ラサーク

GM(Lain) 2012.07.30 [01:52]

> 「許可を取って入っていった賢者らしき男は、この男ににていましたか?」
> 「それから、そのものは馬に乗っておりましたか?」

「わたくしはしかと見たわけではありませんが、このような風体であったかと――ええ、馬に乗っておられました。
 道が悪いと申しますと、では曳いてゆきましょうと降りて曳いてゆかれました」

 さてどなたが、とカミルはもう一度問い、エリーズとライナスが進み出たのを受けて、ではこちらへ、と院内へ先導した。

※ ※ ※

 夕暮れの近い院内は薄暗い。
 空気もひやりとして落ち着いた雰囲気だ。

 廊下の角をいくつか曲がり、扉の前でカミルが足を止めた。

 ノックして返答を待ち、戸口で用件を述べ、ふたりを室内へ招き入れた。

「申し上げたエリーズ神官とライナス氏です。
 この方たちが仰るには――」

 カミルは先ほど冒険者が話したことを掻い摘んで院長――初老の穏やかな男性だ――に伝えた。

 ひととおりのことを伝えたのち、補足があれば、とエリーズとライナスへ水を向ける。

 ライナスは、どうかご内聞に、と前置きをしてから、事情を説明しはじめた。

 神殿跡へ向かった人物は、賢者の学院が追っている咎人であること。
 禁じられた知識の実践を目的としている可能性があること。

「私たちが追う彼、グラーニンの専攻は、儀式魔術と占星術でした。
 そして今夜は満月――彼がこの日、この場所に現れたことは偶然ではない、と、私たちは考えております。
 何がしかの、よからぬ目的があったのではないか、そのためにここへ来たのではないか、と」

 言葉を切り、ひとつ息をついて院長へ視線を送る。

「そのようなことを未然に防ぐためにも、どうか、禁域へ足を踏み入れるご裁可をいただきますよう、お願いいたします」

 話を聞き終えた院長が口を開こうとしたそのとき。
 部屋の外から、誰かの叫ぶ声が聞こえた。

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■GMから

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 ぷち進行。
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セクトール(ハインツ) 2012.07.29 [20:39]

>「まずは頭を上げ、お立ちください。
> 戦神の神官様がそのような振る舞いをなされては――」

修道士の一人に声をかけられる。俺は面を上げて立ち上がり、修道士の顔を見る

>「ご事情、重々承りました。
> わたくしはカミル、こちらはローラント」

カミルは続けて、ミルの質問を答える

>「そちらの女性の仰るとおり、賢者殿がひとり、研究に必要な調査であるとのことで裁可を得、ちょうど今日の昼過ぎにこの奥へ向かわれました。
> わたくしにはかれがそのような重大事を引き起こした咎人であるようには見えませんでしたが、しかしあなたがたの仰ることも筋道が通っているように思われます」


やはり、グラーニンはこの先にいる

>「――でありますから、わたくしは急ぎ院長へ裁可を求め、あなたがたの面会を取り次ぎましょう。
> おひとりかふたり、事情の説明のためにご同道願えますでしょうか。
> 残る皆様はコンラートとともにこちらでお待ちくださいますよう」

「わかりました。」

ここは無理に言わないほうが懸命と思った

>「それから、村まではどのくらいの距離がありますでしょうか?
> 馬を走らせた時間的なもので」

>「馬を走らせて、ですか――。
> 集落の中心部までであれば片道小半刻、往復で四半刻、といったところでしょう。
> 集落の端までであればその半分程度であろうと思います」

 

 

話し合いの結果、エリーズが行ってくれることは決まった

「エリーズ、セキトバに乗ってけ。こいつの足なら直ぐに村につけるさ」

セキトバの頬を撫でる

「頼むぜセキトバ、お前ならやれるって信じてるぜ!」
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PL
特に聞くことがないので大丈夫です。

ミル(いあ) 2012.07.29 [01:27]

おっとと、忘れてた

「許可を取って入っていった賢者らしき男は、この男ににていましたか?」

ウチきは人相書きを見せて反応をうかがった

「それから、そのものは馬に乗っておりましたか?」

肝要所を見落としとった
剣呑剣呑しくじりかけた

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プチレス連投すみません>_<
これの存在忘れてたー

・人相書きを見せる
・馬の有無

を聞きます

GM(Lain) 2012.07.28 [19:43]


>  信じられないかも知れませんが、相手は凶悪です
>  何をやらかすか、正直一刻を争います

 ミルの言葉にも、カミルは腑に落ちない様子ではあ、と頷くだけだ。

 重要なものを盗って逃げた咎人であればわざわざ袋小路に入り込むものであろうか。
 そのような人物がわざわざ修道院を訪れ、裁可を求めて院長に面会するというような、手間と時間がかかり、かつ己の姿を衆目に晒すような行動をとるものであろうか。

 口には出さないものの、その表情は半信半疑の態である。

 カミルをより混乱させているのは、エリーズと名乗ったマーファの神官の存在と、下馬したうえ跪いて裁可を請うたセクトールの態度であった。

 余程の事情、相応の確信がなければできることではない。

 差し迫った事情があることはカミルにも理解できただろうが、その事情がどういったものか、どのような事態が想定されるかについて、カミルは全くと言ってよいほど知識を欠いている。

 ゆえにカミルは判断した――己が知りえた事情のなかで、己の良心に従って。

>  とはいえ無理はもうしません
>  ただ、許可をえるためには、どのくらい時間がかかりそうですか?」

「院長のお考えによるところですので、わたくしからはなんとも申し上げられません。
 しかしおそらくは四半刻内外、長くとも半刻はかかりますまい」

> 「それから、村まではどのくらいの距離がありますでしょうか?
>  馬を走らせた時間的なもので」

「馬を走らせて、ですか――。
 集落の中心部までであれば片道小半刻、往復で四半刻、といったところでしょう。
 集落の端までであればその半分程度であろうと思います」

