渡渉点にて

GM(Lain) 2013.04.05 [23:17]

 東へ移動した3人は、丸木橋の手前に拠点を置く。

 川と、そして丸木橋。
 明らかな移動の障害。
 防御にはよい場所だ。

battle_e01.png
 ダークエルフもオーガーも、村を今夜のうちに襲うならばここを通るほかはない。
 彼らがここを通るまで、おそらくは約半刻。

 どこに何を仕掛け、そしていつどのように打って出るべきか。

 判断の難しいところではあるが、その判断こそが戦況を動かす最初の一手となるだろう。

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■GMから

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 ・現在時刻:午前2時(明かり発見から5時間)
 ・尾根を下りつつあるなにかがB地点に到達するまで:約1時間
 ・現在の冒険者の位置:A地点


◆明かりについて
 明かりの範囲・効果は、松明・ランタン・【ライト】等で共通とします。
 これらは半径10mを戦闘に不自由のない明るさで照らすことができます。

 【ウィル・オー・ウィスプ】は半径5mを戦闘に不自由のない明るさで照らすことができます。

 これらよりも大きな火(焚火等)、小さな火(蝋燭等)については、状況に応じてGMが判断し、効果を明示します。

 戦闘時、松明やランタンに明かりを入れるには、以下の時間が必要です。

 ・【ティンダー】:1R
 ・すでに点いている他の火から移す:2R
 ・ほくち箱を使って火を熾し、点火する:6R

 PCが選択した戦域は十分に暗いため、明かりの範囲外にある目標に対して、暗視能力のないPCは以下の制限を受けます。

 ・敵の行動は音で判断できるのみとします。
 ・その目標は視界外にあるものとして扱います。
  魔法の対象として指定できません。
  範囲を持つ魔法の中心点を設定できません。
  ただし、いずれも、接触距離にある対象は指定することができます。
 ・その対象からの攻撃回避、およびその対象への攻撃に-4の修正を受けます。
 ・暗視能力のあるキャラクターからの指揮(当該キャラクターは指揮に集中する必要があります)があれば、ペナルティは-2となります。


◆渡渉点について
 ・川幅は約15mです。
 ・丸木橋上ではすれ違いや追い越しは不可能です。
 ・丸木橋の耐荷重は、おおよそオーガー1体分をやや上回る程度です。
  2体同時に乗ると橋は落ちるでしょう。
 ・丸木橋上でダメージを受けた場合、【足狙い】されたものと同様の転倒判定を行います。
  これに失敗したキャラクターは転倒状態で落水します。
 ・川は渡渉可能です(濡れますが)。渡渉中は移動力を半分とします。
 ・渡渉中に戦闘を行う場合、人間サイズかそれ以下であれば攻撃および回避に-2、それよりも明らかに大きな生物であれば攻撃および回避に-1の修正を受けます。
 ・オーガーは誤射を生じない程度に大きいものとします。
 ・水際から隠れられる場所までは、両岸とも7mほど離れています。


 参考に地図を張りました。

 敵は画面の右側から現れます。
 PCの布陣地点は任意です。
 カモフラージュが行えない場合、ほぼ無条件で発見されるものとお考えください。