ルーティンワーク

GM(Lain) 2011.05.24 [06:32]

 この迷宮に入ってから、もう3度目。
 鍵を開け、罠を外し、通路とその安全を確保する――盗賊の、まさに盗賊の役割だ。

 この類の『慣れ』は、よい方向にも悪い方向にも作用しうる。

 それがよい方向であれば、この迷宮の鍵の癖を掴んだ、と評価されるだろう。
 逆に悪い方向であれば、緊張感を失った、ということになるだろう。

 セリトの慣れは、少なくとも今のところ、よい方向に作用しているようだ。
 ここにあるはず、と探りを入れた場所にピンがあり、こう回せばよい、と道具を捻れば小気味よい音がする。
 開かれた扉の先には、動くものは見当たらない。
 古ぼけて、半ば崩れた調度が並んでいるだけだ。

 ざっと見たところ価値のあるものは見当たらないが、だからと言って何もないと判断するのは早計だろう。
 あとは、手間と時間をかけてこの部屋を漁るか、他を当たるか。
 考えどころではあるかもしれない。

--------------------------------------
■GMから:

 この記事への返信は「213_2層A・部屋3」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

 トロンとセリトのターン6です。
 鍵開けに成功しました。罠はありませんでした。

 また、内部に動くもの・一見して価値ありと判断できるものはありません。
 なにか価値あるものを探すのであれば、判定が必要になるでしょう。

◆判定

 室内を捜索するPCは、2d6を4回振ること。