遺跡へ

アライア(灯) 2011.12.08 [15:53]

>「あの・・・・・・」
一緒に遺跡に行く皆さんに、お声をかけてみたの。
「私、1650ガメル、持って、ます・・・。
 だから、最初に必要な1500ガメル、私、お支払いしましょう、か・・・?」

アウロラさんという方がそう切り出してきた。
私は少し思案しながら、こう言った。

「確かに、今細々と各個人が支払うより、そのほうがよさそうね。
私は問題ないわ。...というか、ありがとう、アウロラさん。」

そして、にっこりと笑った。



>「というわけで、僕は頭割りして300ガメルずつで問題ないけど他の人たちはどうかな?」

ユアンさんという方がそう切り出したのは、アウロラさんの言葉の直後だった。
被さったからか、意見は両者で違っている。

「ユアンさん、私も最初はそういう意見だったけれど、
せっかくアウロラさんが払ってくださると仰ってるからそれに乗りましょう。
...別にユアンさんの意見を軽視している訳ではないのよ?勘違いしないでね。」
ふっと小さな微笑みを浮かべた。



PLより

今読み返したら、ユアンさん「ああ、じゃそれでw」って言ってたのに気付きました。(おい)
上のセリフは、ユアンさんの返事がされる前に即座に言ったってことにしてください。
...別に消すのがめんどくさいとか惜しいとかそういうわけではないですよ?(笑)

パティ(Cocoa) 2011.12.08 [00:27]



ちょっと前に結成した、あたし達のパーティー。
だけど皆がそれぞれの仕事から帰ってくるまでには間があって。

だから......。


「あたしも行きたい!」


冬のある日の酒場、どこからともなく持ち上がった遺跡探索の話に名乗りを上げた。
その日のオランは雪が降りそうなぐらいに、とてもとても寒くて――。


古代知識のロマン。
手ごわい番人たちとの熱い戦い。
そしてお宝。

冒険者が遺跡に行く理由はいろいろあるけど。


「だって、遺跡の中なら、この時期でも寒い思いせずに冒険できるもんねぇ! ふふふっ」


――これが、その時のあたしの偽らざる本心だった。
森の外って、寒すぎる!



  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *



その不思議な遺跡の話は、学院生たちの噂で耳にしたことがあった。
中身はどれも行くたびに変わっていて――強いて言えば、その"変わっている"事ぐらいが共通点で、未だ詳細は調査中であること。
探索済みの枯れた遺跡に当たらないだろう、って意味では冒険者にとっちゃ非常にありがたい不思議な存在。
ま、何があるか行くまで分かんない危険と背中合わせだけど、なにより面白い。


探索話に乗ってきた面子と共にぞろぞろと。


「あたしパティ。
 春に森から出てきたばっかりで、魔法と弓が使えるの。よろしくねっ」
 
メンバーが集まったところで挨拶を。
他の人は――。

>「アウロラ・・・です・・・・・・」

なんか、今にも消えそうな声でしゃべる可愛いハーフエルフの女の子。

>「よっうアウロラちゃん! またよろしくな!
> ぱってぃちゃんも頼むぜ?」

「うん、よろしくね、ジャオユン!
 やー、その鎧キマってるねぇ! まるでどっかの戦士様みたいだよ、あはは」

豊穣亭に行くとよく見かける髭のおっちゃん――ジャオユンも一緒だ。
普段は適当なかっこだけど、今日は鎖帷子姿で頼もしい。

「アウロラとは知り合いなんだねぇ。
 っていうか、アウロラ、大丈夫? 緊張してる?
 なーに、あたしがいれば遺跡もおっちゃんも怖くないよ!」

と笑って、肩をぽむぽむ。


「アライア、ユアンも、はじめまして。よろしくねっ」

あたしにとって冒険者としては後輩になる二人。
クールなアライアに、軽そうなユアン。対照的なイメージだ。

>「転送陣がやっかいだねぇ」
>「でも"遺跡があるのに潜らないのは冒険者じゃない"って言葉もあるしね」

というユアンに頷く。

「そうそう! 冒険者たるもの――」


>「あ、僕がいま適当に作っただけだけど」

えっそうなの?!

「――か、勝手に格言作るぐらいじゃないと、ねぇ! あはは......」

......笑ってごまかした。



  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *



魔術師ギルドの導師さんのところに行けば、丁寧に説明してくれる。

「なるほど、わかりました導師さまっ。
 内部の調査報告はあたしに任せてください!」

一応ほら、今回の仲間の中では一番適役......だよね?


