GM(Lain) 2013.04.19 [02:28]
巨人たちは算を乱して逃げ去った。危険といえば危険ではあるが、その危険はつまるところ大型獣の危険である。
巨人たちは彼らのみで緻密な作戦を立てて村を襲うような類のものではないし、迂闊に手を出せば手痛い反撃を受けることは、彼らの脳にも充分に理解されたことだろう。
つまるところ、当面の脅威は去った、ということになる。
ただひとり残された闇の妖精の運命は、最初から決まっていた。
彼もそのことを悟っていたのだろう。
彼は、どのような方法で、何を問われようと、一切を答えることなく死んだ。
村の避難は、事前の予想のとおり、ひと騒動ふた騒動あったようではあるが、概略順調に進んだものであるらしい。
らしい、というのは、冒険者たちの誰一人としてその過程を目にしなかったからだ。
だが、村へ戻り、避難を始めた村人たちに追いつくまでにかかった時間――相当に急いで進んでも、追いつくころには夜が明けきっていた――を考えれば、そのように解するほかはない。
無論、順調さの陰には従士たちの無茶があった。
彼らは、避難を渋る高齢の村人に対して、言った通りのことをしたようだ。
大騒ぎをして避難したものの、結局村に妖魔どもは来なかったとあって、無茶をされた村人たちの感謝は冒険者に、そして怒りは従士に向いた。
従士たちは殊勝な顔をして詫びてみせたが、それもいっときのこと。
彼らはそのまま、ローナムへの報告の途についた。
暗夜と疲労を押して捜索を続けたにせよ、態勢を整えてのちに捜索を再開したにせよ、冒険者が見出すものはさして変わらない。
すなわち、もぬけの殻となった妖魔どもの、そして巨人たちの巣である。
いずれも冒険者たちが捜索を担当するとされた領域の端、村からはかなり離れた位置ではあった。
彼らがいかにして共同し、村を襲撃するという話がまとまったのかは定かでない。
闇の妖精と妖魔の呪術師の間に、何らかの約定があったであろうことは容易に想像できる。
だが今、その棲家、山の崖に穿たれた小さな洞窟に、棲む者はない。
いまだ逃げ散ったまま戻っていないのか、それとも既にここからも逃げ去ったのか。
いつまでも山中で待ち受けるわけにもいかないとなれば、洞窟を使えぬように封鎖する、という程度のことになろう。
資材と人手を使う作業となるゆえ、実際の封鎖は騎士と従士たちに任せるのがよいように思われた。
従士たちが山を下りてから5日ののち、ラデクに騎士たちが到着した。
騎士の一団を率いるのはエリクセン、ローナムで冒険者たちと会合したあの騎士である。
既にある程度の事情を聞いてはいるのだろう、かれは開口一番、冒険者たちの仕事を讃えた。
「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。
大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
礼とは言っても礼のみで懐が暖かくなるわけでもないゆえ、と断りながら、かれは金貨の詰まった袋を取り出した。
「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。
貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」
言葉を切り、全員の顔を見回して破顔する。
「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
村人たちに『暴挙』をはたらいた二人の従士は、エリクセンに処罰された。
エリクセンの言は、概略、次のようなものである。
「危急の折にあってこれに応じた行動を取ったことは、従士としてまことに天晴である。
だが、いかなる理由であれ、騎士従士は領民を粗略に扱うことがあってはならない。
なんとなれば、領民は領主たる子爵が庇護するものであり、子爵が庇護するものであれば子爵の部下たる騎士従士も当然これを庇護すべきものだからである。
しかるに、たとえ危急の折であれ、領民にかような横暴をはたらくことは従士としてあってはならないことであり、処罰さるべきであろう。
従士ボリス、従士クラエスの両名は、ローナムへの帰還から半月の間、代官公邸への出仕を停止とする。
この半月の間は教練も含めた一切の公務に携わること罷りならん。よく承知しおくように」
伝え聞いた村人たちは、騎士様はさすがに厳しいと唸り、しかし領民のことを大事にしてくださると頷きあった。
ふたりの従士はしおらしく頭を下げたが、冒険者たちは知っている。
エリクセンが出て行ったあとで、ふたりは顔を見合わせ、どちらからともなく笑みを浮かべて頷きあっていた。
「あれって、要はさ」
「――だよな」
その短いやり取りで、ふたりは互いに了解したもののようだった。
その夜、ささやかな宴が開かれた。
脅威のすべてが去ったわけではないが、当面の村の安全は約束されたものと見てよいだろう。
宴の主役は無論、安全を約束した当の本人たち、すなわち冒険者だ。
冒険者たちのもとには村人たちがかわるがわる現れ、あるいは酒を注ぎ、あるいは料理を勧め、あるいは話をせがむことだろう。
宴は空が白むまで続くことになる――夜が明ければ、冒険者たちは村を去ることになるのだが。
ローナムに戻った翌日、一行はオランへの帰途についた。
バウゼンはもうしばらくローナムに残るつもりだという。
「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
そう、彼は言った。
「道中、どうかご無事で。
――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
そう言って笑い、彼は一行を見送ってくれた。
見送りに出てくれた者が、さらに二人いる。
ボリスとクラエスだ。
「いやなにせ出仕できないもんで」
「まあアレ、態のいい休暇だよな」
――つまりはそういうことであるらしい。
「謹慎なら兵舎から出られんですからねえ」
「村人の手前、罰って形を取ったんでしょうが」
危険な任務のあとには休暇が与えられるのが通例で、今回はそれが少々長いのだという。
「まあともかく、助かりましたよ。
突破されたりしてりゃあ、俺らだけじゃどうしようもなかった」
「両面作戦ってのは予想外でしたが、それでも何とかしちまうんですからね。
冒険者ってのはやっぱりたいしたもんです」
そのようなことを喋りながら、ふたりは市門まで一行を送った。
ではここで、と足を止め、めいめいが全員に握手を求める。
「また是非、来てください」
「楽しみにしてますよ」
そう言って手を振り、彼らは街の中へ戻っていった。
ローナムを出れば、オランまではおよそ半月の旅程である。
戻った頃には秋も終わり、冬の入り、ということになるだろうか。
旅をするに快適な季節とは言えないが、冒険者たちの足取りはけっして重いものではない。
依頼は成功裏に終わり、そして冒険者のひとりとして欠けることはなかった。
危険ではあったけれど、しかしそれこそが冒険者の領分だ。
いまや冒険も終わり、あとは依頼主への報告のみ。
足取りが軽くなるのは、ごく自然なことである。
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■GMから
この記事への返信は「500_後日談」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。
とりあえずさくっとオランに帰る手前まで話を進めてしまいます。
戦後処理に関するもろもろについてはここまで描写したとおり、ということでひとつ。
このあたり、ゲーム的には特に影響がないという事情と、
じっくりやるだけの時間的な余裕がないという事情により、
さくっと飛ばさせていただいております。
明日か明後日にはGMからの最終レスを入れ、本編を〆て解放処理に移ります。
少々早くはありますが、ひとまずお疲れ様でした!
バーラー(コレステロール満載) 2013.04.19 [06:48]
「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。
大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。
貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
「お心遣い感謝致します。巣にも何もいなくなって良かったですわ」
わたくしは、そう言いながら村の方たちを笑顔で見渡しましたわ
そして、貴族様に深々と頭を下げましたわ
※ ※ ※
その夜、ささやかな宴が開かれた。
「楽しいですわ、久しぶりのお酒はおいしいわね」
わたくしは、笑顔で村の方々に答えながらほっといたしました。
「これで、お祭りができますわね」
良かったですわ、皆に笑顔が戻りましたわね
※ ※ ※
「また是非、来てください」
「楽しみにしてますよ」
「こちらこそ、ありがとうございました。またお会いしましょう」
わたくしは、差し出された手を握り微笑みました。
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PL お疲れ様で御座います。オーガも倒したかったとですぇ)
GM様 お疲れ様でございました。そして多大なる御配慮に感謝です。
【獲得】
【消費】
ロープ全部
楔全部
毛布
たいまつ2本
ミル(いあ) 2013.04.19 [16:11]
オーガ共は逃げ去り、ウチらは疲労と開放感で脱力してた追撃せんならんかと思うたけど、今は無理
「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
しばりあげた黒エルフに尋問したけど、押し黙ったまま
んー、こりゃ、白状する気配なし、か
暗黒神側の存在でもある
「恨んでええで」
さく、と心臓に剣を差し込む
そうして、今回最大の脅威は死んだ
「さ、村へ帰ろう酒飲もう!
風呂借りて、食べ物食べて、さ」
なにしろ昨日からの強行軍
疲労はピークや
おまけに、探索に出たときの泥が顔中にまみれとるし、おなごとしてこりゃ、風呂や風呂!
村に戻ると、ちょっとした悶着が待っとった
なんでも、避難が空振りだったことに不満が出ている模様
感謝はされてるけど、従士の二人に不満が向かってる
ちょっとかちん
「みんな、結果空振りやったけど、ウチらこれでもかなりピンちやってんで?
もし、ちょっとでも不運に見舞われたら、本格的に村が食い荒らされたてた
そんくらいタイトやったんや
今感謝してくれてはるけど、もしもウチらがちょっとの差で負けてたら、自分らは、ウチらを恨むんか?
大事なんは、今ここにこうして、人死にが出てへんことやんか
二人かて、当然するべきことを当然やったまでや」
二人のことがあったからこそ、ウチらは退却も考えることが出来た
結果退却はせぇへんやったけど、絶対絶命背後無し、の状況やったら、パニック起こしてたろう
実際、ウチはあの戦い、パニックに陥ったから、二人の従士の活躍は、バックアップとしてかなり安堵感があった
その後
残った空の巣穴を捜索なんかしてるうちに、騎士はんたちが到着した
誰あろう、エリクセン郷
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。「痛み入ります」
> 大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
これで、任務終了
明るく快活に、答える
>「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。「あはは、そりゃもう
> 貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
> 感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」
>「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
> ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
> なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
それにしても大金や
金貨がこんだけあったら、葉巻何本買えるかな?
いやいやまてまて、武器を新調したいとも思うてたしなぁ、よく考えてから使おう
とまあ、いつになくまっとうな意見が、ウチの頭の中をしめた
>「危急の折にあってこれに応じた行動を取ったことは、従士としてまことに天晴である。
> だが、いかなる理由であれ、騎士従士は領民を粗略に扱うことがあってはならない。
> なんとなれば、領民は領主たる子爵が庇護するものであり、子爵が庇護するものであれば子爵の部下たる騎士従士も当然これを庇護すべきものだからである。
> しかるに、たとえ危急の折であれ、領民にかような横暴をはたらくことは従士としてあってはならないことであり、処罰さるべきであろう。
従士ボリス、従士クラエスの両名は、ローナムへの帰還から半月の間、代官公邸への出仕を停止とする。
> この半月の間は教練も含めた一切の公務に携わること罷りならん。よく承知しおくように」
これを聞いたとき、まあそういうケリのつけかたもあるかも、とは思うた
せやけどウチは、それで納得した村人たちに、納得できへんやった
確かに、命を張った攻撃組に賞賛が送られるのはええ
せやけど、同じく立場や身分を張って、責任を果たしたボリス、クラエスの両名が賞賛されへんのはおかしい
おかしいが......これが、子爵様の温情、ねぎらいための方便てことも察したから、ウチはあえて何も言わへんやった
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
二人も納得はしてるようやけど、賞賛されるべき者が賞賛されへんのはおかしい
ボリス、クラエス、おおきに!
