プールの広間

GM(Lain) 2011.05.29 [19:04]

>  ボクはこの通り怪我をしてるなの。
>
>  あの大きなお友達と仲良くするのには、自信がない

『そうなの?
 ふうん、むずかしいのね。
 あなたもかれも、わたしとはおはなしできるのにね』

 自分の友達同士がなぜ仲良くできないのか、彼女には理解できないようだ。
 もともと、精霊の思考は人のそれとは大きく異なる。
 人にとって有用なものと有害なもの、それらを判別すること自体が精霊にとって意味のないことなのだろう。

>  ボクはあの大きなお友達が何なのかと、
>
>  沈んでいる物が何なのかが分からなければ、遊んで居られないなの。

『あら、でも、こっちにくればもっとよくわかるんじゃないかしら』

>  仲間も待っているし・・戻るね

『おはなしできて、たのしかったわ。
 あなたのおともだちも、つれてきてくれるとうれしいのに』

振られた手に応えるように、水面が揺れる。
揺れた水面に溶け込むように、ウンディーネは姿を消した。

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■GMから

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 フレーバー日記乙であります!

 追加情報はまあその、ゲーム的には「フレーバーの域を出ない=ゲーム的な影響のある情報はない」、世界観的には「精霊と人間の興味・観点の違い=人間の質問の要点を精霊はうまく把握できない」ということでご理解くださいませ。

 個人的には、こういうのは精霊使いっぽい雰囲気がよく出てていいなあと思います。うふ。

カーツェナル(さの) 2011.05.28 [05:51]

 ボクの呼び掛けに応じ、姿を現したウンディーネ。

 でも、ボクの質問の仕方が悪かったのか、

 それとも元々そう言うものなのか、質問は意味を成さなかった。

 彼女にとって"水の中に棲むもの、水で息をするものは全て友達"らしい。


>『ねえ、あなたもいっしょに遊ばない?』

 波のように揺られながら、そう誘って来るウンディーネ。


 うーん・・困ったなの。

 水の中の怪物の正体も、沈んでいる物もの事も、何も分からない。

 何か教えてくれると思ったのだけれど、精霊さんとボク達とでは、

 考え方や受け取り方が違うのだろうから、この結果も仕方ないなの・・


>『ねえ、あなたはわたしのともだち?

> いっしょに遊んでくれないの?』


『ボクは、貴女達精霊のお友達。

 でも、ごめんなさい。

 ボクはこの通り怪我をしてるなの。

 あの大きなお友達と仲良くするのには、自信がない』

 そう言って、一歩下がった。


 セリトが巻き直してくれた傷口の包帯に触れる。

 言葉は少ないけれど、いつもこうやって、ボクを守ってくれる。


 帰らなきゃ。

 報告しなきゃ。


『ありがとうなの、ウンディーネ。

 ボクはあの大きなお友達が何なのかと、

 沈んでいる物が何なのかが分からなければ、遊んで居られないなの。

 仲間も待っているし・・戻るね』

 そう言って、彼女に手を振った。


 皆の元へと歩を進める。

 皆が向かったのは、奥の石の従者2体と竜牙兵とかいうのが1体居る部屋。

 無事なら良いけれども・・

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

PL:ウンディーネに遊ばれた・・orz

   合流してしょんぼりしながらカクカクシカジカですお;w;うぁあん。

   包帯巻き直してくれたので、カーツもセリトの怪我に巻き巻きするのだよ(゚w 。) 

   ついでにスケヲリさん判定して見た。

カーツ : スケヲリさん判定 2D6 → 2 + 2 + (4) = 8 (05/28-05:48:36) セリト教えて!w

GM(Lain) 2011.05.28 [02:11]

 円形のプールには、小さく波が立っている。
 カーツが目を凝らせば、その波の間にウンディーネ、水の精霊の姿を見出すことができるだろう。

 その向こう、待ち受ける大きな影の正体は、カーツにはわからなかった。

> 『流麗たる水の乙女、ウンディーネ』

 カーツの紡ぐ精霊語に応えるように、ゆらりと水面が揺れた。
 いまやカーツの目には、はっきりと水の乙女の姿が映っている。

> 『お聞きしたいの、ウンディーネ』

『――わたしのことかしら?』

 半ば透き通る身体を水面に浮き上がらせ、ウンディーネが答える。

> 『貴女の中にいるその大きな生き物は何? 自然の中で発生する生き物?』

『――わたしのともだち。
 水の中に棲むもの、水で息をするものはみんな、わたしのともだち。
 ねえ、あなたは?』

> 『それとも、この遺跡が出来た頃に何者かの手によって生み出され、
>  この部屋の、この空間に留まるように命令を受けたモノ?
>  精霊である貴女の姿を認識しているような素振りはある?』

『ともだちはともだちよ。
 どこで生まれたかなんて、些細なことよね。
 わたしのこと、見えてるのかな。どうかしら。
 でもね、水の中のともだちが動くと、わたしたちも一緒になって揺れるのよ――ほら、こうやって』

