それから

エリーズ(ターナー) 2012.08.21 [21:27]

結局あの後、数の優位を生かし魔神となってしまったグラーニンさんを倒してしまった。

>「わたしが為したかったことは、のような召喚ではないのだが」

そう言っていたグラーニンさんは数え切れぬ深手を負って息絶えた。
最後に何かをつぶやいて、私はもちろん他の皆さんもそれを聞き取る事はできなかった。そして赤色の影は魔方陣と共に消えてしまった。
グラーニンさんの目蓋を閉じさせ冥福を祈る。
冒険者となって何度この行為を繰り返しただろうか?

・・・・・・
>「ふー・・・今の俺じゃこのレベル相手はつらいなぁ。」

>「お互いに修行不足だな。ってかこれで下級魔神ってのが恐ろし>いな」

下級魔神ですらこの強さなのだ。
私はやはり先生達の足元にも及ばないようだ。

>「修道士の皆さんにはどう説明したものか――」

>「・・・まぁ、面倒ではありますが。
>立ち入りの許可を貰って立ち入った手前、このままと言うのは少>々心苦しいわけで。」

>「......せやなぁ」

>「・・・お互いに不幸だな」

「でも、頑張れば早く終わりますよ」

奇跡を祈り続けて疲れた精神に鞭をうつ
さぁ、もう1頑張りです。

・・・・・
>「それは、まかせた
>ウチはまず一服......いあ、はすたあ」

そう言って魔法を使いミルさんが倒れた。

>「おいー!エンディングまだだよー!倒れんのはえーから!」

いやいやそう言う問題じゃないですから
私は羽織っていたマントを枕がわりにミルさんの頭を地面の間に挟んだ。

・・・・・
その後、修道院長は神殿跡を清めるべきと判断しその作業に終われた。当然、手伝いをするつもりだった私は見事に断られグッスリと眠る事になった。

・・・・・
>「そんなわけで、これが受け取ってきた報酬です」

そう言ってライナスさんは重そうな小袋をテーブルに置いた。

>「学院にも困りごとというのはあるんです――なかなか表に出な>いだけで」

ええ、まぁうち(マーファ教団)にもありますし心中お察しします。

>「そのときは是非、あなた方のような冒険者に当たりたいもので>す」

>「ま、魔神絡みはこれで勘弁したいものだがな」

「次はもっと強くなってからですね」

実際、初以外まともに攻撃できていなかった訳で手加減するにも
取り押さえるにも強くならないと出来ないわけで。

・・・・・
>「さて、俺らも帰るか。エリーズ」

「はい、セクトさん。報告が済んだら、今日はご馳走にしましょうね。」

先生とイリス女司祭様も冒険者の仕事が終わった後はこんな感じだったのだろうか?
さて、明日からは何時も通りの毎日です。

・・・・・・
PLより
お疲れ様でした。
確かに皆さんも出目が悪かったですね。

エリーズ:1035点 1250ガメル受け取りました。

ミル(いあ) 2012.08.21 [20:10]

なんてーたかて、しんどい戦いやった
後始末はうまいこといったし、旅程ものんびりしたものになって体は楽

けど、ウチとしてはグラーニンの生け捕りができへんやったことに戦々恐々としとるつこやった

ライナを見る限りでは、そんな心配はなさそうやったけど......
なんかほっとしてる
んで、ウチもほっとすることにした


オランに戻って、ウチはライナスに同行することにした
セーロフのおっちゃんにも、まあ、顔を出さずばなるまいて

>「監察室長として、君の協力に感謝する。
> 今後もその実力を学院のために役立ててくれたまえ」

「はい、精進します?」

幸い生け捕りの件ではお咎め無し
そこで、意外な申し出が

はは、マークがスカウトされおった
どうするかなあ、あいつ
知恵が回るし、抜け目もないから向いとるっちゃ向いとるかもしれへんけど、はたして監査って仕事をやりたがるかどうか

