森林線にて

GM(Lain) 2013.04.05 [23:31]

 西へ移動した4人は、山道が森へ入るその近辺を迎撃点と定めた。

 防御に万全の場所とはいえないが、この先は平坦な牧草地と耕地。
 ここよりも村に近い地点での迎撃は、力と力、もう少し言えば数と数のぶつかり合いとなる。
 であれば、数の少ない冒険者側に不利。

 結局のところ、最善ではないにせよよりマシな手を打ち続けるほかはない、というところだ。

battle_w01.png
 妖魔どもが今夜のうちに村を襲う気であるのならば、彼らはいずれこの場所を通る。
 それまで、おそらくは約四半刻。

 どこに何を仕掛け、そしていつどのように打って出るべきか。

 判断の難しいところではあるが、その判断こそが戦況を動かす最初の一手となるだろう。

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■GMから

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 ・現在時刻:午前2時(明かり発見から5時間)
 ・尾根を下りつつあるなにかがB地点に到達するまで:約30分
 ・現在の冒険者の位置:A地点西方の森林付近


◆明かりについて
 明かりの範囲・効果は、松明・ランタン・【ライト】等で共通とします。
 これらは半径10mを戦闘に不自由のない明るさで照らすことができます。

 【ウィル・オー・ウィスプ】は半径5mを戦闘に不自由のない明るさで照らすことができます。

 これらよりも大きな火(焚火等)、小さな火(蝋燭等)については、状況に応じてGMが判断し、効果を明示します。

 戦闘時、松明やランタンに明かりを入れるには、以下の時間が必要です。

 ・【ティンダー】:1R
 ・すでに点いている他の火から移す:2R
 ・ほくち箱を使って火を熾し、点火する:6R

 PCが選択した戦域は十分に暗いため、明かりの範囲外にある目標に対して、暗視能力のないPCは以下の制限を受けます。

 ・敵の行動は音で判断できるのみとします。
 ・その目標は視界外にあるものとして扱います。
  魔法の対象として指定できません。
  範囲を持つ魔法の中心点を設定できません。
  ただし、いずれも、接触距離にある対象は指定することができます。
 ・その対象からの攻撃回避、およびその対象への攻撃に-4の修正を受けます。
 ・暗視能力のあるキャラクターからの指揮(当該キャラクターは指揮に集中する必要があります)があれば、ペナルティは-2となります。


◆森林線近辺について
 ・西は森、東は牧草地または耕地です。
 ・森の中は遮蔽物が豊富です。森の中で20m以上離れた場所へは、射撃や射撃型の魔法は届かないものとします。
 ・PC側が隠れようとする場合、PC側のカモフラージュの最大値と敵の発見のための判定値で対抗判定となります。
 ・うまく隠れた場合、敵との位置関係はほぼ任意で決定できるものとします。やり過ごして背後から叩く、といったことも可能です。

 ・すでにカモフラージュの判定を振っている方はこれを採用しても構いません。
  複数回振ってしまっている方は1回目を採用します。
 ・この情報開示を見たうえで、判定を新たに行い、またはやり直しても構いません。
  やり直す場合は、以前振った達成値は破棄されます。

 ・PCが作るとしている大き目の焚火については、半径20m程度の範囲を戦闘に支障ない明るさで照らすことが可能です。


 参考に地図を張りました。

 敵は画面の左側から現れます。
 PCの布陣地点は任意です。