 水中の何かが動き、水面がふたたび波立つ。
 波に合わせるように、ウンディーネの姿も揺れた。

『ねえ、あなたもいっしょに遊ばない?』

> 『それと、水の底で光ってるあの小さな物。 あれは何?
>  魔力を持っている石だとか、金属だとか。 もしくは、宝石だとか・・
>  何の為に、貴女の中に沈められた物? あの大きな影は、アレを守っているの?』

『――なにかしら?
 気にしたこと、なかったわ。
 水の中に棲むもの、水で息をするものはみんな、わたしのともだち。
 水の中にあるものはみんな、わたしとわたしのともだちのもの』

『ねえ、あなたはわたしのともだち?
 いっしょに遊んでくれないの?』

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■GMから:

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 カーツのターン9です。
 セージ技能による「怪物判定」に失敗しました。

 ウンディーネとの会話は、まあその、そんな感じです。
 完全にフレーバー。ギャル語化パッチの導入には失敗しました。


◆判定

 怪物の正体を確かめたいのであれば、ターンを消費して怪物判定を行うこと。

 なお、正体不明のまま戦闘を行うこともできる。
 この場合、戦闘終了後に、ターンを消費せず怪物判定を行ってもよい。
 このまま戦闘を行う場合は、基本的な戦術を提示すること。

カーツェナル(さの) 2011.05.27 [05:09]

 

 この階層で最初に見た、中央の大きな円形のプールのある部屋。
 
 水は澄んでいるみたい。

 そーっと覗いて見ると、幾匹かの魚が見えた。

 魔術灯の光が反射して、鱗がキラキラと輝いている。

 と、その奥の方に・・何やら大きな怪物らしき影。


 深さは・・そこそこあるみたい。

 注意深く観察して見るけれど、あの大きな影が何なのかはボクにも分からない。

 
 よーく見てみると、底に小さく光るモノが見えた。

 ここからでは、それが何なのかは分からない。

 かと言って不用意に水に近付く訳にも行かない。


『流麗たる水の乙女、ウンディーネ』

 静かに、精霊語を紡ぐ。 

 水面からこちらの様子を伺うウンディーネが見えた。


『お聞きしたいの、ウンディーネ』

 ボクは水の精霊に問い掛けた。


『貴女の中にいるその大きな生き物は何? 自然の中で発生する生き物?』

 大きな影の事を聞いて見る。

 水の中で生きる自然の生命体であれば、彼女達は知っている筈。


『それとも、この遺跡が出来た頃に何者かの手によって生み出され、

 この部屋の、この空間に留まるように命令を受けたモノ?

 精霊である貴女の姿を認識しているような素振りはある?』

 長い間遺跡の中に留まっているのなら、魔法生物や幻獣の類かも知れない。

 そして精霊の姿を認識できるような知識の持ち主であれば・・ちょっと厄介なの。


『それと、水の底で光ってるあの小さな物。 あれは何?

 魔力を持っている石だとか、金属だとか。 もしくは、宝石だとか・・

 何の為に、貴女の中に沈められた物? あの大きな影は、アレを守っているの?』

 果たして何処まで応えてくれるだろう・・

――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-――-*-―――

PL:ちょーフレーバータイム(゚w 。) 達成値11では判定できなかった!

   色んな質問をしてウンディーネ(というかLainさん)と遊ぼうの巻。

   そういやここの水は淡水なのかしら、海水なのかしら。

ガラフ(テッピン) 2011.05.24 [20:05]

水面下を漂う影をじっと見やる。

頭の中を幾つかの生物のイメージがよぎる。しかしそれはあまりにも断片的過ぎて、

解答を導き出すには至らない。

ひたすら、沈思黙考。

 

「.........これは.........分からんのう.........」

 

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PLより:「静かな敗北」を受けての、取り敢えずのレスです。

     ホントにガラフはセージ関連の判定に関しては見放されてますね(鬱)

     これじゃセージ技能を上げた所で変わりはないなあ...(遠い目)

GM(Lain) 2011.05.24 [06:28]

 ガラフは水の湛えられたプールを、その中にいる怪物を検分する。

 正体を知って、すなわち敵の強み弱みを知って戦うのとそうでないのとでは、おのずと勝つ可能性は異なるだろう。
 こと冒険者にとって、知はすなわち力、なのだ。

 ガラフは、しかし、その怪物を同定するだけの情報を持ち合わせていない。
 特徴のひとつひとつを取ってみれば似たものは知っている。
 が、その全てを兼ね備えてここにいるこれ、それそのものを特定することができない。

 座学と異なり、いつ襲ってくるかわからないとなれば、じっくり観察することも他人が思うほど容易いわけではない。
 まだ見えていない部分、見落とした部分になにか決定的な特徴があるのかもしれないが――

 ひとまず、今はまだ、怪物は「正体不明の怪物」のままだ。

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■GMから:

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 ガラフのターン6です。
 セージ技能による「怪物判定」に失敗しました。

◆判定

 怪物の正体を確かめたいのであれば、ターンを消費して怪物判定を行うこと。

 なお、正体不明のまま戦闘を行うこともできる
 この場合、戦闘終了後に、ターンを消費せず怪物判定を行ってもよい。
 このまま戦闘を行う場合は、基本的な戦術を提示すること。