>「そんなわけで、これが受け取ってきた報酬です」

ライナスと二人して戻ってから、報酬
うへへへ、こうして金貨眺めとるとニヤニヤしてまう
これで葉巻が買えるなっと

>「学院にも困りごとというのはあるんです――なかなか表に出ないだけで」

うんうん、せやからセーロフのおっちゃんみたいなんも必用なんやと思うけど、好きこのんで突っ込みたくはない
今回はとかく、いつもの依頼と違うて看板しょわされたぶんしんどかった

>「そのときは是非、あなた方のような冒険者に当たりたいものです」

「ああ、できればセーロフはんとは関わりがない部署からがうれしいけどや」

呵々と笑う

生きて帰れた
みんな無事
それがなにより!

--------------------------------------------------------------------------------------------

無事生還!
脱落者無し!
善哉!

みなさまお疲れ様でした?

やー、出目悪かった?

ちくしょうセクトめ、最後の最後にリア充台詞を残していくとはw

マーク(悪根) 2012.08.21 [00:52]

>「おいー!エンディングまだだよー!倒れんのはえーから!」

「激戦だったので仕方ないんです的な演出には使えるかなー。」

そう呟いて神殿内をもう一度見渡し、溜息を吐いた。

※※※※※

>「我々に興味があれば連絡してほしい、監察室は君を歓迎する、と――
> これはマークさんに。ええ、監察室長からの伝言です」

「ハハハ・・・"監査室は"・・・ですか。」

微笑がヒクつくのを抑えながら頬を掻く。

「まぁ、将来的にご縁があれば?みたいな?無難なトコでオネガイシマス。」

一応、魔法には興味あるんだけどな。
自分にどれくらい古代語魔法の才能があるかどうか
手っ取り早くわかる手段でもあればいいのに。

「後は今回のような仕事で助太刀が欲しい場合は
 角無しミノタウロス亭へ是非に、とも。」

監査室のみでは対応が難しい仕事もあるだろうし、ね。

※※※※※

>「お疲れ様でした――いろいろと助けられることばかりで」

「今回の件は私も勉強になりましたよ。魔法や学問にも色々とあるものです。」

特に占星術については。口外出来ないけど。こんなの広まったら怖いし。

>「学院にも困りごとというのはあるんです――なかなか表に出ないだけで」
>「そのときは是非、あなた方のような冒険者に当たりたいものです」

「私としては貴方のような協力的な依頼人からの仕事は歓迎しますよ。」

ギルドに対して覚えが良くなるのは良い事だし、ね。

「それでは、お疲れ様でした。」

一礼して見送った。

「皆もお疲れー。」

PLより----------------------------------------------

お疲れ様でしたー!

報酬:1250G
経験値:1235点
(一ゾロはありませんでした。)

受領致しました。
感想等はまた後日に書かせて頂きまする。

セクトール(ハインツ) 2012.08.20 [22:14]

>「ふー・・・今の俺じゃこのレベル相手はつらいなぁ。」

「お互いに修行不足だな。ってかこれで下級魔神ってのが恐ろしいな」

やっと魔神の息の根を止めることができた

とは言えど、何度も弾かれたり避けられたりが多かったが・・・

まだ鍛錬が不足か

====================


>「たしかに、この書物です――間違いないでしょう」

マークが禁書をライナスに渡す

>「特に破損やページ抜けもなさそうでしょうか。であれば何よりですが。」

「奪還完了だな」

>「月蝕に禁書、魔術儀式――なにが彼をここまでさせたのか解りませんが――」

「学者としての探究心か、自らの劣等感を払拭させるためか・・・」

魔は誰の心にも忍び寄る。
それは己が弱いことに対して劣等感を抱き、己は弱くないと言い聞かせる者には容赦なく這い寄る
だからこそ己の弱さを認め、己を鍛え、強さに変える

