監視
マルドル(LINTS) 2011.10.07 [23:39]
夜更け。
仲間達の眠りを妨げるものは幸いにして現れず、
「今のところ、何事も無いよ」
と、起き出した彼らへ、現状を報告する。
「アルフレドに明かりの相談をしたら、
藁塚を作ってくれた。異変がおこれば、火矢を射掛けてくれるそうだ」
と、牧草地に積まれた藁束の位置を教えた。
「チルグラが眠る前に作ってくれたライトの小石だが、
二つ手元にある。ひとつずつ分けたほうが良いとも思えるのだが、
持ちたいと思うものがいれば、そちらに分けよう」
と、ライトの持分に関しても、意見を求めた。
☆
その後、自分の持ち場へ戻る。
ガラフと共に、西から北の森を見渡せる場所に立つ。
「ガラフ...さっきはずいぶんハッタリかましちまったが」
目線を森から離さず、傍にいるガラフへ、少し話しかける。
「本当は、全てを守りきる自信なんて無いんだよ」
「無いんだがなあ...」
男にあんな風に頭下げられて、はいそうですねと言える訳ない。
『任せてください』なんて言った日にゃあ、アルフレドが死んでしまいそうでなあ。
意地でも法螺吹くしかねえじゃねえか。
「心配性で悲観的だが。現実的で堅実。
アルフレドは、いい隊長だなあ。
あんな人に愛される部下どもは、幸せだよなあ」
ふう、と息をついて、口を噤んだ。
目を凝らし、闇を見つめることに集中する。
妖魔の痕跡が残った森の方へ。
何も、起こらぬことを祈りながら。
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ターン4、中身あまりないけど監視日記。
起き出した仲間へ状況報告と藁塚の説明、
あとライトいる人一個渡すよー、です。
監視の方向はA3?4を重点的に。
必要と判断したら、違和感を覚えた辺りにウィンドボイスをかけ、
『音』を収拾しようと思うのですが可能でしょうか?>GM様