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■GMから

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 ぷち回答っ。


>いあさん
 集落への時間は本文中で触れたとおりですが、これはあくまでも往復に要する時間であることにご注意くださいませ。

 ラサークの集落でなにかをしたい、ということであれば別途時間が必要です。
 また、集落の中央部まで出た場合、迅鉄とのリンクは切れてしまいます(距離が1kmを超えてしまいます)。


>みなさま
 エリーズが同行希望ということで把握いたしました。
 ほかにカミルに同行する面子がいればご提示くださいませっ。

ミル(いあ) 2012.07.27 [23:18]


っち
鳥の群れは多すぎる
やっぱ短時間じゃ無理か

>「――でありますから、わたくしは急ぎ院長へ裁可を求め、あなたがたの面会を取り次ぎましょう。
> おひとりかふたり、事情の説明のためにご同道願えますでしょうか。
> 残る皆様はコンラートとともにこちらでお待ちくださいますよう」

なるほどそういうことか
せやけどこちとら時間が惜しい

「あー、カミル、さん
 信じられないかも知れませんが、相手は凶悪です
 何をやらかすか、正直一刻を争います
 とはいえ無理はもうしません
 ただ、許可をえるためには、どのくらい時間がかかりそうですか?」

このおっちゃん、権限がないっぽい
権限がない、組織の住人はつらい
ウチかてこのヤマにかかっとるのは、その権限ゆえに否応なく派遣された身や

「それから、村まではどのくらいの距離がありますでしょうか?
 馬を走らせた時間的なもので」

十中八九ここで当たりな気もするが、許可に時間がかかるようなら、村で手早く裏付けを行いたい

さて、どうくるか?
組織にいる者にしかわからへん情報と、制約を受けへん情報
これなら、いくらかの獲物は釣れるやろうか

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許可にかかる時間と、村までの時間的距離をさぐります

GM(Lain) 2012.07.27 [23:04]

 ふたりの修道士は訝しみつつも一行の話を最後まで聞いた。

「――なるほど」

 跪いたセクトールの肩を、年嵩の修道士が穏やかに叩く。

「まずは頭を上げ、お立ちください。
 戦神の神官様がそのような振る舞いをなされては――」

「ご事情、重々承りました。
 わたくしはカミル、こちらはローラント」

 年嵩の修道士はそう名乗り、ミルへ視線を送って続ける。

「そちらの女性の仰るとおり、賢者殿がひとり、研究に必要な調査であるとのことで裁可を得、ちょうど今日の昼過ぎにこの奥へ向かわれました。
 わたくしにはかれがそのような重大事を引き起こした咎人であるようには見えませんでしたが、しかしあなたがたの仰ることも筋道が通っているように思われます」

 いったん言葉を切り、全員の顔を見回した。

「――でありますから、わたくしは急ぎ院長へ裁可を求め、あなたがたの面会を取り次ぎましょう。
 おひとりかふたり、事情の説明のためにご同道願えますでしょうか。
 残る皆様はコンラートとともにこちらでお待ちくださいますよう」

 あなたがたをお通しする権限はわたくしには無いのです、とカミルはいくらか申し訳なさそうな表情だ。

「しかしいずれにせよこの先から戻るにはここを通るほかありません。
 そしてこの先にかれの他に人はおりません。
 かれが咎人であり、逃亡を企てたにせよ、あなたがたとコンラートに見咎められずにここを通ることはできますまい」

 事情をお話しすれば院長も裁可を下されましょうから、それまでどうか、とカミルは提案した。
 このあたりがおそらく、カミルにとっての落としどころ、ということなのだろう。

「――ああ、馬はこの先、降りて曳いてゆかれるか、でなければここへ繋いでゆかれるがよろしいかと。
 夕闇の中で湿地帯に踏み込まれるのは危険でありましょう」

 おそらくは純粋に親切心で忠告を付け加え、ではどなたが、とカミルはふたたび全員の顔を見回した。

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■GMから

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>みなさま
 交渉にあたっての発言や匂わせたニュアンスはおおむね意図した通りに伝わったようです。
 そのうえで、「どうせ袋小路だから犯人逃げられないんだし自分には裁可の権限もないから、ちょっと院長のところまで一緒に来て事情を説明して」と言われております。
 カミルの口ぶりから察するに、多少の時間は必要でしょうが、言われたとおりにすれば裁可は下りるものと判断できるでしょう。

 メタ的に申し上げますが、原則としてカミルからこれ以上の譲歩は引き出せません
 カミル自身が言うとおり、これ以上譲歩する(=院長を通さずに通行の許可を出す)権限がないからです。
 また、今からすべての事情を説明しても結果が変わらないことはGMとして明確にしておきます。

 ここで取りうる選択肢は基本的にみっつ、1ないし2名を院長のもとへ説明に送るか、カミルの提案を拒否して強行するか、このまま辞去するか、です。
 前提をひっくり返すようなファンタスティックな提案などがあればまた別であるかもしれませんが!

 次回進行は29日または30を予定しております。
 進行までに意見がまとまらなかった場合はカミルの提案に従ったものとしてお話を進めます。
 この場合、カミルに同行する2名はライナスとエリーズになるでしょう。


>いあさん
◆烏の観察
 動き回る烏が十羽以上いて、その中に不自然な動きをしているものがいるかどうかがどの程度の観察で識別できるか、というあたりを考えていただければ、ちょっと見た程度だとなかなかわかんないよね、というふうにご理解いただけるかと思います。
 まず個体の識別が難しく、また個々の動きをある程度の時間追わなければ不自然な部分というのは浮かんできません。
 相手の集団が自由に飛び回っているとなれば猶更ですよね。

 というわけで、短時間の観察からは識別不可能、とジャッジいたします。

◆召喚についての判定
 ポイントはソコジャナイのでスルーで!
 すみません!