執着しすぎるのもそうだ

一つのことにしか盲信し、そして狂気に取り憑かれる

>「ん、まあ、ウチとしては解りたくもなんねんけど、報告書作るライナスにゃぁ、他人事ではすまんか」

「どういう経緯にしろ、魔神と契約してもろくな事にはならんがな」

 

>「それにしても、」

ライナスはもう一度部屋を見渡す

グラーニンの骸、血塗りの魔法陣、おまけに入り口の馬の亡骸

>「修道士の皆さんにはどう説明したものか――」

>「・・・まぁ、面倒ではありますが。
> 立ち入りの許可を貰って立ち入った手前、このままと言うのは少々心苦しいわけで。」

>「......せやなぁ」

「・・・お互いに不幸だな」

=====================

>「グラーニンが魔法陣以外に変な仕掛けを残してないかも
> 一応は調べた方が良いのでしょうね。念の為。」

>「それは、まかせた
> ウチはまず一服......いあ、はすたあ」

「ゆっくり休んどけ、一番重傷負ったんだからだ」

ミルにひと声かけて、空を見上げる。空の月は元に戻っている

「一件終わってから改めて見ると、本当に綺麗な月だな

そうおもわないか?」

と、ミルの方を向くと横になって倒れていた

「おいー!エンディングまだだよー!倒れんのはえーから!」

美しい月の夜に俺のツッコミがこだました

=========================

神殿後の諸々の処理は修道院長が人出を出して一晩掛けて行われた。

朝を迎えて、オランへと向けの帰路へと付く。行きとは違い帰りはゆったりとした旅となった

「セキトバも長いこと頑張ったな」

首筋を撫でてセキトバを称える

「まぁ、最後の付き合いだ!全力で走るぞセキトバ!」

セキトバの別れを惜しむように、俺はセキトバを走らせた

=======================

それから暫く経ち、ライナスが報酬を持って訪れ、俺はその報酬を受け取った

>「お疲れ様でした――いろいろと助けられることばかりで」

「気にすんな。人間助けあわなきゃ生きていけないしな」

ジョッキに注がれているエールを一口飲む

グラーニンも誰かに頼れる余裕があればこんな事にはならなかったろうに

>「そのときは是非、あなた方のような冒険者に当たりたいものです」

「ま、魔神絡みはこれで勘弁したいものだがな」

今思うと、よくあの硬い皮膚を叩き斬ったたよな、俺

 

そのあとライナスは学院へと戻っていった
いろんな所に今回の件を報告しなきゃいけないからな

「さて、俺らも帰るか。エリーズ」

久々にエリーズが作った飯を食べたい

そんな雑談をしながら俺達も普段の日常へと戻っていった
------------------------
PL
お疲れ様でしたー!

今回は完全に出目が遅延の原因と思いますねw

経験点 1035点
    1250ガメル

受け取りました!

GM(Lain) 2012.08.20 [05:32]

 ――結論から言えば、後始末は、ライナスが怖れたほどの難事には至らなかった。

 一行から事情を聞いた修道院長はすぐに神殿跡を清めるべきと判断し、実際に人手を出してそのとおりにした。
 人と馬の遺骸を片付けて修道院の側まで運び、魔法陣を洗い消し、儀式を行って神殿跡にふたたび地母神の恩寵あれと祈りを捧げる。
 これらはすべてその晩のうちに行われた。

 朝を待って、遺骸は埋葬されることとなるだろう。

 院長は、魔神召喚の儀式がおおむね未然に防がれたことについて冒険者たちに礼を述べ、次いで賢者の学院への報告は已む無しとして、ほかで口外することはお控え願いたい、と要望を口にした。
 禁域、聖地でそのようなことがあったと知れ渡っては、何かと困ることも多いということなのだろう。

