要救助者発見!
オート(スキュラ) 2012.10.11 [23:35]
「いかんな・・・」
いつ再崩落するか分からないこの場所で、けが人が二人。
腕を怪我した子供と、足を怪我した父親。
どちらもこの斜面を這い上がれる状態には見えない。
上からロープで引き上げたいが、上に居るのは今エリオ君だけ。
ラキアードに上がってもらいたいが、先ほどの様子から見ると
はたして安全に戻れるかどうか・・・
>「ラキアードさーん! オートさーん!!」
>「無理はしないでくださいね!」
悩んでいるとエリオ君の声が聞こえてきた。
無理はしたくないし、我々にできる無理も、怪我をした親子にはできないことだろう。
「エリオ君!こっちの状況は・・・」
大声で状況を報告する。
けが人が居ること。
けが人を上に上げたいこと。
けが人を引っ張り上げる手段が見当たらないこと...
「こっちはあまり長く持ちそうにない!
ソッチになにか使えるものはないか!」
足踏みしつつ、そう問う。
・・・一箇所でじっとしていると、泥と水で足元が洗われてしまうからだ。
いつ斜面の土砂が動き出すか。
馬車の前側に噛み付いた丸太が、いつまたこちら側に滑りだすか。
緊張に心臓が早打ち、冷や汗が背中を伝う。
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-PLスキュラより-
IRC上でGMに質疑応答していただいたのですが、
『けが人にロープをかけて、馬で引っ張り上げる』なら、
判定の余地なく上まで運べるようです(だんがんさんナイス!)
泥だらけにはなりますが、おそらく今日はこのまま宿に直帰になるでしょうし
私としては馬牽引でいいかなーと。