広間
パティ(Cocoa) 2011.12.26 [03:29]
ジャオユン(ヨハン) 2011.12.24 [23:06]
「ようっしゃあ、さっくり探すぞう!」とりあえずキャビネット開くか。
荒らすだけ荒らして、ぱってぃちゃんに魔法のパワー感知してもらうって話だしな。
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で。
「おおっ なんじゃこりゃあ!」
ふんふふーんと漁ってみりゃあ、出てきたのは銀の薄板ってなもんよ。
材質もそこそこだけっけど、こりゃ文字だな。
おっさんにゃわからねえが、価値は文章の意味次第っぺえな。つーことは、
「ぱってぃ! ぱってぃちゃーん! ご指名よー!」
3番(適当)キャビネットのジャオユンさん!
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■PLより
2d6を2回振って、9,9でした! でかい!
埋もれた部屋組ファイト!
>スケヲ戦の真相
真実を語る機会がいつかは・・・!(ないです
GM(Lain) 2011.12.24 [02:51]
パティは書架を探し、まだ読むに堪える本を検める。
数冊取り出して見るに、このあたり――さほど損傷のない書架には、自然の事物に関する本が納まっていたようだ。
植物に関するもの――植生や分布、細かな鑑別の方法、土壌との関係を調査したもの、などなど。
動物に関するもの――分布、生態、植生との関連を調査したもの、習性を調査した記録、などなど。
いずれもパティには馴染みのある知識分野であり、少なくとも見る限り、新たな――というよりは失われた――知見に繋がるものはなさそうだ。
賢者の学院の書庫にでも行けば、このような知識は好きなだけ手に入れることができるだろう。
ゆえに、今ここにある本の価値は、500年の歳月を経ている、というその一点にあると言える。
好事家であれば、こういったものに金を出す者もあるかもしれない。
※ ※ ※
さらにパティは、土砂の崩れ方、そして水の流れた跡から、崩壊の状況を推測しようと試みる。
もっとも考えられるのは、やはり地震であろう。
古代王国、その最盛期にあっては、地震すら魔術師たちの制御のもとにあったと言われている。
その仮説に従うならば、この場所が崩壊したのは王国が滅んでから、ということになるだろう。
土砂にしても崩壊した瓦礫や書架にしても、一切手を付けられた様子がないことが、その傍証でもある。
何らかの原因で生きた人間のいなくなったこの場所を、いつの時点でか、大きな地震が襲った――ということになるだろうか。
その仮説を明かす直接の証拠があるわけではない。
だが、確度は低くない、と思われた。
※ ※ ※
ジャオユンはキャビネットを引き開け、中を確かめる。
いくつかは空であり、いくつかはひどく破損しており、しかしいくつかは無事なものもある。
無事なものの中に、いっぷう変わったものをジャオユンは発見した。
銀色の金属質の輝き――手のひらほどの大きさの、銀製の薄板。
表面には文字が彫り込まれている。
数は多い――ざっと見たところ、1000を越えるだろう。
パティがそれを見たならば、彫り込まれた文字は下位古代語と理解できる。
そして、書いてある内容。
本のタイトルがあり、著者があり、上梓された日付があり、その本がどのように分類されるかが刻み込まれ、ごく簡単な内容の要約が添えられている。
ここに刻まれた資料の大半は、おそらく、すでに喪われていることだろう。
ゆえに、その内容を現在に再現することはできない。
だがこれらは、彼らが、古代の学者たちが、その膨大な知識をどのように体系付けていたかを、おぼろげながら教えてくれている。
解析には時間がかかることだろう――だが、それでも、魔術師ギルドがもっとも歓迎する類の戦利品には違いない。
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■GMから:
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パティとジャオユンのターン9を終了しました。
◆戦利品
・古書
・蔵書目録カード
というわけですので、代表者は2d6を2回振ってくださいませ。
価値決定ロールでーす!