昼食をとりながら
GM(Lain) 2011.10.01 [18:13]
正午に起き出してきたアルフレドは衛兵たちを休ませ、食事を摂らせる。
食事をしながら午前の報告を聞いている様子だ。
衛兵たちにはやや気詰まりな昼食であったかもしれない。
※ ※ ※
> 「あと、全員が村へ行くのは警備が手薄になる。
> 私は村の警備に残ろう」> 「士従長と衛兵たちに任せてもいいんじゃないか?」
マルドルとラッシュの言葉に、アルフレドは答える。
「我々はどちらでも構いません」
あなた方のよいようにしていただければ。
あまりに極端な提案でない限り判断は冒険者たちに任せる、という方針のようだ。
> 笛はなければ何か大きな音が
> 鳴るものを用意していただければよいわねん」
「あ、笛ですか」
ボリスがチルグラの言葉に口を挟む。
「俺持ってます」
あ、俺も呼子持って来てた、とデニスも頷く。
衛兵が使う呼子笛――鋭く長い音を出す笛を、ボリスとデニスは荷物に入れてきたとのことだった。
ほう気が利くな、とアルフレドは感心した表情だ。
「合図を決めておきますか」
そう複雑なものは無理かもしれませんが、単純なものをいくつか決める程度なら問題ないでしょう、と彼は言う。
これで少々村を離れても最低限のやりとりはできることになるだろう。
妖魔どもの出た方へ向かって村を離れるとあって、イアンも緊張した面持ちだ。
しかし彼は父親を救い、自分を癒した奇跡を目の当たりにしている。
無論、冒険者たちが深夜に駆けつけたという事実も忘れてはいない。
どこか覚悟を決めたような表情なのは、それらも少なからず影響を与えた結果なのだろう。
「俺は何をすればいいですか?」
適切な指示さえ与えれば、彼の猟師としての能力は小さくない武器となる筈だ。
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■GMから
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>みなさま
衛兵の持ち物の中に呼子笛(いわゆるホイッスル)が入っておりました。
二つあります。
基本的には急を報せるものですが、簡単な通信は可能でしょう。
あらかじめ吹き方と意味をいくつか決めておいて、そのパターンに応じて吹くという程度のものです。
混乱なく使うためにはせいぜい4から5通りくらいが上限としましょうか。
>ぱんださん
ご提案をGMとして把握しました。
暫定宣言として受領いたします。
この先、対案がなければ書いていただいた案を宣言と見なすことにしますね。
> 技能を持っていない冒険者でも3ターン目に
> 設置を手伝うことができるかもしれない
これは不可能です。
正確には「できるけど平目になります」といったところですね。
技能を持っているキャラクターに指導を受けたからといって、技能持ちと同じ扱いにはなりません。