 なにが引っかかっていたかはいずれ近いうちに判明いたしますのでっ!


>ハインツさん
 うふふふふ。

 指摘の際は敢えて触れませんでしたが、技能持ち(=奇跡を行使可能)な神官って神官の中でも圧倒的少数派、というか端的に言えば神様に選ばれた存在なわけです。
 つまり、その信仰と神の声を聞くことについては誇りを持っていて当然であり、己の信仰を隠す/偽るというのは基本的にやっちゃいけないことなわけですよね。
 加えてマイリーの教義的に、それは正々堂々たる行いであるかどうか、というところに重大な疑問が生じるところです。

 修正していただいたのでぶっちゃけますが、あのまま突っ張られたらGMからの注意が飛ぶところでありました。
 注意 → 警告 → 技能喪失 の3ステップの1段目です。

 プリースト技能は冒険者技能としても重宝されますし交渉の際の信用上も大きなプラスになることがありますが、本質的には「そのような信仰をもつ者の生き方」であり、ときにPCの行動を縛るものであるとGMは考えております。

 データ的な側面のみならず、そういった面へも視線を向けていただければよりキャラクターが深まるのではないでしょうか。

エリーズ(ターナー) 2012.07.26 [21:56]

皆で採決を取った後、神殿跡へ向かう事になった。
上空で鳥達が飛び回り盛んに鳴いている。
曰く、鳥が鳴き列を乱すのはそこに人が忍んでいるからであると
危機感が増す。

>「あれのどれかが使い魔だったとしてもちょっとわからないな。
>ミル、ビシッとわかったりしないかぁ?」

>「あはは、まあ、そうなんやけどさ
> すまんな、あいにくスパっとはいかへん

「でも、何かありそうな感じはしますね」

ミルさん曰く、使い魔かどうか簡単に見抜く事はできないらしい
使い魔が攻撃を受けると術者まで影響を受けるらしい
そう言えば、先生が時折苦い顔をしていた時大抵
先生の使い魔がネズミとか・・・・やめとこう

・・・・・
神殿跡を向かう途中
質素な神官衣を着た二人の神官が声をかけて来た。
手には桶を持っている。何もこんな時に遭遇するなんて

>「村はあちら、街道沿いをもう少し湖の方へ行ったところです。
>そちらは禁域でございますゆえ、当院の院長の裁可なくばお通り
>いただけないのですよ」

禁域ならば益々、ここに居る可能性が高まる。
禁域と言う事は逆に人が来る可能性が低いと言う事だ。
どう見ても整備されてるようには見えないし

>「突然の来訪、失礼致しました。
>しかし、火急の件故に馬上からのご無礼をお許し下さい。」

マークさんがいち早く対応しミルさんがどうすれば許可をもらえるかと神殿跡に向かった人がいるかを尋ねる。

>「我々はある犯罪者を追って来た者。
>実はその者がこの先に逃げ込んだようなのです。」

>「こちらが怪しい者ではない事は保証致します。
>そう、あなた方の神に誓ってです。」

神官二人が同行していて旅の方と怪しい者という風に思うのもどうかと思うのですが、特にセクトさんと私の重武装を見て(汗

>「彼女はマーファの神官です。今回の件にご協力頂いています。」

「オランのマーファ神殿で読師を勤めさせていただいている、エリーズモーティマーと申します。」

馬から降りてペコリと頭を下げる。

>「失礼する、私はセクトール。彼女と同じくオランで神官を務め>ている者だ。宗派は違うがな。」

セクトさんも馬から降りる。

>「失礼する、私はセクトール。彼女と同じくオランで神官を務め
>ている者だ。宗派は違うがな。」

普通にマイリーだと言って良いと思いますよ

「現在、詳しいことは言えませんが犯罪者を追っているところなのです」

二人の目を見て話す。ここで通じなければ
かなり不味い事に
セクトさんがグラーニンの特徴を伝え、ミルさんが情報提供を頼む

「申し訳ありません、本当に時間の猶予がないのです。
禁域への立ち入りをお願いできませんか?」

私にできる事は唯頭を下げることだけ

・・・・・
PLより
むしろ一名神官さんが監視のためについてきそうな気が
します

 

セクトール(ハインツ) 2012.07.25 [21:25]

>「限界ギリギリまで迅鉄を近づける
> できれば見晴らしのええ場所でな
> 定期的にリンクすれば、万が一向こうで召還が行われたら、そっから見えるやろ

> 召還されたもんが地下でおとなしゅしとるわけもない
> 斥候として出しときゃ、悪さしたあげく逃げられんえちに速攻でぶっちめる
> そのまま逃げられる危険も減るやろ

> できれば、神殿であって欲しいけど、や」

ミルの使い魔の迅鉄は修道院へと向かって走っていった

「頼むぜ迅鉄、帰ったら美味い魚食わせてやるからな」

迅鉄の背中を見届ける

>「ライナス、最悪召還されたら隠れときや
> 隠れ場所は打ちらで探すさかいな
> 息を潜めて、な」
> 隊列は、セクトと打ちが先頭、ライナスとエリーズ挟んでマーク後方かな?」

