おっさん的調査

GM(Lain) 2011.12.13 [21:06]

 ジャオユンは魔法陣の広間を検める。

 床を調べ、壁を調べ、見落としがないかどうかを確かめて回る――が、すべてを調べつくすには時間が足りない。

 いきおい、意識の中心は床の水紋に向けられた。

 水の流れた痕跡は、ところどころに薄く堆積する、目の細かい土だ。

 壁に近付いて明かりを向ければ、水量はそう大きなものではなかったと判断できるだろう。
 水深はおそらく、足首のあたりまで。冒険者にとって危険な深さではない。

 土は階段付近がやや厚く、そこから離れるにしたがって薄く、といった具合に堆積しているようだ。
 流入元は階段であろうと思われた。

 流れ出た先はよくわからない――長い年月の間に石組みの隙間から逃げたのか、じわじわと乾いて消えたのか、あるいはいまだ発見できない排水溝があるのかもしれない。

 そうこうするうちに、鉄扉の部屋の探索も終わったようだ。
 この広間の検分も、終えるべき時間がきたというところだろう。

--------------------------------------
■GMから

 この記事への返信は「101_一層・部屋1」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

 ジャオユンのターン3を終了しました

 達成値ェ・・・・・・。

 残念な達成値ではありますが、気にされていた水の痕跡について、わかったところをレスしておきますね。

 これ以上調べるのであればもう少し時間を、というか別の人手をかける必要があるでしょう。
 いいのよ、時間かけてもいいのよ。