ウチらが生きて戻れたんは、二人のおかげや!
村が無事やったのも、ウチらが安心して戦えたんも、二人が動いてくれたおかげや
避難してなかったら、ウチらはプレッシャーで大負けしてたかもしんない」
村人みんなが見てる前で、ウチは二人の手を取って、そう口に出した
さて、宴が始まる
ウチはヴェンの首を引き寄せて酒を飲まし、アイリス、バーラーとは、今度は泥やのうて食べ物を突っ込み合った
エリーズとセクトールは......うんうん、そっとして......おけない
シラフならまだしも、酒が入ったウチは、からむ、からむ
「お二人さん、お疲れサン
さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
しかしこの二人、いつになったら子供作んのや?
そなんからかいも、混ぜてみる
村人に話をせがまれたウチは、ミニギター使って、即興で歌を歌った
ゴブリンとの攻防については聞いてたから、森林の奇襲作戦、オーガと黒エルフの猛威
そして、二人の従士が請け負った、縁の下における密かな戦い
夜が明けると、バウゼンとの別れが
ウチはあんまし話す機会がなかった人やけれど、別れの言葉は惜しまない
戦線は違えど、同じく戦った戦友やしな
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」「あはは、確かに
>「道中、どうかご無事で。
――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
道を戻るだけやしな
いやー、道ってのはありがたいな
それを再確認したわ
んじゃ、北への旅程に、ハイエルフのごろ寝にかけて、祝福と好運を!」
>「いやなにせ出仕できないもんで」
>「まあアレ、態のいい休暇だよな」
>「謹慎なら兵舎から出られんですからねえ」
>「村人の手前、罰って形を取ったんでしょうが」
ボリスとクラエスの二人も挨拶に来てくれた
「ま、そうなんやろうけどさ
でも、もっと誇ってもええ思うねん
少なくともウチは、二人に助けられた
命、拾わせてもろた
ありがとう、な」
後日
オランに戻ったウチはヴェンを強引にメガーヌの酒場へ連れて行き、首取りのおごりという名目で、好きなだけ火酒を飲ませた
あのゴブリンの首は、ヴェンが投げ込んだからな
吐こうが酔おうが関係あれへん
飲んでからんで大騒ぎすんのは、いつものこと
-------------------------------------------------------
無事終了?
んで、まず一言
申し訳ありませんでした!
突出してピンチを招き、山では使い魔が見つかり、もうなんともはや
絶望して死亡投稿あげたり、あまつさえGMに難易度のことで難癖つけたり
パニックがすさまじく、特にGMにはお詫びの言葉もありません
ほんとうに、ごめんなさいでした
感想としては、かなりタクティクスなシナリオだったなあ、と
Lain GMのセッションは禁書以来ですが、あのときもけっこうタイトでしたし、緊張感が常にありましたね
たっぷり楽しませてもらいました
特に、前半のやりとり
巣穴探しとか、プラン作成とみんなのプランの突き合わせが、ああ、TRPGだなぁ、と
>ブェン@シモンさん
ヴェンのキャラ好きですよ?
大言造語に、これからレベルアップによる実力がともなっていくんだろうな、と思うと、今から楽しみで仕方ありません
さしあたり、ミルはヴェンを連行し、たっぷり酒を飲ませます!
プラン作成もかなり緻密で、楽しんでるなぁ、という感じを受けましたし、つられてこちらも楽しくなりました!
>パーラー@コレステロール満載さん
いつものバーラーでしたね!
でも今回は危険を買って出る場面も多く、とても頼りになってたな、と思いました
ゴブリン戦はひやっとしましたが、バーラーのホブゴブ一撃撃沈は見物でしたね
探索行では一緒しましたが、泥かけあってキャッキャウフフな展開はすごく楽しかったです
>セクトール&エリーズ ハインツ&ターナーさん
ほんっっっっっとすみませんでした!
二人の援護がなかったら、ミル完全に死亡でした
火急のときに頼りになるのは神官戦士、ですね
セクトールの気っ風と、エリーズのやれやれ
いつもの光景が、まさに安心できる光景でした
また、一緒に戦いたいです
>アイリス@一葉さん
間違いなく、今回のMVPだったと思います
オーガ戦、一葉さんのプランがなければ死んでました
とにかくなんにつけ、考え抜くこと
それがTRPGの醍醐味だな、と再確認
プラン作成をかなりおしつけてしまう結果になりましたが、感謝しております
そして何より、アイリス大好き!
まっすぐで、ちょっとひねてるのがご愛敬
あきらめない、くじけないアイリスの台詞ひとつひとつが、大好きです
一葉さんの文章のファンになりました
また、一緒に戦いたいですし、日常でもからめたらがしがし絡みにいきますね!
>GM
繰り返しになりますが、本当に申し訳ありませんでした
あの晩は本当にパニックで、難易度にまで言及してしまい、不快な思いをさせてしまったかもしれません
振り返ってみれば、どうにかなる状況だったんですね
タクティクスシナリオということで、皆のプラン出し合いが楽しく、楽しませてもらいました
GM Lainさんのシナリオは書き込みが緻密で、描写も大好きです
要所要所の書き込み、大変だったと思いますが、とても安心してゲームに没頭でき、進行が楽しみな二ヶ月でした
それでは皆さん、お疲れ様でした!
消費
バニラ葉巻1本
葉巻3本
P S みんなが書いたら、ちょぃレスするかも?
ヴェン(シモン) 2013.04.19 [22:34]
GM(Lain) 2013.04.19 [23:46]
「――そうでしたか。上位種たる呪術師のみならずオーガー、闇の妖精までとは」
冒険者たちの報告を聞き、エリクセンからの書状を読んだフリクセルはそう呟いた。
束の間彼の顔に浮かんだ考え込むような表情はすぐに消え、彼は傍らに控える使用人に何事かを耳打ちする。
「そのような難敵からラデクとフラナリー街道を守っていただいたこと、改めてお礼を言わねばなりません。
エリクセンも申しておりますが、警戒・防備の強化の件もまったく尤もなお話です。
できうる限りにおいて、備えを強化することとなりましょう」
しかしそれはそれとして、と彼は続ける。
「少なからず無理をしていただいたようで心苦しくはありますね。
巣の捜索のはずが妖魔退治、加えてオーガーまで出てきたとあっては――。
エリクセンからお渡しした報酬は、当然ながらそのままお持ちくださいますよう。
当初約束した報酬は別途私からお支払いいたします。
こういった形でしか謝意を表せないことは申し訳なく思いますが、どうかお受け取りいただきたいのです」
ああ、となにかを思い出したように付け加えた。
「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
報酬を確認するのであれば、ひとりあたり金貨で16枚、と答えが返ってくるだろう。
紹介状の宛先は、オランにある、堅実な仕事をすることで知られた職人の工房だ。
「さて、お願いした件はこれで落着しました。
もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
いかがでしょう、と問い、フリクセルは痩せた顔に穏やかな笑みを浮かべた。
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■GMから
この記事への返信は、「500_後日談」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。
GMからの〆レスであります。
感想等はまた後日!
>みなさま
経験点および報酬を次のとおり配布いたします。
◆経験点
ミル:1000点
セクトール:1000点
エリーズ:1000点
アイリス:1200点
ヴェン:1200点
バーラー:1200点
◆報酬
各自に1600ガメル。
また、全員に高品質または銀製武具の購入権(後述)。
・高品質/銀製武具の購入権
高品質武具(本来必要筋力-3まで)
銀製武具(通常品質)
上記のうち任意のもの1点を購入可能。
報酬として入手するのは「購入権」であり、購入には別途所定の金額が必要なので注意すること。
銀製の矢または太矢は1ダース50ガメルとし、1ダース1点として扱う。
購入の権利はこのシナリオ内でのみ有効。
購入の権利は譲渡・売却不可。
購入する物品はPL相談所に明記すること。
以上、各参加者への報酬と経験点を確定いたします。
2ヶ月間のお付き合い、ありがとうございました!
今後、本編または相談所に報酬・経験点の受領確認のレスをいただいたキャラクターから順次解放といたします。
解放後もしばらくはアカウントを有効としておきますので、〆レスなりご感想なりいただければと思います。
あらためて、おつかれさまでした!
バーラー(コレステロール満載) 2013.04.20 [13:56]
ミル様楽しそうに、セクトール様、エリーズ様とお話してますわ
わたくしもお酒を頂きながら、混ざりましてよ!
「お二人さん、お疲れサン
さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
しかしこの二人、いつになったら子供作んのや?
何か、心の声が聞こえましてよ
「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
--------------------------------------------------------------
「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
「ありがとうございます。そうさせて頂きますわ」
わたくしは深々と頭を下げましたわ
「さて、お願いした件はこれで落着しました。
もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
わたくしはもう一度頭を下げ、頬笑みましたわ
「あの村のお祭りに、呼んで頂く事は可能でしょうか?
楽しいお祭りだとお聞きしましたので、行ってみたくなりましたわ」
少しだけお願いをして、美味しい食事と共に皆様のお話をお聞きしましたわ
皆様楽しそうで良かったですわ
-------------------------------------------------------
PL お疲れ様で御座います
GM様 お疲れ様でございました。そして多大なる御配慮に感謝です。
そろそろ必要そうなので
銀製ヘビーフレイル(21) = (21*20+40)*5 =2300?
購入権でお願いいたします。
ファイター2なので、-3は無理ですね。
よろしくお願いいたします。
【獲得】
経験点 1200
報酬 1600ガメル
【消費】
ロープ全部
楔全部
毛布
たいまつ2本
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>Lain@GM様
なかなか難しいセッションでしたが、寛大な御配慮に感謝です。
巣の捜索から退治へ、地形設定といいなかなか考える要素が多く参考になりました。
こういうセッションもいいですね。
また、囮に載って頂いて感謝です!
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>ハインツさん、ターナーさん
今回は別行動でしたね。もっと絡みたかった。
またお互いの絆が深まりましたね
お二人のおとぼけバーラーへの反応が大好きです。
今後も御一緒できることを楽しみにしています。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>シモンさん
やんちゃで慎重なキャラでしたが、最終では一番必要なキャラになりましたね
なかなか、首を持っていくキャラもいないのでは、と思いつつ
ミル様と一緒に、飲みに連れて行って頂きたかったです(涙
また、御一緒できる日を楽しみにしています。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>一葉さん
作戦はほぼ一葉さんでしたね。とても助かりました。
私はまだまだだなーとつくづく思った次第でございます。
アイリスというより一葉さんが、大きく印象に残りました。
また御一緒させてください。勉強します。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>いあさん
罠使ってほしかった(涙
さておき、今回は少し御一緒できましたね。
楽しかったです。石も役に立ちましたし(もう少し猫ちゃんと絡みたかったとです)
私はミルの積極的な行動は大好きです。
そのお陰で皆で一生懸命考える事もできました。私も考えましたよ・・本当ですよ・・本当よ
でも、難しかったですね。
罠の使用方法もさきに提案しておけばよかったと反省しております。
積極的なミルを大切にしてください。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
追伸:バーラーは飲めないキャラじゃないのよ
エリーズ(ターナー) 2013.04.20 [21:04]
>「そいつは残念。俺もゼロ。
> そのゴブリンの首はバウゼンの手柄首だ。
>その首でそっちの大将の士気を挫くか、
>挑発するかを考えたんだけどな。全くの無用だったぜ。
>でも、まぁ オランで飲み明かそうぜ。」
うーん、オーガの反応からするとそうでもない気がするのですが
下手な事を言うのもどうかと思いますし黙っておきましょう
・・・・・
>「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
ダークエルフ相手に尋問を行うがどう見ても
喋る気がない、これが盗賊ギルドの尋問なら
話が違うのかもしれないが、後ダークエルフには
金属片を膝の上に置いている。
もちろん正座である。
>「恨んでええで」
別段常時戦争中なのだから恨むとかそう言うのを
超越してる気もするが、略式ながらマーファの形式で
ダークエルフを弔らわせて貰った。
勿論、後で妖魔たちの方も弔わなければ
>「さ、村へ帰ろう酒飲もう!
