勇気の灯火。

ガラフ(テッピン) 2011.09.15 [11:07]

村を偵察し、森へ戻ろうとするする2匹のゴブリン。
<好奇心>の呪歌で引き寄せて捕殺しようか、とも考えたが、

>「...いや、奴らはこのまま見過ごそう。
> 呪歌でおびき出せるかもしれんが、不利な条件が揃いすぎるしな」

「そうじゃな。ワシ等だけならまだしも、村全体の体制を整えてからでないと、
 ちと厳しいか...頭数は少しでも減らしておきたかったが、仕方ないのう」

マルドルの意見は至極最もなので賛同し、泳がせておく事にした。
どの道襲って来るのだ。万全の体制を敷いて迎撃した方が安全だし楽だろう。

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マルドルがアルフレドに、衛兵の休息と警護の体制強化を依頼する。
マルドルは急ぎ村長を訪問し、情報の収集と状況の把握するつもりだ。
夜目が利く自分も、マルドルに同行する事にした。

「ワシも同行させて頂こう。神官が一緒の方が、こういう場合は話が
 通り易いでな...社会的信用と言うヤツじゃ。
 それにマルドルよ、そのまま夜の警備に向かうなら、
 夜目が利くワシが居た方が便利じゃぞ?」

さて村に入ると、夜だと言うのに熱烈な歓迎を受けた。
強行軍で掛け付けたのが、村人にとって大きな励ましになったのかも知れない。

>「そうか、人を勇気付けるとは、こういうことなのだな...」

誰に言うでもなく、マルドルが呟く。

「勇気は灯火じゃ。自分の中から燃え上がる事もあれば、
 誰かから種火を貰う事もあろうよ。
 今回は、さしずめワシらが子爵から種火を預かって届けたという所かの!
 全く以って果断な子爵殿じゃ。ワシは今、感激しておるよ」

喋りながら、脳裏に線の細いフリクセル子爵の姿を思い浮かべる。
健康に問題が無ければ、もっと広い世界で才幹を発揮出来る器の主かも知れない。

「そうそう、それと。
 もし先の襲撃の負傷者で重傷の者が居たらワシが<癒し>を掛けるつもりじゃ」

既に傷ついた村人を治療するのも立派な任務の一つだ。

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PLより:マルドルに同行して村長に話を伺います。
     質問内容はLINTSさんが立ててくれたのでお願いします。
     ベリーサンクスLINTSさん!
     加えて村長に、「負傷者が居たらキュアするよ」と話します。
     フレーバー行動ですが、神官としての重要なお仕事ですな。
     一行掲示板で申し上げた通り、聖印(星のペンダント?)は
     分かり易くぶら下げています。