痛感
クーフェリアス(ラグランジュ) 2011.11.06 [23:59]
「私にも教えてもらってもいいですか?
やはりこういう場所で活動することも多いですし、そのための技術は覚えておきたい」
ガラフがイアンから野伏の技を師事していると聞きイアンにそう申し出る。
初歩的な部分しか教えられないと言う事だが経験がものをいう技術のため
独学で学ぶよりは少しでも覚えのある者から教わったほうがいいだろう。
「しかし聞きましたよ、ゴブリンを一撃で仕留めたんですって?
助けに来たかと思ったらどうもこっちが助けられたみたいですね」
本来助けるべきはずの相手に助けられるとは思っていなかった。
多少の気恥ずかしさから痒くもない頭を人差し指で掻く。
「今回の事で思い知ったけど、貴族らしくというのもそう簡単じゃないなぁ」
つい本音が小さい声ではあるがため息混じりで漏れてしまう。
***
その後、アンセルムに戻りフリクセル邸で報告を行う。
>「あなた方が望まれるのであれば、武具を扱う職人に紹介状をしたためることもできます。
> もしそういったものを望まれるのであれば、遠慮なく仰ってください」
「武具、ですか」
新しい武具は嬉しいがいかんせん始めたばかりの冒険者稼業で
収入に繋がったのは今回が初めてだ。
憧れの剣や鎧は欲しいがとても手が出ない。
「んー、となると...弓かな?」
いざという時のためにダーツは買ってあるが今回のような野外が主な戦場では
射程が短すぎるしほぼ活躍の場はない。
どちらにしてもいずれ必要だと考えていた武器ではある。
ここで高品質な弓が手に入るのであれば願ったり叶ったりというものだ。
「では早速ですが紹介状をお願いします。」
フリクセル氏に弓職人の紹介状を頼む。
>「さて、お願いした件はこれで落着しました。
> もしよろしければ、食事など用意させましょう。
> いただいた報告は報告として、村の様子など、少し聞かせていただきたく思うのですが」
「それはありがたい、ぜひご馳走に与らせて頂きます。
その礼になるのであれば好きなだけ話をさせて頂きましょう」
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PLより
レンジャー技能取得を目指しイアンに師事を仰ぎます。
雰囲気だけのものなんであとで自分で訓練したと言う事にしておきます。
それと高品質のロングボウ必要筋力15(-3)を買おうかと。
レンジャー技能と飛び道具って大事ですね(笑)