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セクトール(ハインツ) 2012.07.29 [20:39]
>「まずは頭を上げ、お立ちください。
> 戦神の神官様がそのような振る舞いをなされては――」
修道士の一人に声をかけられる。俺は面を上げて立ち上がり、修道士の顔を見る
>「ご事情、重々承りました。
> わたくしはカミル、こちらはローラント」
カミルは続けて、ミルの質問を答える
>「そちらの女性の仰るとおり、賢者殿がひとり、研究に必要な調査であるとのことで裁可を得、ちょうど今日の昼過ぎにこの奥へ向かわれました。
> わたくしにはかれがそのような重大事を引き起こした咎人であるようには見えませんでしたが、しかしあなたがたの仰ることも筋道が通っているように思われます」
やはり、グラーニンはこの先にいる
>「――でありますから、わたくしは急ぎ院長へ裁可を求め、あなたがたの面会を取り次ぎましょう。
> おひとりかふたり、事情の説明のためにご同道願えますでしょうか。
> 残る皆様はコンラートとともにこちらでお待ちくださいますよう」
「わかりました。」
ここは無理に言わないほうが懸命と思った
>「それから、村まではどのくらいの距離がありますでしょうか?
> 馬を走らせた時間的なもので」
>「馬を走らせて、ですか――。
> 集落の中心部までであれば片道小半刻、往復で四半刻、といったところでしょう。
> 集落の端までであればその半分程度であろうと思います」
話し合いの結果、エリーズが行ってくれることは決まった
「エリーズ、セキトバに乗ってけ。こいつの足なら直ぐに村につけるさ」
セキトバの頬を撫でる
「頼むぜセキトバ、お前ならやれるって信じてるぜ!」
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PL
特に聞くことがないので大丈夫です。