ふたたび宿を出て
ウード(サイゾウ) 2012.10.26 [03:00]
「ああ、その値段でかまわない。
お前さん商売がうまいねえ。いやまったく」
テントを扱ってた商人にそういって代金を渡す。
じゃらじゃら。
別に悪態をついたつもりはない。
けっこうな出費だけど、必要なものが高価になるのは当然のこと。
むしろこの値段で売ってくれてありがたいってもんだ。
>「ウード、これを。
> 8枚でいいんだよな?」
「お、全員分あるな、助かるよ」
えーと。
テントは手に入った。
マントはオートから受け取った。
毛布はひととおりある...
とかやってると、エルがやってきた。
>「あ、ウード!
>それテントだよね、すごいすごい、ちゃんともらえたんだ!」
「ああ、どうにか見つかったよ。
これで多少の雨風はなんとかなるかな。
そっちはどうだい?」
きょろきょろと宿内を見回すと、こんどはアシュレイ。
>「さて、私たちもそろそろ作戦を練り直そう
>君の知恵が借りたい、ウー...ぅぅん
>道具の調達はなんとかできたが、どうすればいいと思う?
>全体的な流れ...という事でね」
くくっと笑いが漏れる。
アシュレイ、しっかりしてるように見えて名前を覚えるのは苦手みたいだね。
それとも俺が印象が薄いだけかな?
まあ、ここまでろくに仕事してないから仕方ないことか。
背負った楽器をとりだして鳴らす。
べんべん
「こいつはウードって楽器なんだ。俺の名前はこいつからもらった。
ま、そんなことはどうでもよかったね」
「全体的な流れって言っても、あんまり風雨が酷くなったら止まって休む。
それくらいじゃないか?」
「野外活動はお前さんやエルのほうが得意だろうし、
襲撃があっても魔法があれば幅広く対処できるだろ。
はっきりいってお前さんが頼みの綱だよ」
そういってアシュレイの肩をぽんと叩く。
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ほどなく薪もそろって、ロバに荷物を載せたり、各自の荷物を整頓してると、
ラキアードが良い知らせを運んできてくれた。
>「今は小雨が降っているが、しばらくすれば雨は止むかと思う。
>その後に関しては、山の天気は変わりやすいというから、予測はできない。
>後で、それぞれの場所で、改めて予測を立てたほうがいいだろう。
>護衛の方は、雨と寒さの十分な準備をしていったほうがいい。」
そいつはありがたいね。
陳腐な表現だけど、止まない雨はないって言うし、
それに皆といっしょだ。たぶん何とかなるさ。
>「いくのかね?
> それは残n・・・いや、なんでもない」
「悪いなオート、時間がないんだ。言いたい事はブラードで聞くよ。
...早く来ないと置いていくかもな」
そしていつものように拳を出す。
道中の安全は祈らない。
こっちが全力を尽くしてこそ、神も恩寵をたれたもうってもんだ。
「あのまま進んでたら野垂れ死にしちまってたかも知れんから仕方ないけど、
ちっと時間を使っちまったからね、皆、できるだけ急ごう!
キャロラインは体を冷やさないように特に注意してくれ」
雨は弱い。
まだ雨用のマントをかぶる必要はなさそうだ。
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PL:
いざ再出発!
サイゾウ@ウード : 天候予測 二日目2ターン目 2D6 → 1 + 2 = 3
サイゾウ@ウード : 低体温 二日目2ターン目 2D6 → 1 + 6 + (4) = 11
サイゾウ@ウード : 天候予測 二日目3ターン目 2D6 → 5 + 4 = 9
サイゾウ@ウード : 低体温 二日目3ターン目 2D6 → 5 + 5 + (4) = 14
よーし問題なし!