寝ずの番へ
マルドル(LINTS) 2011.09.21 [20:29]
狩人の息子であるイアンと共に現れたのは、
ガラフとクーフェリアスだった。
「お疲れさん」
ガラフへ声をかけ、
「あんたの『初陣』は、成功したようだな」
クーフェリアスの肩を叩いた。
命を殺めることだけが戦いじゃない。
ひとつの命を救うことも、大きな戦いなのだ。
何より、私にはできぬこと。
今、この時、彼らがここにいるのは実に頼もしい。
神官二人を交え、改めてイアンの話を聞く。
生々しい襲撃の様子から浮き彫りにされるのは、
やはり妖魔どもの狡猾さ、そしてその戦力。
>「そしてイアン氏の父上を襲った手斧...かなりの膂力じゃのう...」
ガラフの言葉にうなずく。
たいしたもんだと(狩人親子に悪いが)、率直に思った。
森から放牧地を挟んで、西の門。
かなりの距離があるはずだが、一度の投擲で当てに来るとはな。
しかも、親子が出てすぐだ。
「あきらかに待ち伏せされていたな...」
出てくるのを、待ち構えていたんだろう。
「そうか、いろいろ大変だったな」
思い出しながら話してくれたイアンへ
「充分だよ、むしろ大変な時によくいろいろ覚えてくれた。
助かるよ...ああ、妖魔が来たのは何時ぐらいだったか分かるか?
それが分かればありがたい」
礼を述べつつ、再度の確認をした。
☆
村長との話の中で、ガラフとほぼ同様の結論を得たようだ。
>「村長の仰る通り、現状は見て確認するのが一番に思われますな。
> ワシは鉱山妖精故、夜目が聞く。先の偵察の絡みで襲撃が夜明け前後に
> 行われる可能性も高いし、この後巡回に行かせて頂きますぞ」
ガラフの視線を受け、軽くうなずく。
「私もガラフほどではないが、夜目は効く。
ガラフと共に見張りに付こう」
「クーフェリアス、あんたはそろそろ休んだほうが良い。
飯はしっかり食っとけよ」
そう言って、ファリス神官へ笑った。
PL>
イアンへ、襲撃された時の時刻の確認をしときますね。
それが終わったら、不寝番へ参加します。
あと、個人的に狩人親子が投げられた手斧とやらがみれるといいなあ。
筋力とか分かるかもしんない程度のものなので、
優先順位はそんなに高くないので後でいいです。
ひとつ気になるのが、イアンの見たグループとは別のグループ(川沿いのほう)を
目撃した人がいることかな。
時間があれば、その人の話も聞きたいところです。
その人が子爵へ知らせた人物であれば、それはそれで。
どちらも翌日、時間があった時にしようと思いますし、
どなたか動ける方が引き受けてくださってもありがたいです。