で、入場に必要な魔晶石を――。


> 「あの・・・・・・」
> 「私、1650ガメル、持って、ます・・・。
>  だから、最初に必要な1500ガメル、私、お支払いしましょう、か・・・?」

>「それだ!!!」

>「あ?...んじゃソレでw」

「よしっ、じゃ、それで!」

と、勢いで決まった。アライアも問題なさそうだ。
もちろん後で頭割りするよ、とアウロラに感謝を述べながら、ここはお世話になろう。



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PL:
遅くなりましたー!><

■お買い物:合計410ガメル
・魔晶石(2点)x1 @400ガメル
 (使わないかもですが、この機会に個人的な買い物として)
・アローx12 @10ガメル

入場代は、アウロラさんにおまかせですっ!
あとで割りましょう?(''


■パティの装備
・メイジスタッフ(8)
・"牝鹿の鎧"(ソフト・レザー・アーマー(4/7))

サブウェポンとして、ショートボウ(8)&アローx23を背中にかけ、
ダガーとボーラを腰のベルトに下げます。


■その他荷物
◆身に着けてるもの
花の刺繍入りマント(スミレの刺繍入り)、白い薔薇のブローチ、若芽の刺繍入りハンカチ


◆背負い袋に入れるもの
小袋、水袋、毛布、食器(1セット)、調理道具(1セット)
たいまつx9、火口箱、ランタン、油x3
ロープx30m、くさびx15、手鏡、保存食x6

鹿のコート、赤インク、青インク、木製の櫛


◆小袋にいれるもの
羊皮紙x22、ビスキュイセット(一袋5枚入り)x2、
Gマンティス製の扇子、下位古代語で"戻れぬ箱庭"の物語を写した羊皮紙

◆改良型ベルトポーチに入れるもの
魔晶石(2点)x3、光晶石(残り1回)x1、
ロックx3、カナリアの黄色い羽ペン、黒インク、風笛



■ダイス
遺跡は、知ってました。
Cocoa@ぱてぃ : 遺跡セージ 2D6 → 3 + 6 + (5) = 14 (12/07-23:16:05)

Cocoa@ぱてぃ : ましょーせき (12/08-00:13:58)
Cocoa@ぱてぃ : 1D3 → 3 = 3 (12/08-00:14:00)

ユアン(いど) 2011.12.07 [23:38]

> 「ま、私は頭割なら問題ないわ。
> では、みなさんお互い頑張りましょう。」
の声に間髪居れず
>「それだ!!!」

という声が聞こえる

>「どうせあとでめっけたもん売りさばいたりなんだりするもんな!
> そのほうがラクでいいよな?いや?さっすがアウロラちゃんだ!」

>「な、青年よう。おまえさんもそーおもうだろ?」

なんというかこう
有無を言わせない勢いがある。

「あ?...んじゃソレでw」

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自分も水と水袋(×2)を追加で購入しておきます。>GM

ユアン(いど) 2011.12.07 [23:30]

「転送陣がやっかいだねぇ」

どこに飛ばされるのか。ついた先が敵のど真ん中でない保証はどこにもない。

「でも"遺跡があるのに潜らないのは冒険者じゃない"って言葉もあるしね」

 

 

「あ、僕がいま適当に作っただけだけど」

はははと自分で笑っている。

「というわけで、僕は頭割りして300ガメルずつで問題ないけど他の人たちはどうかな?」

 

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【初期装備】
ブロードソード(9)
スモールシールド(1)
ハードレザーアーマー(9)

【持ち物】
スリング(8)
ブリット×60
背負い袋(革製)
ベルトポーチ×2(革製)
マント
毛布
食器
調理器具
保存食×7
ランタン

火口箱
シーフ用ツール

 

ジャオユン(ヨハン) 2011.12.07 [22:36]

 やっほう! 遺跡だ遺跡だ! いやあ、おっさんもよーやく冒険者っぽくなったもんよねえ。
 見てよこの鎖帷子。こんなん着たのいつ以来だー? 8年前のカチコミんとき?
 あんときゃーおっさんもわかかったねえ。

「よっうアウロラちゃん! またよろしくな!
 ぱってぃちゃんも頼むぜ?」

> 「ま、私は頭割なら問題ないわ。
> では、みなさんお互い頑張りましょう。」

 この子はアライアちゃんか。お堅い子っぽいけど、ま、仲良くなる機会はいくらでもあるわな。ええとおっさん幾らあったっけな?。

 ちゃりちゃり。

 ......。

 やっべえ。言い出せねえ。

> 「あの・・・・・・」
> 「私、1650ガメル、持って、ます・・・。
>  だから、最初に必要な1500ガメル、私、お支払いしましょう、か・・・?」

「それだ!!!」

 間髪入れず賛同するね!

