監視

マルドル(LINTS) 2011.10.07 [23:39]

夜更け。

仲間達の眠りを妨げるものは幸いにして現れず、

「今のところ、何事も無いよ」

と、起き出した彼らへ、現状を報告する。

「アルフレドに明かりの相談をしたら、
 藁塚を作ってくれた。異変がおこれば、火矢を射掛けてくれるそうだ」

と、牧草地に積まれた藁束の位置を教えた。

「チルグラが眠る前に作ってくれたライトの小石だが、
 二つ手元にある。ひとつずつ分けたほうが良いとも思えるのだが、
 持ちたいと思うものがいれば、そちらに分けよう」

と、ライトの持分に関しても、意見を求めた。




その後、自分の持ち場へ戻る。
ガラフと共に、西から北の森を見渡せる場所に立つ。

「ガラフ...さっきはずいぶんハッタリかましちまったが」
目線を森から離さず、傍にいるガラフへ、少し話しかける。

「本当は、全てを守りきる自信なんて無いんだよ」

「無いんだがなあ...」

男にあんな風に頭下げられて、はいそうですねと言える訳ない。
『任せてください』なんて言った日にゃあ、アルフレドが死んでしまいそうでなあ。
意地でも法螺吹くしかねえじゃねえか。

「心配性で悲観的だが。現実的で堅実。
 アルフレドは、いい隊長だなあ。
 あんな人に愛される部下どもは、幸せだよなあ」


ふう、と息をついて、口を噤んだ。

目を凝らし、闇を見つめることに集中する。
妖魔の痕跡が残った森の方へ。

何も、起こらぬことを祈りながら。

PL>
ターン4、中身あまりないけど監視日記。
起き出した仲間へ状況報告と藁塚の説明、
あとライトいる人一個渡すよー、です。

監視の方向はA3?4を重点的に。
必要と判断したら、違和感を覚えた辺りにウィンドボイスをかけ、
『音』を収拾しようと思うのですが可能でしょうか?>GM様