>風呂借りて、食べ物食べて、さ」
「そうですね、お風呂は入りたいですね。
川の中を進んだから、靴とか気持ち悪いですし」
塹壕足とかになったら足を切断しなければならなくなりますしね
・・・・・・
村に戻ると避難の準備はちゃんと進んでいたらしい
多少の悶着はあったみたいだが
まぁ、普通はオーガ1匹見つけたら
村を放棄しなかえればならないといわれるぐらいなので
撃退できたのは行幸以外の何者でもないのだが
ミルさんが村人達に従士の二人に対する態度について
話をしている当然二人の行動は当然のものだし、
私たちが要請したものだからフォローしなければならない
「今回出現したのは妖魔だけでなく、オーガそして
ソレを率いるダークエルフによる襲撃でした。
妖魔については今更言うまでもありませんが
オーガと言うのは実に凶暴でまた人肉を特に好む
体長2mを超える危険な代物です。
基本的に彼らに狙われれば小さな村では太刀打ちできず
村の住民が土地と家を捨てて移住しなければならなかった
と言う記録もあります。
そしてダークエルフは古の神々の戦いで
暗黒神側に組した者達です。そのような者達が
つい先ほどまでこの村を目指してついそこまで来ていた
のです。それでも彼らを責めますか?」
こんなものの言い方ではタブン説得はできないだろう
しかし、私はこのようなものの言い方しかできない
・・・・・
その後残った巣穴を捜索しているうちに
騎士団が到着した。で指揮官はエリクセン郷
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、
>というのはまさに大事としか言いようがない。
>大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、>わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
「痛み入ります。」
頭を下げる。もっとも当初想定していた仕事と
大分代わりましたが
そのご追加報酬と子爵様への報告を頼まれた。
>なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
>それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
そうそう、報告書は割りと私見が入るので
結構大変だったりする。
で従士達の処分はと言うと
実質、無給休暇。言い方は叱責であるが
これは村人への配慮でしょうね。
政治とは公言う事を言う、できる気がしない
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
>「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
「そう言うことなんでしょうねぇ」
ため息がでる。
「お二人とも無茶な要請を聞き入れてくれて
ありがとうございました。」
ミルさんに続いて頭を下げる。
・・・・・
「はい、セクトさん。お酒と食べ物です。」
貰ってきたお酒と食べ物を差し出す。
「今回も難しい依頼でしたね。何にしても皆さんが
無事でほっとしました。」
お酒で喉を潤す。
「後、私がオーガから一撃を受けた時怒ってくれて
ありがとうございます。嬉しかったです。」
セクトさんの肩に頭を預ける。
ヴェンさんがボリスさんとクラエスさんをねぎらっている。
後でお二人に頭を下げに行かなければ
ミルさんが酔って来る。うん、護持ではない
> 「お二人さん、お疲れサン
>さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
「そこまで飲みませんよ、嗜む程度が基本です。」
そういいつつそっと8杯目に手を伸ばす。
そしてセクトさんの減った杯にも酒を注ぎ足す。
>「いつになったら子供作んのや?」
>「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
って、バーラーさんまで!
でも・・・・本当に何時になるのだろうか?
「その目にご両親に挨拶に行かなければならないので
私も育ての親の司祭様と先生にセクトさんを紹介したいのですが」
本当にそこまでたどり着くのにどれだけかかるのだろうか?
とりあえず9杯目をっと
・・・・・
夜が明けると、バウンゼンさんが北に向けて旅立つそうだ。
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
「バウゼンさんにマーファ様の加護がありますように」
手を合わせて祈る。
>「大丈夫だぜ。
>オーガも撃退する強面の神官が2人もいるからな。
「うーん、ダークエルフだけで。ドチラかと言うと
オーガはシャーマのアレを投げたせいかと」
何と言うか納得が行かない
・・・・・
ただ酒ではないがミルさんとヴェンさんがメガーヌさんの所で
飲むと言うので着いて行った。
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか
メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
>「だが、ただ酒だから酔いつぶれるまで飲ませて貰うぜ」
「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用に
場所の確保お願いします。」
潰れるの前提なんですね。
・・・・・・
PLより
お疲れ様でした。
首は敵にも衝撃を与えたみたいですね。
GMお疲れ様でした。多大なご迷惑と勘違いの連続で
申し訳ありませんでした。
感想としては禁書同様結構な緊張感がある
セッションでした。オーガ2匹とダークエルフと聞いて
PLは逃げ腰になりました。
>ヴェン@シモンさん
ヴェンのキャラいいなぁ、
でもエリーズ的には神殿でのお悩み相談室で
間違いなく家の夫がぁー的な相談受けてそうなタイプな
気もします。
>パーラー@コレステロール満載さん
バーラーさんは頼りになるなァ
うん、他に言いいようがありません
キャッキャウフフいいなぁ、こちらは紅一点でしたよ
>アイリス@一葉さん
凄いです、自分にはあんな考察とか無理です。
アイリスさん居なかったらタブン負けてたんじゃないだろうか
本当にありがとうございました。
>セクトール@ハインツ
毎度、ご迷惑お掛けしております。
相変わらす、男だなァかっこよいなァ
ダークエルフが相手だったので割と残りMPに
ハラハラしていたのは内緒です。
消耗品
たいまつ2本
一旦ここで切ります。
ミル(いあ) 2013.04.20 [23:46]
いろいろあって、生還できたウチら
何より今回は、新米組に助けられた
自分自身を振り返ると、あかんなぁ、慣れでやってもうたことが多い
「反省、と」
その言葉を、酒で胃袋に流し込む
>それでも彼らを責めますか?」
村ではエリーズも、二人の弁護に回ってくれた
村人がウチらやのうて、二人も含めて、いっしょくたにして讃えてくれたらうれしいねん
それだけやねん
>「そいつは残念。俺もゼロ。そのゴブリンの首はバウゼンの手柄首だ。> その首でそっちの大将の士気を挫くか、挑発するかを考えたんだけどな。全くの無用だったぜ。> でも、まぁ オランで飲み明かそうぜ。」
「なんやそうやったんか
てか、ありゃびびるで
ウチがびびったわい」
生首である
飛んできたんである
そりゃ、びびるわい
味方のほやほや生首飛んできたら、士気はガタ下がりであるよって
「そんでも、首投げ込んだのはヴェンや、飲ますでぇ」
要するに、この豪快な男を酔い潰してやる口実ができればなんでもええ、てこと
うまい酒が飲めるやろう
>「――そうでしたか。
> 上位種たる呪術師のみならずオーガー、闇の妖精までとは」
フリクセル郷の顔は、驚きの色を見せてた
そらそうやんなぁ、ウチもびっくりしたもん
>「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
> もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
「あ、それはお礼申し上げます
実のところ、欲しいものがあったんで」
剣だけではなく、一撃必殺の武器がかねてより欲しいと思うとったウチにとっては、まさに渡りに船やった
グレィウォールの休店は、けっこう痛手やったりもするし、うれしいうれしい
>「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
> いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
「喜んで」
上品さを倉庫から引っ張り出して、ウチは微笑んで会釈した
美味しい者が出てくるとええなぁ
後日、オラン・メガーヌの酒場にて
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
「あっははは、せやろ?
これがええねん、効くやろう?」
ヴェンの臓腑が持つか、それとも火酒が尽きるのを待つか
といってもこの酒、樽いっぱいはあるもんなぁ
>「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか「お、強いやんかエリーズ」
>メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
意外っちゃ意外?
火酒を跳ね返すとは、さすがマーファの鉄槌娘
>「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用にしかし酔うてもいつものエリーズやなぁ
>場所の確保お願いします。」
セクトールめ、ええ嫁もろうてからに
「メガーヌ、ウチも火酒、あと、ウチもキャベツ、あとは砂糖ちょうだい
さぁて、朝までいくでー!」
冒険は終わり、ささやかな宴は続く
そして、ウチらは皆、無事に帰ってきたのを実感するのであった
--------------------------------------------------------------------------------
【獲得】
経験点 1000
報酬 1600ガメル
受領しました!
皆様改めて、無事帰還のほど、ありがとうございました
新米組の経験点は、よかったー、と思う次第であります
森林組のがんばりには、ほんと頭が下がりました
献策の数々に、ひたすら感謝であります!
場合によっては渡河点より遙かに危険だったところで、見事な奇襲劇を見せていただき、勉強になりました
武器購入の件ですが、本来筋力13、必要筋力10の、ヘビーフレイルを希望します
費用は報酬から差し引いてもらう形で、480ガメルになります
受領報酬は、差し引き1120ガメルになります
セクトール(ハインツ) 2013.04.21 [22:04]
いざ追撃・・・と言いたい所だが、今はこのダークエルフから場所を聞いたほうが安全策か>「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
ミルの言葉にもダークエルフは押し黙ったままだ
何も話すことはない。そんな感じにとれた
>「恨んでええで」
ダークエルフの胸に剣が差し込まれ、息を引き取った。
エリーズと共にダークエルフを弔う
「命は投げ捨てるもんじゃねーよ」
=======================================
村に帰還すると穏やか・・・な雰囲気ではなかった
というのも、従士の二人がやや乱暴に避難させた挙句何も起きなかったという不満からだ
>「みんな、結果空振りやったけど、ウチらこれでもかなりピンちやってんで?
> もし、ちょっとでも不運に見舞われたら、本格的に村が食い荒らされたてた
> そんくらいタイトやったんや
> 今感謝してくれてはるけど、もしもウチらがちょっとの差で負けてたら、自分らは、ウチらを恨むんか?
> 大事なんは、今ここにこうして、人死にが出てへんことやんか
> 二人かて、当然するべきことを当然やったまでや」
ミルが従士二人の弁解に入り
>「今回出現したのは妖魔だけでなく、オーガそして
>ソレを率いるダークエルフによる襲撃でした。
>妖魔については今更言うまでもありませんが
>オーガと言うのは実に凶暴でまた人肉を特に好む
>体長2mを超える危険な代物です。
>基本的に彼らに狙われれば小さな村では太刀打ちできず
>村の住民が土地と家を捨てて移住しなければならなかった
>と言う記録もあります。
>そしてダークエルフは古の神々の戦いで
>暗黒神側に組した者達です。そのような者達が
>つい先ほどまでこの村を目指してついそこまで来ていた
>のです。それでも彼らを責めますか?」
エリーズがそれのフォローする
「それにだ、今までろくに自然災害とか含めた避難計画とか考えてなかったんじゃね―のか?
