新たな依頼

クーフェリアス(ラグランジュ) 2011.09.06 [18:40]

アンセルムの小さな宿で遅い朝を迎えた。

 

朝飯代わりの軽い昼食を済ませ、一服ついたものの沈んだ気持ちはまだ晴れない。

冒険者としての初仕事、それもかねてより待ち望んでいた遺跡探索の仕事を終えたものの

当の遺跡は既に先客が仕事を済ませた後であった。

 

それはまだいい。

 

それ以上に許せなかったのは遺跡の石像や彫刻などがかなり手荒な方法で持ちさられていたことだ。

本ではわからない体験ができるという期待を裏切られるどころか

歴史的な価値のある物を平気で破壊するという

無神経な輩が居ると言う証拠を見せ付けられるとどうにもやりきれない。

このままここにいても仕方ないのでオラン行きの護衛の

仕事でも受けようかとぼんやりと考えていると店の主人から声がかかる。

 

妖魔退治の依頼。

他に店にいた荒々しげな棒使い、黒髪の槍使い、ドワーフの神官戦士、褐色の肌の女戦士、ハーフエルフの女魔術師は次々と依頼を受けていく。

 

「オランまでの路銀込みかぁ...悪い条件じゃないな」

それに妖魔と聞いては放ってはおけない。

「その依頼、受けますよ」

 

* * * * *

 

屋敷に着くと早速奥に通され、セレンソン子爵からの歓迎を受ける。

「お初にお目にかかり光栄です、アンセルム卿。

私はクーフェリアス・ブロウクラートと申します。

武術と神聖魔法の心得はあるのでそれなりにはお役に立てるかと」

「ではすいませんが冷たいお茶をお願いします、よければスプーン一杯のはちみつ入りで」

 

その後ハルストレーム村の状況の説明を受ける。

まだ深刻な被害は出ていないが妖魔の規模や活動状況次第では

村一つが地図から消えてしまう事も十分考えられる。

 

これ以上被害が広がる前に何とかしなければ。

 

遺跡での陰鬱な思いなどとうに吹き飛んでいた。

「ブロウクラートの名を継ぐ者としてこの事態は見過ごせません

村の防衛を引き受けましょう」

 

>「リュエンだ。ゴブリンなら1ダースは軽い。それよりそのでかい奴を是非俺に譲ってもらいたいね」

ゴブリン1ダースに大柄な妖魔――

おそらくはゴブリンロードを相手にすると豪語するとは随分と自信があるようだ。

「なら1ダース分はこちらで食い止めようか?

持ちこたえていられる間にゴブリンの親玉を片付けてもらえると助かるし」

 

聞きたかったことはあらかた褐色の肌の女戦士、ミスルトゥのマルドルが聞いてしまったので子爵の返事を待つことにする。

?????????????????????

PLより

 

怪物判定は全て成功です

肝心の場面でもこれくらいの出目だといいなぁw

 ゴブリンロード 2D6 → 1 + 6 + (4) = 11

 ゴブリンシャーマン 2D6 → 6 + 3 + (4) = 13

 ゴブリン 2D6 → 3 + 5 + (4) = 12 

 コボルト 2D6 → 6 + 4 + (4) = 14