【いいわけ】依頼人と騎士団の意図について

GM(Lain) 2013.02.15 [00:47]

>コレステロール満載さん&みなさま

> PLとして騎士団が村を守る気ないじゃんと思ったりです。

 なるほどそういうふうに見えちゃいましたか。
 GMとして、きちんと意図・背景を描写できず申し訳ありません!


 というわけで、以下GMの言い訳です。

 メタ的に申し上げますが、騎士団は可能な限り村を守りたいと考えております

 が、騎士団のような大きめの組織で活動することが前提の集団を、敵の姿が見えない状況で、山の中の寒村に置くとどうなるか。

 ひらたく言えば、時間の経過により、飯が食えなくなって自滅します

 村の貯蔵している食糧は、騎士と従士・その乗馬などなどが食う量を考えれば長期間はもちません。
 後方から(つまりローナムから)補給しようとすれば、補給のための部隊そのものが食糧と飼い葉を馬鹿食いします――補給部隊も馬とヒトの集団ですので。

 素早く兵力を展開することは非常に重要ですが、早め早めに動いた結果、敵を見る前に食糧が尽きたのでは意味がありません。

 逆に、長期間滞在できる程度の小集団で常駐した場合、食糧の心配はなくなりますが個別撃破の危険が生じます。

 なので、エリクセンは騎士団に較べて多少なりとも身の軽い冒険者を独自に雇って偵察に送り込んでいるわけですね。


 ここまでフリクセルとエリクセンが一貫して言っているのは、

敵の居所がわかればそこへ兵力を送り込める
 だから敵の居所を探してほしい

 ということです。
 なので、そのために必要な情報は提供しますし、冒険者たちが得た情報を早く伝えるためであれば早馬の準備などもしてくれるわけですね。


 内幕を明かすといろいろと世知辛いシナリオですが、そういうものと諦めてお付き合い頂ければ幸いです。
 すみません!