峠にて
GM(Lain) 2012.07.22 [01:37]
今夜は満月というその日の夕刻近く、一行はラサークを見下ろす峠まで辿り着いていた。街道のゆく先にミード湖があり、街道はそこでゆるく左に曲がっている。
ちょうどその曲がるあたりが村であるらしい。
ミード湖へ舟を出して漁をすることも多いのだろう、ふたつある入り江の浜辺には小舟がいくつも舫われている。
凪いだ湖面に、エストン山脈が写り込んでいる姿が見られるかもしれない。
街道に向かって左側に3箇所、右側に1箇所、遺跡らしきものが見えている。
右側の1箇所、湖に向かって突き出した半島に位置するのが神殿跡。
その手前には今もマーファ神官たちが起居する修道院が見える。
左側は手前から、監視哨、補修施設跡、砦跡だとライナスが教えてくれた。
ラサークの集落まではおよそ半刻、日没まではおそらく1刻。
時を置かずにどこかの遺跡へ向かうのであれば、どこであれおおよそ1刻で到着できることだろう。
グラーニンがどこへ向かったか、その足跡はいまだ定かではない。
村へ寄り、行き先を、でなければ何がしかの情報を得ることが先決か。
それとも自分たちの判断に賭けるべきであるのか。
日が沈むまで――つまり満月が昇るまで、1刻である。
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■GMから
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ひとまずラサーク近辺の地図をオープンいたしました。
そして今後の方針決定のお時間であります。
>みなさま
当面どこへ行くかを決めてください。
いずれかの遺跡へ直接向かうのであれば1刻で移動と基本的な調査が完了するでしょう。
ラサークの集落やその付近で何がしかの情報収集をするのであれば、移動と情報収集で1刻です。
日没までは1刻、満月(日の入りと月の出がほぼ同時刻)なので月の出までもだいたい1刻です。
次の進行は23日か24日を予定しておりまーす。
無論、レスが揃えばその前でも進行します。
なにかご質問などあれば遠慮なくどうぞ!