子爵との語らい。

ガラフ(テッピン) 2011.11.07 [02:19]

帰りの道中は何事も起きず、平穏無事であった。
行きには全く楽しめなかった風景を味わいつつ進む。
それでもアンセルムの城門が見えた時は、思わず安堵の溜め息が漏れた。

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>「――そうでしたか。
> 上位種のみならずオーガーまでとは」

我々の口頭による報告と、エリクソン卿からの書状による報告を受け、
フリクセル子爵は呟く。

「我々冒険者だけでは、あの大群に挟撃されては助かる事は不可能でした。
 アルフレド氏率いる従士隊が村民を早い段階で誘導し、勇気ある猟師達が
 妖魔共を減じてくれたからこそ防衛は成ったのであります」

これは虚飾では無い、本心からの言葉だ。

さて、子爵は村の防衛の強化を約束し、報酬の上乗せを提示してくれた。
報酬は、金貨にして15枚。
星王ラーダの信徒としては、些か不謹慎だろうが、
さりとて苦労がこの様に具体的な形で報われるのは嬉しい。

それに加えて子爵は、

>「あなた方が望まれるのであれば、
> 武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
> もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」

と嬉しい申し出をしてくれた。
少し考えた後、こう返答する。

「子爵よ。有り難い申し出、感謝致します。
 それでは厚意に甘えてお願いしたい品があるのですが...」

紹介状には、銀製の円盾を作成する依頼内容を認めて貰った。
来るべき不死者との戦いへ向けての備えである。

>「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、食事など用意させましょう。
> いただいた報告は報告として、村の様子など、
> 少し聞かせていただきたく思うのですが」

そして子爵の細やかな気配り。

「フリクセル子爵よ、重ねてのご厚意大変有り難く思いますぞ。
 喜んで頂戴致します」

こういう時の遠慮は却って無礼なものだ...

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PLよr:〆の投稿その4。フリクセル子爵と。

     >Lain@GMさん

     高品質/銀製武具の購入権を行使して、
     銀製スモールシールド(価格300ガメル)を購入させてください。
     そしてお手数ですが、可能ならば盾に設定を付加して頂きたく!
     (<フューネラルアクス>や<フランジドフレイル>みたいな形式)

     2ヶ月の間、濃密なやり取りをさせて頂き有り難うございました!

     報酬として、

     ○ 経験点:1253点(1ゾロ1回含む)
     ○ 現金 :450ガメル
     ○ 銀製スモールシールド(価格300ガメル相当)

     確かに頂戴致しました。