ほとばしる稲妻、激戦の末に手に入れたもの
トロン(リュート) 2011.06.02 [03:00]
「――っ!? 雷撃の魔法だ! 身を低く、気をしっかり張って!」
部屋に突入し、すぐに聞こえてきた流暢な上位古代語。
展開された術式に反応し、杖を盾にするように身構える。
カーツに向かって骨従者が動く、それにメガーヌが反応してカーツと骨従者の間に割り込む。
「ぐぁっ...!」
迸る稲妻。
雷撃が身体を走りぬけ、表現のしようも無い痛みが全身を襲う。
まだ、誰も倒れていない。
メガーヌの斧が骨従者を粉砕する。
「っくぅ?...! このぉぉぉぉっ!」
一気に走り抜け、雷撃を放ってきた正体不明の敵に体当たりをかける。
その間にも闇の精霊が飛び交い、そして敵の苦悶の呻き。
体当たりは外れる。
再び迸る雷光、メガーヌもいつの間にか隣で斧を振るっている。
振り向く謎の敵、ローブの奥には白茶けた骨。額に光る黒水晶、脳裏を何かが掠める。
振りかさざれる剣、僕は避けるべく杖を構え、しかしよく見えない足元はおぼつかずによろめいて――
敵が崩れ落ちた。
振るおうとしていた剣が床に落ち、硬質な音を響かせる。
一瞬の静寂――敵の気配は、もうない。
「......ふぅぅ」
へたり込みそうになるのを堪え、大きく息を吐く。
終わったのだ。
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リュート@トロン : 部屋の平目探索 2D6 → 3 + 6 = 9 (06/02-02:59:56)
リュート@トロン : 剣に対する知識判定 2D6 → 5 + 5 + (6) = 16 (06/02-02:58:07)
リュート@トロン : 黒水晶に対するセージチェック 2D6 → 1 + 4 + (8) = 13 (06/02-02:57:20)
漲る剣鑑定ダイス。
寝落ちた(´・ω・`)