愉快?な夢

アシュレイ(ゴースト) 2012.11.11 [17:45]

ウルフが一行を襲撃し
エレアノールが必死の応戦をして
ウードが危険を察知し目覚め
ラバが傷つき、キャロラインは疲労から眠りつくなか、アシュレイは!

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『いつまでも泣いていちゃいけないよ、アシュレイ
君がいつまでも泣いていちゃ僕も悲しいよ
お父さんも悲しむよ、元気を出して』

「えっ!?
だっ誰?」

周りを見渡すが誰もいない、あまりに辛くて幻聴でも聞いてしまったのだろうか。

『僕はここだよー君の足元だよー』

「足元って...」

体育座りで頭を下げていたセで気づかなかったが...
足元に羊のぬいぐるみことムームー(命名私)が転がっていた。

「ムームー以外には何も...居ないんだが」

『僕だよー』

足元のムームーの目がぎょろりと動き
私と目を合わせ、ニヤリと笑っている!

「うわああああっ!」 ドッギャァァ!

『え?ちょ!?』

驚愕のあまり思いっきりムームーを蹴り飛ばしてしまった

ベシィ!と壁に叩きつけられたムームー...大丈夫だろうか

「む、ムームー...大丈夫?」

『だっ、大丈夫だよ、でも骨が三本は折れたかも...』

「お前の中身は綿だけだろ」

『心配しなくても大丈夫!
それより今日はアシュレイちゃんに僕からプレゼントを渡すために来たのさ』

「スルーか、それよりプレゼントってどういうこと?」

『実はねー普段頑張ってるけど、イマイチいい事がない
しみったれた人生を送っているアシュレイちゃんが
あまりに可哀想だから喜んで欲しくていいものを用意したのさ!』

「しみったれたとか言うな!割と切実に気にしてるんだぞ!
...でもまさか、ぬいぐるみからプレゼントとは、なんともメルヘンチックだ!
私が期待してたのはこう言う夢あふれた冒険で...」

『というわけでこの斧をプレゼントしまーす♪』

斧である

どんな夢見る少女でもいきなり可愛いぬいぐるみから斧が生えて
それがプレゼントだと言われればメルヒェンな気分も吹っ飛ぶ。

「...これでどうしろと?
アレか、これで君をブった斬って、このガッカリな気分を埋めてね♪
と言いたいんだな、素晴らしい自己犠牲だ。
それとも、プレゼントが斧でオーノーってかい!」

『...』

「...」

・・・・・・

『というわけで、この泉にそれを投げ込んでくださーい♪』

「...なんでいきなり場所が家から森に変わってるんだ

でもあれだね、私知ってるぞ。投げ込んで正直に答えればいい事があるという...
あの童謡を身をもって体験できるとは!ちょっとワクワクしてきたよ!」

「というわけで早速やってみようか!トェェェィ!」

ボチャン!といい音を立て、投げ込んだ斧は底へ消えていった。

「ワクワク♪」

『ワクワク♪』

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「結構長いね...」

『お、おかしいなー』

「気のせいか、泉なんか赤くなってるような...」

『だ、大丈夫だって!
ほら!上がってきたよ!』

ざぱぁという音とともに...浮上した、頭に斧が刺さった泉の精が

「...」

『...』

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PL・という夢を見たんだ!

なぜこんな内容になってしまったのか...

アシュレイは睡眠状態ですので
出来るのは生存術だけです、というわけでポイントはキャロさんへ譲渡でお願いします

それにしても30秒でウルフを撃退するとは...恐ろしい子!







  _,,.,,,,_
/ ,' 3  `ヽーっ
l   ⊃ ⌒_つ<重大な使命を持つ者は時が来るまで眠り続けるものである。
`'ー---‐''""