盗賊の目

GM(Lain) 2011.05.25 [00:46]

 扉を開け、トロンが【魔力探知】の魔法を行使する。
 反応はない――少なくとも、魔法の品や魔法の罠は、見える限り、ここには存在しないようだ。

 次いでメガーヌとセリトが慎重に室内へ進入する。
 彼らの目で確認しても、異常はないようだ――なにか罠が発動したり、敵が出現したり、ということもない。
 室内は静まり返っている。

 全員で合流し、室内を探す。

 古びて朽ちかけたチェストの中から、メガーヌが、色の違う木材を組み合わせて作った箱を見つけた。
 これもまた無傷とはいかないが、好事家に渡せばそれなりの値がつくかもしれない。

 箱を開けると、中には髪飾りとピアスが入っている。
 髪飾りは銀製、植物の蔓を模した作りだ。腕のいい職人が作ったものだろう。
 ピアスも同じ職人の作になるものだろうか、あしらわれた紅玉は植物の実を模しているようだ。

 ほかにこの部屋にはめぼしい戦利品はない――装身具はいくつか見つかったものの、カビが内部まで食い込んでしまったもの、宝石が変質してしまったもの、金属部からの錆びが全体に回っているもの、と、とても売り物になるようなものはなかった。

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■GMから:

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 ガラフのダイスロールがまだなのですが、メガーヌの達成値を超えられないことが確定したので進行です。

 全員のターン7です。

 メガーヌが以下のものを発見しました。

 「寄木の小箱」:売価160ガメル
 「銀の髪飾り」:売価300ガメル、ただし「紅玉のピアス」とセットで売る場合さらに+100ガメル
 「紅玉のピアス」:売価300ガメル、ただし「銀の髪飾り」とセットで売る場合さらに+100ガメル

 なんていうかすみません4回のうち最初の1回が捜索判定、残り3回が価格決定ロールだったんでs


◆判定

 探索完了!