3:転送の魔法陣
エストレノ(神楽) 2010.12.02 [23:09]
「ふむ......なるほどね。
まぁ、概ね理解出来たけど......」
この遺跡に入る時に使ったモノと大差ないものだから、
ギルドに報告しても報酬になるかどーか......。
さてと―― 十分、個人的な趣味を満たしたし、みんなと合流しますか。
「......ん?」
周囲の空中に光り、点滅するの上位古代語が浮きあがり踊っている。
一瞬、魔法陣を誤作動させたのかと思った――けど違った。
「時間切れか......」
事前に言われていた通り、遺跡から強制排出されるみたいだね。
「しかし、こんな風に強制的に追い出されるとなると、
この遺跡を造った奴はどーしてたんだろう?」
ボクは、最後に問いかけた。
誰もいない部屋。
しかし、稼働し続ける魔法陣。
そのボクの問いに答えるモノが、そこにいたかどーかは分からない。
少なくとも、その答えを聞く前に、ボクはこの場を去っていたから......。
でも、こーも思っていた。
「いつの日か、また――」
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PLより:
『来る』と言わしたかったけど、そういやぁ、この遺跡って魔術師ギルドのモノで、
エストレノは魔術師ギルドの人間じゃなかったけ......とか思いだして、
最後の言葉を濁しました(苦笑)。
GM(Lain) 2010.12.02 [00:36]
気ばかりが焦るなか、意識して注意を魔法陣と魔法装置に集中させる。
どれほどの時間が経ったのか。
床に描かれている魔法陣は、転送時に空中に描かれる魔法陣を生成し、そこへ魔力を供給するためのもののようだ。
生成される魔法陣の細部を魔法装置が制御し、必要に応じて書き換えている――そういった構造であることが理解できた。
魔法装置の基本的な使い方も、どうにか理解はできた。
安全に起動させ、必要なだけ維持させる程度には、というところではあるけれど。
――魔法装置の表面に滑らせた指先に、小さな光が灯った。
エストレノは、手足の末端に近い空中に、上位古代語の魔法文字が浮かび上がっているのに気付くだろう。
ゆらゆらと動き、明滅しながら、それは徐々に光を増し、増殖してゆく。
もはや残された時間がない、その事実が直感的に理解されることだろう。
パムは。セリトとアースは。
仲間を探して部屋を出ようとしたそのとき。
急速に光を増した魔法文字の羅列が、周囲に魔法陣を織り上げた。
浮遊とも落下ともつかぬあの感覚。
そして――
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■GMから:
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エストレノのターン16です。
魔法装置の基本的な使用方法を理解できました。
あとは魔晶石があれば次の層への転送が可能に――なるところだったのですがここで時間切れです!
ターン16終了後、制限ターン満了(≠リアル時間制限経過)につき遺跡から強制排除されました。
遺跡からの帰還カテゴリを別途用意いたしますので少々お待ちください。
エストレノ(神楽) 2010.11.30 [23:08]
うーむ......なかなかに厄介な魔法陣だなぁ。
装置の方も複雑だし......。
「ふぅ......」
随分、時間を掛けたけど、未だ解明出来ず......。
このまま続けるか?
これで終わりにして皆と合流するか?
「魔術師としては、コイツを解き明かしたい......けど」
ん? 部屋の入口にアースがいたようだけど?
「んー......まぁ、もしボクが必要なら呼びに来るっしょ......」
もう少しで何とか解りそうなんで、魔法陣と魔法装置の解明を続けることにした。
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PLより:
神楽 : 一応... 2D6 → 6 + 5 = 11 (11/30-23:09:43)
神楽 : もう一ちょ 2D6 → 2 + 3 = 5 (11/30-23:10:00)
神楽 : こいつはおまけだ! 2D6 → 4 + 6 = 10 (11/30-23:10:30)
サイコロは必要なかったかな?
GM(Lain) 2010.11.28 [19:23]
エストレノは、魔法陣とその傍らの魔法装置を検分する。
複雑な上位古代語で描かれた魔法陣は理解がなかなかに難しい。
その術式を制御する魔法装置の複雑さは軽く目眩を覚えるほどだ。
微妙な魔法文字の配位、向き、形や大きさ、それら細々とした要素の更に微細な変化。
細かくとも重要な部分は多々あり、しかし細部に気を取られれば、それら個々の要素が連携して織り成す大きな構造を見失う。
何とか端緒を掴んだ、と思ったときには、意外なほど時間が経っていたようだ。
せめてもうしばらく時間があれば、と思わずにはいられない。
ここで諦めるか、それとももうしばらく粘ってみるべきか。
限られた時間の中では、それもまたひとつの選択になるだろう。
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■GMから:
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エストレノのターン15です。
魔法装置と魔法陣の使い方はまだ判明しませんでした。
ただし、エストレノがさらにあと1ターンを使うことで、魔法装置の使い方を知ることができます。
エストレノ(神楽) 2010.11.28 [00:36]
魔法陣を使ってやって来たところは、館の地下の遺跡の様なところだった。
通路には魔法の明かりが灯っていて、照明はいらないくらいだ。
なんだか残り時間も少なくなって来たような"予感"もしてるので、
みんなで分担してこの階層を探索する。
ボクの担当は円形の部屋の『魔法陣』。
この遺跡に入る時に使ったモノと同じようだけど......?
これも魔晶石が必要なのか?
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PLより:
神楽 : 魔法陣 2D6 → 5 + 2 + (4) = 11 (11/28-00:34:07)
うーん......微妙ってか、足りない?