今回はギリギリなんとかなったけのと、生身在る相手だからまだしもこれが自然災害とかだったどうするつもりだった?
こんな運命与えた神を呪うか?自然を恨むか?それらは全部逆恨みにしかならねーよ
何も起きないから避難計画を話し合うのは大馬鹿野郎はやることだ。今度は俺らが発破かけるんじゃなくて、村人全員が納得行くまで話し合いな。でねーと、本当に今どこぞ全員オーガの腹の中に収まっちまうぞ」
俺も追い打ちかけるよに今回の村側の不手際を指摘した
=============================
巣の捜索を終えて村へと戻る
結論から言うと、それらしき場所は見つけたが、もぬけの殻となっていた
程なくして、エリクセン氏率いる騎士団が到着した
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、
>というのはまさに大事としか言いようがない。
>大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
エリーズと一緒に頭をさげる
こっちもダークエルフまで来るとは思ってもいなかったしな
その後は報酬の話を少々した。
んで、従士二人の処分は所謂無給休暇というやつらしい
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
>「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
>「そう言うことなんでしょうねぇ」
「まぁ話し合ってなかった村にも落ち度があったからお互い様じゃね―のか?」
>「ボリス、クラエス、おおきに!
> ウチらが生きて戻れたんは、二人のおかげや!
> 村が無事やったのも、ウチらが安心して戦えたんも、二人が動いて>くれたおかげや
> 避難してなかったら、ウチらはプレッシャーで大負けしてたかもし>んない」
>「お二人とも無茶な要請を聞き入れてくれて
>ありがとうございました。」
「俺からも礼を言う。ありがとな」
======================================
>「はい、セクトさん。お酒と食べ物です。」「おう、いつもすまんな」
エリーズが持ってきてくれた酒と食べ物を受け取る
>「今回も難しい依頼でしたね。何にしても皆さんが
>無事でほっとしました。」
「だな、みんな無事に戻ってこれて御の字だな」
もう目の前で仲間が死ぬところなんて見たくはない。
アレルがヘカトンケイルに殴り飛ばされる映像と
傷ついたエリーズを炎に包まれた悪夢
その二つが頭のなかを過ぎっていった
やめよ思い出すのは。そう言い聞かせ、酒を口の中へと入れる
>「後、私がオーガから一撃を受けた時怒ってくれて
>ありがとうございます。嬉しかったです。」
「そりゃーねぇ・・・
嫁さん殴られて怒らない旦那なんていねーよ」
ゴニョゴニョと口がごもる。こういの恥ずかしいしな
と、エリーズが俺の方に頭を預けてくる。
俺はそっと、エリーズの手を優しく握った
> 「お二人さん、お疲れサン
>さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
>「そこまで飲みませんよ、嗜む程度が基本です。」
「右に同じくだ。
・・・酒で失敗した経験もあるしな」
何時ぞやで、テキーラのショット飲みで大失態をしたことがあってな
と言いつつもエリーズが注いでくれた酒を飲む
・・・あれもう8杯目ですよね?
>「いつになったら子供作んのや?」
>「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
二人揃って何言ってんのさ!?
・・・ただ、本当に考えないといけないのか?
>「その目にご両親に挨拶に行かなければならないので
>私も育ての親の司祭様と先生にセクトさんを紹介したいのですが」
「俺も父さんと母さんにエリーズを紹介しなきゃいけないからな」
それに子作りは・・・式を上げてからでいいよね?
そして気がついたら九杯目を注がれていた
========================
夜が明けて、バウンセンは北へと向けて旅立った
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
>「バウゼンさんにマーファ様の加護がありますように」
>「貴方にマイリーの加護が在らんことを」
エリーズと一緒に手を合わせて祈った
「そんじゃ、俺らもオランへと戻るか」
=======================
オランへと帰還し、フリクセル氏に今回の依頼を報告した後のこと
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
みんなでメガーヌの酒場に集っていた。というのもミルが大将首取れなかったらその賭け事としてヴェンに酒を奢っているのだが
「どう見ても嫌がらせだな。」
そうポロリとこぼして俺も便乗して飲んでいるわけだ
ってかこの酒度数強いなおい
>「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか
メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
>「だが、ただ酒だから酔いつぶれるまで飲ませて貰うぜ」
>「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用に
場所の確保お願いします。」
後で担ぎ込まなきゃいけない感じか?
「・・・不幸だ」
----------------------------------
PL
GMと参加した皆様お疲れ様でした!
感想としましてはオーガ二匹とダークエルフは厳しいものになると感じてましたらミルが死にかけるという事態になって。頭がパニックになって皆様にご迷惑をお掛けしました。orz
兎も角色々と楽しむことが出来ました。改めて、GMと参加者の皆様ありがとうございました!
経験点:1000点+20点(1ゾロ)
1600ガメル
受け取りました!
高品質品は
リングメイルアーマー+3(必要筋力/本来筋力)8/11
を希望します
576Gです。
ヴェン(シモン) 2013.04.22 [12:04]
ミルにメガーヌへ誘われ、ミノ亭を後にするとき、ミノ亭のおやっさんに、言伝を頼んだ。アイリス(一葉) 2013.04.23 [20:45]
その後はその後で、色々と大変だった。
ラデクの避難は幸いにも狼少年という結果で済んだけど、狼少年で済んだが故に起きる問題もある。
まったく、度し難いは目の前の事しか考えられない無能か。はっ、笑えるね。
あたしはラデクの村人たち――あたしたちが守った相手に対して、最後まで笑って接することができなかった。あの閉塞した小さな故郷を嫌でも思い起こさせたから。
妖魔の巣については、まあ、なんとかなった。
オーガーは逃げ、ダークエルフは何も喋らずじまいだったけれど、最終的に空っぽになった洞窟が見つかり、妖魔たちに少なくともすぐに再び襲ってくるだけの力は無いと判断された。
ともあれ、これであたしたちのお仕事は無事完了、と言っていいだろう。
やれやれ、一足先に、お疲れサマだ。
全く、酷い目にあった。
* * * * *
数日後、ラデクにエリクセンが到着した。
あたしたちを労い、金貨を追加報酬として示した。
> 「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
> ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
> なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
>
> 「あはは、そりゃもう
> なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
> それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
「ありがたく頂いておきます。......報告書はあたしパスで」
表ではへらっと受け答えして、裏でミルにこそっと呟いておく。やってくれるならやってもらっちゃおう。
なお、ボリスとクラエスについては出仕停止処分を受けたらしい。
いわゆるアレだ。ボリスとクラエスも、お疲れサマー。
その夜、ラデクでは小さな宴が催された。
けれど、バーラーやミルといくらか食事を突っつき合ったのち、あたしは早々に場を辞した。
夜闇に浮かぶラデクからの景色は穏やかで、つい数日前にあれだけの事態になったとはとても思えない。両手の親指と人差し指で枠を作り、次に描く絵の構図を考える。
普段は描かない、太陽の明かりに照らされていない世界を描こうと思ったのは何ゆえか。
村人たちの暢気さが気に入らないからか。それを我慢できない自分が腹立たしいからか。
でも、こうして夜の風に当たっている今だけ切り取ってみれば、心地はそう悪くなかった。
失敬してきたエールの杯を手に取ると、小さく掲げて一気に煽った。
とりあえず、今日も生きてる。それだけで及第点。それがあたしの生き方。
* * * * *
> 「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
> 「道中、どうかご無事で。
> ――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
ラデクからローナムへ戻ったその翌日、バウゼンはそう言ってあたしたちと別れた。
彼とは短い付き合いではあったけど、やはりルーンマスターは頼りになる。
敬意を示す意味でも、最後ぐらいは神官らしい態度を取ってもいいんじゃないだろうか。
両手で聖印を握りながら、殊勝に言葉を紡いでみる。
「世話になりました。貴方の行く先にヴェーナーの加護があらん事を。
......オランに来たら声を掛けてよ。旅の話を肴にエールを飲もう」
最後まで神官らしくはできなかったけど、仕方ないない。
> 「また是非、来てください」
> 「楽しみにしてますよ」
出仕停止の沙汰を下されたボリスとクラエスの姿も見えた。
あたしは手を振るふたりにひらひらと手を振りかえして笑った。
「次来る時は、のんびりできるよう祈ってるわ。
もちろん、二人もね。それじゃあ、またいつか。幸運を!」
* * * * *
行った道を戻るようにしてあたしたちはフリクセルと再び話している。
結果の報告は皆に任せきり、あたしはぼうっとしながらそれを聞いていた。
> 「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
> いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
「ええっと、それはありがたいお話ですが、遠慮させて下さい。
何分ちょっとやりたい事もあるもので。
あ、でも報酬とかは遠慮なく。それはそれで礼儀だと思ってますから」
ささっと言って仲間たちに申し訳なさそうな顔をして手を振る。
「それじゃあ皆、また機会があればどこかで。次は楽な仕事だといいけれど。
では、艱難辛苦乗り越えて尚直向きに進もうとする我らの舳先に、
ヴェーナーの道標と大いなる幸運があらん事を。んじゃ、また!」
* * * * *
自分の仮住まいに帰ってきたあたしは、さっそくキャンバスと向き合った。
木炭で全体をざっと描く。
見渡す限りの山々と、それに囲まれた広大な森、それを貫く一筋の川。
辺りは暗く、月明かりでかろうじて様子が伺える程度。本来であれば人の立ち入らざる時間。
そこに、七匹の狼を描いた。
連れ添うように並ぶ二匹。
誰よりも前へ出て得物を探す一匹。
おっとりと他の狼を追う一匹。
斜め後ろで漂々としながら白い息を吐く一匹。
黙々と自らの務めをこなす一匹。
そして、少しだけ群れから離れた所に、最後の一匹。
稚気と言われればそれを覆す言葉は無い。
だけどそれは久しぶりに、全てを忘れて没頭できる時間になりそうだった。
==============================
PL@一葉より:
遅くなりましたが、これで〆の日記とさせて頂きます。
皆様お疲れ様でしたっ! 報酬まとめと感想は別途にさせて頂きたいと思います。
ちょっとしたリアルダウンにつき、最後の最後で皆さんと絡めていませんが、
アイリスはあんまり素直な子じゃないんで、ご容赦頂ければと思います。
それでは!