※ ※ ※

 オランへの旅程は、往路よりもゆったりと馬を進められることだろう。
 為すべきことは既に為し、あとはオランへ戻って報告をするだけのことだ。

 重要な物件を運んでいるということもあり、警戒を怠るわけにはいかないが、少なくとも時間に追われ、何が起きるか解らないままに歩を進めねばならないという状況からは解放される。

 ライナスも、どうにか肩の荷を下ろせた、といった風情だった。

※ ※ ※

 一週間をやや超える復路を無事に辿ってオランに戻ったのは、出立からおよそ半月ののち。
 季節は、もうすっかり盛夏の様相だ。

 ライナスは禁書を学院へ戻して報告をせねばなりません、と言って学院へ出向いた。

 ミルが同行するにせよしないにせよ、セーロフはほとんど無感動に――依頼をしたときと同じように――淡々と報告を受けることだろう。

「監察室長として、君の協力に感謝する。
 今後もその実力を学院のために役立ててくれたまえ」

 それが、セーロフの言葉であった。

「実はもうひとつありまして――」

 微妙な表情をしたライナスが、集まった冒険者たちにそう告げた。

「我々に興味があれば連絡してほしい、監察室は君を歓迎する、と――これはマークさんに。
 ええ、監察室長からの伝言です」

 充分と言えない情報から、グラーニンが向かった先を割り出そうとしたマークの推論のくだりを話したところ、セーロフは殊更に興味を示したのだという。

「で、そのマークという男に伝えてくれ、と」

 目をつけられたというわけじゃないのに妙な緊張をさせられますよねこういう話は。
 ライナスはそう言って苦笑した。

※ ※ ※

 依頼人の評価と依頼人への評価はさておいて、依頼人から得られた報酬にはまた別の評価がある。
 誰かが言ったように、銀貨に色はついていないし金貨に名前は書かれていない。
 誰から受け取ろうと、彼が何を言おうと、100枚の金貨には5000ガメル分の価値がある。

「そんなわけで、これが受け取ってきた報酬です」

 ミノタウロス亭のテーブルに、ライナスは重そうな小袋を置いた。
 4人で分けるならば1250ガメル、25枚ずつになるだろう。

「お疲れ様でした――いろいろと助けられることばかりで」

 ようやく終わった、といった風情で、ライナスはそう述べた。

「学院にも困りごとというのはあるんです――なかなか表に出ないだけで」

 だから、また何かお願いすることになるやもしれません。

「そのときは是非、あなた方のような冒険者に当たりたいものです」

 まあ、面倒な困りごとが多いから、冒険者にとってはハズレの仕事になるかもしれませんが。
 屈託のない表情で言い、ああでも払いは確かですよ、と思い出したようにフォローを入れた。

 報酬を手渡したライナスは、暮れ始めた街を学院へと戻ってゆく。
 セーロフへの報告は報告として、彼は彼の勤務する部署への報告もあるのだろう。

 彼にとっての冒険は終わり、また書物と格闘する日常が始まる。
 そして、たぶん、ひとつの依頼を終えた冒険者たちにも――。

-------------------------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「500_それから」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

 さて、これにて〆でございます!


■報酬&経験点配分

 ・報酬:ひとり1250ガメル

 ・経験点:以下のとおり

  基本経験点:1000
  モンスター経験点:(5+3*3)*10/4=35
  ボーナス:マークに200
  1ゾロ経験点:自己申告による

  ミル:1035点+1ゾロ分
  セクトール:1035点+1ゾロ分
  エリーズ:1035点+1ゾロ分
  マーク:1235点+1ゾロ分


■解放について

 報酬&経験点の受領確認、および〆のレスをいただいた時点で当該PCを解放いたします。
 募集板にもその旨書き込んでおきますねー。


■感想やネタバレなど

 これはのちほどPL相談所あたりで。
 皆さんも感想などいただけると有難いです。


 まだ感想やご挨拶などは別途書かせていただきますが、ひとまずシナリオはここで〆とさせていただきます。
 おつかれさまでしたー!