「異論はない。」

現にこの中で壁になりそうなのは俺ぐらいか

>「はい、ライナスさんを守ります。」

「頼むぜエリーズ。俺もできる限りそっちに被害が来ないように務める」

けど相手は魔神、俺も気を抜いたら殺られるかもしれない


>「きれいな月やでまったく......」
> 「ええ、私も月が綺麗なのがこれ程怖く思えたのは初めてです。」

二人に続いて空を見る

そこには普段よりひときわ輝いている月が空に浮かんでいた
==========================

セキトバを急かして神殿跡へと向かう

「時間がない・・・!お前の実力こんなもんじゃないだろ?なぁセキトバ!」

手綱を強く握って走るが、ここの修道院の神官と思われる人に声をかけられる

>「ああ旅のお方、どちらへ行かれますか」

セキトバを神官の前で止まらせる

「すまない、この先の神殿跡に立ち寄りたい」

要件を手早く伝えるが、、、

>「村はあちら、街道沿いをもう少し湖の方へ行ったところです。
> そちらは禁域でございますゆえ、当院の院長の裁可なくばお通りいただけないのですよ」

どうやら向こうとしては勝手に入られたら困る場所らしい

まぁ司祭がお告げを聞いた場所なら聖域となる

部外者に荒らされたくないのは当たり前だが

>「突然の来訪、失礼致しました。
> しかし、火急の件故に馬上からのご無礼をお許し下さい。」

>「我々はある犯罪者を追って来た者。
> 実はその者がこの先に逃げ込んだようなのです。」

>「オランからかれこれ1週間。追走を続け、ようやっとここまで。
> ですが日が沈んでしまうと・・・」

>「こちらが怪しい者ではない事は保証致します。
> そう、あなた方の神に誓ってです。」

>「彼女はマーファの神官です。今回の件にご協力頂いています。」

>「事後承諾の形になってしまいますが、近隣の皆さんの安静を守るためにもどうか・・・」

マークが神官二人に事情を説明する。

だが、向こうは納得がいかない様子だな。

セキトバから降り、二人と同じ目線に立つ

「失礼する、私はセクトール。彼女と同じくオランで神官を務めている者だ。宗派は違うがな。」

二人の顔を見るとまだ疑っているようだ

「聞きたい事がある。つい最近この先の神殿跡に立ち入りたいと申した男か、ここを通りかかった男を見た者はいるか?」

二人にグラーニンの特徴。と言っても馬でやってきて、デカイ本か袋を持った男というかなり抽象的なものだが

「その男は、オランで厳重に管理されているある者を盗み出し、我々はそれを奪還すべくこの地、ラサークまで来た。
それは、我々にとって大切なものなのだ。今ここで奴を押さえられなければ奪われたものは二度と還ってこない。
無理を承知なのはわかっています。
寧ろ貴方達から見れば我々が不審者であるのは十分承知理解している。」

二人の目を見つめながら、地面の上で正座をする

「先も言った通り、我々には残されている猶予は殆ど無いのです。どうか、禁域への立ち入りをお許し下さい」

俺は2人に向けて、頭を垂れた

--------------------------
PL
セクトのゴッド★土下座
んで、修道院の人たちに自分もマーファの神官ですよみたいなニュアンスで話しかけてみる
バレてたらアレですが


-追記-

先ほどLainGMのご指摘があり、修正いたしました。改めまして、ご迷惑をおかけいたしました。

ミル(いあ) 2012.07.25 [20:30]


さて、神殿にヤマを張ったウチらは、そのまま進路をとった

マークが言うことにゃ、神殿の屋根あたりがええ、とのこと

「走れ、迅の字!」

放すと、一目散にかけていく
......あいつ、目当ては上空の鳥とかやなかろうな?

>「あれのどれかが使い魔だったとしてもちょっとわからないな。

> ミル、ビシッとわかったりしないかぁ?」

「あはは、まあ、そうなんやけどさ
 すまんな、あいにくスパっとはいかへん
 てか、放してる使い魔がぴしりとバレるようじゃ、逆にこっちのがバレたときが怖いねん
 使い魔死ぬと、術者まで昏倒するから」

 相手は三階梯
 電撃でも飛んできたら、迅鉄はイチコロや

「高位相手にすればするほど、使い魔は放しとくってのが、ウチの定石やねん
 それにほら、迅鉄かて、他の猫と違いはなかろ?
 強いて言えば......そやなぁ、使い魔の視界に入ったりしてると、術者のコントロール下に入って不自然な動きするかな
 どやろ、みんな、歩きながらでもええから、群れの奴らと違う動き方してるやつ見張ってつかい」

言って、ウチも飛ぶ鳥の集団を凝視する
動物学の範疇で、アヤシゲな軌道を描く鳥とかおるかな
おってくれれば、即、神殿でビンゴなんやけど

しかし、こいつは見事な伽藍のポンコツ
確かに、放棄されて長いというのは頷ける

ただ......あれ、なんかひっかかるな
あれ......あれ?

満月の召還......いろいろありすぎて特定できへんけど、限定すれば絞り込めるか?

「ちょぅ、待って」

一瞬立ち止まる

「ああいや、スマン
 ひっかかっただけ
 行こ行こ」

数瞬の間に、ウチは満月に行う召還魔法の心当たりを探した
たくさんあるなかから、今度は水影を基軸にしたやつ
もし「そんなものがあれば」当たりくじやねんけど

>「村はあちら、街道沿いをもう少し湖の方へ行ったところです。

> そちらは禁域でございますゆえ、当院の院長の裁可なくばお通りいただけないのですよ」

え、マジかい!?
困ったな......