戦いのあと
アイリス(一葉) 2013.04.23 [20:45]
その後はその後で、色々と大変だった。
ラデクの避難は幸いにも狼少年という結果で済んだけど、狼少年で済んだが故に起きる問題もある。
まったく、度し難いは目の前の事しか考えられない無能か。はっ、笑えるね。
あたしはラデクの村人たち――あたしたちが守った相手に対して、最後まで笑って接することができなかった。あの閉塞した小さな故郷を嫌でも思い起こさせたから。
妖魔の巣については、まあ、なんとかなった。
オーガーは逃げ、ダークエルフは何も喋らずじまいだったけれど、最終的に空っぽになった洞窟が見つかり、妖魔たちに少なくともすぐに再び襲ってくるだけの力は無いと判断された。
ともあれ、これであたしたちのお仕事は無事完了、と言っていいだろう。
やれやれ、一足先に、お疲れサマだ。
全く、酷い目にあった。
* * * * *
数日後、ラデクにエリクセンが到着した。
あたしたちを労い、金貨を追加報酬として示した。
> 「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
> ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
> なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
>
> 「あはは、そりゃもう
> なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
> それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
「ありがたく頂いておきます。......報告書はあたしパスで」
表ではへらっと受け答えして、裏でミルにこそっと呟いておく。やってくれるならやってもらっちゃおう。
なお、ボリスとクラエスについては出仕停止処分を受けたらしい。
いわゆるアレだ。ボリスとクラエスも、お疲れサマー。
その夜、ラデクでは小さな宴が催された。
けれど、バーラーやミルといくらか食事を突っつき合ったのち、あたしは早々に場を辞した。
夜闇に浮かぶラデクからの景色は穏やかで、つい数日前にあれだけの事態になったとはとても思えない。両手の親指と人差し指で枠を作り、次に描く絵の構図を考える。
普段は描かない、太陽の明かりに照らされていない世界を描こうと思ったのは何ゆえか。
村人たちの暢気さが気に入らないからか。それを我慢できない自分が腹立たしいからか。
でも、こうして夜の風に当たっている今だけ切り取ってみれば、心地はそう悪くなかった。
失敬してきたエールの杯を手に取ると、小さく掲げて一気に煽った。
とりあえず、今日も生きてる。それだけで及第点。それがあたしの生き方。
* * * * *
> 「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
> 「道中、どうかご無事で。
> ――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
ラデクからローナムへ戻ったその翌日、バウゼンはそう言ってあたしたちと別れた。
彼とは短い付き合いではあったけど、やはりルーンマスターは頼りになる。
敬意を示す意味でも、最後ぐらいは神官らしい態度を取ってもいいんじゃないだろうか。
両手で聖印を握りながら、殊勝に言葉を紡いでみる。
「世話になりました。貴方の行く先にヴェーナーの加護があらん事を。
......オランに来たら声を掛けてよ。旅の話を肴にエールを飲もう」
最後まで神官らしくはできなかったけど、仕方ないない。
> 「また是非、来てください」
> 「楽しみにしてますよ」
出仕停止の沙汰を下されたボリスとクラエスの姿も見えた。
あたしは手を振るふたりにひらひらと手を振りかえして笑った。
「次来る時は、のんびりできるよう祈ってるわ。
もちろん、二人もね。それじゃあ、またいつか。幸運を!」
* * * * *
行った道を戻るようにしてあたしたちはフリクセルと再び話している。
結果の報告は皆に任せきり、あたしはぼうっとしながらそれを聞いていた。
> 「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
> いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
「ええっと、それはありがたいお話ですが、遠慮させて下さい。
何分ちょっとやりたい事もあるもので。
あ、でも報酬とかは遠慮なく。それはそれで礼儀だと思ってますから」
ささっと言って仲間たちに申し訳なさそうな顔をして手を振る。
「それじゃあ皆、また機会があればどこかで。次は楽な仕事だといいけれど。
では、艱難辛苦乗り越えて尚直向きに進もうとする我らの舳先に、
ヴェーナーの道標と大いなる幸運があらん事を。んじゃ、また!」
* * * * *
自分の仮住まいに帰ってきたあたしは、さっそくキャンバスと向き合った。
木炭で全体をざっと描く。
見渡す限りの山々と、それに囲まれた広大な森、それを貫く一筋の川。
辺りは暗く、月明かりでかろうじて様子が伺える程度。本来であれば人の立ち入らざる時間。
そこに、七匹の狼を描いた。
連れ添うように並ぶ二匹。
誰よりも前へ出て得物を探す一匹。
おっとりと他の狼を追う一匹。
斜め後ろで漂々としながら白い息を吐く一匹。
黙々と自らの務めをこなす一匹。
そして、少しだけ群れから離れた所に、最後の一匹。
稚気と言われればそれを覆す言葉は無い。
だけどそれは久しぶりに、全てを忘れて没頭できる時間になりそうだった。
==============================
PL@一葉より:
遅くなりましたが、これで〆の日記とさせて頂きます。
皆様お疲れ様でしたっ! 報酬まとめと感想は別途にさせて頂きたいと思います。
ちょっとしたリアルダウンにつき、最後の最後で皆さんと絡めていませんが、
アイリスはあんまり素直な子じゃないんで、ご容赦頂ければと思います。
それでは!
ヴェン(シモン) 2013.04.22 [12:04]
ミルにメガーヌへ誘われ、ミノ亭を後にするとき、ミノ亭のおやっさんに、言伝を頼んだ。セクトール(ハインツ) 2013.04.21 [22:04]
いざ追撃・・・と言いたい所だが、今はこのダークエルフから場所を聞いたほうが安全策か>「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
ミルの言葉にもダークエルフは押し黙ったままだ
何も話すことはない。そんな感じにとれた
>「恨んでええで」
ダークエルフの胸に剣が差し込まれ、息を引き取った。
エリーズと共にダークエルフを弔う
「命は投げ捨てるもんじゃねーよ」
=======================================
村に帰還すると穏やか・・・な雰囲気ではなかった
というのも、従士の二人がやや乱暴に避難させた挙句何も起きなかったという不満からだ
>「みんな、結果空振りやったけど、ウチらこれでもかなりピンちやってんで?
> もし、ちょっとでも不運に見舞われたら、本格的に村が食い荒らされたてた
> そんくらいタイトやったんや
> 今感謝してくれてはるけど、もしもウチらがちょっとの差で負けてたら、自分らは、ウチらを恨むんか?
> 大事なんは、今ここにこうして、人死にが出てへんことやんか
> 二人かて、当然するべきことを当然やったまでや」
ミルが従士二人の弁解に入り
>「今回出現したのは妖魔だけでなく、オーガそして
>ソレを率いるダークエルフによる襲撃でした。
>妖魔については今更言うまでもありませんが
>オーガと言うのは実に凶暴でまた人肉を特に好む
>体長2mを超える危険な代物です。
>基本的に彼らに狙われれば小さな村では太刀打ちできず
>村の住民が土地と家を捨てて移住しなければならなかった
>と言う記録もあります。
>そしてダークエルフは古の神々の戦いで
>暗黒神側に組した者達です。そのような者達が
>つい先ほどまでこの村を目指してついそこまで来ていた
>のです。それでも彼らを責めますか?」
エリーズがそれのフォローする
「それにだ、今までろくに自然災害とか含めた避難計画とか考えてなかったんじゃね―のか?
今回はギリギリなんとかなったけのと、生身在る相手だからまだしもこれが自然災害とかだったどうするつもりだった?
こんな運命与えた神を呪うか?自然を恨むか?それらは全部逆恨みにしかならねーよ
何も起きないから避難計画を話し合うのは大馬鹿野郎はやることだ。今度は俺らが発破かけるんじゃなくて、村人全員が納得行くまで話し合いな。でねーと、本当に今どこぞ全員オーガの腹の中に収まっちまうぞ」
俺も追い打ちかけるよに今回の村側の不手際を指摘した
=============================
巣の捜索を終えて村へと戻る
結論から言うと、それらしき場所は見つけたが、もぬけの殻となっていた
程なくして、エリクセン氏率いる騎士団が到着した
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、
>というのはまさに大事としか言いようがない。
>大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
エリーズと一緒に頭をさげる
こっちもダークエルフまで来るとは思ってもいなかったしな
その後は報酬の話を少々した。
んで、従士二人の処分は所謂無給休暇というやつらしい
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
>「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
>「そう言うことなんでしょうねぇ」
「まぁ話し合ってなかった村にも落ち度があったからお互い様じゃね―のか?」
>「ボリス、クラエス、おおきに!
> ウチらが生きて戻れたんは、二人のおかげや!
> 村が無事やったのも、ウチらが安心して戦えたんも、二人が動いて>くれたおかげや
> 避難してなかったら、ウチらはプレッシャーで大負けしてたかもし>んない」
>「お二人とも無茶な要請を聞き入れてくれて
>ありがとうございました。」
「俺からも礼を言う。ありがとな」
======================================
>「はい、セクトさん。お酒と食べ物です。」「おう、いつもすまんな」
エリーズが持ってきてくれた酒と食べ物を受け取る
>「今回も難しい依頼でしたね。何にしても皆さんが
>無事でほっとしました。」
「だな、みんな無事に戻ってこれて御の字だな」
もう目の前で仲間が死ぬところなんて見たくはない。
アレルがヘカトンケイルに殴り飛ばされる映像と
傷ついたエリーズを炎に包まれた悪夢
その二つが頭のなかを過ぎっていった
やめよ思い出すのは。そう言い聞かせ、酒を口の中へと入れる
>「後、私がオーガから一撃を受けた時怒ってくれて
>ありがとうございます。嬉しかったです。」
「そりゃーねぇ・・・
嫁さん殴られて怒らない旦那なんていねーよ」
ゴニョゴニョと口がごもる。こういの恥ずかしいしな
と、エリーズが俺の方に頭を預けてくる。
俺はそっと、エリーズの手を優しく握った
> 「お二人さん、お疲れサン
>さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
>「そこまで飲みませんよ、嗜む程度が基本です。」
「右に同じくだ。
・・・酒で失敗した経験もあるしな」
何時ぞやで、テキーラのショット飲みで大失態をしたことがあってな
と言いつつもエリーズが注いでくれた酒を飲む
・・・あれもう8杯目ですよね?
>「いつになったら子供作んのや?」
>「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
二人揃って何言ってんのさ!?
・・・ただ、本当に考えないといけないのか?
>「その目にご両親に挨拶に行かなければならないので
>私も育ての親の司祭様と先生にセクトさんを紹介したいのですが」
「俺も父さんと母さんにエリーズを紹介しなきゃいけないからな」
それに子作りは・・・式を上げてからでいいよね?
そして気がついたら九杯目を注がれていた
========================
夜が明けて、バウンセンは北へと向けて旅立った
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
>「バウゼンさんにマーファ様の加護がありますように」
>「貴方にマイリーの加護が在らんことを」
エリーズと一緒に手を合わせて祈った
「そんじゃ、俺らもオランへと戻るか」
=======================
オランへと帰還し、フリクセル氏に今回の依頼を報告した後のこと
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
みんなでメガーヌの酒場に集っていた。というのもミルが大将首取れなかったらその賭け事としてヴェンに酒を奢っているのだが
「どう見ても嫌がらせだな。」
そうポロリとこぼして俺も便乗して飲んでいるわけだ
ってかこの酒度数強いなおい
>「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか
メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
>「だが、ただ酒だから酔いつぶれるまで飲ませて貰うぜ」
>「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用に
場所の確保お願いします。」
後で担ぎ込まなきゃいけない感じか?
「・・・不幸だ」
----------------------------------
PL
GMと参加した皆様お疲れ様でした!
感想としましてはオーガ二匹とダークエルフは厳しいものになると感じてましたらミルが死にかけるという事態になって。頭がパニックになって皆様にご迷惑をお掛けしました。orz
兎も角色々と楽しむことが出来ました。改めて、GMと参加者の皆様ありがとうございました!
経験点:1000点+20点(1ゾロ)
1600ガメル
受け取りました!
