夜ふかし夜ふかし

エリオ(だんがん) 2012.11.08 [22:50]

「出来た、っと」
だいぶ手こずったものの、ようやく地図の複製が完了しました。
ちょうど同じ瞬間、机の向かい側で夢の世界へ旅立っていたオートさんが、
>「す、すまん!
> 頼んでおいて居眠りを・・・」
びくっと体を震わせて目を覚ましました。
「あ、お気になさらず...」
もう終わりましたよと笑って、複製の地図に目を通していただくのでした。


.....
........
翌朝。

少しだけ寝坊して食堂に向かうと、すでにラキアードさんとオートさんが打ち合わせをしているところでした。
どうやら熊除けの仕掛けについての話題のようです。

>「もし可能なら、板をくくりつけている間は、エリオは休息しているといいだろう。
>少しでも休めば楽にはなる。」

>「エリオ君も眠いだろうが、とりあえず朝いちばんの作業はソレで頼めんかな?
> それが終わってからなら、休む時間も出てくると思うんだよ」

身のこなしについてはお二方のほうが上手ですので、僕が行うと失敗の可能性が高い作業は遠慮無くお任せすることにしました。

「僕は見張り役ですね。疲れは大丈夫。平気です」
熊は怖い動物であると本には書いてありました。
襲われる前に手を打つことは、調査作業を滞りなく進めたい僕らにとって最善手だと思いますので。



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エリオは見張り役で異議ありません^^
高所作業は、たぶん落っこちますので...

熊は意外に強そうなので、警戒策に大賛成です。