>「突然の来訪、失礼致しました。
> しかし、火急の件故に馬上からのご無礼をお許し下さい。」

マークが応対するが、ヤバいなぁ

「では、裁可をいただく場合はどのような手続きをすればよいでしょうか?」

ウチは口調を変えて尋ねてみた
時間がかかるなら......いかん、居つきになってまう

手がかりは、天空の鳥くらいか
当たりくじが少ないなら、引くくじの数を増やすか

「それから、どなたか、私たちの前に、裁可を得ようと訪れた形はいましたか?
 それと、村へはどのくらいかかるでしょうか?」

村で盗賊やゴロツキに握らせたほうが早いってこともある
ただ、村に行くタイムロスが怖い

「それと、ここのところ、村に来訪者はこられましたか?」

>「我々はある犯罪者を追って来た者。
> 実はその者がこの先に逃げ込んだようなのです。」

マークの言葉に次ぐ

「そのものは、重大な窃盗を働いて北に逃げ、私たちはその悪漢を討伐するために来ているのです
 そのものはとんでもない悪人で、殺人もいとわない輩です」

脅しも付加
マークに目配せする
うん、嘘は言うてへん
誇張はいくらしてもええちゅうて、どっかで誰かに聞いて覚えた
召還なんてするんや
結果として殺人にもなるやろう

「お礼はいたします
 どうか、ささいな情報でもかまいません
 被害が出ないうちに......そう、日が落ちて、夜陰の中で悪事をはたらく前に」

ウチらの素性に関しては、エリーズのことをプッシュして、マークが訴えた
そういやウチらって、特にセクトとウチに至ってはこっちのがゴロツキ率高いかもしれへんなぁ
向こうさんは研究の徒なわけやし

------------------------------------------------------------------------------------------------------

まず、鳥を観察します
統一感のない動きをする鳥、乃至、野生動物としてそれどうよ、というった変な動きをする鳥です

バードウォッチング (使えればセージ)
21:01:43 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[5,1]=6 (+6だと12)

次に、満月に行う召還魔法を思い出してみます
たくさんありそうですが水に限定したものも同じく
ロールは二回行いますが、GM判断で、二回目(水関係)が必要なければスルーお願いします

満月召還の一般的知識
21:03:52 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[2,1]=3+6=9
水と満月限定の召還知識
21:04:36 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[4,3]=7+6=13

げほほっ......ダイスの女神様ェ

あとは、村人の危機感をあおる方向でマークに続きます

マーク(悪根) 2012.07.25 [05:03]

>ねぐらへ帰る前の賑わいであるのかどうか、
>修道院と、そして神殿跡の周囲を烏たちが飛び回り、さかんに鳴き交わしていた。

「あれのどれかが使い魔だったとしてもちょっとわからないな。
 ミル、ビシッとわかったりしないかぁ?」

使い魔と普通の鳥、何かしら違いはありそうだが・・・
判断に足る知識も経験もないんじゃわかりゃしない。

※※※※※

>「村はあちら、街道沿いをもう少し湖の方へ行ったところです。
> そちらは禁域でございますゆえ、当院の院長の裁可なくばお通りいただけないのですよ」

禁域?何故?やはり何か曰くがあるのか?
くっ。ここで一々、正規の手段を取っては日没まで間に合わない。
だが・・・強引に突破するのもナシだ。
神殿跡がハズレだった場合、この修道院の人々が後々の障害になりかねない。

「・・・」

視線を一度、ライナス氏に向け。
次にエリーズに移し。・・・行けるか?

「突然の来訪、失礼致しました。
 しかし、火急の件故に馬上からのご無礼をお許し下さい。」

伏せるべきは相手が魔術師である事。
そして魔神召喚をしようとしている事。
その上で緊急性が必要な罪状をでっち上げる?
いや、それは駄目だ。エリーズとセクトールの手前、明確な嘘は避けるべき。
二人は冒険者故にその辺には理解があるかも知れないが・・・
動作を不自然にさせる可能性がある。ここで相手に不審を抱かせたらアウト!

「我々はある犯罪者を追って来た者。
 実はその者がこの先に逃げ込んだようなのです。」

言うのは真実のみ。焦りの感情は敢えて出して詳細をのんびり述べる暇がない雰囲気を作る。
予測の上でしかない事もはっきりとは断定しないが強めの表現で。
即ち、嘘を使わずに騙す!

「オランからかれこれ1週間。追走を続け、ようやっとここまで。
 ですが日が沈んでしまうと・・・」

続く本音は儀式をされて困る、だ。
が、闇に乗じられて逃げられる的なニュアンスに取れるようここで言葉を切る。
こっちの状態を見ればようやっとってのもそれなりに説得力あるだろ、特にライナス氏。

「こちらが怪しい者ではない事は保証致します。
 そう、あなた方の神に誓ってです。」

エリーズに目線をやり。

「彼女はマーファの神官です。今回の件にご協力頂いています。」

何か一言挟んでくれ、と目配せを送り。
信仰を同じくする神官。修道士からすれば目上の存在、だよな?
信頼力においては相当なもののはず。コレ以上の身元保証はそう無い!

「事後承諾の形になってしまいますが、近隣の皆さんの安静を守るためにもどうか・・・」

これでダメなら一人、修道院に残すとかその辺の妥協案を出すしか無いか。
残るのは・・・ライナス氏がダメなら俺だな。
どう贔屓目に見ても戦闘力は4人の中で一番劣る。

PLより----------------------------------------------

そんなわけでスパーンと言いくるめて穏便に通過狙い。
主にエリーズさんの信頼ぱわぁによるゴリ押しっぽいですが。
途中、不味かったり不都合なトコがあれば
皆さんのPCの方でカット入れてしまってください。

どーも無理っぽいなら一人が人質ちっくに残る妥協案かなぁ、と。
その場合、御役目の関係でライナス氏が無理ならマークが残るつもりです。

GM(Lain) 2012.07.25 [03:07]

> 「俺は今、この景色を見て神殿跡の方に気持ちが傾いてるんだが・・・
> 「俺も神殿のほうが怪しいと思う
>  それから ライナス、ウチも湖に張る
> 「はい、神殿へ行きましょう」

