街への道
GM(Lain) 2012.11.17 [00:16]
> 「昨日の夜ね、狼が出たの。
> それでね、ラバ君がケガしちゃったの。
> ごめんなさい、大事なラバ君なのに」
> 「キャロライン、ビルのことは面目ない。癒しはしたんだけどね。
> 歩きに支障はないはずだから、ブラードについたらまた治療させてもらうよ」
「ん?
んー、まあ、しょうがないよ。
それより、狼追い払ってくれたんだよね。
ありがと、やっぱ護衛雇って正解だったわあ」
奇跡使ってくれるなんて至れり尽くせりじゃない、と一人ごちつつビルと呼んだラバの脚を確かめる。
「折れてもいないし、まあちょっと傷めたくらいよね。
狼にやられたらこうじゃ済まないし、助かったよ」
あと半分てとこだからあんたたちももうちょい頑張ってよ、とラバの首筋を叩く。
相棒とも言えるラバの怪我はキャロラインを驚かせた様子ではあったが、彼女はそれ以上に、概ね無事で済んだことが僥倖、と考えているようだった。
※ ※ ※
> ...私たちの仕事はなんだ、エレアノール」
> 「ウード、このままゴブリンたちを放っておいていい?」
> 「俺たちはキャロラインから護衛の依頼を請けてる。
> まずその任をまっとうしよう」
「・・・・・・?」
まさに出発、という段になってから来し方を見やって顔を突き合わせる3人の様子を、キャロラインも不思議に思ったらしい。
朝靄を透かして稜線を眺め――彼女もまた、それを見つけた。
「――ふぅん」
もう一度、3人の顔を見回す。
くすりと笑った。
「義理堅いんだね」
揶揄するような口調ではない。
見逃したくない事情もあるだろうに、と慮る表情だった。
「ここまで来たらさあ、」
ばん、とウードの肩のあたりを拳で小突く。
「何としてでも市が始まるまでにブラードに連れてって貰わないとねえ?」
そうじゃなきゃ割りに合わないじゃない、とでも言いたげな態度だった。
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■GMから
方針決定承りましたー!
キャロラインもPCの決定を支持するようです。
まあ、彼女的には断る理由もなにもないですよねw
さて、そのようなわけですので、ひとまず2ターン分(ターン1&ターン2)のルーチンをお願いしまーす!
■メモ
・キャロライン:MP-1
・ウード:不眠ペナルティ中、MP07/13