「どうせあとでめっけたもん売りさばいたりなんだりするもんな!
 そのほうがラクでいいよな?いや?さっすがアウロラちゃんだ!」

 いやべつにおっさんにお金がないとかは別にしてね、ね?
 そのほうがラクだよね?

「な、青年よう。おまえさんもそーおもうだろ?」

 おっさん、ユアンとかいう青年に話し振ってみるぜい。

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■PLより

皆さまよろしくお願いします! それにしても驚きのムディール率。
最初のお金はアウロラ一括払いで助かります(笑)
あとで精算すれば一緒ですしね!

【買い物】
保存食2食購入します。のこり15ガメルになりました。

《装備品》
武器=ヘビーフレイル(16)【デフォルト】
武器=ロングボウ(16)(背中)
武器=セスタス(5)(左手)
武器=ダガー(5)(腰)
楯=スモールシールド(1)【デフォルト】
鎧=チェインメイル・アーマー(16)【デフォルト】

《所持品》
手提げ袋(毛布、火口箱、水袋*1、保存食*2食) ベルトポーチ(15ガメル)
シーフツール(腰)、アロー*24(背中)

《コメント》
シャムシール、ブラックジャック、ボーラ、ソフトレザーは置いていきます。
あんまりごたごた持ってくのは好きではない!

アウロラ(じゅんじゅん) 2011.12.07 [22:20]

「アウロラ・・・です・・・・・・」
皆さんに自己紹介をしたの。
アウロラ、ジャオユンさん以外は誰も知らないわ。
でも、お優しそうな方が多いように見えて、ちょっと、嬉しい・・・。

チャ・ザ様、新しい出会いと交流に感謝いたします。

「い、せき・・・・・・」
アウロラ、遺跡に入るの初めて。

ええっと、ええっと。
何が必要なのかしら・・・。
ええっと、お水、持って行ける方がいいわよ、ね・・・?
あとは・・・・・・。

「ま、しょうせき・・・?」
買えるの・・・?
「ええっと、じゃあ・・・これ、ください・・・・・・」
色々とお買い物して、お金をお支払いして。
でも、まだ結構残ったわ。

「あの・・・・・・」
一緒に遺跡に行く皆さんに、お声をかけてみたの。
「私、1650ガメル、持って、ます・・・。
 だから、最初に必要な1500ガメル、私、お支払いしましょう、か・・・?」
アウロラ、あまりお金を使ってなかったから、ちょっと多く持っていたんだと思うの。
だから、皆さんのお役に立てればいいなって、思うのだけれど・・・・・・。

:*'゜::*'゜::*'゜::*'゜::*'゜::*'゜::*'゜::*'゜
PL:
とりあえずラック発動させておきます。出目5で成功です。
MP17/18

セージ判定はしません。

■お買い物
水袋と保存食3食と魔晶石買います。保存食は1食10ガメルのものにします。
魔晶石購入ダイスは3だったので、3点を1つ買います。
合計:950ガメル

所持金は2600-950=1650ガメルになりました。
・・・入場料、まとめてお支払いしましょうか?

■持っていくもの
ロングボウ(8)、ダガー(5)、アロー20本、銀製アロー12本
ソフトレザーアーマー(4)
【デフォルト装備】ソフトレザーアーマー(4) ※武器は未装備状態です

楽器(ツィター)
ロープ10m、たいまつ12本、火口箱、毛布
水袋、手鏡、羊皮紙10枚、羽ペン、インク、保存食3つ
魔晶石(3)*1


<ダイスログ>
21:49:26 じゅんじゅん ラック 2d6 Dice:2D6[2,3]=5
22:01:14 じゅんじゅん おっかいもの 1d3 Dice:1D3[3]=3

アライア(灯) 2011.12.07 [17:31]

「なるほど、確かに不可思議な遺跡みたい、ですね。」
アライアはふっとそう呟いた。

ロングの黒髪をたなびかせながら、思案にふける。

「まさに浪漫を求めるなら格好の遺跡みたいですね。
了解いたしました。私はその遺跡に潜りたいと思います。
で、入るには入場料が必要、ということですか。」

有り金はちょうど300G超。ここにいる5人で頭割するなら払えない額ではない。

「ま、私は頭割なら問題ないわ。
では、みなさんお互い頑張りましょう。」


PLより

・持ち込む武具類について。
グレートソード(必筋18)
チェインメイルアーマー(必筋18)
ロープ10m
たいまつ5本&火口箱

・遺跡の噂
ダイスチャットで振りました。平目11で成功です。

以上です。今のところは質問なしです。
とりあえず、遺跡調査に参加表明したところで今回は終了です。


GM(Lain) 2011.12.07 [08:16]

