暗闘

メガーヌ(たいまん) 2011.05.28 [01:33]


「さぁて、とっとと蹴散らしてやろうじゃあないか」


闇に包まれちまえば、あたしたちドワーフの独壇場だ。
あの忌々しい骨デクを、ようやくぶちのめせるってわけさ。


闇雲に殴りかかってくる石デクに、剣を無闇に振り回す骨デク。

「危ないねえ、そんなにぶんぶん振り回すんじゃないよ!」

そう言いながら、あたしがやっているのはそれこそ大振りもいいところだ。
大振りしつつも間接はしっかり狙う。
それが戦士との戦い方の違いってやつさ。

そんなことしてたら、ガラフが一体ぶっ壊しやがった。

「ガァァラフ、上出来だ!」


叫びつつ、返す斧でもう一体を砕く。

 

「さぁ、残るは骨だけだ。
 あんたには散々ぱらやられてるけどねえ、今回はそうはいかないよ!」


セリトが一発、ごついのを決めて。骨の動きが一瞬止まったよ?

 

「ははっ、セリト!
 いいね、見事な鬱憤晴らしだよ!

 さぁ、骨野郎。
 お仕事ご苦労さん。

 こいつで、

 ―――オシマイ!」

 

がしゃ、と、軽い音を立てて、骨は砕けて動かなくなった。

 

終わってみれば、セリトが一発食らっただけだ。
闇の魔法も途切れる前にカタが付いた。
上々じゃあないか。

 

「トロン、かけなおす必要はなかったねえ。
 これで、もうしばらく続けられるってもんだ。

 さぁて、カーツはうまくやったかねえ?」

 

 

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PLより:

全員で一発しか被弾してないというのは上々ですね!
次ターンは奥に進む、ですよね。

行動が確定したら、ダイス振ります。