全力で駆け出す

マルドル(LINTS) 2011.10.15 [23:47]

ラッシュと共に『機』を待つ――が、どうにも気持ちが落ち着かぬ。
理由はやはり、ロードの動きのせいか。

「ラッシュ、すまん――」

真昼のような魔法の輝きの中、斧を構える妖魔たち。
その中の何匹かが、不意にくずおれた。

チルグラの魔法だ!
素晴らしい効き目を前に、それでもなお私の心は晴れぬ。


「私は――――」

  >「いかん!奴等は手薄になった南門を襲うつもりじゃ!
  >「王」に直撃されては従士と狩人では支えられん!
  >これは作戦を変更せねばならん、何としてでも追いついて迎撃する!」

ガラフの叫びが耳を打つ。
まるで天啓だった。

チルグラの魔法の範囲外の妖魔が、
手にした斧を力任せに投げるのを確認して

「――――やはり、ロードの足を止めに行く!」

目前に迫るそれを髪一筋の差で避け、
そのまま身を翻して駆け出した。


「ガラフ! 私がロードの元へ行く! 明かりを頼む!
 ラッシュが一人だ、誰か援護を!」

全力で南へ下りながら、闇の中の王を見据える。
その姿ははっきり見えぬが、
打ち鳴らされる太鼓が、王の居場所を教えてくれる。

なんとしてもその進軍を止めねば!


PL>
4R、ゴブ斧回避-4ペナ:2D6 → 4 + 2 + (4) = 10 (10/15-23:04:12)
回避8ってすげえ! ペナつきでもこの数値かよ!
マルドルは無傷でゴブ王へ全力で向かいます。

ゴブ王はマルドルの動きを把握できてるので
進路を変えるかもしれません。
マルドルは精霊の目を使って、ゴブ王の動きに対応して進路を決めます。
最終的に、防柵や門への進路を止めることが目的ですね。
仲間の支援は受けまるので、よろしくお願いします!