 遺跡。

 危険な怪物と陰険な罠に満ちた場所。
 秘された知識と貴重な財宝の眠る場所。

 冒険者たちは知識と財宝とを得んがために怪物と罠に挑む。
 あるものは勝って望むものを得、あるものは敗れて命を失う。

 なぜそのように危険な場所へ赴くのか、そう問われたある冒険者はそれらしい理由を見つけようとして答えに詰まり、しばしの黙考の末にこう答えた。

「だって、冒険者ってそういうもんだろ?」

 新王国期の冒険者にとって遺跡とは、まさに彼らのための場所なのである。

 

 さて、ここにひとつの遺跡がある。
 随所に設置され、今もなお稼動する転送の魔法陣から、古代王国期の遺跡であることには間違いがない。
 しかし誰が、何の目的で構築したものなのか、それを知るための手がかりがない。
 それどころか、いまだ規模すら判然としない。大規模なものであるらしい、という程度のことしか解ってはいない。

 5組の調査隊を送り込み、帰ってきたのが4組で、しかもそれぞれの報告が矛盾する。
 かかる状況に接し、遺跡の管理者は調査の方法を改めることに決めた。

 すなわち、遺跡と聞けば望んで危険に立ち向かう者たち――冒険者を送り込めばよい。

 ――かくして遺跡は開放された。


 挑む者たちの義務はふたつ。
 魔法結界を制御し、転送を行う魔法装置を起動させるための魔晶石を自弁すること。
 帰還した際は、内部の構造について管理者に報告を行うこと。

「それさえ守って貰えるならば、あとは自由にしていただいて構わない。
 無論、発見された財宝も。希望があれば財宝については適正な価格で引き取ろう。
 内部の情報についても、報告に応じて報酬を支払う」

 遺跡の管理者、オラン魔術師ギルドのさる導師はそう告げた。
 思い出したように付け加える。

「ああ、進入のための魔晶石は期間限定割引価格で引き渡せる。必要であればご用命を」

 もし君たちが先達から遺跡内部に関する情報を得ていて、それを彼に確認したならば、彼はこう答えるだろう――

「そのような遺跡は存在しない」

「いや、まあ、言葉通り『存在しない』というわけではないのだが」
「今までに我々もそれなりの数の調査隊を送り、君らのような冒険者も何組か入ったが、遺跡内部についての報告はまちまちだ」
「君が聞いたその遺跡の話は忘れたまえ。
 新たな遺跡に挑む、というつもりでいた方がいい」

「さて、なにか質問は?」

「無ければこれを。
 現地にいる者に見せれば遺跡に入れることになっている」

 封をした羊皮紙を手渡し、導師は話を締めくくる。

「では諸君、幸運を。
 よい報告を期待している」

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■GMから

導入部です。
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◆入場料
 早速ですが、入場料として「全員で1500ガメル」を消費してください。魔晶石代です。割引中です。
 負担の分配はご随意に。毎度ありがとうございます。


◆装備の確定・購入
 遺跡内に持ち込む装備を確定させてください。
 武器・防具のほか、ロープや楔、照明器具、シーフ用ツールなどの一般装備も申告が必要です。
 また、武器・防具を複数お持ちの方はデフォルトの装備を申告してください。

 武器・盾の持ち替えにかかる時間ついてはルールブックに準じます。
 鎧を着替えるためには、1ターンの時間が必要とします。
 ポールウェポンについては、特に指定しない限り不自由なく使用可能です。

 通常材質・通常品質の武器および防具を含む通常装備は自由に購入が可能です。
 何をいくらで買ったかなど、書いておいていただけると助かります。

 特殊な装備については、魔晶石のみ購入のチャンスがあります。
 遺跡への進入に必要なもののほか、ひとり1d3個、3点までの魔晶石を購入できます。


◆遺跡の情報について
 入るたびに転送される先が変わりますので、事前に信頼性のある内部情報を得ることはできません。
 遺跡の噂は、「セージLv+知力B」で目標値10の判定に成功すれば聞いたことがある、としましょう。
 財宝をゲットして帰還した冒険者もいくらかいるようです。勿論帰ってこn・・・いえなんでも。

 要はアレです。『不思議なダンジョン』のノリです。ううん知らないけどきっとそう。
 GMが参考にしたのは某ネトゲのインスタンスダンジョンだったりするわけですが。

 

 全員の装備が確定しましたら、第1層のカテゴリを作り、第1層のマップを公開いたします。
 質問には可能な限りお答えします。なんでもお気軽にどうぞ!

 それでは皆様、ようこそ遺跡へ。
 三週間、よろしくお付き合いのほどを!