 ライナスは皆の意見を聞き、黙って頷いた。
 彼の持つ知識は豊富ではあるが、知識と、それをもとに決断する能力はまた別のものだ。

 後者は特に場数が――踏んだ修羅場の数が、大きく影響する。

 だからこそセーロフは奪還の任を冒険者魔術師であるミルに振ったのだろう。
 いや、無論、それがただひとつの理由ということはないのだろうが。

※ ※ ※

 マークの見立てでは――そしておそらく誰の見立てでも――今夜のうちに天候が大崩れすることはなさそうだ。
 日の入り前1刻のこの時間、西の空にちらほらと雲が見える程度。快晴だ。
 急に雲が出たり、あるいは雨が降ったりなどということはまずあるまい。

 それはつまり、満月がよく見えるであろうということでもあるのだが。

※ ※ ※

 ミルはエストンの稜線へ近付いてゆく夕陽を見、やがて月が昇るであろう東のかたを見る。

 傾いたとはいえいまだ日は明るく、星の姿は見えない。

 あの神殿の跡からは、月と星はどのように見えるか。
 記憶を頼りに、ミルはその配置を頭の中でなぞる。

 東は湖。
 ドームの抜けた伽藍。
 放棄されて100年ほどが経とうかという神殿。
 おそらく壁にも相応の損傷はあるだろう。

 月の光も神殿の内部に差し込むかもしれない。

 そこまで考えて――何かが心に引っ掛かった。

 満月の晩。
 行われるであろう儀式。

 自分がなにかを見落としているような、そんな違和感が――。

※ ※ ※

 神殿跡から歩いて小半刻程度の距離。

 周囲より高く、視界を遮るものがなく、見通しのいい場所。

 それでいて猫がいたとしてもさほどの違和感がない、となれば――。
 候補はひとつしかない。

 マークが指したのは、修道院だった。
 正確には、その会堂の屋根である。

 ミード湖の岸辺に近いあたり、つまり神殿跡の近辺は地形そのものが平坦で、離れた遺跡を見通せるほどの丘などは見当たらない。

 となれば人造物、建物。その屋根。

 農村の暮らしと縁の浅からぬ猫――穀物を食い荒らす鼠を捕らえる猫であれば、少なくともマーファの修道院で見つかったとしてもそう邪険にされはしないだろう、とも思える。

 苦肉の策、と言うべきであるのかどうか。

 いずれにせよ、迅鉄と名づけられたその猫は歓迎することだろう。
 昼の日差しでほどよく温まった屋根が自分を迎えてくれるとなれば、猫としては喜ばない理由がないというものだ。

※ ※ ※

 一向は神殿跡へと近付いてゆく。

 神殿跡へ、そして修道院へ近付くにつれ、日は徐々に低く、日差しは徐々に弱くなってゆく。
 ねぐらへ帰る前の賑わいであるのかどうか、修道院と、そして神殿跡の周囲を烏たちが飛び回り、さかんに鳴き交わしていた。

 修道院の近辺で迅鉄を放すならば、彼は喜んでまっすぐに修道院へと向かうことだろう。
 屋根に上るのにもさしたる苦労はない筈だ。

 修道院の傍らを通り過ぎ、神殿跡へ向かおうとする一行に、おそらく修道士であるのだろう、質素な神官衣を着たふたりの神官が声をかけた。
 手には水桶を持っている――井戸で水を汲んだ帰りででもあるのだろうか。

「ああ旅のお方、どちらへ行かれますか」

「村はあちら、街道沿いをもう少し湖の方へ行ったところです。
 そちらは禁域でございますゆえ、当院の院長の裁可なくばお通りいただけないのですよ」

 禁域、と示されたのは、まさに神殿のある細い半島だ。

 細くくびれた半島の中ほどの部分は葦が生い茂り、ちょっとした湿地帯のようになっている。
 その向こうの先端部、もともとは島であったのかもしれないその部分に、半ば崩壊しつついまだ威厳を保った姿を見せる神殿が、傾いた日にうす緋く照らされている。

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■GMから

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 諸々あって現時刻は日の入り四半刻前、としましょうか。
 修道院のそばを通る際に、ふたり組みの修道士に呼び止められました。

 神殿跡方面は禁域なので立ち入りには修道院長の許可が必要ですよ、と言っております。

 どのように対応するか決めてくださいませ

 次回進行は26日夜27日夜あたりを想定しておりまーす。


>いあさん
 何か見落としているような、と書いておりますが、具体的に、これまで出た情報の何かを見落としている、というのがあるわけではありません(ぇー

 まあ、出目良かったのでちょっとGM的にそれらしい描写をしてみたくなっただけだったりします。

 迅鉄の監視地点については、脳内で地形等を再検討した結果、修道院の屋根が最適という結論に達しました。
 修道士に見つかってもマーファ修道院ですし、いきなり首根っこ掴まれて放り出されるとかはないだろうとPC的にも予測できます。
 なお、迅鉄的にはほどよくあったかくてきもちいい高い場所、ということでわりと歓迎の意向のようです。

エリーズ(ターナー) 2012.07.24 [20:53]

>「あぁ、いい眺めだ。
>夜になれば星と月が湖に映って、もっと壮観だろうに。」

 マークさんのその一言に思わずギョットして空を見上げる。

昔、先生に聞いた話を思い出す。

曰く、昔から水は異界に繋がるものだと考えられている。又、水は昔から鏡として使用されていた。

曰く、月は遺業の者が住むものだと考えられている。又、月は何かの姿を現す鏡だと言われている。

・・・・後は・・・・なんだっけ?何か重要な事があった気が

 地上に住む私たちにとって、空・山・水に住む者達は
異様な存在だ。だから彼らは蛮族等色々と私たちの想像力によって色々と書き立てられている。吟遊詩人によって誇張される事もある