高品質品は
リングメイルアーマー+3(必要筋力/本来筋力)8/11
を希望します
576Gです。
ミル(いあ) 2013.04.20 [23:46]
いろいろあって、生還できたウチら
何より今回は、新米組に助けられた
自分自身を振り返ると、あかんなぁ、慣れでやってもうたことが多い
「反省、と」
その言葉を、酒で胃袋に流し込む
>それでも彼らを責めますか?」
村ではエリーズも、二人の弁護に回ってくれた
村人がウチらやのうて、二人も含めて、いっしょくたにして讃えてくれたらうれしいねん
それだけやねん
>「そいつは残念。俺もゼロ。そのゴブリンの首はバウゼンの手柄首だ。> その首でそっちの大将の士気を挫くか、挑発するかを考えたんだけどな。全くの無用だったぜ。> でも、まぁ オランで飲み明かそうぜ。」
「なんやそうやったんか
てか、ありゃびびるで
ウチがびびったわい」
生首である
飛んできたんである
そりゃ、びびるわい
味方のほやほや生首飛んできたら、士気はガタ下がりであるよって
「そんでも、首投げ込んだのはヴェンや、飲ますでぇ」
要するに、この豪快な男を酔い潰してやる口実ができればなんでもええ、てこと
うまい酒が飲めるやろう
>「――そうでしたか。
> 上位種たる呪術師のみならずオーガー、闇の妖精までとは」
フリクセル郷の顔は、驚きの色を見せてた
そらそうやんなぁ、ウチもびっくりしたもん
>「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
> もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
「あ、それはお礼申し上げます
実のところ、欲しいものがあったんで」
剣だけではなく、一撃必殺の武器がかねてより欲しいと思うとったウチにとっては、まさに渡りに船やった
グレィウォールの休店は、けっこう痛手やったりもするし、うれしいうれしい
>「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
> いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
「喜んで」
上品さを倉庫から引っ張り出して、ウチは微笑んで会釈した
美味しい者が出てくるとええなぁ
後日、オラン・メガーヌの酒場にて
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
「あっははは、せやろ?
これがええねん、効くやろう?」
ヴェンの臓腑が持つか、それとも火酒が尽きるのを待つか
といってもこの酒、樽いっぱいはあるもんなぁ
>「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか「お、強いやんかエリーズ」
>メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
意外っちゃ意外?
火酒を跳ね返すとは、さすがマーファの鉄槌娘
>「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用にしかし酔うてもいつものエリーズやなぁ
>場所の確保お願いします。」
セクトールめ、ええ嫁もろうてからに
「メガーヌ、ウチも火酒、あと、ウチもキャベツ、あとは砂糖ちょうだい
さぁて、朝までいくでー!」
冒険は終わり、ささやかな宴は続く
そして、ウチらは皆、無事に帰ってきたのを実感するのであった
--------------------------------------------------------------------------------
【獲得】
経験点 1000
報酬 1600ガメル
受領しました!
皆様改めて、無事帰還のほど、ありがとうございました
新米組の経験点は、よかったー、と思う次第であります
森林組のがんばりには、ほんと頭が下がりました
献策の数々に、ひたすら感謝であります!
場合によっては渡河点より遙かに危険だったところで、見事な奇襲劇を見せていただき、勉強になりました
武器購入の件ですが、本来筋力13、必要筋力10の、ヘビーフレイルを希望します
費用は報酬から差し引いてもらう形で、480ガメルになります
受領報酬は、差し引き1120ガメルになります
エリーズ(ターナー) 2013.04.20 [21:04]
>「そいつは残念。俺もゼロ。
> そのゴブリンの首はバウゼンの手柄首だ。
>その首でそっちの大将の士気を挫くか、
>挑発するかを考えたんだけどな。全くの無用だったぜ。
>でも、まぁ オランで飲み明かそうぜ。」
うーん、オーガの反応からするとそうでもない気がするのですが
下手な事を言うのもどうかと思いますし黙っておきましょう
・・・・・
>「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
ダークエルフ相手に尋問を行うがどう見ても
喋る気がない、これが盗賊ギルドの尋問なら
話が違うのかもしれないが、後ダークエルフには
金属片を膝の上に置いている。
もちろん正座である。
>「恨んでええで」
別段常時戦争中なのだから恨むとかそう言うのを
超越してる気もするが、略式ながらマーファの形式で
ダークエルフを弔らわせて貰った。
勿論、後で妖魔たちの方も弔わなければ
>「さ、村へ帰ろう酒飲もう!
>風呂借りて、食べ物食べて、さ」
「そうですね、お風呂は入りたいですね。
川の中を進んだから、靴とか気持ち悪いですし」
塹壕足とかになったら足を切断しなければならなくなりますしね
・・・・・・
村に戻ると避難の準備はちゃんと進んでいたらしい
多少の悶着はあったみたいだが
まぁ、普通はオーガ1匹見つけたら
村を放棄しなかえればならないといわれるぐらいなので
撃退できたのは行幸以外の何者でもないのだが
ミルさんが村人達に従士の二人に対する態度について
話をしている当然二人の行動は当然のものだし、
私たちが要請したものだからフォローしなければならない
「今回出現したのは妖魔だけでなく、オーガそして
ソレを率いるダークエルフによる襲撃でした。
妖魔については今更言うまでもありませんが
オーガと言うのは実に凶暴でまた人肉を特に好む
体長2mを超える危険な代物です。
基本的に彼らに狙われれば小さな村では太刀打ちできず
村の住民が土地と家を捨てて移住しなければならなかった
と言う記録もあります。
そしてダークエルフは古の神々の戦いで
暗黒神側に組した者達です。そのような者達が
つい先ほどまでこの村を目指してついそこまで来ていた
のです。それでも彼らを責めますか?」
こんなものの言い方ではタブン説得はできないだろう
しかし、私はこのようなものの言い方しかできない
・・・・・
その後残った巣穴を捜索しているうちに
騎士団が到着した。で指揮官はエリクセン郷
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、
>というのはまさに大事としか言いようがない。
>大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、>わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
「痛み入ります。」
頭を下げる。もっとも当初想定していた仕事と
大分代わりましたが
そのご追加報酬と子爵様への報告を頼まれた。
>なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
>それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
そうそう、報告書は割りと私見が入るので
結構大変だったりする。
で従士達の処分はと言うと
実質、無給休暇。言い方は叱責であるが
これは村人への配慮でしょうね。
政治とは公言う事を言う、できる気がしない
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
>「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
「そう言うことなんでしょうねぇ」
ため息がでる。
「お二人とも無茶な要請を聞き入れてくれて
ありがとうございました。」
ミルさんに続いて頭を下げる。
・・・・・
「はい、セクトさん。お酒と食べ物です。」
貰ってきたお酒と食べ物を差し出す。
「今回も難しい依頼でしたね。何にしても皆さんが
無事でほっとしました。」
お酒で喉を潤す。
「後、私がオーガから一撃を受けた時怒ってくれて
ありがとうございます。嬉しかったです。」
セクトさんの肩に頭を預ける。
ヴェンさんがボリスさんとクラエスさんをねぎらっている。
後でお二人に頭を下げに行かなければ
ミルさんが酔って来る。うん、護持ではない
> 「お二人さん、お疲れサン
>さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
「そこまで飲みませんよ、嗜む程度が基本です。」
そういいつつそっと8杯目に手を伸ばす。
そしてセクトさんの減った杯にも酒を注ぎ足す。
>「いつになったら子供作んのや?」
>「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
って、バーラーさんまで!
でも・・・・本当に何時になるのだろうか?
「その目にご両親に挨拶に行かなければならないので
私も育ての親の司祭様と先生にセクトさんを紹介したいのですが」
本当にそこまでたどり着くのにどれだけかかるのだろうか?
とりあえず9杯目をっと
・・・・・
夜が明けると、バウンゼンさんが北に向けて旅立つそうだ。
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
「バウゼンさんにマーファ様の加護がありますように」
手を合わせて祈る。
>「大丈夫だぜ。
>オーガも撃退する強面の神官が2人もいるからな。
「うーん、ダークエルフだけで。ドチラかと言うと
オーガはシャーマのアレを投げたせいかと」
何と言うか納得が行かない
・・・・・
ただ酒ではないがミルさんとヴェンさんがメガーヌさんの所で
飲むと言うので着いて行った。
>「ぐは、なんだ。これ喉が、胃が焼ける
「え?そうですか?そこが良いんじゃないですか
メガームさんヴェンさんにお冷をー、後お塩とキャベツ追加で」
>「だが、ただ酒だから酔いつぶれるまで飲ませて貰うぜ」
「はいはい、メガーヌさん良いつぶれた人用に
場所の確保お願いします。」
潰れるの前提なんですね。
・・・・・・
PLより
お疲れ様でした。
首は敵にも衝撃を与えたみたいですね。
GMお疲れ様でした。多大なご迷惑と勘違いの連続で
申し訳ありませんでした。
感想としては禁書同様結構な緊張感がある
セッションでした。オーガ2匹とダークエルフと聞いて
PLは逃げ腰になりました。
>ヴェン@シモンさん
ヴェンのキャラいいなぁ、
でもエリーズ的には神殿でのお悩み相談室で
間違いなく家の夫がぁー的な相談受けてそうなタイプな
気もします。
>パーラー@コレステロール満載さん
バーラーさんは頼りになるなァ
うん、他に言いいようがありません
キャッキャウフフいいなぁ、こちらは紅一点でしたよ
>アイリス@一葉さん
凄いです、自分にはあんな考察とか無理です。
アイリスさん居なかったらタブン負けてたんじゃないだろうか
本当にありがとうございました。
>セクトール@ハインツ
毎度、ご迷惑お掛けしております。
相変わらす、男だなァかっこよいなァ
ダークエルフが相手だったので割と残りMPに
ハラハラしていたのは内緒です。
消耗品
たいまつ2本
一旦ここで切ります。
バーラー(コレステロール満載) 2013.04.20 [13:56]
ミル様楽しそうに、セクトール様、エリーズ様とお話してますわ
わたくしもお酒を頂きながら、混ざりましてよ!
「お二人さん、お疲れサン
さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
しかしこの二人、いつになったら子供作んのや?
何か、心の声が聞こえましてよ
「セクトール様、エリーズ様、お子様はまだですの?」
--------------------------------------------------------------
「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
「ありがとうございます。そうさせて頂きますわ」
わたくしは深々と頭を下げましたわ
「さて、お願いした件はこれで落着しました。
もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
わたくしはもう一度頭を下げ、頬笑みましたわ
「あの村のお祭りに、呼んで頂く事は可能でしょうか?
楽しいお祭りだとお聞きしましたので、行ってみたくなりましたわ」
少しだけお願いをして、美味しい食事と共に皆様のお話をお聞きしましたわ
皆様楽しそうで良かったですわ
-------------------------------------------------------
PL お疲れ様で御座います
GM様 お疲れ様でございました。そして多大なる御配慮に感謝です。
そろそろ必要そうなので
銀製ヘビーフレイル(21) = (21*20+40)*5 =2300?
