孤独な夢

アシュレイ(ゴースト) 2012.11.09 [22:37]

ふと目が覚める、ここはテントの中ではない

「ここはなんで...」

私はテントで寝てて...みんなは...居ない...

いつも見ている見慣れた天井、本が詰まった本棚
お気に入りのぬいぐるみ、机の上にあるお菓子が詰まった瓶
ここは私の部屋だ。ラムリアースでの住居、慣れ親しんだ我が家。

その暖かいベットで目が覚めた、つまりそういうことだ。

「ふぁ...嫌にリアルな夢だったな」

夢だったというのに妙に懐かしい、やはり我が家は違う。

...父さんに会いたい、会ってさっきの夢の話がしたい

「父さーん!
あれ...いないの?
ねぇー!あれー?、お出かけしてるの?」

珍しいな、父さんがいないなんて
昔はいないことも多かったけど...多分お仕事だろう
寂しいなぁ...せっかく父さんに熱く語ってやりたいと思ったのに!

「居ないなら...ちょっと遊んじゃおうかな!
父さんの部屋に忍び込んでちょっとイタズラしちゃおっと
別にいいよねーこんなに可愛い娘をほおってどこか行く父さんが悪いんだもんね」

私は知らないもんねーと陽気な気分で忍び込み一通り、いたずらをする。
早く帰ってこないかなー父さん...早く驚いた顔が見たい、早くお話したい

・・・・・・・・・・・・・・・

「帰ってこない...」

「もうずっと待ってるのに...」

「私のことが嫌いになったのかな...」

明日...明日になれば会えるかな
明日も会えなかったら...明後日は会えるかも

でも...でも...でも... それでも帰ってこなかったら...

「寂しいよ...父さん」
こぼれ落ちた雫が涙だと気づくにのに時間はかからなかった。

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PL・夢見るアシュレイ、ホームシックです
せっかく寝てるのだから夢を見てもらいました
どんな夢を見るかダイスに委ねた結果、悪夢だったのでこういうことに...

宣言・睡眠続行

ここはエレアノールとウードに任せます(`・ω・´)