 そして今回出てくる魔神とは異界の住人。
更に、鏡は魔術師が何かを召還するのに使用されていたと聞く
月と湖の壮大な合わせ鏡、そして神殿跡はミード湖付近

しかし、遺跡は地下だからこの話は関係なさそうですね

>「で、湖に映った星と月を魔法陣に見立てて
>儀式魔法って発想は突飛が過ぎると思うか?」

突飛とは思わないむしろ大いにありえる。

>「俺は今、この景色を見て神殿跡の方に気持ちが傾いてるんだが
>・・・皆はどうだ。迷うけど決めないとなぁ。」

>「俺も神殿のほうが怪しいと思う
>あそこなら陸続きの部分を弱小の妖魔や偵察用の使い魔を待機さ>せとけばとっさの判断はしやすい
>最悪、天然の要塞にまでなる可能性もある」

セクトさんとマークさんの意見を聞いてミルさんを見る。

>「博打やが、湖の月がきれいすぎる、からな
>神殿でいくか」

「はい、神殿へ行きましょう」

>隊列は、セクトと打ちが先頭、ライナスとエリーズ挟んでマーク>後方かな?」

「はい、ライナスさんを守ります。」

どうやら今回の私は中衛のポジションのようだ。

>「きれいな月やでまったく......」

「ええ、私も月が綺麗なのがこれ程怖く思えたのは初めてです。」

月を見上げるミルさんにならい月を見る。
この美しさも冷や汗が流れ原因にしかならない

・・・・・・
PLより

先生の元ネタは合わせ鏡からです。

とりあえず振れるものが無いので予備ダイス振ります。
予備ダイス1 2d6 <Dice:2D6[4,5]=9>
予備ダイス2 2d6 <Dice:2D6[3,6]=9>
予備ダイス3 2d6 <Dice:2D6[6,5]=11>

マーク(悪根) 2012.07.23 [12:06]

>「マーク、見晴らしのええ場所も目星頼んでええか?」

「見張り場所か。暗視も効くんだったな。
 神殿跡から1km以内だと・・・」

この距離での目測だし、マージン取って900mくらいで考えるか。
そして遮蔽にならないよう、ある程度の高度が必要。

「あれなんかどうだろう。
 砦跡、監視哨、補修施設が上手く見渡せるといいんだが。」

一点を指し示す。

PLより----------------------------------------------

目星・・・と言うよりは地図製作に近い感覚?

悪根@マーク : 目星 2D6 → 6 + 5 + (6) = 17 (07/23-12:04:10)

とりあえずレンジャー+知力で振りました。
ついでに罠か危険の感知も振っておきますか。

悪根@マーク : 感知 2D6 → 4 + 3 + (6) = 13 (07/23-12:04:20)

不意打ちは食らわない、かな?相手の使い魔相手だと微妙。

ミル(いあ) 2012.07.23 [03:15]

>「俺は今、この景色を見て神殿跡の方に気持ちが傾いてるんだが・・・
> 皆はどうだ。迷うけど決めないとなぁ。」


>「俺も神殿のほうが怪しいと思う
>あそこなら陸続きの部分を弱小の妖魔や偵察用の使い魔を待機させとけばとっさの判断はしやすい
>最悪、天然の要塞にまでなる可能性もある」


仲間たちは神殿に気が行っているみたい
理由は、月と神殿の位置関係
推理にも説得力があるし

もうじき月は天空に輝くやろう
その時間、一刻
 
迅の字で張ろうかと思うたけど、神殿と遺跡の距離は1km以上
 
ウチとしては、城跡も無視はできんとこやが、確かに月と湖は気になる
地下から湖は見れへん

いっそうにあやかしさを増す湖面の月に、ウチは悩んだ

どっちや......

悩んだ末、ウチは迅鉄を走らせた
城跡へ

「博打やが、湖の月がきれいすぎる、からな
 神殿でいくか」

唇を引き結ぶ
この際月のあやかしさに幻惑されるのも、おもしろいかも知れへん

ただ、最低限の保険は打つ

「限界ギリギリまで迅鉄を近づける
 できれば見晴らしのええ場所でな
 定期的にリンクすれば、万が一向こうで召還が行われたら、そっから見えるやろ

 召還されたもんが地下でおとなしゅしとるわけもない
 斥候として出しときゃ、悪さしたあげく逃げられんえちに速攻でぶっちめる
 そのまま逃げられる危険も減るやろ

 できれば、神殿であって欲しいけど、や」

見上げる
いまいましいくらい、きれいな月

「おし張った!」

博打は慣れてる
スるのも慣れとる
スッたリカバリも、悲しいことに、慣れきってる
たまには、勝つかもや


「マーク、見晴らしのええ場所も目星頼んでええか?
 野外はどうも苦手やねん
 
 それから ライナス、ウチも湖に張る
 外れたら、そんときゃコソ泥風情に召還された、間抜けな悪魔をぶっちめればええ
 なに、手慣れたもんさ」

内心の不安は強がりで覆う

「ライナス、最悪召還されたら隠れときや
 隠れ場所は打ちらで探すさかいな
 息を潜めて、な」
 隊列は、セクトと打ちが先頭、ライナスとエリーズ挟んでマーク後方かな?」

わかっちゃいるが、でも念を押す

「それにしても......」

見上げる

「きれいな月やでまったく......」

--------------------------------------------------------------------

ここはお二方と同じく、神殿に張ります
ただ、見晴らしのいい場所を探し、猫を使って1kmギリギリ付近で城跡を外から見張りします
向こうで何かあったときも早めに察知できる可能性を上げておきます(迅鉄の精神力は犠牲になりますが、保険料ということで)

見晴らしのいい場所があればいいのですが、丘のような場所はあるでしょうか?
見つけるにはレンジャーでしょうか?
ミルに技能はないので、平目で
それから、現在位置から、マークにも監視場所の目星依頼します