購入権でお願いいたします。
ファイター2なので、-3は無理ですね。
よろしくお願いいたします。
【獲得】
経験点 1200
報酬 1600ガメル
【消費】
ロープ全部
楔全部
毛布
たいまつ2本
--------------------------------------------------------------
>Lain@GM様
なかなか難しいセッションでしたが、寛大な御配慮に感謝です。
巣の捜索から退治へ、地形設定といいなかなか考える要素が多く参考になりました。
こういうセッションもいいですね。
また、囮に載って頂いて感謝です!
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>ハインツさん、ターナーさん
今回は別行動でしたね。もっと絡みたかった。
またお互いの絆が深まりましたね
お二人のおとぼけバーラーへの反応が大好きです。
今後も御一緒できることを楽しみにしています。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>シモンさん
やんちゃで慎重なキャラでしたが、最終では一番必要なキャラになりましたね
なかなか、首を持っていくキャラもいないのでは、と思いつつ
ミル様と一緒に、飲みに連れて行って頂きたかったです(涙
また、御一緒できる日を楽しみにしています。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>一葉さん
作戦はほぼ一葉さんでしたね。とても助かりました。
私はまだまだだなーとつくづく思った次第でございます。
アイリスというより一葉さんが、大きく印象に残りました。
また御一緒させてください。勉強します。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
>いあさん
罠使ってほしかった(涙
さておき、今回は少し御一緒できましたね。
楽しかったです。石も役に立ちましたし(もう少し猫ちゃんと絡みたかったとです)
私はミルの積極的な行動は大好きです。
そのお陰で皆で一生懸命考える事もできました。私も考えましたよ・・本当ですよ・・本当よ
でも、難しかったですね。
罠の使用方法もさきに提案しておけばよかったと反省しております。
積極的なミルを大切にしてください。
お疲れ様でございました。ありがとうございました。
追伸:バーラーは飲めないキャラじゃないのよ
GM(Lain) 2013.04.19 [23:46]
「――そうでしたか。上位種たる呪術師のみならずオーガー、闇の妖精までとは」
冒険者たちの報告を聞き、エリクセンからの書状を読んだフリクセルはそう呟いた。
束の間彼の顔に浮かんだ考え込むような表情はすぐに消え、彼は傍らに控える使用人に何事かを耳打ちする。
「そのような難敵からラデクとフラナリー街道を守っていただいたこと、改めてお礼を言わねばなりません。
エリクセンも申しておりますが、警戒・防備の強化の件もまったく尤もなお話です。
できうる限りにおいて、備えを強化することとなりましょう」
しかしそれはそれとして、と彼は続ける。
「少なからず無理をしていただいたようで心苦しくはありますね。
巣の捜索のはずが妖魔退治、加えてオーガーまで出てきたとあっては――。
エリクセンからお渡しした報酬は、当然ながらそのままお持ちくださいますよう。
当初約束した報酬は別途私からお支払いいたします。
こういった形でしか謝意を表せないことは申し訳なく思いますが、どうかお受け取りいただきたいのです」
ああ、となにかを思い出したように付け加えた。
「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
報酬を確認するのであれば、ひとりあたり金貨で16枚、と答えが返ってくるだろう。
紹介状の宛先は、オランにある、堅実な仕事をすることで知られた職人の工房だ。
「さて、お願いした件はこれで落着しました。
もしよろしければ、席を用意させましたゆえ、食事などいかがでしょうか。
いただいた報告は報告として、村や街道の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
いかがでしょう、と問い、フリクセルは痩せた顔に穏やかな笑みを浮かべた。
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■GMから
この記事への返信は、「500_後日談」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。
GMからの〆レスであります。
感想等はまた後日!
>みなさま
経験点および報酬を次のとおり配布いたします。
◆経験点
ミル:1000点
セクトール:1000点
エリーズ:1000点
アイリス:1200点
ヴェン:1200点
バーラー:1200点
◆報酬
各自に1600ガメル。
また、全員に高品質または銀製武具の購入権(後述)。
・高品質/銀製武具の購入権
高品質武具(本来必要筋力-3まで)
銀製武具(通常品質)
上記のうち任意のもの1点を購入可能。
報酬として入手するのは「購入権」であり、購入には別途所定の金額が必要なので注意すること。
銀製の矢または太矢は1ダース50ガメルとし、1ダース1点として扱う。
購入の権利はこのシナリオ内でのみ有効。
購入の権利は譲渡・売却不可。
購入する物品はPL相談所に明記すること。
以上、各参加者への報酬と経験点を確定いたします。
2ヶ月間のお付き合い、ありがとうございました!
今後、本編または相談所に報酬・経験点の受領確認のレスをいただいたキャラクターから順次解放といたします。
解放後もしばらくはアカウントを有効としておきますので、〆レスなりご感想なりいただければと思います。
あらためて、おつかれさまでした!
ヴェン(シモン) 2013.04.19 [22:34]
ミル(いあ) 2013.04.19 [16:11]
オーガ共は逃げ去り、ウチらは疲労と開放感で脱力してた追撃せんならんかと思うたけど、今は無理
「さぁ、吐いてもろおうか、妖魔共の巣穴の場所」
しばりあげた黒エルフに尋問したけど、押し黙ったまま
んー、こりゃ、白状する気配なし、か
暗黒神側の存在でもある
「恨んでええで」
さく、と心臓に剣を差し込む
そうして、今回最大の脅威は死んだ
「さ、村へ帰ろう酒飲もう!
風呂借りて、食べ物食べて、さ」
なにしろ昨日からの強行軍
疲労はピークや
おまけに、探索に出たときの泥が顔中にまみれとるし、おなごとしてこりゃ、風呂や風呂!
村に戻ると、ちょっとした悶着が待っとった
なんでも、避難が空振りだったことに不満が出ている模様
感謝はされてるけど、従士の二人に不満が向かってる
ちょっとかちん
「みんな、結果空振りやったけど、ウチらこれでもかなりピンちやってんで?
もし、ちょっとでも不運に見舞われたら、本格的に村が食い荒らされたてた
そんくらいタイトやったんや
今感謝してくれてはるけど、もしもウチらがちょっとの差で負けてたら、自分らは、ウチらを恨むんか?
大事なんは、今ここにこうして、人死にが出てへんことやんか
二人かて、当然するべきことを当然やったまでや」
二人のことがあったからこそ、ウチらは退却も考えることが出来た
結果退却はせぇへんやったけど、絶対絶命背後無し、の状況やったら、パニック起こしてたろう
実際、ウチはあの戦い、パニックに陥ったから、二人の従士の活躍は、バックアップとしてかなり安堵感があった
その後
残った空の巣穴を捜索なんかしてるうちに、騎士はんたちが到着した
誰あろう、エリクセン郷
>「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。「痛み入ります」
> 大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
これで、任務終了
明るく快活に、答える
>「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。「あはは、そりゃもう
> 貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
> 感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」
>「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
> ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
> なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
なんせ冒険譚の語りは、少し心得もありますし
それに、報告書は学院でさんざん書いてるから大丈夫ですよ」
それにしても大金や
金貨がこんだけあったら、葉巻何本買えるかな?
いやいやまてまて、武器を新調したいとも思うてたしなぁ、よく考えてから使おう
とまあ、いつになくまっとうな意見が、ウチの頭の中をしめた
>「危急の折にあってこれに応じた行動を取ったことは、従士としてまことに天晴である。
> だが、いかなる理由であれ、騎士従士は領民を粗略に扱うことがあってはならない。
> なんとなれば、領民は領主たる子爵が庇護するものであり、子爵が庇護するものであれば子爵の部下たる騎士従士も当然これを庇護すべきものだからである。
> しかるに、たとえ危急の折であれ、領民にかような横暴をはたらくことは従士としてあってはならないことであり、処罰さるべきであろう。
従士ボリス、従士クラエスの両名は、ローナムへの帰還から半月の間、代官公邸への出仕を停止とする。
> この半月の間は教練も含めた一切の公務に携わること罷りならん。よく承知しおくように」
これを聞いたとき、まあそういうケリのつけかたもあるかも、とは思うた
せやけどウチは、それで納得した村人たちに、納得できへんやった
確かに、命を張った攻撃組に賞賛が送られるのはええ
せやけど、同じく立場や身分を張って、責任を果たしたボリス、クラエスの両名が賞賛されへんのはおかしい
おかしいが......これが、子爵様の温情、ねぎらいための方便てことも察したから、ウチはあえて何も言わへんやった
>「あれって、要はさ」
>「――だよな」
「ま、そういうことなんやろなぁ......さて」
二人も納得はしてるようやけど、賞賛されるべき者が賞賛されへんのはおかしい
ボリス、クラエス、おおきに!
ウチらが生きて戻れたんは、二人のおかげや!
村が無事やったのも、ウチらが安心して戦えたんも、二人が動いてくれたおかげや
避難してなかったら、ウチらはプレッシャーで大負けしてたかもしんない」
村人みんなが見てる前で、ウチは二人の手を取って、そう口に出した
さて、宴が始まる
ウチはヴェンの首を引き寄せて酒を飲まし、アイリス、バーラーとは、今度は泥やのうて食べ物を突っ込み合った
エリーズとセクトールは......うんうん、そっとして......おけない
シラフならまだしも、酒が入ったウチは、からむ、からむ
「お二人さん、お疲れサン
さあ飲め飲め?、飲んで倒れろ?♪」
しかしこの二人、いつになったら子供作んのや?
そなんからかいも、混ぜてみる
村人に話をせがまれたウチは、ミニギター使って、即興で歌を歌った
ゴブリンとの攻防については聞いてたから、森林の奇襲作戦、オーガと黒エルフの猛威
そして、二人の従士が請け負った、縁の下における密かな戦い
夜が明けると、バウゼンとの別れが
ウチはあんまし話す機会がなかった人やけれど、別れの言葉は惜しまない
戦線は違えど、同じく戦った戦友やしな
>「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」「あはは、確かに
>「道中、どうかご無事で。
――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
道を戻るだけやしな
いやー、道ってのはありがたいな
それを再確認したわ
んじゃ、北への旅程に、ハイエルフのごろ寝にかけて、祝福と好運を!」
>「いやなにせ出仕できないもんで」
>「まあアレ、態のいい休暇だよな」
>「謹慎なら兵舎から出られんですからねえ」
>「村人の手前、罰って形を取ったんでしょうが」
ボリスとクラエスの二人も挨拶に来てくれた
「ま、そうなんやろうけどさ
でも、もっと誇ってもええ思うねん
少なくともウチは、二人に助けられた
命、拾わせてもろた
ありがとう、な」
後日
オランに戻ったウチはヴェンを強引にメガーヌの酒場へ連れて行き、首取りのおごりという名目で、好きなだけ火酒を飲ませた
あのゴブリンの首は、ヴェンが投げ込んだからな
吐こうが酔おうが関係あれへん
飲んでからんで大騒ぎすんのは、いつものこと
-------------------------------------------------------
無事終了?
んで、まず一言
申し訳ありませんでした!
突出してピンチを招き、山では使い魔が見つかり、もうなんともはや
絶望して死亡投稿あげたり、あまつさえGMに難易度のことで難癖つけたり
パニックがすさまじく、特にGMにはお詫びの言葉もありません
ほんとうに、ごめんなさいでした
感想としては、かなりタクティクスなシナリオだったなあ、と
Lain GMのセッションは禁書以来ですが、あのときもけっこうタイトでしたし、緊張感が常にありましたね
たっぷり楽しませてもらいました
特に、前半のやりとり
巣穴探しとか、プラン作成とみんなのプランの突き合わせが、ああ、TRPGだなぁ、と
>ブェン@シモンさん
ヴェンのキャラ好きですよ?
