えます。
以下に怪物知識判定の結果を添付します。1ゾロ出してますが、宣言前に間違って
振ってしまったので無効とし、振りなおしてます...どの道知らなかったケドネ!(鬱)
...という訳でストサバはトロン、ボンサバはメガーヌから教えて貰いました。
ガラフ@テッピン : 怪物判定ストーンサーバント:目標値13
ガラフ@テッピン : 2D6 → 2 + 3 + (3) = 8
ガラフ@テッピン : ...知りませんでした。
ガラフ@テッピン : 2D6 → 1 + 1 + (3) = 5
ガラフ@テッピン : 今の1ゾロは無効。
ガラフ@テッピン : 打ち間違いでした。
ガラフ@テッピン : 怪物判定ボーンサーバント:目標値15
ガラフ@テッピン : 2D6 → 1 + 6 + (3) = 10
ガラフ@テッピン : どの道知りませんでした...(涙)