最適(とミルが判断した)場所に、距離900m程度の場所で城遺に猫を近づけて監視ですします
神殿探索時は、15分に一回、リンクすることで監視継続

見晴らしのいい場所
03:36:11 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[2,1]=3

ぐああああっ!
今回ダイスひどい!
せめて隠密と戦闘ではなんとか揺り返しをっダイスの女神様

天体観測、足跡追跡こちらでもやっておきます

天体観測
03:37:40 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[3,6]=9+6 15
足跡追跡
03:40:05 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[3,2]=5 シーフありなら、10
罠感知
03:40:47 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[2,6]=8+6 14


セクトール(ハインツ) 2012.07.23 [00:03]

 宿屋を出た俺達は夕方近くになったが何とかラサーク近くの峠にたどり着いた

眼下に広がるのはミード湖とその近くの村であるラサークだ

そして、街道に向かって点在する遺跡

>「あぁ、いい眺めだ。
> 夜になれば星と月が湖に映って、もっと壮観だろうに。」

「これ終わったら月見で一杯といきたい所だな」

>「で、湖に映った星と月を魔法陣に見立てて
> 儀式魔法って発想は突飛が過ぎると思うか?」

マークに言われてみたら確かに...

あの位置に神殿があると何やら意味深なものを感じる

>「俺は今、この景色を見て神殿跡の方に気持ちが傾いてるんだが・・・
> 皆はどうだ。迷うけど決めないとなぁ。」

「俺も神殿のほうが怪しいと思う
あそこなら陸続きの部分を弱小の妖魔や偵察用の使い魔を待機させとけばとっさの判断はしやすい
最悪、天然の要塞にまでなる可能性もある」

あと一刻で月が出る、焦るなと言いたいが少しばかり焦ってしまうのも事実だ

-----------------------
PL
自分も神殿がなーんか怪しいと思って来ました

んで、このまま神殿or遺跡に向かうのならば目的地に続く道(なければ目的地近くの適当なところで)で足跡追跡と探索(主に最近出入りがあったかどうか)をやっておきます。あとついでの道中の罠感知

ハインツ@セクトール : 足跡追跡 2D6 → 4 + 5 + (3) = 12 (07/23-00:01:45)
ハインツ@セクトール : 探索 2D6 → 4 + 5 + (3) = 12 (07/23-00:01:55)
ハインツ@セクトール : 罠感知 2D6 → 5 + 4 + (3) = 12 (07/23-00:03:27)

マーク(悪根) 2012.07.22 [21:34]

「あぁ、いい眺めだ。
 夜になれば星と月が湖に映って、もっと壮観だろうに。」

それを楽しむ余裕はないなぁ、今のところは。

「で、湖に映った星と月を魔法陣に見立てて
 儀式魔法って発想は突飛が過ぎると思うか?」

そうでもないなら神殿跡が怪しさ全開だ。困ったな。
神殿の由緒は真っ当みたいなんだが。
と言うか、そういう話なら遺跡の効力うんぬんはあまり関係なくて
重要なのは位置だけ?くそ、やはりはっきりとは絞れないか。

「俺は今、この景色を見て神殿跡の方に気持ちが傾いてるんだが・・・
 皆はどうだ。迷うけど決めないとなぁ。」

月が出るまで・・・あと1刻。
あー、突発的に曇ってくんないかな、割りと本気で。

PLより----------------------------------------------

今のところ砦跡、神殿跡、村で情報収集の3択かな?
マークの脳内ランキングではここに来て神殿跡が僅差で1位に。

>GM
街道の途中にある茶色いのは石材の切り出し跡か何かでしょうか?
あるいは山でしょうか。

あと、天候予測やっときます。
特に利点なければサクッと無視ってくださっても。

悪根@マーク : 天候よそーく 2D6 → 2 + 2 + (6) = 10 (07/22-21:31:42)

GM(Lain) 2012.07.22 [01:37]

 今夜は満月というその日の夕刻近く、一行はラサークを見下ろす峠まで辿り着いていた。

 街道のゆく先にミード湖があり、街道はそこでゆるく左に曲がっている。
 ちょうどその曲がるあたりが村であるらしい。

 ミード湖へ舟を出して漁をすることも多いのだろう、ふたつある入り江の浜辺には小舟がいくつも舫われている。
 凪いだ湖面に、エストン山脈が写り込んでいる姿が見られるかもしれない。

 街道に向かって左側に3箇所、右側に1箇所、遺跡らしきものが見えている。

 右側の1箇所、湖に向かって突き出した半島に位置するのが神殿跡。
 その手前には今もマーファ神官たちが起居する修道院が見える。

 左側は手前から、監視哨、補修施設跡、砦跡だとライナスが教えてくれた。

lasak.png ラサークの集落まではおよそ半刻、日没まではおそらく1刻。
 時を置かずにどこかの遺跡へ向かうのであれば、どこであれおおよそ1刻で到着できることだろう。

 グラーニンがどこへ向かったか、その足跡はいまだ定かではない。
 村へ寄り、行き先を、でなければ何がしかの情報を得ることが先決か。
 それとも自分たちの判断に賭けるべきであるのか。

 日が沈むまで――つまり満月が昇るまで、1刻である。

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■GMから

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 ひとまずラサーク近辺の地図をオープンいたしました。
 そして今後の方針決定のお時間であります。

>みなさま
 当面どこへ行くかを決めてください。
 いずれかの遺跡へ直接向かうのであれば1刻で移動と基本的な調査が完了するでしょう。

 ラサークの集落やその付近で何がしかの情報収集をするのであれば、移動と情報収集で1刻です。

 日没までは1刻、満月(日の入りと月の出がほぼ同時刻)なので月の出までもだいたい1刻です。

 次の進行は23日か24日を予定しておりまーす。
 無論、レスが揃えばその前でも進行します。

 なにかご質問などあれば遠慮なくどうぞ!