大言造語に、これからレベルアップによる実力がともなっていくんだろうな、と思うと、今から楽しみで仕方ありません
さしあたり、ミルはヴェンを連行し、たっぷり酒を飲ませます!
プラン作成もかなり緻密で、楽しんでるなぁ、という感じを受けましたし、つられてこちらも楽しくなりました!
>パーラー@コレステロール満載さん
いつものバーラーでしたね!
でも今回は危険を買って出る場面も多く、とても頼りになってたな、と思いました
ゴブリン戦はひやっとしましたが、バーラーのホブゴブ一撃撃沈は見物でしたね
探索行では一緒しましたが、泥かけあってキャッキャウフフな展開はすごく楽しかったです
>セクトール&エリーズ ハインツ&ターナーさん
ほんっっっっっとすみませんでした!
二人の援護がなかったら、ミル完全に死亡でした
火急のときに頼りになるのは神官戦士、ですね
セクトールの気っ風と、エリーズのやれやれ
いつもの光景が、まさに安心できる光景でした
また、一緒に戦いたいです
>アイリス@一葉さん
間違いなく、今回のMVPだったと思います
オーガ戦、一葉さんのプランがなければ死んでました
とにかくなんにつけ、考え抜くこと
それがTRPGの醍醐味だな、と再確認
プラン作成をかなりおしつけてしまう結果になりましたが、感謝しております
そして何より、アイリス大好き!
まっすぐで、ちょっとひねてるのがご愛敬
あきらめない、くじけないアイリスの台詞ひとつひとつが、大好きです
一葉さんの文章のファンになりました
また、一緒に戦いたいですし、日常でもからめたらがしがし絡みにいきますね!
>GM
繰り返しになりますが、本当に申し訳ありませんでした
あの晩は本当にパニックで、難易度にまで言及してしまい、不快な思いをさせてしまったかもしれません
振り返ってみれば、どうにかなる状況だったんですね
タクティクスシナリオということで、皆のプラン出し合いが楽しく、楽しませてもらいました
GM Lainさんのシナリオは書き込みが緻密で、描写も大好きです
要所要所の書き込み、大変だったと思いますが、とても安心してゲームに没頭でき、進行が楽しみな二ヶ月でした
それでは皆さん、お疲れ様でした!
消費
バニラ葉巻1本
葉巻3本
P S みんなが書いたら、ちょぃレスするかも?
バーラー(コレステロール満載) 2013.04.19 [06:48]
「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。
大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。
貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
「お心遣い感謝致します。巣にも何もいなくなって良かったですわ」
わたくしは、そう言いながら村の方たちを笑顔で見渡しましたわ
そして、貴族様に深々と頭を下げましたわ
※ ※ ※
その夜、ささやかな宴が開かれた。
「楽しいですわ、久しぶりのお酒はおいしいわね」
わたくしは、笑顔で村の方々に答えながらほっといたしました。
「これで、お祭りができますわね」
良かったですわ、皆に笑顔が戻りましたわね
※ ※ ※
「また是非、来てください」
「楽しみにしてますよ」
「こちらこそ、ありがとうございました。またお会いしましょう」
わたくしは、差し出された手を握り微笑みました。
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PL お疲れ様で御座います。オーガも倒したかったとですぇ)
GM様 お疲れ様でございました。そして多大なる御配慮に感謝です。
【獲得】
【消費】
ロープ全部
楔全部
毛布
たいまつ2本
GM(Lain) 2013.04.19 [02:28]
巨人たちは算を乱して逃げ去った。危険といえば危険ではあるが、その危険はつまるところ大型獣の危険である。
巨人たちは彼らのみで緻密な作戦を立てて村を襲うような類のものではないし、迂闊に手を出せば手痛い反撃を受けることは、彼らの脳にも充分に理解されたことだろう。
つまるところ、当面の脅威は去った、ということになる。
ただひとり残された闇の妖精の運命は、最初から決まっていた。
彼もそのことを悟っていたのだろう。
彼は、どのような方法で、何を問われようと、一切を答えることなく死んだ。
村の避難は、事前の予想のとおり、ひと騒動ふた騒動あったようではあるが、概略順調に進んだものであるらしい。
らしい、というのは、冒険者たちの誰一人としてその過程を目にしなかったからだ。
だが、村へ戻り、避難を始めた村人たちに追いつくまでにかかった時間――相当に急いで進んでも、追いつくころには夜が明けきっていた――を考えれば、そのように解するほかはない。
無論、順調さの陰には従士たちの無茶があった。
彼らは、避難を渋る高齢の村人に対して、言った通りのことをしたようだ。
大騒ぎをして避難したものの、結局村に妖魔どもは来なかったとあって、無茶をされた村人たちの感謝は冒険者に、そして怒りは従士に向いた。
従士たちは殊勝な顔をして詫びてみせたが、それもいっときのこと。
彼らはそのまま、ローナムへの報告の途についた。
暗夜と疲労を押して捜索を続けたにせよ、態勢を整えてのちに捜索を再開したにせよ、冒険者が見出すものはさして変わらない。
すなわち、もぬけの殻となった妖魔どもの、そして巨人たちの巣である。
いずれも冒険者たちが捜索を担当するとされた領域の端、村からはかなり離れた位置ではあった。
彼らがいかにして共同し、村を襲撃するという話がまとまったのかは定かでない。
闇の妖精と妖魔の呪術師の間に、何らかの約定があったであろうことは容易に想像できる。
だが今、その棲家、山の崖に穿たれた小さな洞窟に、棲む者はない。
いまだ逃げ散ったまま戻っていないのか、それとも既にここからも逃げ去ったのか。
いつまでも山中で待ち受けるわけにもいかないとなれば、洞窟を使えぬように封鎖する、という程度のことになろう。
資材と人手を使う作業となるゆえ、実際の封鎖は騎士と従士たちに任せるのがよいように思われた。
従士たちが山を下りてから5日ののち、ラデクに騎士たちが到着した。
騎士の一団を率いるのはエリクセン、ローナムで冒険者たちと会合したあの騎士である。
既にある程度の事情を聞いてはいるのだろう、かれは開口一番、冒険者たちの仕事を讃えた。
「巨人と妖魔の両方が同時に攻めてくる、というのはまさに大事としか言いようがない。
大事を前に退くことなく脅威を撃退し、村を守ってくれたこと、わが主と領民にかわって礼を申し上げたい」
礼とは言っても礼のみで懐が暖かくなるわけでもないゆえ、と断りながら、かれは金貨の詰まった袋を取り出した。
「96枚ある――いや、子爵からの、本来の依頼の分とはまた別のものだ。
貴公らの働きによる、という部分、その追加の報酬とお考えいただこう。
感謝の念を金銭に換えることはできぬが、それこそ我らの感謝が貴公らにとってものの役に立つかといえば、」
言葉を切り、全員の顔を見回して破顔する。
「まあそのようなわけであるから、受けとっていただきたい。
ついでといっては何だが、ひとつ仕事を頼まれては貰えないだろうか。
なに、難しい話ではない――今回の一件の報告書を、わが主、子爵に届けていただきたいのだ」
村人たちに『暴挙』をはたらいた二人の従士は、エリクセンに処罰された。
エリクセンの言は、概略、次のようなものである。
「危急の折にあってこれに応じた行動を取ったことは、従士としてまことに天晴である。
だが、いかなる理由であれ、騎士従士は領民を粗略に扱うことがあってはならない。
なんとなれば、領民は領主たる子爵が庇護するものであり、子爵が庇護するものであれば子爵の部下たる騎士従士も当然これを庇護すべきものだからである。
しかるに、たとえ危急の折であれ、領民にかような横暴をはたらくことは従士としてあってはならないことであり、処罰さるべきであろう。
従士ボリス、従士クラエスの両名は、ローナムへの帰還から半月の間、代官公邸への出仕を停止とする。
この半月の間は教練も含めた一切の公務に携わること罷りならん。よく承知しおくように」
伝え聞いた村人たちは、騎士様はさすがに厳しいと唸り、しかし領民のことを大事にしてくださると頷きあった。
ふたりの従士はしおらしく頭を下げたが、冒険者たちは知っている。
エリクセンが出て行ったあとで、ふたりは顔を見合わせ、どちらからともなく笑みを浮かべて頷きあっていた。
「あれって、要はさ」
「――だよな」
その短いやり取りで、ふたりは互いに了解したもののようだった。
その夜、ささやかな宴が開かれた。
脅威のすべてが去ったわけではないが、当面の村の安全は約束されたものと見てよいだろう。
宴の主役は無論、安全を約束した当の本人たち、すなわち冒険者だ。
冒険者たちのもとには村人たちがかわるがわる現れ、あるいは酒を注ぎ、あるいは料理を勧め、あるいは話をせがむことだろう。
宴は空が白むまで続くことになる――夜が明ければ、冒険者たちは村を去ることになるのだが。
ローナムに戻った翌日、一行はオランへの帰途についた。
バウゼンはもうしばらくローナムに残るつもりだという。
「もともと北へ向かう旅の途中でしたから」
そう、彼は言った。
「道中、どうかご無事で。
――いや、まあ、あの戦い以上に手強い敵など出てきはしないでしょうが」
そう言って笑い、彼は一行を見送ってくれた。
見送りに出てくれた者が、さらに二人いる。
ボリスとクラエスだ。
「いやなにせ出仕できないもんで」
「まあアレ、態のいい休暇だよな」
――つまりはそういうことであるらしい。
「謹慎なら兵舎から出られんですからねえ」
「村人の手前、罰って形を取ったんでしょうが」
危険な任務のあとには休暇が与えられるのが通例で、今回はそれが少々長いのだという。
「まあともかく、助かりましたよ。
突破されたりしてりゃあ、俺らだけじゃどうしようもなかった」
「両面作戦ってのは予想外でしたが、それでも何とかしちまうんですからね。
冒険者ってのはやっぱりたいしたもんです」
そのようなことを喋りながら、ふたりは市門まで一行を送った。
ではここで、と足を止め、めいめいが全員に握手を求める。
「また是非、来てください」
「楽しみにしてますよ」
そう言って手を振り、彼らは街の中へ戻っていった。
ローナムを出れば、オランまではおよそ半月の旅程である。
戻った頃には秋も終わり、冬の入り、ということになるだろうか。
旅をするに快適な季節とは言えないが、冒険者たちの足取りはけっして重いものではない。
依頼は成功裏に終わり、そして冒険者のひとりとして欠けることはなかった。
危険ではあったけれど、しかしそれこそが冒険者の領分だ。
いまや冒険も終わり、あとは依頼主への報告のみ。
足取りが軽くなるのは、ごく自然なことである。
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■GMから
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とりあえずさくっとオランに帰る手前まで話を進めてしまいます。
戦後処理に関するもろもろについてはここまで描写したとおり、ということでひとつ。
このあたり、ゲーム的には特に影響がないという事情と、
じっくりやるだけの時間的な余裕がないという事情により、
さくっと飛ばさせていただいております。
明日か明後日にはGMからの最終レスを入れ、本編を〆て解放処理に移ります。
少々早くはありますが、ひとまずお疲れ様でした!