12.2日目の準備

ラキアード(はんく) 2012.11.06 [02:20]

今回は特に問題なく作業が終了した。
熊が出たことに関して報告していると、二人とも少し驚いていたようだったが、
「見かけた熊に関しては、今回は単独行動で、特に飢えているわけでもなかったから問題はなかった。」
とはいえ、次は何が出るかわからない。
明日も十分に警戒する必要があるだろう。

宿へ戻ると、昨日救出したライナルト氏が、話をしていた。
しばらくここに逗留することと、迎えを用意してもらうことについて話していた。
確かに、この山越えの道の被害では、復旧するまでに時間はかかるだろう。
そして、怪我を本格的に治療するのはここでは不向きで、大きな街まで行く必要がある。
ブラードへの道が塞がれている以上、東側のソーミーしか大きな街はない。
「東のソーミーの街まで戻って治療を受けるほうが、回復がはやいかと思います。」

オート殿が、東の方に詳しくないかどうか訊ねてきたが。
「俺の出身は、オランよりずっと東の一番端の場所だからな。
旅や護衛でアノスへは行ったことはあるが、特に詳しいわけでもない。
短期的に滞在する程度の知識ぐらいだな。」

必要な物資がないかどうか聞いてきたので、
「鈴みたいのが、多数あればいいのだが、
なければ、小さな木の板でもかまわない。
木の板と木の板がぶつかってこすれる音でも、十分な音の大きさがある。」

PL:
宿屋に戻って就寝するまで会話です。
次は翌朝の会話かな。

小さな木の板同士の音というのは、いわゆる「鳴子」です。