葬送の斧。
ガラフ(テッピン) 2011.06.09 [21:44]
魔犬を葬った後、奥に立て掛けてあった武具の捜索を開始する。
自分が手に取った物はどれも錆びて使い物にならなさそうだったが、
トロンが輝きを失っていない物を何点か見つけ出した。
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内ひとつは銀製の手斧だった。
バランスを取るためか、柄がかすかに湾曲している。
斧頭は黒ずんだ色合いを呈しているが、刃の部分だけはいまだ銀色だ。
使い込まれた柄には、消えかけた下位古代語で「土は土に」と掘り込まれている。
「これは...まるでワシの為にあるような品じゃな」
何百年前の誰かが、この斧を手に不死者と戦っていたのだろうか。
トロンから斧を借り受け、軽く振ってみる。
今初めて振るったにも関わらず、不思議と手になじむ気がした。
「この斧は、ひとまずワシに預けて頂けないだろうか。探索が全て終了した暁には、
改めて持ち主を決めて頂いて構わないでな...」
皆に対し、深く頭を下げて乞うた。
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PLより:レインさん、フューネラルアクス有難うございます!
そして価値判定ダイスでステキな出目を振ってくださったリュートさんに感謝!
正式な持ち主確定は終了後に話し合うとして、とりあえずガラフに使わせて
ください!とのお願い投稿でありました。