扉の罠
GM(Lain) 2011.05.30 [23:56]
鍵穴にロックピックを差し込み、内部を探る。
ピンを押した状態でピックを固定する――1本、2本。
あと1本を押しながら回転させれば。
――と、ピックを引っ掛けた指先に違和感。
錠前とは別の箇所に繋がるなにかを、引っ掛けたようだ。
神経を集中させてそのなにかを軽く引っ掻き、音と振動で繋がる先を把握する。
硬質な音。金属製の部品。
長い響き。金属板を使った発条だろうか。
扉を止める蝶番の方へ繋がっているようだ。
おそらく、この機構を止めずに開錠した瞬間、扉は勢いよく開くことになるだろう。
発条の強さにもよるが、再び閉めることも困難な筈だ。
もう1本ピンを押しこみ、ピックを回転させれば鍵は開く。
だが、強制開放機構を止めるには、今固定しているピックを抜いて、最初からやり直さねばならない。
――ここは考えどころだ。
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■GMから:
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メガーヌのターン12です。
2d6×2は罠発見と解除でした。
開錠には成功、罠を発見しましたが、解除できていません。
開錠により発動する罠であるため、開錠を保留した扱いとしています。
罠は「開錠された時点で扉を強制的に開け、そのまま固定する」というものです。
勢いよく開く、とありますが、物理的なダメージが生じるものではありません。
◆判定
現状への対応を次の選択肢から提示すること。
また、別途行いたい行動があればその旨提示すること。
ただし現在、メガーヌは開錠作業の途中であり、基本的に手を離せない(=離す場合は3を選択した扱いとなる)。
1.このまま開錠する
→その旨を宣言して少々お待ちください。罠が発動し、ターンは継続します。
2.強引に罠を解除する
→その旨を宣言し、罠解除の判定を行ってください。
失敗した場合罠が発動します。ターンは継続します。
3.開錠成功の結果を放棄してこの場を離れる
→その旨を宣言してください。ターンは打ち切られます。
この場合、開錠判定の成功は放棄されたものと見なします。再挑戦は可能ですが、再度判定が必要です。