モーニングミーティング

マルドル(LINTS) 2011.09.26 [11:30]

山村の朝は早い。
朝餉の支度をする煙、言い交わす声。

人が動き出す気配が、そこかしこで始まる。
ようやく自分の仕事が終わる、ふう、と息をついた。

「チルグラ、ガラフ、おつかれさん」

無事に戻った二人と合流して、村長の家へ向かう。
アルフレドも夜営を終え、起こしたばかりの衛兵に訓示を垂れている。

「朝から元気だなあ」

妙な点で感心してしまうが、
彼の『衛兵達の協力』の話を聞くと、心からありがたい、という思いに駆られた。

「ああ、ありがとう。よろしく頼む」

彼に、頭を下げて礼を言った。




朝食時、起き出したクーフェリアス、ラッシュ、リュエンと共に朝食をとる。
温かくてうまい飯を食いながら、主にリュエンとラッシュへ分かったことを伝える。

「襲われた狩人親子の話では、牧草地に出たとたん手斧を投げつけられたそうだ。
 あと、襲撃の前に太鼓の音がした、とも...。
 敵の数は10であってるが、5匹づつ二手に分かれていたそうだ」

予断を交えず、聞き及んだ事実のみを、淡々と話すことに勤める。
どう思うか、どう考えるかの判断は聞くものに任せ、
意見を求められたら、その時初めて自分の考えを口にするようにする。

「太鼓の正体は分からなかった。
 誰が、何のために打ってたのか、そもそも本当に太鼓なのかも...。
 しかし、誰かが、何らかの意図で鳴らしていたのは確かだよ」

「あと、防柵の検分は終わらせた。弱ってる箇所にチェックを入れたから、
 すぐ作業に取り掛かれると思う。
 村から出せるのは5人だそうだから、彼らに頼んで今から掛かれば
 夕方には完了できるだろう」

「森に出るなら、狩人の息子のイアンが手伝ってくれるそうだ。
 深入りはしないで欲しいとのことだが、
 足跡の追跡や探索、罠の設置の力になってくれよう」


ああ、疲れた。
身体中に、サンドマンの砂が吊り積もる。
これ以上は抵抗できそうにないな...

「じゃあ、私たちは休ませてもらう。
 何かあったら、叩き起こしてくれ」

出来れば、何事もなく眠らせてくれと祈りながら、席を立った。


PL>
事務的な感じになりましたが、情報共有の場を作っておきました。
他の人の行動は確定してません、すみません(><
時間のないPLさんの、「聞いたこと」「見たこと」の場に活用してもらえればと思います。

もし、マルドルに確認したいことがあったら話しかけてください。
後ほどの日記で返答しますー。

と言う事で、マルドルは寝ます。おやすみー。