検分と、考察と。

トロン(リュート) 2011.05.22 [09:01]

「ふーむ...」

 術式を眺め、刻まれた上位古代語を決して声には出さず、しかししっかりと頭の中で解析する。

 完全に理解もしていない古代の術式を声に出すような迂闊は犯さない。

 しかし、読み解くうちに、そして壊れた術式の明滅を観察するうちにわかってきたことがある。

 

「うん、二層の術式は一層のものよりも復帰速度がかなり速いみたいだ。精々もっても二分程度じゃないかな」

 つまり、一層でメガーヌに取ってもらった戦術もここでは時間制限がつくということだ。

 

     *     *     *     *     *

「うん、なるほど」

 魔力感知で一通り二層を眺め終わった僕は、そう言って頷いた。

 羊皮紙を広げ、天井に配置された光明を頼りにざっとこの二層の地図を描く。

 

「まずこことここの施錠された扉、これには両方とも魔法がかかってる。普通に鍵でも開けられるみたいだから、多分開錠の魔法に対する対抗魔法だと思う。強度はそんなでも無いみたいだから、抵抗を突破することは不可能ではないと思うけど」

 そう言ってもう一箇所を指で指し示す。

 

「あと、鉄格子の先にある天井に空いた穴があったよね? あの四角いやつ。あの穴の直下の床にも魔力反応があったよ。魔法的な罠なのか、瞬間移動装置なのか、浮遊装置なのかはわからないけど」

 そこまで言って、言葉を切る。

 見たものを思い出しながら、再び口を開く。

 

「他にざっと見た感じ、見える範囲に魔力を感じる場所は無かった。ガーゴイルの部屋にある武器にも、水の底にある光るものにも、壁にかかったタペストリーにもね。とは言っても、僕としてはガーゴイルの部屋の武器が気になるんだけどさ」

 そう言って僕は頬を緩める。

 

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・宣言通りにいきます。

・ストーンサーバントにはカーツの護衛を指示。カーツを守りつつ、寄ってくるガーゴイルを破壊せよ。

・セリトについていって3の部屋の開錠を支援します。具体的にはセリトが開錠できなかったらアンロックを試みます。

 

リュート@トロン : 部屋3の2d6二回目 2D6 → 3 + 6 = 9 (05/22-09:25:24)


リュート@トロン : 部屋3の2d6一回目 2D6 → 1 + 2 = 3 (05/22-09:25:07)


リュート@トロン : アンロック発動(セリト開錠成功時キャンセル) 2D6 → 2 + 4 + (6) = 12 (05/22-09:24:27)


リュート@トロン : ストサバ二体召喚 2D6 → 2 + 1 + (6) = 9 (05/22-09:24:11)

 

うーん、微妙(゚∀゚)