再びのアンセルム
チルグラ(ぱんとら!) 2011.09.06 [15:50]
あの時は、冬だったですわね。
故郷への手紙とプレゼントを届けるという小さな
でも心温まる仕事を終えてからの帰路、
アンセルムの街の冒険者の宿でエールを飲んでいた。
結構繁盛してますのね、冒険者と一目でわかる何人かが
ここでくつろいでいる。
最初の冒険。
ここらへんでやったんだったわ。
あの時の皆はお元気かしら?
ちょっと昔に思いをはせていると、宿の主人から声をかけられた。
領主、領主って、
「あらん☆」
と思わず明るい声が出る。
虫の知らせ、ということかしらん☆
しかもオランへの路銀もとなるということなしだわ!
「あたくしもお受けいたしますわ」
急いでがたりと立ち上がって名乗りを上げた。
「チルグラよ。賢者の仲間入りができるようにフィールドワーク中」
杖をかざしながら。
なーんて家出なだけなんだけど、
実際外の世界はほんとに驚きの連続で楽しいわん。
>「リュエンだ。ゴブリンなら1ダースは軽い。
> それよりそのでかい奴を是非俺に譲ってもらいたいね」
>「なら、雑魚は任せな。
> そのでかい奴てぇのがどのくらい強いのかは知らないが...
> 後で泣きついてくるなよ?」
にしても血気盛んな剣士さんたちだらけだわ。
「これだと、あたくしは後ろで観ているだけでよさそうな雰囲気ねん。
お仲間の、えーと名前、とにかくドワーフさんが
傷がついてもなんとかしてくれるのならば、だけど」
くすりと笑って、唯一女性である人(あとでマルドルとわかった。
彼女は健康そうな肌と自信と活力にみちた気配をなさってて、
ちょっとどきどきするわ)に肩をすくめてみせた。
* * *
もはや懐かしい、と感じられるお屋敷。
「お久しぶりです。チルグラです。
またご依頼を受けられたことを嬉しく思いますわ。
全力を尽くします」
できるだけ艶やかに見えるよう微笑んで
フリクセル=セレンソン子爵に頭を下げる。
前回と変わらない、『客』としての気遣い。
「では、冷たいお茶をぜひ。ミルクを一垂らしで」
使用人の方にほぼ前回と同じリクエストを伝えた。
* * *
「ハルストフレーム・・・」
前回お世話になったシリルよりも南なのね。
「騎士団の行動とは、前回の報告しました
古い『砦』のこと・・・とはまた別のことですかしらん?
あそこってどうなったのでしょう?」
この依頼には余計なことだとわかってはいたけど、
ちょっと気になって訪ねてみた。
ほかに気になることは全てマルドルが尋ねたわね。
思いついたら質問することにしましょう。
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PLより:
よろしくお願いいたします☆
>怪物判定
前回のAssult!をさぐったところ、全部わかっておりました!
いやっほい☆
>古い砦について
前回参加したときにでてきた古い『砦』というのがありまして、
そこを探索とか?と聞いたという感じであります。<PL諸氏
>マルドル
チルグラとは正反対印象の露出っプリだよね!!
どきどき!!ひゃっほー!!←楽しそう